JPS6142742Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6142742Y2
JPS6142742Y2 JP1981176890U JP17689081U JPS6142742Y2 JP S6142742 Y2 JPS6142742 Y2 JP S6142742Y2 JP 1981176890 U JP1981176890 U JP 1981176890U JP 17689081 U JP17689081 U JP 17689081U JP S6142742 Y2 JPS6142742 Y2 JP S6142742Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
fixed
gear
machine base
rotation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981176890U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5884817U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP17689081U priority Critical patent/JPS5884817U/ja
Publication of JPS5884817U publication Critical patent/JPS5884817U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6142742Y2 publication Critical patent/JPS6142742Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、角度切り可能な切断機に関し、該
切断機の旋回部における回転角度表示の視認性を
向上した切断機の旋回角度表示装置に関する。
切断機本体の特定の軸のまわりに回動する型の
切断機における角度位置決めにおいては、旋回部
を回転自在に設けてなる固定台上に、円弧状に複
数個の穴を設け、この円弧上配置の穴の上を移動
するピンが落ち込んで位置決めする構成となつて
いたが、種々の角度切りを行なうたびに、操作者
が上記ピンを穴から離脱しなければならず煩わし
く、これを改良するものとして実用新案出願公告
昭52−14301号の如きがある。反面、前記旋回部
の回転角度表示については、前記固定台に角度目
盛スケールを貼り、一方上記旋回部に、例えば矢
印等の指示手段を取り付けて、該矢印が旋回部と
共に上記角度目盛スケール上を移動することによ
つて角度表示がなされていたので、角度がわかり
にくいという問題点があつた。
この考案は、上記に鑑みて案出されたもので、
その目的とするところは、角度切り可能な切断機
における旋回部の回転角度表示の視認性を向上す
ることである。
以下、図面を用いて、この考案の実施例につい
て説明する。
第1図aおよびbは、この考案を角度切帯鋸盤
に用いた場合の実施例で、1は基台、3は該基台
1に立設した固定軸5を中心として上記基台1上
に回動固定自在に装着された機台、7は帯鋸刃9
を架装したホイール11,11′を支承するヨー
クハウジング、13,15および15′は材料を
挟持固定するためのバイス機構を構成するそれぞ
れ可動バイスジヨー、固定バイスジヨーを示して
おり、この実施例の特徴としては、前記固定軸5
に設けられた固定歯車17に噛合した状態で該固
定歯車17のやわりを回動することによつて前記
機台3を固定軸5を中心として回動させる可動歯
車19の中心軸にロータリエンコーダ21を設
け、機台3の回転に伴い該ロータリエンコーダ2
1からの出力されるパルス信号を回転角度表示制
御手段23で処理して機台3の回転角度を表示す
るようにしたことにある。
回転角度表示制御手段23は、操作盤24に内
蔵されており、第2図に示す如くロータリエンコ
ーダ21から供給される位相の異なる2種類のパ
ルス信号の位相に基づいて該ロータリエンコーダ
21の回転方向を検出して、正転の場合にはUP
信号を、逆転の場合にはDOWN信号を出力する
位相検出部25と、該位相検出部25から印加さ
れるUP信号あるいはDOWN信号に基づいてパル
スの計数を行なうアツプダウンカウンタ27と、
該アツプダウンカウンタ27から印加される計数
信号に基づいてデータ信号および桁選択信号をそ
れぞれ第1のデコーダ部29、第2のデコーダ部
31に出力するマルチブレクサ33と、回転角度
をデイジタル表示する表示部35とを有する。な
お、第2のデコーダ部31は、上記桁選択信号を
スキヤンデコーダ37でデコードして、そのデコ
ードした信号に基いて、第1のデコーダ部29に
おいて前記データ信号に対応して出力される発光
表示信号を入力すべき表示部35における桁を指
示する桁信号をデジツトドライバ39から表示部
35に出力する。
ロータリエンコーダ21は、例えば360パル
ス/回転のものを用いて、前記可動歯車19が固
定歯車17のまわりを1回転すると10回転する関
係とすれば、すなわち機台3が基台1上を1回転
すると上記パルスエンコーダ21から出力される
パルス数は3600パルスとなるので、1パルスが
0.1度を示すことになる。
次に、この実施例の作用について説明すると、
操作者が操作盤24上の機台回転制御用スイツチ
(図示せず)を押すと、油圧シリンダ(図示せ
ず)の作動で、可動歯車19が固定歯車17に対
して噛合した状態で回転することによつて、機台
3が回転する。一方、前記可動歯車19の中心軸
に設けられたロータリエンコーダ21からは、該
可動歯車19の回転に伴つてパルス信号が回転角
度表示制御手段23に供給される。
該回転角度表示制御手段23においては、まず
上記ロータリエンコーダ21から供給される位相
の異なる2種類のパルス信号の位相に基づいて、
機台3の回転方向、すなわち該ロータリエンコー
ダ21の回転方向を検出し、正転の場合にはアツ
プダウンカウンタ27の計数値を増すUP信号
を、逆転の場合には該計数値を減らすDOWN信
号をそれぞれ上記アツプダウンカウンタ27に供
給して、パルスの計数を行なわせて、この計数結
