JPS6143068B2 - - Google Patents

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JPS6143068B2
JPS6143068B2 JP2502279A JP2502279A JPS6143068B2 JP S6143068 B2 JPS6143068 B2 JP S6143068B2 JP 2502279 A JP2502279 A JP 2502279A JP 2502279 A JP2502279 A JP 2502279A JP S6143068 B2 JPS6143068 B2 JP S6143068B2
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JP
Japan
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ski
shoe
restraint
box member
case
Prior art date
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Expired
Application number
JP2502279A
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English (en)
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JPS54126141A (en
Inventor
Josefu Arufuretsudo Beiru Jiin
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Look SA
Original Assignee
Look SA
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Filing date
Publication date
Application filed by Look SA filed Critical Look SA
Publication of JPS54126141A publication Critical patent/JPS54126141A/ja
Publication of JPS6143068B2 publication Critical patent/JPS6143068B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C9/00Ski bindings
    • A63C9/08Ski bindings yieldable or self-releasing in the event of an accident, i.e. safety bindings
    • A63C9/088Ski bindings yieldable or self-releasing in the event of an accident, i.e. safety bindings with electronically controlled locking devices
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C9/00Ski bindings
    • A63C9/08Ski bindings yieldable or self-releasing in the event of an accident, i.e. safety bindings
    • A63C9/0802Ski bindings yieldable or self-releasing in the event of an accident, i.e. safety bindings other than mechanically controlled, e.g. electric, electronic, hydraulic, pneumatic, magnetic, pyrotechnic devices; Remote control

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電子回路によつて緩解が制御される
スキー用安全止め具にあつて、前記電子回路およ
び緩解装置の双方が靴の支持手段として使用され
る箱部材内に収容されているスキー用安全止め具
に関する。
本発明の主題の技術の状態については米国特許
