JPS6142197Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6142197Y2
JPS6142197Y2 JP1979162724U JP16272479U JPS6142197Y2 JP S6142197 Y2 JPS6142197 Y2 JP S6142197Y2 JP 1979162724 U JP1979162724 U JP 1979162724U JP 16272479 U JP16272479 U JP 16272479U JP S6142197 Y2 JPS6142197 Y2 JP S6142197Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
dust
scraper
reading
hopper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1979162724U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5683861U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1979162724U priority Critical patent/JPS6142197Y2/ja
Publication of JPS5683861U publication Critical patent/JPS5683861U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6142197Y2 publication Critical patent/JPS6142197Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Conveying Record Carriers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、シート読取り装置に関し、特にシー
ト読取り装置のゴミ除去機構に関するものであ
る。
記録媒体の文字やマークを光学的に読取る読取
り装置において、記録面に付着しているゴミが、
データの読取り信頼性に及ぼす影響は、極めて大
きい。特に手書きデータシートにおいては、デー
タ記入時の消しゴムのくずが多量に付着している
ことが多く、また菓子類等の食品のくずが付着す
る場合もまれではない。これらのゴミによる読取
り障害は、装置自身の信頼性に起因する読取り障
害よりもはるかに多いのが通例である。しかも、
障害の原因となつたゴミは、読取りヘツド通過
後、スタツカに至るまでに摩擦や振動で脱落して
しまうために、読取り障害の原因を究明すること
が困難になる場合が多い。
従来、シート読取り装置は第1図に示すよう
に、ホツパエレベータ1によりマークシート9が
押し上げられ、ピツクアツプローラ2によりシー
ト9が送出される。シート9はセパレートローラ
3、リバースベルト4、およびドライブローラ5
により1枚ずつ送り出され、フイードローラ6お
よびプレツシヤローラ7によつて読取りヘツド8
へ送り込まれる。
記録面上のゴミを排除する手段としては、第1
図に示されるように、13の位置において、 (1) 圧搾空気によるゴミの吹き飛ばし方式(エア
方式) (2) 織毛ブラシによるゴミの掃き落し方式(ブラ
シ方式) を採用していた。
前者のエア方式は、エアポンプ(またはブロ
ア)、ノズル、配管等を必要とし、大型かつ高価
となつていた。さらに、空気の圧力に限りがある
ため、大型のゴミや付着力の強いゴミは除去する
ことが困難であり、その確実な効果は期待できな
かつた。空気の圧力を高めることで、ある程度こ
れらの欠点は改善できるが、高圧空気を記録媒体
に吹きつけるため、媒体の走行異常や空気音によ
る騒音等、別の問題点を発生する。このため、エ
ア方式によるゴミ排除効果の改善は、ほとんど望
むことができない状況にある。しかも、エアでゴ
ミが飛散するため装置自身が塵あい発生源とな
り、他の障害の原因となりやすい欠点があつた。
後者のブラシ方式は、比較的安価であり、ゴミ
も飛散しにくいが、ブラシにゴミが付着してブラ
シ自身がゴミの二次発生源となりやすかつた。こ
のため、ブラシ自身のセルフクリーニングが必要
となり、クリーニング方法として圧搾空気(また
は真空)等を併用することになるため、やはり大
型かつ高価なものとなる欠点があつた。
本考案の目的は、このような従来の欠点を除去
するため、シート読取り装置において、記録媒体
に付着している有害で多様なゴミを、極めて安価
で確実に排除するゴミ除去機構を提供することに
ある。
本考案のシート読取り装置のゴミ除去機構は、
ブラシの代りに、ゴミの付着しにくく、かつ適当
な弾性を有する薄板片(スクレーパ)の端面を、
シートの記録面に接触させることにより、シート
表面に付着しているゴミを掻き落して清浄な記録
表面を復活させ、しかも、掻き落されたゴミは、
シート走行路の傾斜面に設けられた開口部から自
重でゴミ受皿に落下するため、ゴミによる二次障
害が解決する。すなわち、ゴミの除去方式と、除
去されたゴミの処理方式とが併設されているとこ
ろに本考案の特徴がある。
上記の方式(以下スクレーパ方式と記す)で
は、ほこり状の微細なゴミ粒子は除去することが
困難である。しかし、光学読取り装置では、一般
に微細粒子のゴミは、ほとんど読取りの信頼性に
影響を与えることはなく、読取りに対して有害な
ゴミとは、人間の眼ではつきり目視できる程度の
粗大なゴミである。
以下、図面により、本考案の実施例を説明す
る。
第2図は、本考案のシート読取り装置のゴミ除
去機構の構成図である。
第2図においては、ホツパエレベータ1はホツ
パに積込まれたシートの量に応じて上下位置を制
御する。ピツクアツプローラ2は、読取り指令に
応じてホツパ最上層のシートを送り出すためのロ
ーラであり、セパレートローラ3およびリバース
ベルト4はホツパから2枚のシートが同時に送り
出されようとするとき、互に逆方向に回転するこ
とにより2枚のシートを分離させ、最上部のシー
ト1枚だけを送り出す。ドライブローラ5は、リ
バースベルト4を駆動する。フイードローラ6
は、ホツパから送り出されたシートを引きとつて
読取りヘツド8へ送り込むためのローラであり、
プレツシヤローラ7はシートをフイードローラ6
に押しつけるためのローラであり、マークシート
9はデータの記入された記録媒体であり、ホツパ
ヘツド10およびシートベツド11はシート走行
路の傾斜部および平たん部であり、カバープレー
ト12は走行中のシートの上部ガイドであつて、
13が本考案のスクレーパ方式のゴミ除去機構が
