JPS6143027Y2 - - Google Patents
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- JPS6143027Y2 JPS6143027Y2 JP4744383U JP4744383U JPS6143027Y2 JP S6143027 Y2 JPS6143027 Y2 JP S6143027Y2 JP 4744383 U JP4744383 U JP 4744383U JP 4744383 U JP4744383 U JP 4744383U JP S6143027 Y2 JPS6143027 Y2 JP S6143027Y2
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Landscapes
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
- Mechanically-Actuated Valves (AREA)
- Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は浴槽底部の排水栓の開閉をハンドル操
作により行なうとともに、浴槽からの溢水を排水
栓より下流側の排水流路に流下させる浴槽の溢排
水装置の改良に関する。
作により行なうとともに、浴槽からの溢水を排水
栓より下流側の排水流路に流下させる浴槽の溢排
水装置の改良に関する。
従来、浴槽の溢排水装置として実公昭52−
53311号公報に記載されたようなものがある。こ
れは、第1図の要部断面で示すように排水栓を動
作させる連結部材100を浴槽上部と排水管とを
連通させる溢水管101内に設け、スピンドル1
02を介して浴槽壁103内面に突出配置された
ハンドル104を回動操作することにより排水栓
の開閉を行なうものである。
53311号公報に記載されたようなものがある。こ
れは、第1図の要部断面で示すように排水栓を動
作させる連結部材100を浴槽上部と排水管とを
連通させる溢水管101内に設け、スピンドル1
02を介して浴槽壁103内面に突出配置された
ハンドル104を回動操作することにより排水栓
の開閉を行なうものである。
このような容槽の溢排水装置においては、ハン
ドル104は溢水孔105を隠蔽するようにキヤ
ツプ状に形成され、浴槽内と溢水管101を連通
させるために、浴槽壁103とハンドル104の
背面間に十分な間隙ができるように配置した構成
となつている。
ドル104は溢水孔105を隠蔽するようにキヤ
ツプ状に形成され、浴槽内と溢水管101を連通
させるために、浴槽壁103とハンドル104の
背面間に十分な間隙ができるように配置した構成
となつている。
しかし、ハンドル104を手で持つて回動操作
するとき、ハンドル104の背面側と浴槽壁10
3間の間隙に指をはさんで傷を負う等の事故を生
じるという問題がある。
するとき、ハンドル104の背面側と浴槽壁10
3間の間隙に指をはさんで傷を負う等の事故を生
じるという問題がある。
本考案の目的は、溢排水装置において、回動操
作するハンドル取付け部分の背面側周囲に隙間等
ができない構成として、ハンドル操作時に指をは
さむことなく安全に使用できるようにすることに
ある。
作するハンドル取付け部分の背面側周囲に隙間等
ができない構成として、ハンドル操作時に指をは
さむことなく安全に使用できるようにすることに
ある。
本考案は、以上の目的を達成するために、浴槽
側壁及び底壁に夫々設けた溢水孔部と排水孔部と
を浴槽外において溢水管により連通し、排水孔部
の排水栓の開閉を溢水管内に設けた開閉操作杆を
介して上記溢水孔部に具備した操作部により行な
う構成の浴槽の溢排水装置であつて、上記操作部
は溢水孔部に固定したスピンドル支持具と、同ス
ピンドル支持具に回動自在に支持され一端が上記
開閉操作杆に連係するスピンドルと、浴槽内にお
いてスピンドル支持具に回転不能に連結し上記ス
ピンドルの他端が挿通する略円形キヤツプ状のカ
バーと、同カバーの表面に背部面を近接配管し上
記スピンドルの他端に連結したハンドルとよりな
り、上記カバーは少なくとも側周壁の下半部位に
溢水流路のための切欠を形成するとともに、表面
には前記ハンドルが回動して排水栓を開または閉
の状態とする位置に排水栓開栓及び閉栓表示を設