第3671054号によつて説明されている。この米国
特許によると、靴を支持する板部材は、スキーに
対して限定された振幅で弾性移動可能にスキーに
取りつけられている。靴は、通常、ケーブルの形
をとる拘束装置によつて支持板に対して押圧され
ている。この板の中に、スキーに対する板の移動
に反応する応力検出器が取りつけられている。こ
の移動がある限界値に達してスキーヤーに掛かる
応力がスキーヤーの安全にとつて危険な値になる
時に、これらの検出器は、破裂し得るカートリツ
ジの形をとつた緩解装置を有するとともに電池と
接続されている電子回路に通電を命じる。する
と、この緩解装置は拘束ケーブルの端部の一方を
解除するので、靴は板から自由に離脱できるよう
になる。
上述した止め具は特に有利な点を有している。
というのは、この止め具は自身の内部に、緩解装
置の機械部分、花火部分および電気部分を完全に
絶縁するように格納し得る独特の要素を含んでい
るからである。
ただし、この止め具は以下の不利益な提供す
る: この支持板は、スキーに螺合されている2本の
嵌装板片を介してスキーに取りつけられている。
一方の板片は支持板の前部の下に、他方の板片は
支持板の後部の下に位置する。この様式を嵌装具
に対しては、一方がスキーヤーの踵の下に位置し
他方が中足の下に位置する2つの固定点に対して
回転し得る支持板を有する止め具がさらに必要と
なる。この支持板は、支持板の前部および後部を
介してスキーに固定されているので、この支持板
によつてスキーの重要部分の剛性が大きくなり、
スキーの柔軟性が減少する、この事実はスキーの
技術に対して障害となる。
安全性の視点からはこの止め具は、スキーの中
心軸を通る垂直面内でスキーヤーが前方あるいは
後方に転倒しやすい時は十分に安全である。その
かわりに、スキーヤーが捩れて転倒した場合に、
その転倒の時間内において、垂直軸のまわりの捩
り運動が垂直平面内の撓み運動よりも大きくな
り、その時にこの止め具では靴の離脱の自由が不
十分である。というのは、そのような場合に、靴
は、横方向に外れるように支持板から滑り出なく
てはならないからである。スキーヤーが前方へあ
るいは後方へと平衡を失つたために底革から板に
掛かる圧力で靴の横方向への離脱が阻止されると
いうような危険があり、特に、スキーの靴の底革
には、スキーの操作を容易にするための滑り止め
の鉤あるいは突起が一般に設けられているので、
底革と板との間の摩擦係数は特に上昇する。
電子回路によつて緩解を制御される本発明の対
象であるスキー用安全止め具は、スキーに永久に
取りつけられるとともに電子回路を収容する平た
い箱の形をとつた靴支持要素を含んでいる。この
箱部材は、靴掛合手段であつて、スキーの板が通
常の状態にある時に靴を箱部材の上に拘束せし
め、危険の応力が出現した場合に靴の拘束を解除
し得るよう定められている靴掛合手段を含んでい
る。
この発明によると、止め具は、前記支持要素が
スキーに垂直な軸に対して回転自在に取りつけら
れているとともに、一方でスキーに対する箱の回
転を確実に固定しならびに拘束状態に靴掛合手段
を確実に固定する拘束装置を含み、他方で箱の回
転を自由にするとともに箱に対する靴の離脱を許
すように拘束装置を活動させるのに適して電子回
路によつて電気的に制御される緩解装置を含んで
いることを特徴とする。
軸が回転自在な支持板のほぼ中央に位置されて
いるとともに、理論的には点状の区域内に固定さ
れているので、スキーは完全に本来の柔軟性を保
つている。
横方向の成分を有する転倒の場合に、支持板は
靴と共に回転するので、底革と止め具との滑りは
不必要である。
緩解装置は、この装置を制御する電子回路に電
気的に連結されるとともに、この装置が制御する
拘束装置に機械的に連結されている。
緩解装置は、電子回路がその命令を拘束装置に
送信する時にこの拘束装置に作用するように機能
するとともに、箱の回転を自由にせしめ、靴掛合
手段の拘束を解除せしめる。その結果、靴は任意
の方向へとスキーから離脱できる自由を得る。
緩解装置は、電磁石のような電磁装置であるこ
とが好ましい。
箱のスキーへの固定を、箱の回転軸にあるいは
この回転軸と一体化したロツドに凹設された凹穴
と契合する拘束装置で支持される指手段によつて
実現することは好ましい。
靴掛合手段を、底革に嵌装されて横方向に突き
出ている挿入物と協働するか、それとも底革の凹
設された横向きの凹穴と協働する鉤の形で実現す
ることは好ましい。これらの鉤の少くともいくつ
かは箱に対して動くことができるように取りつけ
られているとともに、拘束装置によつて鉤を固定