実施される部分であり、スクレーパ14はシート
走行路の傾斜面に対向して、その先端が走行中の
記録媒体9に常に接するように設けられた適度の
バネ性を有する薄板状スクレーパであり、ブラケ
ート15によつてスクレーパ14は取付位置が決
められ固定される。ダストボツクス16は、記録
媒体9から掻き落されるゴミを収容する。
また、開口部17は、ゴミをスクレーパ14に
よつてダストボツクス16に落下させるための開
口部分であり、シート走行路の頃斜部に設けられ
る。開口部17は、第2図に示されるように、ゴ
ミが落下しやすいようにシート走行路傾斜部に段
違いに設けるのがよいが、第3図に示すように、
傾斜部に同傾斜のままスクレーパ14の動きに対
して必要な間隔だけ設けてもよい。いずれの場合
でも、スクレーパ14の長さは非動作時、開口部
17の下端部にかかる程度がよい。
第4図は、本考案のゴミ除去機構の動作時の状
態を示しており、シート9上のダスト(ゴミ)1
8は、シート走行にともないスクレーパ14によ
り掻き落される。
第5図に、本考案のゴミ除去機構の動作順序が
示される。
シート読取り装置が読取り指令を受取ると、ピ
ツクアツプローラ、セパレートローラ、リバース
ベルトが回転し、ホツパの最上層のシートを1枚
だけ送り出し、シート9がフイードローラ6に送
られる。
このとき、第5図イに示されるように、シート
9の先端はフイードローラ6に到達する直前で、
スクレーパ14に当る。
スクレーパ14は、シート9の剛性で容易に撓
んで、第5図ロに示されるような形状となり、シ
ート走行中、この状態を維持することになる。
第5図ハに示されるように、シート走行中、ス
クレーパ14の端面は軽くシート9の表面に接触
し、付着しているゴミ18を掻き落し、スクレー
パ14の入口側には、シート1枚分のゴミが蓄積
される。
そして、第5図ニに示されるように、シート9
の後端がスクレーパ14を通過し終る瞬間、シー
ト走行路の開口部17からゴミ18は自重で落下
し、ダストボツクス16の中に収容される。
表面を清掃されたシート9は、フイードローラ
6によつて読取りヘツド8に送り込まれ、ここで
データの読取りが行われる。
なお、第2図では、スクレーパ14をホツパ直
後の傾斜面に取付けた事例を説明したが、本考案
はスクレーパ14の取付け位置がホツプ直後の傾
斜面に限定されることなく、フイードローラ6の
後、読取りヘツド8の直前に取付けることもで
き、かつシート走行面が必ずしも傾斜面である必
要はない。
また、スクレーパ14は第2図では、1枚の薄
板として示したが、スクレーパはシートの巾全体
にわたるため、第5図イに示されるように、スク
レーパ14に適当な間隔で切り込みを入れて、均
等な圧力でシート表面に接するような配慮が必要
である。この場合、第5図ロに示されるように、
スクレーパ14の隙間からゴミがもれるのを防ぐ
ために適当な長さの複数個のスクレーパ14を、
互いにオーバーラツプさせながら並べる方法もあ
る。
いずれにしても、スクレーパ14は、シートの
走行に支障を来たさない程度の軽い均等な圧力で
シート表面に接することが必要である。
以上説明したように、本考案によれば、シート
読取の装置において、読取りの障害となるシート
面上のゴミを除去するために、シート表面に均等
な圧力で接するスクレーパと、シート走行面に開
口部と、排除されたゴミを収納し処分するための
容器とを設けたので、従来の方法と比べて、例え
ばブラシ方式ではブラシにゴミが付着しやすく、
エア方式ではむしろ微小なゴミに対して効果的で
あるのに対して、本考案のスクレーパ方式は、粗
大なゴミの除去に大きな効果を示し、(1)コストが
極めて安い、(2)付着力の強いゴミに対する除去能
力が大きい、(3)読取りに有害な粗大なゴミに対し
て特に効果的であり、(4)取付スペースが少なく、
小型機器にも容易に実装でき、(5)構造が単純で故
障が少なく、(6)取り除いたゴミの回収処理が容易
でゴミの2次障害の恐れがない、等の効果を挙げ
ることができる。また、読取り障害の少ない、低
コスト、高信頼性の光学マーク読取り機、光学文
字読取り機を供給することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のシート読取り装置の構成図、第
2図は本考案の実施例を示すシート読取り装置の
ゴミ除去機構の構成図、第3図は本考案の他の実
施例を示す構成図、第4図は本考案のゴミ除去機
構の動作時の状態を示す図、第5図は本考案の動
作順序を示す図、第6図は本考案の他の実施例を
示すスクレーパの平面図である。 1:ホツパエレベータ、2:ピツクアツプロー
ラ、3:セパレータローラ、4:リバースベル
ト、5:ドライブローラ、6:フイードローラ、
7:プレツシヤローラ、8:読取りヘツド、9:
記録媒体(マークシート)、10:ホツパベツ
ド、11:シートベツド、12:カバープレー
ト、13:ゴミ除去装置取付け位置、14:スク
レーパ、15:ブラケツト、16:ダストボツク
ス、17:開口部、18:ダスト(ゴミ)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ホツパと読取りヘツドと前記ホツパと読取りヘ
    ツドの間にシート走行路を有するシート読取り装
    置において、シート巾全体に渡つて先端部が接触
    し、且つ該接触によりシート走行方向に弾性折曲
    するようにシート走行路上に配置された板状弾性
    部材と、該板状弾性部材の下方に配置された開口
    部及びダストボツクスとを備え、シート走行にと
    もない前記板状弾性部材が、シートに弾性折曲し
    て接触することによりシート上の異物を剥離後ダ
    ストボツクスに弾き飛ばすように構成されている
    ことを特徴とするシート読取り装置ゴミ除去機
    構。
JP1979162724U 1979-11-26 1979-11-26 Expired JPS6142197Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979162724U JPS6142197Y2 (ja) 1979-11-26 1979-11-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979162724U JPS6142197Y2 (ja) 1979-11-26 1979-11-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5683861U JPS5683861U (ja) 1981-07-06
JPS6142197Y2 true JPS6142197Y2 (ja) 1986-12-01

