JPS6142685Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6142685Y2
JPS6142685Y2 JP3661282U JP3661282U JPS6142685Y2 JP S6142685 Y2 JPS6142685 Y2 JP S6142685Y2 JP 3661282 U JP3661282 U JP 3661282U JP 3661282 U JP3661282 U JP 3661282U JP S6142685 Y2 JPS6142685 Y2 JP S6142685Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
arm
rotating
positioning
rotating arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3661282U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58143075U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3661282U priority Critical patent/JPS58143075U/ja
Publication of JPS58143075U publication Critical patent/JPS58143075U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6142685Y2 publication Critical patent/JPS6142685Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は板金部品の位置決め固定装置に関する
ものであり、特に板材からプレス加工、溶接等に
よつて三次元形状をなすように構成された板金部
品を、所定の対象部材に対して位置決め固定する
装置に関するものである。
三次元形状の板金部品に何らかの加工を加えた
り、他の部材に溶接、リベツテイング、ヘミング
加工等によつて組み付けたりする目的で、板金部
品を所定の位置に位置決め固定することがしばし
ば必要となる。
例えば、第1図は、自動車車体のエプロン(対
象部材)2に溝形の強度部材(板金部品)4をス
ポツト溶接によつて組み付ける作業を略図的に示
すものであるが、エプロン2は位置決め基準台6
に対して位置決め固定され、強度部材4は受け具
8と押え具10とによつててエプロン2に対して
位置決め固定されるようになつている。そして、
この位置決め固定された強度部材4のフランジ
が、位置決め基準台6の所定位置に固設されてい
る固定電極11と図示しない可動電極とによつ
て、エプロン2にスポツト溶接されるのである。
このような装置においては、従来、位置決め基
準台6と受け具8とは移動不能に設けられ、押え
具10のみが移動可能に設けられていたために、
エプロン2及び強度部材4の位置決め装置へのロ
ーデイングが困難である欠点を有していた。即
ち、強度部材4を先に受け具8上にローデイング
し、エプロン2をその後から位置決め基準台6に
ローデイングしようとすれば、エプロン2の下端
部を強度部材4と位置決め基準台6との間の狭い
隙間に挿入しなければならないが、これは極めて
困難なことである。従つて、先ずエプロン2をロ
ーデイングした後、強度部材4をローデイングす
ることが必要であつて、両部材のローデイング順
序を変更することは不可能である。しかし、エプ
ロン2のローデイング後に強度部材4をローデイ
ングしようとすれば、エプロン2と受け具8との
間に強度部材4を挿入することが必要であるた
め、強度部材4のローデイングもそれ程容易とは
言えず、そのうえエプロン2にバツテリサポート
12のように受け具8の上方に突出する部材が存
在する場合には、強度部材4の受け具8へのロー
デイングが一層困難となるのである。
以上、エプロン2に対して強度部材4を位置決
め固定する場合を例として具体的に説明したが、
このような不都合は強度部材4以外の板金部品を
位置決め固定する場合にも同様に生ずるものであ
る。
本考案は、上記のような従来技術の欠点に鑑み
て、押え具10のみならず受け具8も移動可能で
あつて、対象部材から離れた位置で板金部品をロ
ーデイングされた受け具8が、その板金部品を対
象部材に押し付けると同時に、押え具10も板金
部品に作用して、その部品を所定の位置に位置決
め固定し得る装置を、できる限り簡単な構造で安
