JPS6143638B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6143638B2 JPS6143638B2 JP53045554A JP4555478A JPS6143638B2 JP S6143638 B2 JPS6143638 B2 JP S6143638B2 JP 53045554 A JP53045554 A JP 53045554A JP 4555478 A JP4555478 A JP 4555478A JP S6143638 B2 JPS6143638 B2 JP S6143638B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- heat exchange
- repair
- damaged area
- exchange tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000008439 repair process Effects 0.000 claims description 24
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 2
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000003628 erosive effect Effects 0.000 description 1
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 1
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Pipe Accessories (AREA)
- Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は熱交換管の補修方法に関する。
熱交換管はその機能上、熱交換時における温度
変化の繰り返しや熱交換媒体による侵食等により
腐食又は割れ等の損傷を受け易い。特に第1図に
示すように熱交換管2を保持する為の管板1の管
孔3内に挿入された管端部には熱交換管2外の熱
交換媒体に含まれる不純物が熱交換管2と管板1
との間隙に侵入し累積して熱交換管2の腐食、割
れ等の損傷が多発する。それらの損傷4の補修に
あたり従来は損傷した熱交換管2を切り取つてこ
れに代えて新しい熱交換管を溶接して補修してい
たが、この補修方法は作業の手間が掛ると共に熱
交換管が管束をなしている場合には実際上補修が
不可能であつた。そこでやむなく損傷した熱交換
管の両端に栓をして熱交換媒体の流過を止めてい
たが栓をされた熱交換管が多数に上ると熱交換能
力が低下し熱交換器として正常な機能が果せなく
なるので、熱交換器全体の取り替えを余儀なくさ
れていた。
変化の繰り返しや熱交換媒体による侵食等により
腐食又は割れ等の損傷を受け易い。特に第1図に
示すように熱交換管2を保持する為の管板1の管
孔3内に挿入された管端部には熱交換管2外の熱
交換媒体に含まれる不純物が熱交換管2と管板1
との間隙に侵入し累積して熱交換管2の腐食、割
れ等の損傷が多発する。それらの損傷4の補修に
あたり従来は損傷した熱交換管2を切り取つてこ
れに代えて新しい熱交換管を溶接して補修してい
たが、この補修方法は作業の手間が掛ると共に熱
交換管が管束をなしている場合には実際上補修が
不可能であつた。そこでやむなく損傷した熱交換
管の両端に栓をして熱交換媒体の流過を止めてい
たが栓をされた熱交換管が多数に上ると熱交換能
力が低下し熱交換器として正常な機能が果せなく
なるので、熱交換器全体の取り替えを余儀なくさ
れていた。
本発明は上記に鑑み熱交換能を阻害せずして管
束内の熱交換管も手間が掛らず容易に補修しうる
方法を提供するものである。
束内の熱交換管も手間が掛らず容易に補修しうる
方法を提供するものである。
以下、第2図ないし第4図に示す実施例を参照
しつつ本発明を具体的に説明する。1は管板、2
は熱交換管、3は管孔を示す。管板1の管孔3内
に挿入された熱交換管2の管端部に損傷4が発生
したとき、その補修の為にまず熱交換管2内にそ
の内径寸法aよりも若干小さい外径寸法の補修管
5を損傷4を被覆するように挿入する。この補修
管5は一端が第3図に示すようにラツパ状をなし
あるいは第4図に示すようにフランジ形状等の膨
出部Hを有するのが好ましい。また、補修管5の
長さは管板1の厚さに匹適する長さが望ましく少
なくとも損傷4の前後若干の距離を被覆しうる長
さを有する必要がある。次いで第2図に示すよう
に熱交換管2の損傷部位4の前後をそれぞれ補修
管5の内側から拡管装置(図示せず)により拡管
し、補修管5の外面と熱交換管2の内面を、損傷
部位4の前後でそれぞれ密着させる。つまり、損
傷部位4はその管壁が内部に凸出あるいは錆等が
発生しているので拡管せず、損傷部位4の前後を
それぞれ若干の距離に亘つて拡管することが必要
である。かくして、補修管5の外面と熱交換管2
の内面とが密着するので、損傷4から熱交換媒体
の洩れ止めがはたせる。
しつつ本発明を具体的に説明する。1は管板、2
は熱交換管、3は管孔を示す。管板1の管孔3内
に挿入された熱交換管2の管端部に損傷4が発生
したとき、その補修の為にまず熱交換管2内にそ
の内径寸法aよりも若干小さい外径寸法の補修管
5を損傷4を被覆するように挿入する。この補修
管5は一端が第3図に示すようにラツパ状をなし
あるいは第4図に示すようにフランジ形状等の膨
出部Hを有するのが好ましい。また、補修管5の
長さは管板1の厚さに匹適する長さが望ましく少
なくとも損傷4の前後若干の距離を被覆しうる長
さを有する必要がある。次いで第2図に示すよう
に熱交換管2の損傷部位4の前後をそれぞれ補修
管5の内側から拡管装置(図示せず)により拡管