Family

ID=29673723

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979162724U Expired JPS6142197Y2 (ja) 1979-11-26 1979-11-26

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6142197Y2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5995036U (ja) * 1982-12-17 1984-06-28 富士通株式会社 カ−ド給送装置
JPS6030057U (ja) * 1983-08-02 1985-02-28 富士通株式会社 物品センサ構造
JP2005112630A (ja) * 2003-09-17 2005-04-28 Ricoh Co Ltd シート搬送装置及びそれを備える画像形成装置、画像読取装置、後処理装置
JP2005089065A (ja) * 2003-09-17 2005-04-07 Ricoh Co Ltd シート搬送装置及びそれを備える画像形成装置、画像読取装置、後処理装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5413735B2 (ja) * 1973-02-08 1979-06-01

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5413735U (ja) * 1977-06-29 1979-01-29

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5413735B2 (ja) * 1973-02-08 1979-06-01

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5683861U (ja) 1981-07-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6142197Y2 (ja)
CA2030341C (en) Disk device with cleaning device, and cleaning method
CN106607396A (zh) 清洁头及清扫方法
US3945647A (en) Cleaning gramophone records
EP0269290A1 (en) A cleaning device
JPH01275047A (ja) インクジェット記録装置
JPH01286879A (ja) インクジェット記録装置
JP2001038880A (ja) ダンボール紙印刷機用除塵装置
JPH026129B2 (ja)
JP5483674B2 (ja) 磁気ヘッド用クリーニングパット及び磁気ストライプ処理装置
JP2000238290A (ja) インクジェット記録装置
JP2011057373A (ja) シート搬送装置、及び画像形成装置
JP3215094B2 (ja) 枚葉オフセット印刷機
JPH0749648B2 (ja) 清掃ユニツト用装置
JPS62261446A (ja) インクジエツト記録装置
US4925008A (en) Conveyor belt cleaner and method for cleaning a conveyor belt
US3975789A (en) Compliant tape cleaner for magnetic recording tapes
JPS6321148A (ja) インクジエツト記録装置
CN114906575A (zh) 一种皮带输送机清扫除尘系统
JPS62113553A (ja) インクジエツト記録装置
JP2574210Y2 (ja) 無人搬送車
JPH0612807A (ja) 浮動ヘッドスライダ
JPS62273090A (ja) 除塵装置
US6097572A (en) Tape drive head cleaning cartridge having a cleaning element with cleaning segments extending above and below a cleaning tape
US4070028A (en) Cleansing of contaminants from gramophone records