された状態で靴を拘束している位置と、靴の離脱
を鉤が許す開いた位置との間で、回転によるか、
それとも直進運動により移動自在である。本発明
にいくつかの実施態様においては、拘束装置はひ
とつあるいは複数のバネによつて拘束解除の位置
の方へと常に作用を受けている。これらのバネは
拘束解除に必要なエネルギーの一部分を供給する
とともに、拘束解除の速度を増加せしめる。靴を
再載置した後で、これらのバネの蓄勢は、緩解装
置を逆方向に動かして確実に実施するか、それと
もスキーヤーの筋肉作用によつて確実に実施す
る。
本発明のその他の特徴と利益とは、この発明を
限定することはないいくつかの実施例を図示した
添付図面を参照しながらこれから実施される記述
によつて明らかにする。
第1図に示すように、この発明の止め具は、ス
キーSKに取りつけられた垂直ピン4のまわりで
回転自在でありこのスキーSKに永久に取りつけ
られた4角のケース1を含んでいる。このケース
1に、横方向に伸延する水平軸に連結する側方鉤
形状の鉤手段3a,3bを取付ける。一点鎖線で
表示した靴Cの底革に一部を埋設した挿入端部2
と協働することによりこれらの鉤3a,3bは靴
Cをケース1、すなわちスキーと一体化するよう
に押圧せしめる。ケース1に、靴Cの底革を載置
する横棒部材5a,5bを取りつける。これらの
棒部材を場合によつては、ケース1内に収容した
エネルギ源(図示せず)によつてエネルギを供給
される加熱抵抗素子によつて実現してもよい。底
革の下に蓄積することがある雪を溶かすことによ
つて、これらの棒部材は底革を棒部材の上に正し
く支持する。これらの棒部材5a,5bの上に、
たとえばピエゾ電気結晶のような歪ゲージである
応力検出素子6a,6bを取りつける。ケース1
の側面に2組の耳部材7a,7bを取りつけてこ
のケースの上の靴の横方向への動きを制止させ、
鉤3a,3bにこれらの横方向の力が掛らないよ
うにし、さらに、これらの鉤の回転を抑止するこ
とがないようにする。これらの耳部材の靴と対向
する側面に応力検出素子8a,8bを固定する。
これらの検出素子6a,6b,8a,8bは、ス
キーの軸を通る垂直面内に撓みが発生する時、お
よび、スキーの軸を通る垂直軸のまわりに捩れが
発生する時にスキーヤーに作用するそれぞれの応
力を検出するのに使われる。これらの検出素子で
検出された情報は電線(図示せず)を介して、ケ
ース1の中に収容された電子回路に送信される。
これら検出素子の個数ならびにその配列を、第1
図の実施例と異なるものにしてよいことは自明で
ある。理論的には2組の検査素子だけで十分であ
る。一方の組を撓み用に、他方の組を捩れ用に当
てるとよい。靴とケースとの間で発生する応力を
測定する代りにケースとスキー、あるいは、足と
靴との間で発生する応力を測定する検出素子を配
設することも可能である。
ケース1の前面に、一例として4個の、文字
X,Y,Z,Sで表示した調整装置を装着する。
これらの調整装置によつて、たとえば、体重、性
別、年齢、スキーヤーの技量、スキーヤーの脛骨
の直径、等々の諸パラメータを入力する。これら
の初期調整情報は電線(図示せず)を介して前記
電子回路へ送信される。これらの調整装置として
調整つまみを有するポテンシヨメータが挙げられ
る。このように導入されたスキーヤーの諸特徴を
示すパラメータをこの電子回路は、スキーヤーに
とつて限界とされる応力およびこの止め具の危険
回避のための緩解を支配することになる応力を決
定するために考慮に入れる。
第2図、第3図に図示した止め具は前述の止め
具に外観的には非常に似ているが、違いといえ
ば、2組の枢軸回動鉤の代りに、このケース11
には、1組の直線可動鉤13aと1組の固定鉤1
3bとが取付けてあることである。これらの鉤は
2つの底革挿入体12a,12bと協働する。
このケース11は、スキーに固定された軸14
に対して回動自在にある案内手段を有する軸受1
40を含んでいる。ケース11と一体化されてい
る直線案内手段190の中に、軸14に形成され
ている凹穴に嵌合する相補形状の鼻部材191を
含む滑動ピストン19が嵌装されている、このピ
ストン19を横断軸棒18が横方向に貫通してお
り、この軸棒の両端は、ケースの両側面に配設さ
れた開口を通つてケースの外に出ている。これら
の開口はピストンの往復運動を妨げないように細
長い形状になつている。軸棒18の両端部は可動
鉤13aに固定されている。部材130はケース
11の側面で鉤13aのための案内手段を形成す
る。操作ロツド20と連接棒201,202とか
ら成る膝関節装置はピストン19の駆動装置とし