価に提供することを目的として為されたものであ
る。
この目的を達成するために、本考案に係る位置
決め固定装置は、ほぼ水平な第1軸線のまわりに
回動可能に設けられた第1回動アームと、前記第
1軸線に平行な第2軸線のまわりに回動可能に設
けられた第2回動アームと、これら両回動アーム
のいずれか一方を所定角度往復回動させる駆動装
置と、前記一方のアームの少なくとも往回動に連
動して他方のアームを当該一方のアームと同一方
向に往回動させる純機械的な連動機構と、前記第
1回動アームに、前記板金部品を位置決めして支
持すべく設けられた部品受け具と、前記第2回動
アームに設けられた部品押え具とを含むように構
成される。また、前記部品受け具は、前記第1回
動アームの往回動に伴つて、前記対象部材から離
れた部品ローデイング位置から対象部材に近傍し
た部品固定位置へ移動するように、一方、前記部
品押え具は、前記第2回動アームの往回動に伴つ
て、前記部品ローデイング位置にある部品受け具
から離れたアンクランプ位置から部品固定位置に
ある部品受け具と共同して板金部品を挾むクラン
プ位置へ移動するように構成される。
以上のように構成された位置決め固定装置によ
れば、板金部品をを対象部材から離れた位置にあ
る部品受け具にローデイングすれば、部品受け具
がその板金部品を搬送して対象部材に押し付ける
と同時に、部品押え具が板金部品に作用し、板金
部品は部品受け具、部品押え具及び対象部材によ
つて少なくとも三方から位置決め固定されること
となる。即ち、上記のような構成の位置決め固定
装置によれば、板金部品の部品受け具へのローデ
イングを対象部材から離れた位置で行ない得るの
で部品受け具への板金部品のローデイングが極め
て容易となる。
しかも、部品受け具が設けられている第1回動
アームと、部品押え具が設けられている第2回動
アームとは、純機械的な連動機構によつて連動さ
せられており、いずれか一方のアームが駆動装置
によつて駆動されることによつて、部品受け具と
部品押え具との両方が移動させられることとな
り、両者をそれぞれ専用の駆動装置によつて駆動
する場合に比較して駆動装置が少なくて済み、ま
たその駆動装置を制御するための制御装置も簡単
となつて、装置コストの上昇を回避することが可
能となるのである。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
本実施例の位置決め固定装置は、第2図から明
らかなように、前記エプロン2に溝形の強度部材
4を位置決め固定するための装置であり、エプロ
ン2を位置決め支持する位置決め基準台6と、強
度部材4の長手方向に隔たつた3つの部位に作用
する3組の位置決め固定ユニツト14,16及び
18を含んでいる。
第1組の位置決め固定ユニツト14は、第3図
から明らかなように、2個の回動アーム22及び
24を備えている。回動アーム22は、下端部に
おいて固定軸26に回動可能に取り付けられてお
り、一方、回動アーム24は下端部において回転
軸28に固定されている。固定軸26と回転軸2
8とは互いに平行に配置されており、両回動アー
ム22及び24はそれぞれの軸26及び28から
ほぼ同方向に延び出させられている。
回動アーム22の自由端には、部品受け具30
が溶接、ボルト締め等適宜の手段によつて固定さ
れている。部品受け具30は、固定軸26側から
回動アーム22の自由端側に向つて強度部材4を
受ける受け面32と、その受け面32から立上が
つて位置決め基準台6及びそれに固定されるエプ
ロン2に対向する対向面34と、前記受け面32
に立設された位置決めピン36とを備えている。
受け面32と対向面34とは、強度部材4の互に
に直交する外面に接触して強度部材4の長手方向
に直角な方向の位置決めを行ない、位置決めピン
36は、強度部材4に形成された位置決め穴に嵌
入して強度部材4の長手方向の位置決めを行うも
のである。
一方、回動アーム24の自由端には部品押え具
40が部品受け部30の場合と同様な手段によつ
て固定されている。部品押え具40は、回動アー
ム24の長手方向に直角に、回動アーム22の上
方へ延びており、部品受け具30の受け面32に
対向する押え面42と、位置決め基準台6に対向
する対向面44とを備えている。
回動アーム22は、圧縮コイルばね46によつ
て反時計方向へ回動するように常時付勢され、通
常は一点鎖線で示す位置においてストツパ48に
当接して静止している。これに対して回動アーム
24は、回転軸28が図示を省略する駆動装置に
よつて一定角度範囲で回転させられることによつ
