JPS6143435Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6143435Y2
JPS6143435Y2 JP17544184U JP17544184U JPS6143435Y2 JP S6143435 Y2 JPS6143435 Y2 JP S6143435Y2 JP 17544184 U JP17544184 U JP 17544184U JP 17544184 U JP17544184 U JP 17544184U JP S6143435 Y2 JPS6143435 Y2 JP S6143435Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rod
diameter
diameter rod
fixing nut
length
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17544184U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6189386U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP17544184U priority Critical patent/JPS6143435Y2/ja
Publication of JPS6189386U publication Critical patent/JPS6189386U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6143435Y2 publication Critical patent/JPS6143435Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は物干竿などに使用される伸縮及び組立
分解が容易な伸縮竿の新規な構造に関するもので
ある。
(従来の技術) 従来、使用されている伸縮竿は、大径竿の両端
から2本の小径竿を嵌挿すると共に、小径竿の内
端に大径竿との係止装置を装着したものが多い。
この伸縮竿は、小径竿を大径竿のどの位置にでも
係止固定できるので、自由に伸縮可能となり使用
上非常に重宝である。しかしながら、この伸縮竿
は大径竿に小径竿を嵌挿した間隙から雨水などが
大径竿内部に入り、それがにじみでて乾燥中の洗
濯物などを汚し、そのうえ内部の汚水を取除くこ
とが困難であると云う致命的な欠陥がある。又一
般需要家が過つて大径竿から小径竿を抜くと係止
装置などが破損などして、それを組み立てて元に
戻すことが殆んど不可能になつてしまう欠点もあ
る。
上記の問題点を解消するため、本考案者は実願
昭59−47715号で新規な形式の伸縮竿を提案し
た。
この伸縮竿は、大径竿と該大径竿の両端から嵌
挿する小径竿との組立及び分解が極めて簡単に且
つ容易に行なうことができ、さらに万一大径竿内
に雨水などが入つたときは分解して内部の汚水を
廃棄できるので、従来のような汚水による洗濯物
の汚れを発生させることがない。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、提案された伸縮竿では、大径竿
内に摺動可能に圧入装着された小径竿を係止固定
するための膨径ナツトが、合成樹脂で成型するさ
い手数と工程がかかり、そのうえ後加工を必要と
し、また小径竿の内端に装着されて膨径ナツトに
螺合する係止ボルトも比較的加工が難しいので、
膨径ナツトと係止ボルトからなる係止装置がどう
しても原価高になり伸縮竿の原価上昇を招く欠点
がある。
(問題点を解決するための手段) 本考案はこのような従来の問題点に着目してな
されたものであつて、大径竿に小径竿を係止固定
する機能を失なうことなく係止装置の構造を簡略
化して原価低減を計ることにより上記問題点を解
決することを目的としている。
本考案は、長さ方向に外壁へ割溝と、内壁の長
さ方向の中央附近に雌螺子状突起とを設けた弾発
性を有する短円筒状の固定ナツトを、摺動自在に
圧入装着された大径竿、及び螺合して膨径せしめ
て前記固定ナツトを該大径竿の任意な箇所に固定
させる雄螺子を設けた係止ボルトを内端に装着さ
れ、前記大径竿に嵌挿可能な小径竿からなる伸縮
竿において、前記突起を雌螺子の1回転に相当す
る長さ以下で1個または複数個を設けると共に、
前記係止ボルトの雄螺子の終端附近に膨径部を設
けたことを特徴とする組立分解容易な伸縮竿であ
る。
(作用) 小径竿に装着された係止ボルトを螺合させる大
径竿に圧入装着された固定ナツトの雌螺子を、雌
螺子の1回転に相当する長さ以下で1個または複
数個の雌螺子状突起にしたため、固定ナツトの構
造が簡略化され、長さも短くなり、従来から行な
われている極めて一般的なモールド成型により製
作ができ、そのうえ外壁の割溝をモールド成型の
さい同時に形成できるので後加工をする必要をな
くした。
又係止ボルトの構造も固定ナツトにあわせて簡
略化したため、係止ボルトの長さが短くなり、そ
のうえ製作も極めて容易になつた。
(実施例) 本考案を第1図〜第3図に示す一実施例に基づ
き以下詳述する。1は内壁の長さ方向に条突起2
を設けられた所要長さの大径竿3と、該大径竿3
の両端から嵌挿された所要長さの2本の小径竿4
とからなる伸縮竿、5は大径竿3の両端に嵌着さ