て働らく。ロツド20の一方の側面に形成された
歯形ラツクは、緩解装置すなわち文字Mで示した
電動機の出力ピニオンと契合している。この緩解
装置(電動機)Mは、文字Eで示した電子装置
(電子回路)に電気的に接続されている。この回
路は、この発明の対象ではなく、それ自身公知の
型式のものでよい。この回路は、一方で緩解装置
が解除作用を実施するようにこの緩解装置Mに電
気エネルギーを供給し、他方でたとえばデジタル
集積回路の形をとつて示される装置Eの一部を構
成する電子回路に電気エネルギーを供給する電池
のようなエネルギー源を含んでいる。検出素子に
よつて検出された応力の強度および継続時間、並
びに、スキーヤーの個性を示す最初に入力された
パラメータを考慮することによつて、このデジタ
ル集積回路は、安全装置の緩解を実施せればなら
ぬ瞬間を決定する。
この止め具は、以下の様に動作する: 止め具の状態が第2図、第3図に示したごとく
であれば、スキーヤーとスキーとは完全に一体化
されている。スキーヤーに掛かる応力が危険限界
に達すると直ちに回路Eがそれを計算処理して、
安全装置の緩解を決定する。電気エネルギーが、
たとえば、回路Eの一部を構成するコンデンサー
の放電により緩解装置Mに送入される。すると、
好ましくは電磁装置である緩解装置Mが急速に動
き始め、この装置の出力ピニオンが駆動されて、
それ結果、歯形ラツクを形成したロツド20(膝
関節装置)が(第3図の)矢印Fの方向へ移動さ
せられる。膝関節装置20,201,202が変
形して一点鎖線で図示した状態となり、ピストン
19は矢印gの方向へと直線駆動される。鼻部材
191が軸14に配設された凹穴から離脱し、鉤
13aが前方(第2図の矢印hの方向)へと移動
する。従つて、ケース11は自由に回転できるよ
うになり、靴Cがこのケースと共にスキーに対し
て回軸可能になる。また、靴Cはケース11から
離脱する、というのは、鉤13aと鉤13bとの
間隔が広がつたので挿入体12aと挿入体12b
を固定することがもはやできなくなつたからであ
る。
この実施態様における膝関節装置の利益に気付
かれよう:連接棒201,202が一直線にある
時は閂の状態であり、鉤13aが受ける応力は電
動機Mには伝わらない。
この止め具で再度靴を固定するには、靴をケー
ス上に正しく位置づけ、このケースをスキーの軸
方向と合わせ、次いで電動機Mを逆転する。
第4図、第5図の止め具において、ケース41
は、横軸に枢着されている2組の側面鉤43a,
43bを含んでいる。この鉤は、底革の挿入体4
2を拘束するために閉じることができる。これら
の鉤は、ピン48によつて閉鎖位置に固定され
る。このピン48は、これらを案内する側面の中
をケースを横切るように移動可能である。圧縮バ
ネ480がピン48をケースの内部へ、すなわ
ち、鉤を解放する方向へと押圧している。このケ
ース41は、ケースと一体化した部分である部材
440を介して、スキーに固定された軸ピン44
に回転自在となつている。この部材440は、前
ピン49aと後ピン49bとを軸方向に直動自在
に案内している。これらのピンが軸ピン44の凹
穴に契合するとケースの回転は拘束される。圧縮
バネ490a,490bにより両ピンは前記凹穴
から離脱する方向へと力を受けている。環状拘束
部材50は、軸ピンの軸にまわりで回軸自在とな
るようにケース内で回転自在に案内されている。
このために、環状拘束部材50は、緩解装置Mの
出力ピニオンとかみ合う歯形部分を有する。環状
拘束部材50の外面には第1番目の凹穴501の
組が配設されており、内面には第2番目の凹穴5
02の組が配設されている。同一の組の凹穴同士
は正反対の位置にあり、他の組の凹穴とは90度だ
け角度が離れている。
回路Eが緩解装置Mに緩解信号を送ると、装置
Mの出力ピニオンが回転し環状拘束部材50を所
定の角度だけ回転し、その結果、外側凹穴501
がピン48と対向し、さらに、凹穴502がピン
49a,49bと対向する。そこで、全てのピン
は矢印gの方向へ自由に移動できる。これらのピ
ンはバネ480,490a,490bに作用によ
つて確実に移動する。そして、ケースは自由に回
転できるようになり、鉤は矢印hの方向へ開くこ
とができるようになる。
再び靴をスキーに固定する事は緩解装置Mを逆
転することによつて実現する。環状拘束部材50
の凹穴の形状はバネを蓄勢しつつピンを拘束位置
へと押進するのに適している。
第6〜10図の止め具において、ケース61に
は2つの側面鉤63が取付けられている。この鉤
は、ケースに平行な水平軸のまわりで回動自在で