け、さらにハンドルはその開栓及び閉栓位置にあ
るときこれらの表示域を被覆する構成としたこと
を特徴する。
側壁及び底壁に夫々設けた溢水孔部と排水孔部と
を浴槽外において溢水管により連通し、排水孔部
の排水栓の開閉を溢水管内に設けた開閉操作杆を
介して上記溢水孔部に具備した操作部により行な
う構成の浴槽の溢排水装置であつて、上記操作部
は溢水孔部に固定したスピンドル支持具と、同ス
ピンドル支持具に回動自在に支持され一端が上記
開閉操作杆に連係するスピンドルと、浴槽内にお
いてスピンドル支持具に回転不能に連結し上記ス
ピンドルの他端が挿通する略円形キヤツプ状のカ
バーと、同カバーの表面に背部面を近接配管し上
記スピンドルの他端に連結したハンドルとよりな
り、上記カバーは少なくとも側周壁の下半部位に
溢水流路のための切欠を形成するとともに、表面
には前記ハンドルが回動して排水栓を開または閉
の状態とする位置に排水栓開栓及び閉栓表示を設
け、さらにハンドルはその開栓及び閉栓位置にあ
るときこれらの表示域を被覆する構成としたこと
を特徴する。
ハンドルを指先で摘んで回すとスピンドル及び
開閉操作杆を介して排水栓が開閉し、ハンドルの
背面とカバー表面との隙間が小さいことからハン
ドル操作に際して隙間に指先を挟むこのない取り
扱いが可能となる。また、カバー背面に設けた切
欠は溢水流路となるため、カバーを浴槽の側壁に
近接した位置に配置しても溢水量が確保される。
更に、ハンドル操作のときに指先が届かない位置
にこの切欠が位置する配置となり、且つカバー表
面に設けた表示は排水栓の開閉操作の確認として
利用可能となる。
開閉操作杆を介して排水栓が開閉し、ハンドルの
背面とカバー表面との隙間が小さいことからハン
ドル操作に際して隙間に指先を挟むこのない取り
扱いが可能となる。また、カバー背面に設けた切
欠は溢水流路となるため、カバーを浴槽の側壁に
近接した位置に配置しても溢水量が確保される。
更に、ハンドル操作のときに指先が届かない位置
にこの切欠が位置する配置となり、且つカバー表
面に設けた表示は排水栓の開閉操作の確認として
利用可能となる。
以下、図面に示す実施例に基づいて本考案を具
体的に説明する。
体的に説明する。
第2図は本考案に係る溢排水装置Aの断面図、
第3図は同第2図の−線矢視図である。図
中、1は浴槽底壁2に開設される排水孔部、3は
側壁4の所要レベル位置に開設される溢水孔部で
ある。5は浴槽側壁4の取付孔3aにエルボ取付
用プツシユ6とともに浴槽側壁4にパツキン7を
配して固着される溢水エルボ、8は同溢水エルボ
5に連通連結され側壁4の外側に沿つて下方に伸
長する溢水管、9は同溢水管8の下端に連結され
るとともに排水本管(図示せず)に接続し、浴槽
の底部下面に固着される排水エルボ、10は同排
水エルボ9に螺着され排水孔部1内にパツキン1
1を配して固定される排水本体である。排水本体
10にはパツキン12を装着した排水栓体13が
着座し、同排水栓体13には排水栓軸14及び開
閉動を確実となすための案内羽根15を備えてい
る。この排水栓体13及び排水本体10により排
水栓Bを構成し、同排水栓Bの開閉操作を溢水エ
ルボ5に連設される操作部Cにより行なう。
第3図は同第2図の−線矢視図である。図
中、1は浴槽底壁2に開設される排水孔部、3は
側壁4の所要レベル位置に開設される溢水孔部で
ある。5は浴槽側壁4の取付孔3aにエルボ取付
用プツシユ6とともに浴槽側壁4にパツキン7を
配して固着される溢水エルボ、8は同溢水エルボ
5に連通連結され側壁4の外側に沿つて下方に伸
長する溢水管、9は同溢水管8の下端に連結され
るとともに排水本管(図示せず)に接続し、浴槽
の底部下面に固着される排水エルボ、10は同排
水エルボ9に螺着され排水孔部1内にパツキン1
1を配して固定される排水本体である。排水本体
10にはパツキン12を装着した排水栓体13が
着座し、同排水栓体13には排水栓軸14及び開
閉動を確実となすための案内羽根15を備えてい
る。この排水栓体13及び排水本体10により排
水栓Bを構成し、同排水栓Bの開閉操作を溢水エ
ルボ5に連設される操作部Cにより行なう。
16,17は溢水管8内に設けられる弧状の開
閉操作杆、18は同開閉操作杆17の下端に連結
される押圧体、19は溢水管8の水平部分8aに
装入される排水栓体の昇降杆で、同昇降杆19は
押圧体18によつて押圧回動させられる第1昇降
