JPS6142017Y2 - - Google Patents

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JPS6142017Y2
JPS6142017Y2 JP5574482U JP5574482U JPS6142017Y2 JP S6142017 Y2 JPS6142017 Y2 JP S6142017Y2 JP 5574482 U JP5574482 U JP 5574482U JP 5574482 U JP5574482 U JP 5574482U JP S6142017 Y2 JPS6142017 Y2 JP S6142017Y2
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JP
Japan
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air
attic
main air
air path
main
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JP5574482U
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JPS58158233U (ja
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  • Building Environments (AREA)
  • Central Air Conditioning (AREA)
  • Ventilation (AREA)
  • Duct Arrangements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は小屋裏と床下とを結ぶ主空気路内に渦
巻き状の空気案内具を納装することにより、家屋
内部の空気循環を促進でき空調効果を高めるとと
もに、家屋内での結露をも防止しうる家屋の空気
循環構造(以下構造という)に係り、以下その一
実施例を図面に基づき説明する。
図において本考案の構造は、建物内部に、主空
気路2と、副空気路3とからなる空気循環経路4
を形成し、かつ主空気路2に渦巻き状の空気案内
具5を納装している。前記主空気路2は、小屋裏
6と、床下7とを結び例えば家屋の中央で吹抜け
部状に直立するとともに、本実施例では、該主空
気路2は断面円形をなしかつその下端は、床面9
に設けるすのこ10を介して床下7に通じる。な
お家屋は、本実施例では、南側に向かい下方に傾
斜する片流れ屋根11を有し、従つて小屋裏6は
断面直角三角形状をなしその北面で立上がる壁部
に、開閉可能なルーバを用いた小屋裏換気口12
を開穿する。前記副空気路3は、例えば小屋裏6
周囲下方の壁体14内に形成される。壁体14
は、第5図に例示するごとく、矩形に接合される
枠材16の表裏に面材17を添設した、いわゆる
中空の建築用パネル19を用いており、かつ上下
の枠材16に導通孔20を穿設するとともに、該
建築用パネル19を、例えば角鋼管からなりかつ
建築用パネル19との接合部に透孔22を設けた
梁材21を介しかつその導通孔20と透孔22と
を位置合わせしつつ上下に連結することによつ
て、壁体14を通る副空気路3が形成される。又
梁材21の側面に形成される透孔22は、直支す
る他の梁材がなす分岐空気路15をへて導通部2
4を通り、主空気路2に通じる。又壁体14を通
る副空気路3は、その上下で小屋裏6と床下7と
に通じ、小屋裏6、床下7を経て主空気路2に連
通する。なお副空気路3の、床下7への開口部に
は開閉可能な床下換気口26を設け、かつその下
方の基礎にも、開閉自在な基礎換気口27を形設
する。前記空気案内具5は、円弧に折曲がる長尺
のフイン片30を同一の傾きを有して凹部を内
に、円周上に従つて渦巻き状に配してなり、該空
気案内具5は主空気路2のすのこ10上面に設置
され、該主空気路2全長にわたり垂直に延設され
る。なお補助ヒータ32がすのこ10上方に付設
される。
然して本考案の構造に、おいて例えば冬期には
第1図に例示するごとく小屋裏換気口12と基礎
換気口27とを閉じ、かつ床下換気口26を開放
し乂前記補助ヒータ32に通電する。その結果、
主空気路2内の、補助ヒータ32により加温され
た空気は主空気路2内を上昇し、かつ該主空気路
2には空気案内具5を設けているため、上昇気流
により該空気案内具5が、周囲から空気を吸入す
る空気の渦巻き流を生じさせ、上昇気流を強める
ことによつて、前記分岐空気路15からの空気お
よび床下7内の空気を吸込み、巻上げつつ小屋裏
6に上昇する一方、小屋裏6をへて副空気路3に
沿い壁体14を下降し床下換気口26から床下7
に入る空気流を形成でき、小屋裏6で滞溜しがち
な暖気を下方に押下げ、家屋全体を効率よく空調
する。乂床下を通る間冬期において外気温度に比
して相対的に高い温度の床下地熱により加温でき
る。
夏期においては、小屋裏換気口12、基礎換気
口27を開放し、かつ床下換気口26を開放する
ことによつて、基礎換気口27から入る外気は、
主空気路2を通りかつ空気案内具5によりその上
昇気流を強め、副空気路3、分岐空気路15から
適宣の空気を巻込みつつ小屋裏6に上昇し小屋裏
換気口12から排出される。従つて小屋裏の暖気
を効率よく排出しかつ壁体14内の空気をも吸上
げ、排出でき建物温度の低下に役立たせうる。
叙上のごとく本考案の構造は、床下、小屋裏、
に通じる主空気路と、副空気路とを設けかつ主空
気路に渦巻き状の空気案内具を設けているため、
主空気路内の上昇気流を前記空気案内具が強める
ことによつて、家屋内部に空気循環経路を形成で
き、建物の空調効果を促進するとともに、建物内
部を均熱化でき、結露の防止にも役立たせうる。
乂内部の空気循環が良好となり、建物の居住性を
向上できる。さらに本考案の構造は通常ブロア等
の送風機を使用しないため、設置コストと、運転
コストの低減をも果しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を、冬期における使
用状態とともに示す縦断面図、第2図は横断面
図、第3図は夏期における使用状態を示す縦断面
図、第4図は空気案内具を例示する斜視図、第5
図は副空気路を形成する梁材、壁体を例示する斜
視図である。 2……主空気路、3……副空気路、4……空気
循環経路、5……空気案内具、6……小屋裏、7
……床下、12……小屋裏換気口、26……床下
換気口、27……基礎換気口、32……補助ヒー
タ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 建物内部に、小屋裏と床下とを結ぶ主空気路を
    形成するとともに、該主空気路に建物壁体内を通
    る副空気路を小屋裏、床下を介して連通する一
    方、前記主空気路内に、渦巻き状にフイン片を配
    した空気案内具を納装してなる家屋の空気循環構
    造。
JP5574482U 1982-04-15 1982-04-15 家屋の空気循環構造 Granted JPS58158233U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5574482U JPS58158233U (ja) 1982-04-15 1982-04-15 家屋の空気循環構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5574482U JPS58158233U (ja) 1982-04-15 1982-04-15 家屋の空気循環構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58158233U JPS58158233U (ja) 1983-10-21
JPS6142017Y2 true JPS6142017Y2 (ja) 1986-11-29

Family

ID=30066303

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5574482U Granted JPS58158233U (ja) 1982-04-15 1982-04-15 家屋の空気循環構造

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JP (1) JPS58158233U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58158233U (ja) 1983-10-21

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