JPS6142954Y2 - - Google Patents

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JPS6142954Y2
JPS6142954Y2 JP12642182U JP12642182U JPS6142954Y2 JP S6142954 Y2 JPS6142954 Y2 JP S6142954Y2 JP 12642182 U JP12642182 U JP 12642182U JP 12642182 U JP12642182 U JP 12642182U JP S6142954 Y2 JPS6142954 Y2 JP S6142954Y2
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JP
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roller
way solenoid
solenoid valve
pressure
squeezing
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JP12642182U
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JPS5933795U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は糊付機等の絞りローラの加圧力調整
装置に関するものであり、更に詳しくは、絞りロ
ーラの加圧力を糸速の変化に合わせて制御するた
めの装置に関するものである。
従来の糊付機における絞り機構は、糸シートを
2本のローラで狭み絞り圧の調整は、絞りローラ
に取り付けられた加圧レバをエアシリンダと接続
して、該エアシリンダに圧縮空気を送り込み、そ
のエアシリンダの力を加圧レバを介してローラに
伝達させることにより行なわれていた。そして、
適正な絞り圧を得るためには、圧力調整弁にて圧
縮空気の圧力を調整することにより所定の圧力の
設定が行なわれていた。
ところで、従来の糊付機にあつては、糸切れ処
理のための低速運転と正常運転時の最高糊付速度
たる高速運転の2段に速度が設定されている。
しかし、絞り圧が一定であつても、糸速が遅い
場合と速い場合とでは、糊液の粘度等の影響によ
り異なつた絞り効果となる。即ち、糸速が遅い程
絞り効果は高く、糸速が速い程絞り効果は低いも
のである。そこで、低速と高速との間の絞り効果
を一定とするために、低速時はローラの絞り圧を
小さく、高速時はエアシリンダのピストンに加え
られる圧縮空気によつて絞り圧を増す様に適宜切
換えて糸速に合つた絞り圧を得ていた。
しかし、糸速即ち機械速度の上昇あるいは下降
は第1図に示す様に、通常数秒間の時間をもつて
行なわれているが、エアシリンダへの圧縮空気の
供給は第2図に示す様にほぼ瞬時に行なわれるの
で、加速中及び減速中の絞り効果は一定しない。
近年機械速度の上昇に伴なつて、この加速中及び
減速中に走る糸長も長くなり、この間の絞り効果
の安定も無視出来ないものとなつてきた。
この考案はかような事実に着目して提案された
もので、この考案の要旨は、加速中及び減速中で
あつても絞り圧の加・減圧速度を糸速に合わせる
ことにより(第3図参照)、絞り効果を一定にす
ることのできる糊付機の圧力加減装置を提供せん
とするものである。
以下添付の図面に基づいて更に詳細にこの考案
について説明する。
第4図に示す様に一端側に一対の絞りローラ
1,1a,1bの加圧用ローラ1aが取付けられ
た加圧レバ2は略中央において定点3に揺動自在
に軸承され、他端においてエアシリンダ4のロツ
ド6にピン結合されている。
エアシリンダ4のピストンの上側の房室4a
(以下、その動作との関係からこの房室を「ロー
ラ持上用房室」と呼ぶ。)は第1の三方電磁弁7
のポート7aに接続している。この第1の三方電
磁弁7の他の側のポート7bは外気に連通し、同
じくポート7cは第2の三方電磁弁8のポートト
8aに接続されている。この第2の三方電磁弁8
の他の側の2個のポート8b,8cは夫々圧力調
整弁9,11を介してコンプレツサー等の圧縮空
気供給源12に接続されている。
エアシリンダ4のピストンの下側の房室4b
(以下、その作動との関係から、この房室を「ロ
ーラ加圧用房室」と呼ぶ。)は、加・減圧速度制