杆19a及びこの第1昇降杆19aに枢着される
とともに排水栓軸14の下端に枢着連結される第
2昇降杆19bより構成される。
閉操作杆、18は同開閉操作杆17の下端に連結
される押圧体、19は溢水管8の水平部分8aに
装入される排水栓体の昇降杆で、同昇降杆19は
押圧体18によつて押圧回動させられる第1昇降
杆19a及びこの第1昇降杆19aに枢着される
とともに排水栓軸14の下端に枢着連結される第
2昇降杆19bより構成される。
排水栓Bの開閉を後述するハンドル操作による
スピンドルの回動に基いて開閉操作杆16,17
が下降し押圧体18が第1昇降杆19aを圧下す
ることにより、第1、第2昇降杆19a,19b
が挺子の原理により排水栓体13を上昇させるこ
とにより開栓し、逆にハンドルを元の位置に戻す
ことにより排水栓体13の排水本体10の着座復
帰して閉栓することができる。この排水栓Bの操
作部Cに関して以下詳述する。
スピンドルの回動に基いて開閉操作杆16,17
が下降し押圧体18が第1昇降杆19aを圧下す
ることにより、第1、第2昇降杆19a,19b
が挺子の原理により排水栓体13を上昇させるこ
とにより開栓し、逆にハンドルを元の位置に戻す
ことにより排水栓体13の排水本体10の着座復
帰して閉栓することができる。この排水栓Bの操
作部Cに関して以下詳述する。
第2図において、20は溢水エルボ5に連結さ
れるスピンドル支持具、21は同スピンドル支持
具20に回動自在に嵌装され、前記開閉操作杆1
6を枢着連結するスピンドル、22はカバー取付
用プツシユ23によりスピンドル支持具0に一体
的に連結され、エルボ取付用プツシユ6を隠蔽す
るカバー、24はスピンドル21に回転不能に取
り付けられるハンドル取付用プツシユ25に嵌入
するとともにビス26により固着されるハンドル
である。
れるスピンドル支持具、21は同スピンドル支持
具20に回動自在に嵌装され、前記開閉操作杆1
6を枢着連結するスピンドル、22はカバー取付
用プツシユ23によりスピンドル支持具0に一体
的に連結され、エルボ取付用プツシユ6を隠蔽す
るカバー、24はスピンドル21に回転不能に取
り付けられるハンドル取付用プツシユ25に嵌入
するとともにビス26により固着されるハンドル
である。
第4図と第5図はスピンドル支持具20の断面
図と平面図であり、軸線方向にスピンドル挿通孔
27を貫設するとともに一端にはカバー取付用プ
ツシユ23螺着用の螺子28を形成している。ま
た、中途部には半径方向に伸延するフランジ29
が通孔30を有して設けられる。第6図は溢水エ
ルボ5の溢水孔部3側正面図で、内奥部には上記
フランジ29の通孔30と整合する螺孔31を形
成した取付座32が設けられ、スピンドル支持具
20はこの取付座32にビス(図示せず)により
固着される。また、第6図において33はスピン
ドル21の回動角を所定量に規制するためのスト
ツパである。
図と平面図であり、軸線方向にスピンドル挿通孔
27を貫設するとともに一端にはカバー取付用プ
ツシユ23螺着用の螺子28を形成している。ま
た、中途部には半径方向に伸延するフランジ29
が通孔30を有して設けられる。第6図は溢水エ
ルボ5の溢水孔部3側正面図で、内奥部には上記
フランジ29の通孔30と整合する螺孔31を形
成した取付座32が設けられ、スピンドル支持具
20はこの取付座32にビス(図示せず)により
固着される。また、第6図において33はスピン
ドル21の回動角を所定量に規制するためのスト
ツパである。
第7図と第8図はスピンドル21の断面図と平
面図であり、スピンドル支持具20内で回動自在
な径を有するともに開閉操作杆16に係合する連
結杆34を半径方向に伸長しており、一側の連結
杆34には開閉操作杆16との係合穴35が穿設
されている。また上端はスプライン36加工さ
れ、ハンドル取付用プツシユ25の回転を滑動す
ることなく伝達することができる。
面図であり、スピンドル支持具20内で回動自在
な径を有するともに開閉操作杆16に係合する連
結杆34を半径方向に伸長しており、一側の連結
杆34には開閉操作杆16との係合穴35が穿設
されている。また上端はスプライン36加工さ
れ、ハンドル取付用プツシユ25の回転を滑動す
ることなく伝達することができる。
第9図と第10図はカバー22の正面図と断面
図で中央に小径のスピンドル支持具嵌装孔37及