あり、靴の底革に配設された適当な形状の凹穴と
協働するのに適したものである。ケース61の横
断方向に滑動自在に取付けた2本のロツド68の
平頭部分681によつて、鉤63を、第7図およ
び第9図の右半分に示したような靴の拘束位置に
固定することが可能である。ロツド68の靴の内
側へと向いた端部は、ケース内で軸方向に滑動自
在なピストン69の側面と倚合する。ケースの中
心へと向いたピストン69の端部は、ケースの回
転を拘束する時に軸ピン64に配設された凹穴と
協働するのに適した鼻部材691の形状を帯びて
いる。バネ690が、この鼻部材691をこの凹
穴から外へ抜き出させる方向へとこのピストン6
9を押圧する。この鼻部材691とピストン69
の枠形の主要胴体との間に、この主要胴体よりも
幅値の小さい部分692がある。鼻部材691の
反対側のピストン69の端部はケース61の後壁
を貫通しケースの外側で操作手段610を具備し
ている。この操作手段の機能については後述す
る。閂70がピストン69をその拘束状態に維持
する。この状態において鼻部材691は軸ピン6
4と契合し、鉤63により靴はこのケースに押圧
される。閂70は、ケース内に収容された電気回
路Eよつて制御される緩解装置Mによつて横方向
に移動可能である。
回路Eが緩解装置Mに緩解信号を送ると、この
緩解装置は閂70を矢印Fの方向へ抜き出す。バ
ネ690の押圧作用によつてピストン69は矢印
gの方向へ移動し、鼻部材691は軸ピン64か
ら引き抜かれ、ケースは自由に回転できるように
なる。同時に、ピストン69の主要胴部に倚合し
ているロツド68が狭幅部分692と対向するこ
とになる。すると、ロツド68がケースの内部へ
と自由に移動できるようになり、頭部分681は
鉤63を支持しなくなり、従つて、これらの鉤は
矢印hの方向へ開くことが可能となる。この拘束
解除の状態を第8図および第9図の左半分に示
す。ケース61の後部に、靴を再設定するための
付属突起体611が取付けられている。この再設
定についてはこれから説明する。
この止め具が拘束解除の状態にあればスキーヤ
ーはこのケースを中心に戻す。この心出しを確実
に行なうために、この変更態様ではある装置を採
用する。この装置は、説明を簡単にするために他
の変更態様には取りつけなかつたものであるが、
これら他の変更態様に対しても同様に取りつけ得
るものである。この装置では、軸ピン64に嵌装
されごく弱い圧縮バネで押圧されている球641
が、ケースの案内軸受640に形成された小凹穴
内に挿入されるように設計されている。ケースを
スキーに確実に再心出しするために、スキーヤー
はこのケースを回転して、球641がその対応す
る凹穴に挿入されたときの抵抗が手に感じられる
まで、すなわち“抗点”まで回動する。こうして
スキーヤーは確実にケースの心出しができるので
目視による推定に頼る必要はない。この球の拘束
力は十分弱いので、この安全装置を緩解する時に
ケースの回転の拘束解除を妨害することはないこ
とは明白である。
ただ今述べたようにケースの心出しが完了し、
靴をケース上に正しく置いてから、スキーヤーは
彼のストツクの先端を皿状の付属突起体の中に押
し当て、このストツクBを矢印lの方向に槓桿の
ように回動させる。このようにストツクが操作手
段610を押し込むと、この手段と一体化してい
るピストン69も前進する。鼻部材691を軸ピ
ン64の凹穴に挿入し、一方、ピストン69の最
も幅の広い部分がロツド68を外側に押圧し、鉤
63が靴を再び閉塞する。このピストンの前進行
程の最后に、ピストンに取りつけられているカム
701が、電動機Mを逆進させる開閉器を動作さ
せる。閂70がその拘束位置へと移動し、スキー
ヤーは、操作手段610と付属突起体611から
ストツクを抜き取ることが許される。
従つて、バネ690の蓄勢力はスキーヤーの与
えるエネルギーによつて行なわれるので、電子装
置のエネルギー消費量は僅かなものである。
第11,12図は、それぞれこの発明の止め具
の第4番目の実施態様の拘束状態および拘束解除
状態を示している。
この止め具は、前記実施態様に示したような底
革に形成された凹穴と協働する側面鉤73を連設
している回動自在なケース71を含んでいる。鉤
73の枢軸回動は、ケース71の中を横方向に滑
動可能な平頭部分781つきのロツド78によつ
て操作される。
ケース71の底部に固定された塊体740は、
スキーと一体化された垂直枢軸74のまわりのケ
ースの回動を案内する軸受の役目を果たす。この
枢軸74には、円錘凹穴744を配設された頭部
743に円錘凹穴744を形成したボルト742