し、補修管5の外面と熱交換管2の内面を、損傷
部位4の前後でそれぞれ密着させる。つまり、損
傷部位4はその管壁が内部に凸出あるいは錆等が
発生しているので拡管せず、損傷部位4の前後を
それぞれ若干の距離に亘つて拡管することが必要
である。かくして、補修管5の外面と熱交換管2
の内面とが密着するので、損傷4から熱交換媒体
の洩れ止めがはたせる。
なお、補修管5の外端を膨出部Hを利用しすれ
ば補修管の挿入位置への保持が容易であり、ま
た、この膨出部Hを熱交換管2と共に管板1にシ
ール溶接6をほどこすと洩止めの防止に役立つ。
ば補修管の挿入位置への保持が容易であり、ま
た、この膨出部Hを熱交換管2と共に管板1にシ
ール溶接6をほどこすと洩止めの防止に役立つ。
以上述べたように本発明による補修方法におい
ては、損傷部位を有する熱交換管内にこの内径よ
りも若干小さい外径を有する補修管を損傷部位の
前後を被覆せしめるように挿入した後、上記熱交
換管の損傷部位の前後をそれぞれ上記補修管の内
側から拡管装置により拡管することにより、上記
補修管の外面と上記熱交換管の内面を損傷部位の
前後でそれぞれ密着させるようにしたので従来の
ように管の両端に栓をする必要はないので熱交換
能を阻害することはない。又、熱交換管束内にお
ける管も補修することが可能にして補修の手数も
従来のものに比し著しく簡単となる。
ては、損傷部位を有する熱交換管内にこの内径よ
りも若干小さい外径を有する補修管を損傷部位の
前後を被覆せしめるように挿入した後、上記熱交
換管の損傷部位の前後をそれぞれ上記補修管の内
側から拡管装置により拡管することにより、上記
補修管の外面と上記熱交換管の内面を損傷部位の
前後でそれぞれ密着させるようにしたので従来の
ように管の両端に栓をする必要はないので熱交換
能を阻害することはない。又、熱交換管束内にお
ける管も補修することが可能にして補修の手数も
従来のものに比し著しく簡単となる。
第1図は損傷部位を有する熱交換管の断面図、
第2図は本発明による補修方法によつて補修され
た熱交換管の断面図、第3図と第4図は本発明方
法の実施に用いるそれぞれ異なる補修管を示す断
面図である。 1……管板、2……熱交換管、3……管孔、4
……損傷部位、5……補修管、6……シール溶
接、a……熱交換管の内径寸法、H……膨出部。
第2図は本発明による補修方法によつて補修され
た熱交換管の断面図、第3図と第4図は本発明方
法の実施に用いるそれぞれ異なる補修管を示す断
面図である。 1……管板、2……熱交換管、3……管孔、4
……損傷部位、5……補修管、6……シール溶
接、a……熱交換管の内径寸法、H……膨出部。
Claims (1)
- 1 損傷部位を有する熱交換管内にこの内径より
も若干小さい外径を有する補修管を損傷部位の前
後を被覆せしめるように挿入した後、上記熱交換
管の損傷部位の前後をそれぞれ上記補修管の内側
から拡管装置により拡管することにより、上記補
修管の外面と上記熱交換管の内面を損傷部位の前
後でそれぞれ密着させることを特徴とする熱交換
管の補修方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4555478A JPS54137153A (en) | 1978-04-18 | 1978-04-18 | Repairing method of heat exchanger |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4555478A JPS54137153A (en) | 1978-04-18 | 1978-04-18 | Repairing method of heat exchanger |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54137153A JPS54137153A (en) | 1979-10-24 |
JPS6143638B2 true JPS6143638B2 (ja) | 1986-09-29 |
Family
ID=12722570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4555478A Granted JPS54137153A (en) | 1978-04-18 | 1978-04-18 | Repairing method of heat exchanger |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS54137153A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5788523U (ja) * | 1980-11-19 | 1982-06-01 | ||
JPS57196096A (en) * | 1981-05-26 | 1982-12-01 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Repairing method of heat exchanger tube |
GB8920382D0 (en) * | 1989-09-08 | 1989-10-25 | Nnc Ltd | Heat exchangers |
JP5736752B2 (ja) * | 2010-12-07 | 2015-06-17 | 株式会社Ihi | 管板に対する管溶接部の補修方法 |
-
1978
- 1978-04-18 JP JP4555478A patent/JPS54137153A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54137153A (en) | 1979-10-24 |
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