び表面側に大径のカバー取付用プツシユ嵌装孔3
8を同軸上に貫設した軸部22aを有する扁平凹
状断面キヤツプ状に形成される。同カバー22は
本例の場合黄銅製であり、外表面を表示部とな
し、エツチング加工した後いエポキシ樹脂を流し
込んで排水栓開栓表示1及び排水栓閉栓表示
2を設けている。また39は側周壁40の下方2
位置に対称に設けられる切欠でこれは第2図で示
すようにカバー22の側周壁40が浴槽側壁4に
近接するため、溢水管8への溢水流れを円滑とす
るように流路を確保することを目的としている。
図で中央に小径のスピンドル支持具嵌装孔37及
び表面側に大径のカバー取付用プツシユ嵌装孔3
8を同軸上に貫設した軸部22aを有する扁平凹
状断面キヤツプ状に形成される。同カバー22は
本例の場合黄銅製であり、外表面を表示部とな
し、エツチング加工した後いエポキシ樹脂を流し
込んで排水栓開栓表示1及び排水栓閉栓表示
2を設けている。また39は側周壁40の下方2
位置に対称に設けられる切欠でこれは第2図で示
すようにカバー22の側周壁40が浴槽側壁4に
近接するため、溢水管8への溢水流れを円滑とす
るように流路を確保することを目的としている。
軸部22aのスピンドル支持具嵌装孔38の後
端は水平方向に切欠47が設けられており、スピ
ンドル支持具20に嵌装した際、この切欠47が
スピンドル支持具20のフランジ29に係合する
ことにより、カバー22がスピンドル支持具20
に対して回転不能な状態になる。而して、このカ
バー22は前述したようにカバー取付用プツシユ
23により、スピンドル支持具20に回転不能に
連結され、溢水エルボ取付用プツシユ6及び溢水
エルボ5を介して浴槽側壁4に固着される。
端は水平方向に切欠47が設けられており、スピ
ンドル支持具20に嵌装した際、この切欠47が
スピンドル支持具20のフランジ29に係合する
ことにより、カバー22がスピンドル支持具20
に対して回転不能な状態になる。而して、このカ
バー22は前述したようにカバー取付用プツシユ
23により、スピンドル支持具20に回転不能に
連結され、溢水エルボ取付用プツシユ6及び溢水
エルボ5を介して浴槽側壁4に固着される。
第11図はハンドル24の断面図で、第3図で
示すようにその正面は略長円状に形成され、上部
にはひさし部41を設けている。42はハンドル
取付用プツシユ25の嵌着部で、下部形成壁43
にはハンドル24取付用のビス26が挿通する通
孔44を開設している。
示すようにその正面は略長円状に形成され、上部
にはひさし部41を設けている。42はハンドル
取付用プツシユ25の嵌着部で、下部形成壁43
にはハンドル24取付用のビス26が挿通する通
孔44を開設している。
ハンドル取付用プツシユ25は第12図と第1
3図で示すようにスピンドル21のスプライン3
6に係合するスプライン36′を有するととも
に、第2図で示すようにビス45により一体的に
連結されている。そしてハンドル24はこのハン
ドル取付用プツシユ25を嵌着部42内に嵌入
し、同ハンドル取付用プツシユ25に半径方向に
形成された螺孔46をハンドル24の通孔44に
整合させ、ビス26を螺入すればハンドル24を
スピンドル21に連結接続することができる。
3図で示すようにスピンドル21のスプライン3
6に係合するスプライン36′を有するととも
に、第2図で示すようにビス45により一体的に
連結されている。そしてハンドル24はこのハン
ドル取付用プツシユ25を嵌着部42内に嵌入
し、同ハンドル取付用プツシユ25に半径方向に
形成された螺孔46をハンドル24の通孔44に
整合させ、ビス26を螺入すればハンドル24を
スピンドル21に連結接続することができる。
上記構成の溢排水装置Aにおいて、排水栓Bの
開栓は第3図においてハンドル24を排水栓開栓
表示1位置まで反時計方向に回動すれば、前述
の構成によつて排水栓体13が排水本体10から
解離して開栓する。一方、閉栓はハンドル24を
排水栓閉栓表示2位置に回動させることにより
同様に行なうことができる。
開栓は第3図においてハンドル24を排水栓開栓
表示1位置まで反時計方向に回動すれば、前述
の構成によつて排水栓体13が排水本体10から
解離して開栓する。一方、閉栓はハンドル24を
排水栓閉栓表示2位置に回動させることにより
同様に行なうことができる。
このハンドル24操作において、指先はハンド