果を示す計数信号をマルチプレクサ33に出力す
る。マルチプレクサ33は、該計数信号に基づい
て、第1のデコーダ部29、第2のデコーダ部3
1にそれぞれデータ信号、桁選択信号を供給し
て、第2のデコーダ部31で第1のデコーダ部2
9からの発光表示信号を入力すべき表示部35の
桁を選択させて上記計数信号が示す機台3の回動
角度を表示部35で表示させる。
なお、回転角度表示制御手段23′を第3図に
示す如きマイクロコンピユータ40で構成しても
よい。但し、上記マイクロコンピユータ40にお
いて、41はロータリエンコーダ21から出力さ
れるパルス信号を所定の周期で取り入れるPPI
(Pulse Phase Interface)、43はCPU(中央処
理装置)、45は処理プログラムが記憶されてい
るROM(Read Only Memory)、47はデータ
を一時記憶しておくRAM(Random、Access
Memory)、49は上記CPU43がロータリエン
コーダ21から供給されたパルス信号について計
数を行なつた計数信号を、該計数信号に基づいて
表示部35に機台3の回転角度を表示させる発光
表示信号を出力する表示ドライバ51に印加する
PIA(Peripheral Interface Adapter)である。
また、前記表示部35は、デイジタル表示のも
のを用いているが、これに限定されるものではな
く、前記発光表示信号をデイジタル−アナログ変
換(D/A変換)することによつてアナログ表示
もできる。
また、第4図に示す如く、材料Wを固定するバ
イス機構を構成するバイスジヨー53および55
を同期して回動して、材料W自体を帯鋸刃9の切
断線Cに対して回転させることによつても、材料
Wに対して所望の角度切りをすることができるが
その場合には、上記バイスジヨー53および55
の一方(例えばバイスジヨー55)に扇形歯車部
55−aを形成して、該歯車部55−aにロータ
リエンコーダ21の回転軸に取り付けられた歯車
21−aを噛合させることによつて、機台3を回
転させた場合と同様に回転角度の表示をすること
ができる。
従つて、この実施例によれば、切断機の旋回部
の回動動作をロータリエンコーダで検出して、そ
の検出した電気信号に基づいて上記旋回部の回転
角度を表示するようにしたので、見やすく、ま
た、正確な旋回部の角度設定をすることができ
る。
以上のごとき実施例の説明により理解されるよ
うに、要するに本考案の要旨は実用新案登録請求
の範囲に記載のとおりであるから、その記載より
明らかなように、本考案においては、基台上に立
設した固定軸を中心として回動固定自在な機台に
回転自在に支承された可動歯車は固定軸に設けた
固定歯車に噛合してあり、かつ可動歯車の径を固
定歯車の径よりも小さく設けてなるものである。
そして、前記機台の操作盤には、可動歯車の回転
を検出して基台に対する機台の回転角度を表示す
る表示手段が設けられているものである。
したがつて本考案によれば、操作盤を操作して
材料の切断を開始するとき、基台に対する機台の
回転角度を直ちに続み取ることができ、機台の回
転角度が正確に設定されているか否かの確認が容
易であり、操作性が向上するものである。また、
固定軸に設けられた固定歯車と可動歯車とを噛合
した構成となし、かつ固定歯車の径より可動歯車
の径を小さく設けてなるものであるから、検出部
が機台内に収納された態様となり、材料の切断時
に生じる切粉等の悪影響を受けることがなく、基
台に対する機台の回転角度を精度よく検出できる
ものである。
なお、この考案は、前記実施例に設定されるも
のではなく、適宜の変更によつては、他の実施態
様でも実施し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bはこの考案を角度切帯鋸盤に用い
た場合の実施例を示すもので、第1図aは角度切
帯鋸盤の正面図、第1図bは角度切帯鋸盤の平面
図、第2図は回転角度表示制御手段の構成例、第
3図は回転角度表示制御手段の他の構成例、第4
図は角度切帯鋸盤の材料の固定バイス機構の回動
を検出することによつて回転角度を表示する場合
の実施例を示す。 図の主要な部分を表わす符号の説明、9……帯
鋸刃、7……ヨークハウジング、3……機台、1
……基台、21……ロータリエンコーダ、23…
…回転角度表示制御手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基台1上に立設した固定軸5を中心として回動
    固定自在な機台3上に、材料を挟持固定するため
    のバイス機構を設けると共に、バイス機構によつ
    て挟持固定された材料を切断するための帯鋸刃9
    を支承したヨークハウジング7を昇降自在に設
    け、上記固定軸5に設けられた固定歯車17に噛
    合した可動歯車19を機台3に回転自在に支承し
    て設けると共に、可動歯車19の径を固定歯車1
    7の径よりも小さく設け、前記基台1に対する機
    台3の回動による可動歯車19の回転を検出して
    基台1に対する機台3の回転角度を表示する回転
    角度表示手段23を、前記ヨークハウジング7と
    一体的な操作盤24に設けてなることを特徴とす
    る切断機の旋回角度表示装置。
JP17689081U 1981-11-30 1981-11-30 切断機の旋回角度表示装置 Granted JPS5884817U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17689081U JPS5884817U (ja) 1981-11-30 1981-11-30 切断機の旋回角度表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17689081U JPS5884817U (ja) 1981-11-30 1981-11-30 切断機の旋回角度表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5884817U JPS5884817U (ja) 1983-06-08
JPS6142742Y2 true JPS6142742Y2 (ja) 1986-12-04