て、一点鎖線で示す位置と実線で示す位置との間
を往復回動させられる。回動アーム22は位置決
め基準台6に近い側に配置され、回動アーム24
は位置決め基準台6から遠い側に配置されている
ため、回動アーム24が位置決め基準台6に向つ
て回動させられる時、回動アーム24の回動アー
ム22側の当接面50が、部品受け具30の回動
アーム24側の当接面52に当接し、それによつ
て回動アーム22も回動アーム24と共にストツ
パ54に当接するまで回動させられることとな
る。即ち、本実施例においては、当接面50と5
2とによつて、回動アーム22を回動アーム24
の往回動に連動して往回動させる連動機構が構成
されているのである。
第2組の位置決め固定ユニツト16は第4図に
示すように構成されているが、この構成は前記第
1組の位置決め固定ユニツト14とほぼ同様であ
るため、第3図における各要素と同一の作用をな
す要素には、第3図の各要素を示す符号に100
を加えた符号を付して両者の対応関係を示し、詳
細な説明は省略する。ただし、本ユニツト16に
あつては、対向面111は部品押え具140のみ
に設けられている。このように、対向面は部品押
え具のみに設けてもよく、また第1組のユニツト
14のように部品押え具及び部品受け部の双方に
設けてもよく、更には部品受け具のみに設けても
よいものであり、板金部品の形状に応じて選択が
可能である。
第3組の位置決め固定ユニツト18は第5図に
示すように構成されており、前記2組の位置決め
固定ユニツト14及び16とは構成が異なつてい
る。即ち、この位置決め固定ユニツト18も、固
定軸26に回動可能に取り付けられた回動アーム
60と、回転軸28に固定された回動アーム62
とを備え、回動アーム62が回転軸28の一定角
度の回転に伴つて、回動アーム60を回動させる
点においては前記位置決め固定ユニツト14及び
16と同様であるが、回動アーム62は部品押え
具を備えず、強度部材4に直接作用しない点にお
いて大きく異なつているのである。
回動アーム60の自由端に固定された部品受け
具64と共同して強度部材4を挾む部品押え具6
6は、回転軸28に平行に設けられた固定軸68
によつて回動可能に支持されている別の回動アー
ム70に取り付けられている。この回動アーム7
0は、固定軸72によつて回動可能に支持された
レバー74と、2個のリンク76及び78とから
なるリンク機構によつて、前記回動アーム62に
連結されている。従つて、回動アーム62が回転
軸28の回転に伴つて、一点鎖線で示す位置から
実線で示す位置まで回動させられる時、回動アー
ム70も同様に、一点鎖線で示す位置から実線で
示す位置まで回動させられ、この回動アーム70
に取り付けられた部品押え具66が、回動アーム
60に取り付けられた部品受け具64と共同し
て、強度部材4を挾むこととなる。即ち、この位
置決め固定ユニツト18においては、回動アーム
60が前記2組の位置決め固定ユニツト14及び
16における回動アーム22及び122と同様な
役割を果す一方、回動アーム70が回動アーム2
4及び124と同様な役割を果すのであつて、回
動アーム62はレバー74、リンク76及びリン
ク78等と共に、回動アーム70と回動アーム6
0との往動を連動させる連動機構を構成している
と考えることができ、この意味において、位置決
め固定ユニツト18も本考案の実施例の一つであ
るということができるのである。
尚、以上の説明から明らかなように、各組の位
置決め固定ユニツト14,16及び18における
回動アーム24,124及び62は全て同一の回
転軸28に固定されており、従つて、回転軸28
が一つの駆動装置によつて回転させられる時、各
回動アーム24,124及び62は一斉に同一角
度回転させられる。これに対して、回動アーム2
2,122及び60は固定軸26に対して回転自
在に取り付けられている。これは回動アーム2
2,122及び60を一体の回転自在な軸に固定
する場合に必要となる回動アーム相互の位相調整
を不要とするために為されたことであつて、この
位相調整の労を厭わなければ、各回動アーム2
2,122及び60を一本の回転軸に固定するこ
とも可能である。
次に本実施例装置の作動を説明する。
本実施例装置においては、回動アーム22,1
22及び60、並びに回動アーム24,124,
62及び70は、通常一点鎖線で示されている位
置にある。この状態において、部品受け具30,
130及び64に強度部材4がローデイングされ
るが、この場合、部品受け具30,130及び6
4はエプロン2を位置決め固定するための位置決
め基準台6から離れた位置に有り、且つ部品押え