が螺合緊締されている。このケースによつて支持
された垂直軸792には第1槓桿79が枢着され
ている。この第1槓桿79は、この枢軸74のま
わりでケースが回動することを拘束するために通
常は前記凹穴744の中に嵌挿されている止転楔
すなわち鼻部材791を備えている。
引張りバネ793によつて、この槓桿79に
は、鼻部材791を対向する凹穴744から抜き
取る傾向を有する回動作用が常に働らいている。
この契合解除の運動を阻止するために、ロツド8
2に支持された平頭部分820が槓桿79に押し
つけられている。ケース内に形成された軸受71
4,715によつて、ロツド82はこのケースの
軸方向に直動するように案内されている。この頭
部とは反対側のロツド82の端部は、垂直軸75
2に枢着された第2槓桿75に形成された凸面状
の第1表面750に押しつけられている。
塊体740の中に適当に形成された穴の中に配
設された両脚器状に枢着している一組の連接棒に
よつて、両ロツド78は、鉤73が靴を閉塞する
ような最外側の位置に維持されている。拘束状態
において、両連接棒77は、ケース71内で横向
きに一直線に配向している。バネ771によつて
押圧され塊体740の中を案内される押し棒77
0が一組の連接棒77に対してこの連接棒のアラ
インメントを破るような傾向を有する力を及ぼ
す。しかしながら、この運動は、押し棒770と
は反対側の塊体740の中で軸方向に案内された
ロツド76によつて阻止されている。このロツド
76の直動は、槓桿75の形成された凸面状の第
2表面760によつて拘束されている。
ロツド82,76のそれぞれを確実に制動して
いる両凸面750,760がそれぞれ凹面75
1,761に場所を譲るために後退してこの制動
を解除する傾向を有するように、引張バネ753
が槓桿75を常に回動張力を及ぼしている。
しかしながらこの拘束解除の運動は、垂直軸8
32に枢着された第3槓桿83によつて阻止され
ている。この槓桿83は、鉄製の腕部材830と
2つの耳部材831,833とを含んでいる。電
子回路Eから通常は電流を供給されている電磁石
80は、耳部材831が槓桿75と接触してこの
槓桿を拘束状態に拘束するようにこの電磁石自身
に槓桿83を吸収し続ける。引張バネ834は、
この槓桿83を拘束解除の方向へ回転せしめるた
めに、この電磁石に逆らつて作用し、腕部材83
0をこの電磁石から離そうとする絶えず努めてい
る。
この止め具は、前記実施態様(第10図参照)
の機械式靴再設置装置と類似した、スキーのスト
ツクで動作される機械式靴再設置装置を含んでい
る。この装置は、ケース71の後方に固定された
皿部材711と、この皿部材711の上方に配設
された操作手段710とを含んでいる。この操作
手段710は、ケースの後部壁内を軸方向に滑動
可能なロツド712に固定されている。比較的弱
い圧縮バネによつてこのロツドはケースからもつ
とも離れた所定の位置に通常は保持されている。
電子装置Eから与えられた安全装置の緩解命令
は、電磁石80への電流供給の中止を実行させ
る。すると、両槓桿83,75は、それぞれバネ
834,753によつて引張られているので、矢
印fおよびgの方向へ回動し、第12図の位置を
取る。この動作の終りに、腕830が開閉器81
に作用する。この開閉器の機能は、緩解用の電子
回路Eから供給される信号が変化した場合におい
て電磁石80への電流供給の中断を維持すること
である。従つて、緩解后は電気エネルギーを無駄
に消費することはない。
槓桿75が第2図の状態にある時、凹面75
1,761はそれぞれロツド82,76の端部と
対向している。従つて、両ロツドは軸方向に自由
に滑動でき、槓桿79および一組の連接棒77の
それぞれに拘束作用を及ぼすことはもはやない。
それ故、バネ793で引張られた槓桿79が矢
印hの方向に回動し、一方、鼻部材791が対応
する凹穴744から抜き出され、このケースは自
由に回転できるようになる。
連接棒77で構成された両脚器の頂点を押し棒
770が押圧するのでこの両脚器は変形し鈍角を
形成する、その結果、鉤73は自由に開くことが
でき、靴は外れることができる。
この止め具による靴の再履装は以下のように行
なわれる: スキーヤーは、必要のある場合にはケースをス
キーの軸方向に再心出しする。バネで押圧された
球741があるのでこの作業は容易である。次
に、スキーヤーは彼の靴の底革の側面の凹穴が鉤
73の近傍にくるように彼の靴をケース上に載置
する。それから、スキーヤーは彼のストツクの先
端を皿部材711内に挿入し、このストツクを槓