れた、両竿3,4の間隙から内部に雨水などの入
るのを防止すると共に、大径竿3の内部に摺動自
在に圧入装着された固定ナツト6の抜けるのを阻
止する係止具、7は小径竿4の外端に固着された
キヤツプである。
固定ナツト6は、大径竿3の内径よりも若干大
きな外径を有する合成樹脂などで造られた短円筒
状をなし、外壁8に長さ方向で大径竿3の条突起
2を嵌入させる割溝9を設けると共に、内壁10
の長さ方向の中央附近に雌螺子の1回転に相当す
る長さの雌螺子状突起11を設けたもので、材質
と割溝9により弾発性が附与され内端12を内側
にし大径竿3に摺動自在に圧入装着されている。
13は基部14を介して小径竿4の内端に加締
め15などにより固着された係止ボルトで、先端
16から基部14に亘り固定ナツト6の雌螺子状
突起11に螺合する雄螺子17が設けられ、且つ
螺子の切り終る雄螺子17の終端附近の谷径を
徐々に大きくして膨径部18を形成し固定ナツト
6を膨径せしめるようにしている。
伸縮竿1の組立てについて次に説明する。内端
12を内側に向け条突起2を割溝9に嵌入させて
固定ナツト6を摺動自在に圧入装着された大径竿
3の一端に、係止ボルト13を固着された端部か
ら小径竿4を嵌入して、固定ナツト6と係止ボル
ト13を螺合させ雌螺子状突起11を膨径部18
に螺進させることにより、固定ナツト6を膨径せ
しめて大径竿3の内壁に圧接し、大径竿3と小径
竿4とが係止固定される。同様に大径竿3の他端
に他の小径竿4を嵌入し固定ナツト3と係止ボル
ト13とを螺合させて、大径竿3と小径竿4とを
係止固定し伸縮竿1を組み立てる。
次に小径竿4を反対方向に若干回動させて固定
ナツト6と係止ボルト13との螺合をゆるめる
と、突起11が膨径部18からはずれて大径竿3
への固定ナツト6の圧接が除かれ、両竿3,4の
係止固定も解かれて固定ナツト6が摺動自在とな
るので突起11と雄螺子17とを螺合させた状態
で大径竿3から小径竿4を出し入れして、所望の
長さになつたとき上記と同様な方法で両竿3,4
を係止固定することにより、使用者の任意の長さ
に調整することができる。
組み立てられた伸縮竿21を分解するには、上
記の組み立てた操作を逆に行なうことにより、両
竿3,4を簡単に且つ容易に分解することができ
る。伸縮竿1は、一方の小径竿4を引抜き、他方
の小径竿4を大径竿3に一杯に嵌入せしめると長
さが短くなり保管などに便利である。
この場合、小径竿4を強く回動して固定ナツト
6と係止ボルト13を螺合させても、条突起2が
割溝9に嵌入しているので、固定ナツト6が小径
竿4と共廻りすることがない。又固定ナツト6
は、大径竿3に圧入装着されているが、大径竿3
の内径より若干大きな程度の外径で弾発性により
大径竿3内壁に圧接しているだけなので、突起1
1と雄螺子17とを螺合させた状態で小径竿4を
出し入れすると大径竿3内を容易に摺動できる。
この伸縮竿1は、上記の構成なので両竿3,4
の組立及び分解が極めて簡易に行なうことができ
るので、万一大径竿3内に雨水などが入つたとき
は分解して内部の汚水を廃棄できるので、従来の
洗濯物などの汚水による汚れを発生させることが
なく、又固定ナツト6と係止ボルト13を螺合さ
せて両竿3,4を接続したとき両竿3,4の軸芯
が一致して真直な竿になり、従来のように接続し
た竿が曲つているため荷重が常に一方向に片寄つ
てかかり早く曲つて駄目になる事故が発生しな
い。
又固定ナツト6は、雌螺子の1回転に相当する
長さ以下で1個または複数個の雌螺子状突起11
で雌螺子の機能を行なわせるようにしたので、構
造が簡略化され、長さも短くなり、そのうえ割溝
9を形成するための後工程なしに、従来行なわれ
ているような極めて一般的な合成樹脂のモールド
成型により製作することができる。
上記の一実施例において、大径竿3の内壁に長
さ方向の条突起2を設けたが、大径竿3の内壁が
平滑でないときは固定ナツト6の材質を選択する
ことにより、条突起2をなくしても良い。又突起
11を雌螺子の1回転に相当する長さにしたが、
必らずしもこの長さを必要とせず、第4図イ,ロ
に示す如く1回転に相当する長さ未満の適宜の長
さの突起11或は11を割溝9附近或は割溝
9に対向する附近など所要の箇所に設けたり、ま
たは第4図ロの如く1回転に相当する長さ未満の
適宜の長さの突起11を割溝9の両側に2個設
けたり、または第4図ハの如く適宜の長さの突起
11を等間隔で3個設けたりしても良い。
本考案は上記の構成なので次の効果を奏する。
(1) 固定ナツトと係止ボルトからなる係止固定装
置を安価で製作できるため、伸縮竿の原価低減
を計ることができる。
(2) 固定ナツトは雌螺子の1回転に相当する長さ
以下で1個または複数個の雌螺子状突起を備え
ただけなので、両竿の組立及び分解を容易に行
なうことができ、需要家が使用のさい極めて便
利である。
(3) 組立及び分解が簡易なので、大径竿の汚水を
容易に取り除くことができ、汚水による洗濯物
などの汚れを発生させることがない。
(4) 両竿を真直ぐ接続できるので、偏荷重による
曲がりの発生を防止でき、耐久性能が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の一実施例で、第1図
は断面図、第2図は使用する部材の固定ナツト
で、イは側面図、ロはA−A断面図、第3図は使