具40,140及び66はいずれも部品受け具3
0,130及び64から離れたアンクランプ位置
にあるため、強度部材4のローデイングは極めて
容易であり、また強度部材4をエプロン2より先
にローデイングすることも、後にローデイングす
ることも自由である。
エプロン2と強度部材4とのローデイングが終
了したならば、図示しない駆動装置によつて回転
軸28を一定角度回転させることによつて、回動
アーム24,124及び62を、位置決め基準台
6に固定されているエプロン2に向つて一斉に回
動させる。各回動アーム24,124及び62は
一定角度回動した後、回動アーム22,122及
び64にそれぞれ当接し、それ以後は、これらの
回動アームを一緒に回動させる。ただし、回動ア
ーム24,124及び62の回動中心線は回転軸
28の軸線であるのに対して、回動アーム22,
122及び60の回動中心線は固定軸26の軸線
であるため、回動に伴つて各対の回動アーム24
と22,124と122、及び62と60との間
に、長手方向の相対移動が生ずるのであり、これ
によつて第1組の位置決め固定ユニツト14にお
いては、部品押え具40が部品受け具30に接近
し、第2組の位置決め固定ユニツト16において
は、部品押え具140が部品受け具130に接近
することとなる。一方、第3組の位置決め固定ユ
ニツト18においては、回動アーム62の回動が
リンク78、レバー74及びリンク76を介して
回動アーム70に伝達され、これによつて部品押
え具66が部品受け具64に接近させられること
となる。上記回動アーム22,122及び60の
回動によつて部品受け具30,130及び64が
部品固定位置に移動させられ、強度部材4がエプ
ロン2に押し付けられることとなるが、これと同
時に、各部品押え具40,140及び66もクラ
ンプ位置に達して部品受け具30,130及び6
4と共同して強度部材4を挾み、結局強度部材4
は、エプロン2と、部品受け具30,130,6
4と、部品押え具40,140,66とによつて
三方から拘束され、エプロン2に対して所定の位
置に位置決め固定されることとなる。
この状態において、強度部材4がそのフランジ
においてエプロン2に、位置決め基準台6に固定
の固定電極11と図示しない可動電極とによつて
スポツト溶接され、エプロン2に組み付けられ
る。組付けが完了したならば、回転軸28を逆方
向に回転させ、回動アーム24,124及び62
を一点鎖線で示すローデイング位置へ復帰させ
る。これに伴つて、回動アーム22,122及び
60もそれぞれ圧縮ばね46,146の付勢力若
しくはそれ自身の自重によつて、一点鎖線で示す
ローデイング位置へ復帰しようとする。しかし、
これらは位置決めピン36,136等によつて強
度部材4と係合しており、その強度部材4はエプ
ロン2にスポツト溶接により固定されているた
め、回動アーム22,122及び60はこの時点
でローデイング位置へ復帰することができない。
そして、エプロン2の位置決め基準台6への固定
が解除されて、強度部材4と共に取り外されると
き、回動アーム22,122及び60の強度部材
4との係合が解けてローデイング位置へそれぞれ
復帰することとなる。以上で1サイクルの作動が
終了する。
尚、付言すれば、上記実施例装置においては、
3組の位置決め固定ユニツト14,16及び18
が共通の駆動装置によつて駆動されるように構成
されているため、装置が極めて簡略となり、装置
コストを大幅に低減させ得る効果が得られるので
あるが、各組の位置決め固定ユニツト14ごとに
駆動装置を設けることも可能である。
また、前記実施例においては、強度部材4が長
手形状のものであつたために、3組の位置決め固
定ユニツト14,16及び18が設けられていた
が、位置決め固定すべき板金部品が長手形状のも
のでない場合には、一組のユニツトのみから成る
位置決め固定装置によつても目的を達することが
できる。
更に、前記実施例においては、部品押え具4
0,140及び66を保持する回動アーム24,
124及び70が駆動装置によつて駆動され、部
品受け具30,130及び64を保持する回動ア
ーム22,122及び60がこれに連動して回転
させられるようにされていたが、逆に、部品受け
具30,130及び64を保持するそれぞれの回
動アームを駆動装置によつて駆動し、部品押え具
40,140及び66を保持する回動アームをこ
れに連動して回動させるようにすることも可能で
あり、また、部品受け具及び部品押え具はそれぞ
れ回動アームと一体に形成しても何等差支えな
く、形状も目的とする板金部品の形状に対応して
