JPH075833Y2 - 物干し竿等の接続構造 - Google Patents

物干し竿等の接続構造

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Publication number
JPH075833Y2
JPH075833Y2 JP1991028345U JP2834591U JPH075833Y2 JP H075833 Y2 JPH075833 Y2 JP H075833Y2 JP 1991028345 U JP1991028345 U JP 1991028345U JP 2834591 U JP2834591 U JP 2834591U JP H075833 Y2 JPH075833 Y2 JP H075833Y2
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JP
Japan
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pipe
clothesline
screw
tube
male screw
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Application number
JP1991028345U
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English (en)
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JPH04116990U (ja
Inventor
治 富田
Original Assignee
富田工業株式会社
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Publication date
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  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
  • Corsets Or Brassieres (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、継ぎ竿式物干し竿など
に使用するのに適合した接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】管を継ぎ竿式に接続する構造自体は周知
であり、夫々の端部におねじ部とめねじ部を設けて螺合
させるものや、複数の係合爪とその係合溝を設けて締結
するバヨネット式などがある。
【0003】ねじの螺合構造により金属管を接続する場
合、従来は前記のようなおねじ、めねじを管の端部に設
けており、ねじ部分の長さに接続の強さが比例するの
で、一定以上の接続長さが必要である。
【0004】そのため、ねじ部とくにめねじのらせん状
凹凸が外部にあらわれて非常に目立ちやすい、と同時に
物干し竿に用いたときはねじ溝に埃等が付着する問題が
あった。
【0005】また、おねじ、めねじは金属管の端部に絞
り加工により形成されているが、この接続の際、めねじ
側の先端部が、おねじ側の管本体外周から最も力を受け
易い。しか、管本体外周に対してめねじ側の先端は開
口端であり、相対的に弱いため、経時的に劣化し、破損
し易い問題がある。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】本考案は前記のような
点に鑑みなされたもので、その課題とするところは、接
続部にねじのらせん状構造があらわれず、かつまたおね
じ側、めねじ側のいずれでも接続部分の強度を高く維持
できるようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記問題点を解決するた
め本考案は、物干し竿等の接続構造について、管状構造
を有する単一の部材からなる本体1の一端部に本体1の
管外径よりも絞られた管外径を有する絞り管部2を形成
し、この絞り管部2と本体1との境界に、外径の差によ
る段状部分3を設ける一方、絞り管部2の外方端部にお
ねじ部4を一体形成したおねじ管5と、管状部材の他
の一端部に前記絞り管部2の挿入が可能な接続管部6を
設け、その接続管部6の先端部分7が前記段状部分3に
当接したときに前記おねじ部4と螺合、緊締状態となる
少なくとも1個のめねじ突起8を一体形成しためねじ管
9とによって構成するという手段を講じたものであ
る。
【0008】前記めねじ管9は、管状部材の端部にめ
ねじ突起8を複数個形成した構造を有し、端部はそのま
ま接続管部6とされる。このためめねじ管9の管端
(先端部分7)には絞り加工その他の加工を特に施さな
くても良い。
【0009】またおねじ部4とめねじ突起8との螺合が
進んでから、他方の接続管部6の先端部分7が段状部分
3に当接し、螺合の進行が停止させられるので、過度の
緊締力が加わらず、しかも確実に接続される。
【0010】
【実施例】以下図面を参照して説明する。図面は物干し
竿を示しており、この物干し竿はステンレスチールを用
いた管状の部材によって形成されている。
【0011】管状部材からなる本体1は、一様な管外径
を有しており、その一端部にはそれよりも略肉厚分だけ
絞られた管外径を有する絞り管部2が形成されている
(図1参照)。このため接続部分で物干し竿の管径を変
えずにすませることが可能になる。
【0012】段状部分3は、本体1と絞り管部2との管
径の差によって形成することができ、めねじ管9の後
述する先端部分7と当接し、それ以上の軸方向移動を停
止させる。故に本来は階段状に形成されることが望まし
いが、成形上テーパ状に形成されることもあるので、概
ね段状になっていれば良い。
【0013】おねじ部4は、前記絞り管部2の外方端部
に絞り加工等により形成されるものである。該おねじ部
4は絞り管部2の全長より相当短くて良く、例えば2分
の1乃至3分の1以下の長さに設定される。故におねじ
部4そのものの長さはねじ山の数で3山内外で足りる。
【0014】このようなおねじ管部5は目的とする管の
接続に必要かつ十分な長さを有し、その内おねじ部4は
外方端でのねじの螺合のために、また段状部分3は内方
端での相手部材の停止のために、さらにそれらの中間の
絞り管部2は相手部材との嵌合のために夫々設けられ
る。そして絞り管部2と接続管部6との重合部分を長く
することで、長尺物でも直線状に保つのが容易になる。
【0015】管状部材の他の一端部にはめねじ管9が
以下のように設けられる。管状部材の端部は手を加える
ことなくそのままの管径を保った接続管部6とされる。
したがって管状部材の強度がそのまま接続管部6の強度
となり何ら弱められない。
【0016】先端部分7は、おねじ管5の相手部材で
あるこのめねじ管9の先端であり、前記おねじ管
の段状部分3に当接する部分で、その内側に前記絞り管
部2が嵌挿される。
【0017】めねじ突起8は前記先端部分7から所定長
さAの箇所に最初の突起8−1が設けられ、それより本
体内方へ第2、第3の突起8−2、8−3が軸周りに1
20度間隔で、ねじの1ピッチ分設けられる。前記の長
さAは、絞り管部2の段状部7からおねじ部4までの長
さBよりも長く、螺合完了時におねじ部4の中間部に突
起8が位置するように設定される。
【0018】めねじ突起8の数は2個以上であれば良
く、1ピッチ分以上に及んでも良い。また形態的には略
円錐状とするのが製造上簡単であるが、或る程度の長さ
を与えても良い。
【0019】以上のおねじ管5とめねじ管9からな
る接続構造は、管状部材本体1に任意に夫々設けること
ができる。図1に示されたように、物干し竿10を左端
の竿部材11、中間の竿部材12、右端の竿部材13で
構成したときは、中間の竿部材11の両端に夫々おねじ
5とめねじ管9が、左端の竿部材11にはめねじ
9のみが、また右端の竿部材13にはおねじ管
のみが設けられる。
【0020】なお14は物干し竿10の両端のカバー
で、樹脂類からなる。このような本考案の接続構造は、
物干し竿のように水平に用いられるのもののほか、垂直
に用いられる支柱類にも適する。
【0021】
【考案の効果】本考案は以上の如く構成されかつ作用す
るものであるから、接続部にはらせんに替わるめねじ突
起8が複数、凹所としてあらわれるだけで同一管径のま
まであり、その凹所に埃等が付着しても問題にならない
量であるから、物干し具類に用いるのに好適である。め
ねじ突起8とおねじ部4とは管の本体1の端部でなく、
端部から内方へ入ったところに設けられ、めねじ管
の先端部分7には成形その他の加工を施さなくても良い
から、接続時めねじ管9の先端部分7はおねじ管
の段状部分3に当接してそれ以上進行せず、故にねじ込
みの過剰により拡げられ、劣化を助長して破損に到るよ
うな問題も起らない。従って接続部分の強度が従来のね
じ構造の場合に比較して著しく高まり、のみならず物干
し竿として用いたときに、撓み荷重が繰返し加わっても
十分に耐えることができる等顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】物干し竿に実施した接続構造の実施例を示す一
部破断正面図。
【図2】分解したおねじ管とめねじ管の断面図。
【図3】図2のIII−III線断面図。
【符号の説明】
1 本体 2 絞り管部 3 段状部分 4 おねじ部 5 おねじ管 6 接続管部 7 先端部分 8 めねじ突起 9 めねじ管