桿のように使用しながら、ロツド712に固定さ
れた操作手段710をケースの内部の方へ押圧し
て、バネ713を圧縮しながら、一点鎖線(第1
1図参照)の位置まで押入する。
この作業中に、ロツド712は矢印gとは反対
の方向に槓桿75を回動せしめる。凸面750,
760のそれぞれと隣接する凹面751,761
の境界区域は斜面の作用をしてそれぞれロツド8
2,76を押圧して第11図の状態になる、すな
わち: 一方では、槓桿79が回動して、鼻部化791
が凹穴744に挿入され、また、バネ793は蓄
勢される。
他方では、一組の連接棒77が一直線状にな
り、押し棒770をその架構内に押し込み、鉤7
3をして靴を再閉塞せしめる。
槓桿75の先端754は、第12図の位置から
第11図の位置へ回動する間に、槓桿83の耳部
材833と契合し、この槓桿83をその軸のまわ
りで回動せしめる。腕部材830と開閉器81と
の間の接触が解除されると、電磁石80は新ため
て電流を供給され、その結果、この腕部材830
がこの電磁石80に接触するとこの電磁石がこの
腕部材を拘束する、そこでこの止め具集成体は拘
束状態になる。
そこでスキーヤーは皿部材711からストツク
を引き抜く。ロツド712はバネ713が作用し
ているので、ロツド712はケースの外側へと押
し出され、その結果、将来の拘束解除の際に槓桿
75の回動を妨害することはない。
上述した最後の実施態様の特に有利な点は、た
とえば電池を使い切つた場合による回路の故障の
場合に、この止め具が緩解することである。実
際、このような場合に、電磁石80にはもはや電
流が供給されないので槓桿83は拘束を解除さ
れ、バネ834により槓桿83が回動せしめられ
て、この止め具集成体の緩解が引起される。
一方、ただ今の実施例はそれ以前に記述した実
施例と違つて、軸ピンのまわりのケースの回転の
拘束は、軸ピンに直接に形成された凹穴によつて
実現するのではなく、軸ピンからしかるべき距離
だけ離れて配設された凹穴によつて実施する。従
つて、ケース71の回転を確実に拘束するのに以
前と等しい偶力が必要であるならば、鼻部材79
1に掛かる力は明らかに以前より小さなものであ
る。
ところで、ボルト742があるので、ケースは
完全に一回転することはできず、緩解部材745
を取付けている塊体軸受741の縁部分に前記ボ
ルト742が所定の角度回転して突きあたる。と
ころで、図示したの実施例において各方向に約55
度となつている所与の横遊び角度の振れ幅はこの
安全装置の使用状況を想起すれば十分な大きさで
ある。
任意の脱靴手段、たとえばスキーヤーが電磁石
に供給されている電流を遮断したいと望んだ時に
彼がケースの外側の手の届くところにあつて彼自
身で電流を遮断できる開閉器の形をとつた手段を
非常に簡単な方法で配設することが可能である
(図示せず)。
単にいくつか例として説明してきた前記の実施
態様に多数の設備を付加しても良いことは当然で
ある。
かくの如くにして、この拘束装置の中に、非常
に巧みにスキーをすることを阻害せずにスキーに
対してある限定された仕方で靴が移動することを
許すとともに、この靴の下に雪の層が入つた場合
においても脱靴を許す融通性のあるシステムを取
りつけることが可能であろう。
靴の底革の前端および後端と協働するようにこ
れらの鉤をケース上に配設することも可能であろ
う。その場合には靴の寸法とは無関係に底革の長
さを一定にし得るという利益が生じる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による安全止め具の斜視図、第
2図は本発明による止め具の第1実施態様を示す
側面図、第3図は第2図の−線に沿う断面
図、第4図は本発明による止め具の第2実施態様
を示す側面図、第5図は第4図の−に沿う断
面図、第6図は本発明による止め具の第3実施態
様を示す側面図、第7図は第6図の−線に沿
う断面図、第8図は第7図に示した止め具の拘束
解除の状態を示す断面図、第9図は図の右半分が
止め具の拘束状態を示し図の左半分が止め具の拘
束解除状態を示す第6図の−線に沿う縦断面
図、第10図は第6図に示した止め具の拘束解除
状態を示す部分側面図である。第11,12図は
本発明の止め具の第4実施態様を示す断面図で、
それぞれ拘束状態及び拘束解除状態を示すもので
ある。 1……ケース、11……ケース、191……鼻
部材、M……緩解装置(電動機)、E……電子装
置(電子回路)、43a,43b……側面鉤、4
1……ケース、501……凹穴、480,490
a,490b……バネ、61……ケース、63…