種々に変更し得のものである。
また、前記実施例装置は板金部品である強度部
材4を、同じく板金部品であるエプロン2に対し
して位置決め固定するものであつたが、例えば板
金部品に所定のプレス加工や機械加工を施す装置
に使用される位置決め固定装置にあつては、板金
部品を位置決め固定すべき対象部材は、加工装置
に取り付けられた位置決め治具であることとな
り、対象部材は必ずしも部品に限定される訳では
ない。
その他、本考案は、実用新案登録請求の範囲を
逸脱することなく、当業者の知識に基づいて種々
の改良、変形を加えた態様で実施し得るものであ
ることはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の板金部品位置決め技術の一例を
示す説明図である。第2図は本考案の一実施例で
ある位置決め固定装置を略図的に示す正面図であ
る。第3図、第4図及び第5図は第2図に示す位
置決め固定装置に含まれる各組の位置決め固定ユ
ニツトを示す側面図である。 2:エプロン(対象部材)、4:強度部材(板
金部品)、6:位置決め基準台、14,16,1
8:位置決め固定ユニツト、22,122,6
0:回動アーム(第1)、24,124,70:
回動アーム(第2)、26,68:固定軸、2
8:回転軸、30,130,64:部品受け具、
40,140,66:部品押え具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 三次元形状の板金部品を組付け等のために所
    定の対象部材に対して位置決め固定する装置で
    あつて、 ほぼ水平な第1軸線のまわりに回動可能に設
    けられた第1回動アームと、 前記第1軸線に平行な第2軸線のまわりに回
    動可能に設けられた第2回動アームと、 前記両回動アームのいずれか一方を所定角度
    往復回動させる駆動装置と、 前記一方のアームの少なくとも往回動に連動
    して他方のアームを該一方のアームと同一方向
    に往回動させる純機械的な連動機構と、 前記第1回動アームに、前記板金部品を位置
    決めして支持すべく設けられ、該アームの往回
    動に伴つて、前記対象部材から離れた部品ロー
    デイング位置から該対象部材に近接した部品固
    定位置へ移動する部品受け具と、 前記第2回動アームに設けられ、該アームの
    往回動に伴つて、前記部品ローデイング位置に
    ある前記部品受け具から離れたアンクランプ位
    置から前記部品固定位置にある部品受け具と共
    同して前記板金部品を挾むクランプ位置へ移動
    する部品押え具とを含み、 前記部品受け具、部品押え具および対象部材
    によつて少なくとも三方から前記板金部品を位
    置決め固定するように構成されたことを特徴と
    する板金部品の位置決め固定装置。 (2) 前記第1および第2の回動アームがそれぞれ
    前記第1および第2の軸線からほぼ同方向に延
    びるとともに、該第1回動アームが前記対象部
    材に近い側に、該第2回動アームが該対象部材
    から遠い側にそれぞれ配設されており、 前記部品受け具が前記第1軸線側から前記第
    1回動アームの自由端側に向つて前記板金部品
    を受ける受け面を備える一方、前記部品押え具
    が前記第2回動アームから前記第1回動アーム
    側へ延び出して前記受け面に対面する押え面を
    備えるとともに、該部品受け具および部品押え
    具の少なくとも一方が前記対象部材に対面する
    対向面を備えており、かつ、 前記駆動装置および連動機構が、前記第1お
    よび第2の回動アームを、該第2回動アームか
    ら該第1回動アームに向う方向に往回動させる
    ものであつて、 該両回動アームの往回動に伴つて、前記対向
    面と前記対象部材、並びに前記押え面と前記受
    け面がそれぞれ接近し、前記板金部品を挾んで
    位置決め固定する実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の位置決め固定装置。 (3) 前記駆動装置が前記第2回動アームを往復回
    動させるものであり、 前記第1回動アームがばね部材によつて常時
    復回動方向へ付勢されており、かつ、 前記連動機構が、前記第1および第2回動ア
    ームまたはそれらに固定の部材の互に対向する
    側にそれぞれ設けられ、該第2回動アームが往
    回動するとき互に当接して該第1回動アームを
    前記ばね部材の付勢力に抗して往回動させる一