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管状構造を有する単一の部材からなる本
    体1の一端部に本体1の管外径よりも絞られた管外径を
    有する絞り管部2を形成し、この絞り管部2と本体1と
    の境界に、外径の差による段状部分3を設ける一方、絞
    り管部2の外方端部におねじ部4を一体形成したおねじ
    管5と、管状部材の他の一端部に前記絞り管部2の挿
    入が可能な接続管部6を設け、その接続管部6の先端部
    分7が前記段状部分3に当接したときに前記おねじ部4
    と螺合、緊締状態となる少なくとも1個のめねじ突起8
    一体形成しためねじ管9とから成る物干し竿等の接
    続構造。
  2. 【請求項2】 おねじ管5とめねじ管9とを両端に
    有する本体全体が金属によって形成された請求項第1項
    記載の物干し竿等の接続構造。
  3. 【請求項3】 めねじ突起8は、おねじ部4のらせんの
    一ピッチの間に3箇所で螺合するように等間隔に3個
    置された構造を有する請求項第1項記載の物干し竿等の
    接続構造。
JP1991028345U 1991-03-29 1991-03-29 物干し竿等の接続構造 Expired - Lifetime JPH075833Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1991028345U JPH075833Y2 (ja) 1991-03-29 1991-03-29 物干し竿等の接続構造

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JP1991028345U JPH075833Y2 (ja) 1991-03-29 1991-03-29 物干し竿等の接続構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04116990U JPH04116990U (ja) 1992-10-20
JPH075833Y2 true JPH075833Y2 (ja) 1995-02-15

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ID=31912460

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JP1991028345U Expired - Lifetime JPH075833Y2 (ja) 1991-03-29 1991-03-29 物干し竿等の接続構造

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6143435Y2 (ja) * 1984-11-19 1986-12-08
JPS62100215U (ja) * 1985-12-16 1987-06-26
JPH0222794U (ja) * 1988-07-28 1990-02-15

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JPH04116990U (ja) 1992-10-20

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