Family

ID=29970263

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17689081U Granted JPS5884817U (ja) 1981-11-30 1981-11-30 切断機の旋回角度表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5884817U (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4662299B2 (ja) * 2004-07-26 2011-03-30 日立工機株式会社 卓上切断機
JP4656376B2 (ja) * 2004-06-30 2011-03-23 日立工機株式会社 卓上切断機
JP4599909B2 (ja) * 2004-06-30 2010-12-15 日立工機株式会社 卓上丸鋸
JP4539197B2 (ja) * 2004-06-30 2010-09-08 日立工機株式会社 卓上切断機
JP4569204B2 (ja) * 2004-07-26 2010-10-27 日立工機株式会社 卓上切断機

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5015876U (ja) * 1973-06-09 1975-02-19
JPS51124985U (ja) * 1975-04-08 1976-10-08

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5884817U (ja) 1983-06-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4988865A (en) Device for determining the angular position of the drive shaft in a sewing machine
JPS6142742Y2 (ja)
JP2005225226A (ja) 卓上丸鋸
US5777471A (en) Device for detecting angular positions of a shaft
JP5000470B2 (ja) 卓上切断機における回転テーブルの回転角度表示装置
JPS5617762A (en) Detector for steering angle
US3966017A (en) Working range indicating device for aerial ladder truck
JPH0439487Y2 (ja)
JPS56157829A (en) Wheel balancer employing phasic display system by light beam
JPS6240752Y2 (ja)
US4277210A (en) Adjustable angle star feed machining slide
JPS63314915A (ja) アナログ式プログラマブルカウンタ
JPH0473539B2 (ja)
JPH088412Y2 (ja) 角度検出器
JPH02242117A (ja) アブソリュート型エンコーダ
JP2509608B2 (ja) インデツクス・テ−ブル
JPH0365854B2 (ja)
JPS59136610A (ja) 大形立旋盤の被加工物直径測定装置
JPS6113291Y2 (ja)
JP2002235499A (ja) エレクタの旋回位置検出装置
JP4732564B2 (ja) アブソリュートエンコーダを備えた測量機の測角装置
JPH0740434Y2 (ja) 車両用ステアリングハンドル通電装置
JPH0547362Y2 (ja)
JPH07215578A (ja) 簡易用紙測長カウンタ
JPH05192072A (ja) 冷凍魚切断ブロック自動皮むき装置