御回路5を介して、第3の三方電磁弁13のポー
ト13aに接続している。この第3の三方電磁弁
13の他の側のポート13bは外気に連通し、同
じくもう1個のポート13cは圧力調整弁14を
介して圧縮空気供給源12に接続されている。
ところで上記した加・減圧速度制御回路5は例
えば第5図に示す様な構成とする。即ち、ローラ
加圧用房室4b及び第3の三方電磁弁13とに接
続された管路MP上に第1及び第2の可変絞り弁
51,53を直列に設けるとともに、上記2つの
絞り弁51,53の前後を結ぶバイパス管路BP
を設けてやる。このバイパス管路BPに2つの逆
止弁55,57を設ける。これらの逆止弁の内、
エアシリンダ側には第3の三方電磁弁13のポー
ト13aからエアシリンダ側にのみ流れる逆止弁
55とし、第3の三方電磁弁13側には、これと
は逆方向にのみ流れる逆止弁57とする。そし
て、バイパス管路BPの上記両逆止弁55,57
間と、本管路MPの可変絞り弁51,53との間
を管路OPで接続してやる。
尚、前記した三方電磁弁7,8,13及び圧力
調整弁9,11,14等は、夫々手動スイツチ又
は機械からの連動スイツチにより公知の方法で操
作されるものである。
上記の様な構成を有する本考案の装置を用いて
の絞りローラの加圧力調整作業について説明す
る。
先ず、糊付機への糸替の整備等(以下「整備状
態」という。)の場合の様に運転が完全に停止さ
れており、ローラ1a,1bを離しておく場合に
は、第6図に示す様にセツトする。即ち、第1の
三方電磁弁7のポート7aと7cとを、第2の三
方電磁弁8では、ポート8aと8bとを第3の三
方電磁弁13ではポート13aと13cとを夫々
接続してやる。そうすると圧縮空気供給源12か
らの圧縮空気は圧力調整弁9、第2の三方電磁弁
8、第1の三方電磁弁7を介してエアシリンダ4
のローラ持上用房室4aに送り込まれる。そして
他方エアシリンダ4のローラ加圧用房室4b内の
空気は、加・減圧制御回路5の第1の可変絞り弁
51及び第2の逆止弁57を通つて更に第3の三
方電磁弁13を介して外気中に放出される。この
とき圧力調整弁9を介してローラ持上用房室4a
に入る空気圧はローラ1aの自重よりも大きなも
のである。
次に前期整備等が完了し、運転準備状態に入つ
た段階で第7図に示す状態とする。この状態は絞
りローラ間の圧力は小さい場合である。即ち、ま
ず第1の三方電磁弁7においては、ポート7aと
7cとを、第2の三方電磁弁8においてポート8
aと8cとを、第3の三方電磁弁13においては
ポート13aと13cを夫々接続してやる様に設
定する。そうすると、圧縮空気供給12からの圧
縮空気は圧力調整弁11及び第1、第2の三方電
磁弁7,8を介してエアシリンダ4のローラ持上
用房室4aに入る。他方エアシリンダ4のローラ
加圧用房室4b内は前期整備状態より体積が増大
するので、空気は加・減圧速度制御回路5の第2
の可変絞り弁53及び第1の逆止弁55を通つ
て、更に第3の三方電磁弁13を介して外気中か
ら取入れられる。この場合にも、この第2の可変
絞り弁52の絞り開口度は絞り圧が第3図に示す
様に予め設定された勾配になる様に設定し、エア
シリンダのローラ加圧用房室4bへ空気を除々に
入れ、その結果ピストンも除々に下がり、糸への
シヨツクを小さくできる。この場合に用いられる
圧力調整弁11は前記第6図のローラを用上げる
場合に用いた圧力調整弁9とは異なり、エアシリ
ンダ4のピストンに掛る空気圧はローラを押上げ
ることのない範囲即ち、加圧用ローラ1aを固定
ローラ1bから離すまでには至らない範囲に調整
されている。これは絞り状態に応じてローラの自
重以内の押上力に調整する事を意味するものであ
る。
そして、糸速が定速状態即ち高速段階(第1図
中C段階)に入つた時には、この第2の可変絞り
弁53の絞り開口を最大限にし、且つ定常運転中
は、この絞り開口度を維持せしめておいてやる。
そうするとこの段階に於ては絞りローラ1の加圧
状態はローラ1aの自重とローラ1aに付加され
る加圧によつて一定に維持されることとなる。
次に、何等かの理由により機械を停止させる場
合について説明する。機械を停止させる場合には
糸はその速度を除々に低下し、(第1図中D段
階)ものである。したがつて、この減速時に従来
のものの様に(第2図)いつきに加圧ローラ1a
の加圧を零にすることなく、即ちローラ加圧用房
室4bの圧力を除々に減圧させる様に予め、第1