ル24を握るだけで、カバー22に触れることは
なく、従つてカバー22の切欠39に指が当るこ
とがないので傷を負うようなこともない。またカ
バー22は浴槽側壁4に対して固定状態であるか
らハンドル24の回動時にカバー22の切欠39
と浴槽側壁4との間で指をはさむようなこともな
く安全に使用することができる。また、カバー2
2は定位置に停るので、下側の切欠39は露呈す
ることがなく、外観を良好に保つことができる。
ル24を握るだけで、カバー22に触れることは
なく、従つてカバー22の切欠39に指が当るこ
とがないので傷を負うようなこともない。またカ
バー22は浴槽側壁4に対して固定状態であるか
らハンドル24の回動時にカバー22の切欠39
と浴槽側壁4との間で指をはさむようなこともな
く安全に使用することができる。また、カバー2
2は定位置に停るので、下側の切欠39は露呈す
ることがなく、外観を良好に保つことができる。
以上に説明したように、本考案の浴槽の溢排水
装置においては、溢水流路用の切欠を下方の周壁
に設けたキヤツプ状のカバーを浴槽の側壁に固定
し、操作用のハンドルをこのカバーの表面側に近
接するように配置している。したがつて、切欠及
びハンドルとカバーとの隙間に指先を挟むことな
く安全に使用できる。更に、カバーに溢水流路面
積を確保する切欠を設けたことによつて、従来の
ようにハンドル背面と浴槽の側壁間の隙間を大き
くする必要がなく、カバーと浴槽側壁との間に指
先を挟むこともない。
装置においては、溢水流路用の切欠を下方の周壁
に設けたキヤツプ状のカバーを浴槽の側壁に固定
し、操作用のハンドルをこのカバーの表面側に近
接するように配置している。したがつて、切欠及
びハンドルとカバーとの隙間に指先を挟むことな
く安全に使用できる。更に、カバーに溢水流路面
積を確保する切欠を設けたことによつて、従来の
ようにハンドル背面と浴槽の側壁間の隙間を大き
くする必要がなく、カバーと浴槽側壁との間に指
先を挟むこともない。
また、カバーの下方周壁に設けた切欠により十
分な溢水流路を確保できるので、カバーの背面を
浴槽の側壁に近接して配置でき、浴槽内部への突
出量を小さくでき、浴槽への出入りや掃除を簡単
に行える。更に、カバーの表面の排水栓開栓及び
閉栓表示は、ハンドルがその開栓及び閉栓位置に
あるときにそれぞれの表示部分が隠れるので、必
要とする操作を行う場合には露出している表示方
向へハンドルを回せばよく、操作を誤ることがな
い。
分な溢水流路を確保できるので、カバーの背面を
浴槽の側壁に近接して配置でき、浴槽内部への突
出量を小さくでき、浴槽への出入りや掃除を簡単
に行える。更に、カバーの表面の排水栓開栓及び
閉栓表示は、ハンドルがその開栓及び閉栓位置に
あるときにそれぞれの表示部分が隠れるので、必
要とする操作を行う場合には露出している表示方
向へハンドルを回せばよく、操作を誤ることがな
い。
第1図は従来の溢排水装置の一例を示す要部断
面図、第2図は本考案に係る溢排水装置の断面
図、第3図は同第2図の−線矢視図、第4図
はスピンドル支持具の断面図、第5図は同平面
図、第6図は溢水エルボの開口側を示す正面図、
第7図はスピンドルの断面図、第8図は同平面
図、第9図はカバーの正面図、第10図は同中央
縦断面図、第11図はハンドルの断面図、第12
図はハンドル取付用プツシユの正面図、第13図
は同断面図である。 A……溢排水装置、B……排水栓、C……操作
部、1……排水孔部、2……浴槽底壁、3……溢
水孔部、4……浴槽側壁、8……溢水管、16,
17……閉操作杆、20……スピンドル支持具、
21……スピンドル、22……カバー、24……
ハンドル、39……切欠、1……排水栓開栓表
示、2……排水栓閉栓表示。
面図、第2図は本考案に係る溢排水装置の断面
図、第3図は同第2図の−線矢視図、第4図
はスピンドル支持具の断面図、第5図は同平面
図、第6図は溢水エルボの開口側を示す正面図、
第7図はスピンドルの断面図、第8図は同平面
図、第9図はカバーの正面図、第10図は同中央
縦断面図、第11図はハンドルの断面図、第12
図はハンドル取付用プツシユの正面図、第13図
は同断面図である。 A……溢排水装置、B……排水栓、C……操作
部、1……排水孔部、2……浴槽底壁、3……溢
水孔部、4……浴槽側壁、8……溢水管、16,
17……閉操作杆、20……スピンドル支持具、