    対の当接面から構成されている実用新案登録請
    求の範囲第2項記載の位置決め固定装置。 (4) 前記第1および第2の回動アーム、部品受け
    具、並びに部品押え具が、長手形状の板金部品
    の長手方向に隔たつた複数部位に作用すべく、
    複数組並列に設けられており、かつ各組の前記
    第1または第2の回動アームが共通の駆動軸に
    固定され、該駆動軸が前記駆動装置によつて駆
    動されることによつて各組の第1および第2の
    回動アームが一斉に往回動させられるように構
    成されている実用新案登録請求の範囲第1項ま
    たは第2項に記載の位置決め固定装置。
JP3661282U 1982-03-16 1982-03-16 板金部品の位置決め固定装置 Granted JPS58143075U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3661282U JPS58143075U (ja) 1982-03-16 1982-03-16 板金部品の位置決め固定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3661282U JPS58143075U (ja) 1982-03-16 1982-03-16 板金部品の位置決め固定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58143075U JPS58143075U (ja) 1983-09-27
JPS6142685Y2 true JPS6142685Y2 (ja) 1986-12-03

Family

ID=30048036

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3661282U Granted JPS58143075U (ja) 1982-03-16 1982-03-16 板金部品の位置決め固定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58143075U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0344384Y2 (ja) * 1986-02-10 1991-09-18
GB0710349D0 (en) * 2007-05-31 2007-07-11 Airbus Uk Ltd Method of manufacturing a stiffened panel

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58143075U (ja) 1983-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6142685Y2 (ja)
JP3438548B2 (ja) スポット溶接用ロボットハンドおよびこのロボットハンドによるワーク把持方法
CN218016694U (zh) 一种汽车零件分总成焊接定位工装
EP0012553A1 (en) Vertical spindle machine tool with tiltable spindle and tiltable automatic tool changer
JP3002943B2 (ja) クランプ装置
JPH05304Y2 (ja)
JPH0618715Y2 (ja) ワ−ク位置決め装置
JPH0726267Y2 (ja) ワーク反転装置
CN220825578U (zh) 激光焊接机
JP3763194B2 (ja) 溶接部品の機械加工装置
CN115041882B (zh) 一种压固式汽车落水槽面板焊接装置、系统及方法
JPH078463B2 (ja) テーブルの位置決め機構
JPS625865Y2 (ja)
JP2586263Y2 (ja) 横型自動溶接機
JPH0539837Y2 (ja)
JPS5924433Y2 (ja) ワ−ククランプ装置
JPH018243Y2 (ja)
JPH0638625Y2 (ja) 溶接ガン装置
JPH0216870Y2 (ja)
JPS5844989Y2 (ja) クランプ装置
JP2501307Y2 (ja) 溶接ロボツトの通電用接続ユニット
JP2669144B2 (ja) ワーク位置決め装置
JPS6031028Y2 (ja) スポツト溶接ガンの姿勢制御装置
JPH0735664Y2 (ja) 組付部品位置決め装置
JPH024734Y2 (ja)