の可変絞り弁51の絞り開口度を糸速の減速に合
わせて除々に小さくなる様に設定しておいやる。
そうするとローラ持上用房室4aに瞬時に圧縮空
気が送り込まれても、ローラ加圧用房室の空気に
よる一種のエアクツシヨン作用によりエアシリン
ダのピストンは除々に降下し、ローラ1aも除々
に持上げられ、絞り圧が除々に小さくなつてい
く。ローラ加圧用房室4bに接続される管路用上
に設けておいた。しかしこの考案はこれに限定さ
れるものではない。即ち第8図に示す様に、上記
加圧速度制御回路5をローラ持上用房室4aに接
続される管路上に設けておいてやつてもよい。ま
たトツプ側絞りローラの加圧調整範囲が広い場合
即ち、トツプ側絞りローラの自重による絞り圧よ
り大きいかまたは小さい絞り圧の設定を自由に行
なおうとする場合には、この加圧速度制御回路を
上記ローラ持上用房室4a及びローラ加圧用房室
4bに夫々接続される管路の両方に設けておいて
やればよい。
上記した様にこの考案によれば、糸速の加速・
減速時にも糸速に見合つた圧力を絞りローラに与
えることができるのでこの加速・減速時において
も絞り圧を一定にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は糊付機における糸の速度状態を示すグ
ラフ、第2図は従来の糊付機等における絞りロー
ラの加・減圧状態を示すグラフ、第3図はこの考
案の糊付機等の絞りローラの加圧力調整装置によ
つた場合の絞りローラの加・減圧速度を示すグラ
フ、第4図はこの考案の装置の一実施例を示すブ
ロツク線図、第5図は、この考案に用いられる加
減圧速度制御回路を示す説明図、第6〜7図はこ
の考案の作用を説明するブロツク線図、第8図は
この考案の他の実施例を示すブロツク線図であ
る。 1……絞りローラ、4……エアシリンダ、4a
……ローラ持上用房室、4b……ローラ加圧用房
室、5……加圧速度制御回路、7,8,13……
三方電磁弁、9,11,14……圧力調整弁、1
2……圧縮空気供給源、51,53……可変絞り
弁、55,57……逆止弁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 絞りローラのトツプ側に加圧操作のために作動
    連結されたエアシリンダ4がローラ持上用房室4
    aとローラ加圧用房室4bとを有しており、 該ローラ持上用房室4aが第1の三方電磁弁
    7、第2の三方電磁弁8及びその異なるポート8
    b,8cに夫々接続された圧力調整弁9,11を
    介して圧縮空気供給源12を接続されており、 該ローラ加圧用房室4bが第3の三方電磁弁1
    3及び圧力調整弁14を介して圧縮空気供給源に
    接続されており、かつ、 上記第1と第3の三方電磁弁7,13が夫々外
    気に連通するポート7b,13bを有している形
    式であつて、 上記ローラ持上用房室4aと第1の三方電磁弁
    7との間及びローラ加圧用房室4bと第3の三方
    電磁弁13との間の少くともいずれか一方に加・
    減圧速度制御回路5が設けられている ことを特徴とする糊付等の絞りローラの加圧力
    調整装置。
JP12642182U 1982-08-20 1982-08-20 糊付機等の絞りロ−ラの加圧力調整装置 Granted JPS5933795U (ja)

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JP12642182U JPS5933795U (ja) 1982-08-20 1982-08-20 糊付機等の絞りロ−ラの加圧力調整装置

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JP12642182U JPS5933795U (ja) 1982-08-20 1982-08-20 糊付機等の絞りロ−ラの加圧力調整装置

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Publication Number Publication Date
JPS5933795U JPS5933795U (ja) 1984-03-02
JPS6142954Y2 true JPS6142954Y2 (ja) 1986-12-05

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