21……スピンドル、22……カバー、24……
ハンドル、39……切欠、1……排水栓開栓表
示、2……排水栓閉栓表示。
Claims (1)
- 浴槽側壁及び底壁に夫々設けた溢水孔部と排水
孔部とを浴槽外において溢水管により連通し、排
水孔部の排水栓の開閉を溢水管内に設けた開閉操
作杆を介して上記溢水孔部に具備した操作部によ
り行なう構成の浴槽の溢排水装置であつて、上記
操作部は溢水孔部に固定したスピンドル支持具
と、同スピンドル支持具に回動自在に支持され一
端が上記開閉操作杆に連係するスピンドルと、浴
槽内においてスピンドル支持具に回転不能に連結
し上記スピンドルの他端が挿通する略円形キヤツ
プ状のカバーと、同カバーの表面に背部面を近接
配管し上記スピンドルの他端に連結したハンドル
とよりなり、上記カバーは少なくとも側周壁の下
半部位に溢水流路のための切欠を形成するととも
に、表面には前記ハンドルが回動して排水栓を開
または閉の状態とする位置に排水栓開栓及び閉栓
表示を設け、さらにハンドルはその開栓及び閉栓
位置にあるときこれらの表示域を被覆する構成と
したことを特徴する浴槽の溢排水装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4744383U JPS59152271U (ja) | 1983-03-30 | 1983-03-30 | 浴槽の溢排水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4744383U JPS59152271U (ja) | 1983-03-30 | 1983-03-30 | 浴槽の溢排水装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59152271U JPS59152271U (ja) | 1984-10-12 |
JPS6143027Y2 true JPS6143027Y2 (ja) | 1986-12-05 |
Family
ID=30177990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4744383U Granted JPS59152271U (ja) | 1983-03-30 | 1983-03-30 | 浴槽の溢排水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59152271U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07299004A (ja) * | 1994-05-10 | 1995-11-14 | Sekisui Chem Co Ltd | 浴 槽 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012241485A (ja) * | 2011-05-24 | 2012-12-10 | Lixil Corp | 排水栓装置 |
JP5663402B2 (ja) * | 2011-05-24 | 2015-02-04 | 株式会社Lixil | 排水栓装置 |
JP5663403B2 (ja) * | 2011-05-24 | 2015-02-04 | 株式会社Lixil | 排水栓装置 |
JP5926522B2 (ja) * | 2011-09-16 | 2016-05-25 | 株式会社Lixil | 操作装置 |
JP6053237B2 (ja) * | 2014-07-11 | 2016-12-27 | 株式会社日本アルファ | 排水栓装置 |
-
1983
- 1983-03-30 JP JP4744383U patent/JPS59152271U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07299004A (ja) * | 1994-05-10 | 1995-11-14 | Sekisui Chem Co Ltd | 浴 槽 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59152271U (ja) | 1984-10-12 |
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