用する部材の係止ボルトの側面図、第4図は雌螺
子状突起の各種配置例を示す他の固定ナツトの側
面図である。 1……伸縮竿、3……大径竿、4……小径竿、
6……固定ナツト、8……外壁、9……割溝、1
0……内壁、11……雌螺子状突起、13……係
止ボルト、17……雄螺子、18……膨径部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 長さ方向に外壁へ割溝と、内壁の長さ方向の
    中央附近に雌螺子状突起とを設けた弾発性を有
    する短円筒状の固定ナツトを、摺動自在に圧入
    装着された大径竿、及び螺合し膨径せしめて前
    記固定ナツトを該大径竿の任意な箇所に固定さ
    せる雄螺子を設けた係止ボルトを内端に装着さ
    れ、前記大径竿に嵌挿可能な小径竿からなる伸
    縮竿において、前記突起を雌螺子の1回転に相
    当する長さ以下で1個または複数個を設けると
    共に、前記係止ボルトの雄螺子の終端附近に膨
    径部を設けたことを特徴とする組立分解容易な
    伸縮竿。 2 雌螺子の1回転に相当する長さ以下の突起を
    所定箇所に1個設けたことを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の伸縮竿。 3 雌螺子の1回転に相当する長さ未満の突起を
    所定箇所に複数個設けたことを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の伸縮竿。
JP17544184U 1984-11-19 1984-11-19 Expired JPS6143435Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17544184U JPS6143435Y2 (ja) 1984-11-19 1984-11-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17544184U JPS6143435Y2 (ja) 1984-11-19 1984-11-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6189386U JPS6189386U (ja) 1986-06-11
JPS6143435Y2 true JPS6143435Y2 (ja) 1986-12-08

Family

ID=30733044

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17544184U Expired JPS6143435Y2 (ja) 1984-11-19 1984-11-19

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6143435Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH075833Y2 (ja) * 1991-03-29 1995-02-15 富田工業株式会社 物干し竿等の接続構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6189386U (ja) 1986-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO1990008265A1 (en) A plug
GB2319826A (en) Double expansion anchor
US2964989A (en) Expanding screw anchor
JPS6143435Y2 (ja)
US3893774A (en) Pipe connector
US3155405A (en) Assembling joint for assembling framework comprising tubular rods, and framework with such assembling joints
CA2224243C (en) Coupling structure and cloth stretching frame using said coupling structure
JPH04307104A (ja) 樹脂膨張ナット
JPS6131757Y2 (ja)
US3414034A (en) Lock ring for threaded members
JP3295352B2 (ja) 拡張栓
JPS5939345Y2 (ja) テ−プクランプ装置
KR200368578Y1 (ko) 합성수지 이중벽관 연결구
CN210949409U (zh) 一种应用于型材之间的连接结构
KR102677521B1 (ko) 시공성이 향상된 철근커플러
JPH0352903Y2 (ja)
KR200195694Y1 (ko) 절첩식 건조대의 프레임 및 걸이봉 조립구조
KR102011332B1 (ko) 욕실용 수건걸이
JPH0411371Y2 (ja)
JP3109863U (ja) 伸縮棒の固定装置
JPH0317046Y2 (ja)
JPH08128239A (ja) 伸縮ポ−ル
JPH0542248Y2 (ja)
JPH04116990U (ja) 物干し竿等の接続構造
JPS624140Y2 (ja)