…側面鉤、64……軸ピン、691……鼻部材、
71……ケース、74……枢軸、744……円錐
凹穴、75……槓桿、79……槓桿、791……
鼻部材、793……バネ、83……槓桿、834
…引張バネ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電子回路によつて操作されて緩解するスキー
    用安全止め具であつて、スキーに永久に組付けら
    れた平箱の形をとり電子回路を収容する靴支持要
    素を含む止め具であつて、前記箱部材がスキーを
    通常の状態で使用している時にこのスキーを箱部
    材の上に拘束するとともに危険な応力が発生した
    時に靴の拘束を解除するように定められている靴
    掛合手段を含む止め具であつて、前記支持要素が
    スキーに垂直な軸に対して回転自在に軸装され、
    かつ一方でスキーの上の箱部材の回転を確実に固
    定するとともに靴掛合手段を拘束状態に確実に固
    定する拘束装置を含み、かつ他方で電子回路によ
    つて電気的に制御されて箱部材の回転を解放する
    とともにこの箱部材に対する靴の拘束を解除させ
    得るように拘束装置を活動せしめるのに適してい
    る緩解装置を含むことを特徴とするスキー用安全
    止め具。 2 掛合手段は、箱部材に対して滑動自在あるい
    は回動自在であるとともに、底革の各側面で横向
    きの突起を形成する挿入体と協働するか、それと
    も底革の各側面に形成された凹穴と協働する少な
    くとも一組の鉤を含んでいる特許請求の範囲第1
    項記載のスキー用安全止め具。 3 拘束装置が、箱部材の中で直動案内されると
    ともに、箱部材の回転軸の回転を拘束するために
    この回転軸に凹設された凹穴と契合し得る鼻部材
    を具備したピストンを含んでいる特許請求の範囲
    第1項または第2項記載のスキー用安全止め具。 4 ピストンは、両端が掛合手段の固定を制御す
    る軸棒を貫通されているとともに、箱部材の中心
    線に平行に移動する特許請求の範囲第3項記載の
    スキー用安全止め具。 5 拘束装置が円筒環の形でとるとともに、この
    円筒環は箱部材との共通中心軸のまわりで回動自
    在にこの箱部材内で案内されるとともに、内面に
    カムの形をとる一連の凹穴であつて、対応する一
    連の箱部材拘束ピンと対向する位置を取り得る凹
    穴を凹設され、かつ外面にカムの形をとる一連の
    凹穴であつて、対応する一連の掛合手段定装置と
    対向する位置を取り得る凹穴を凹設されている特
    許請求の範囲第1項または第2項記載のスキー用
    安全止め具。 6 拘束装置は、ケースによつて支持されている
    軸のまわりに軸装されているとともに、箱部材の
    回転を拘束するために枢軸と一体化した実質的に
    円錐形の凹穴部分と契合するのに適した鼻部材を
    具備する槓桿を含んでいる特許請求の範囲第1項
    または第2項記載のスキー用安全止め具。 7 凹穴は、枢軸の中心軸に対して垂直にこの枢
    軸に固定されたロツドの端部に形成されている特
    許請求の範囲第3項、第4項、第6項のいずれか
    ひとつに記載のスキー用安全止め具。 8 拘束装置がひとつあるいは複数のバネによつ
    て拘束解除の方向に常に作用を受けているととも
    に、この運動は通常時において緩解装置の部分を
    構成する閂部材によつて阻止されている特許請求
    の範囲第1項ないし第7項記載のいずれか1つに
    記載のスキー用安全止め具。 9 閂部材は電子装置によつて供給される電磁石
    によつて拘束状態に通常時において拘束されると
    ともに、この拘束の解除が供給の停止によつて実
    施される特許請求の範囲第8項記載のスキー用安
    全止め具。 10 靴の再装置のために拘束状態へ拘束装置を
    復帰することは、緩解の方向と反対の方向に活動
    される緩解装置によつて実現される特許請求の範
    囲第1項ないし第9項のいずれかひとつに記載の
    スキー用安全止め具。 11 靴の再載置のために拘束状態へ拘束装置を
    復帰することは、スキーヤーによつて活動される
    操作手段によつて実現される特許請求の範囲第1
    項ないし第10項のいずれかひとつに記載のスキ
    ー用安全止め具。
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