JPS6141696B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6141696B2
JPS6141696B2 JP945280A JP945280A JPS6141696B2 JP S6141696 B2 JPS6141696 B2 JP S6141696B2 JP 945280 A JP945280 A JP 945280A JP 945280 A JP945280 A JP 945280A JP S6141696 B2 JPS6141696 B2 JP S6141696B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing rolling
bearing
communication hole
hole
rolling element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP945280A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56107898A (en
Inventor
Kaoru Saito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Zenoah Co
Original Assignee
Komatsu Zenoah Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Zenoah Co filed Critical Komatsu Zenoah Co
Priority to JP945280A priority Critical patent/JPS56107898A/ja
Publication of JPS56107898A publication Critical patent/JPS56107898A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ベアリング組付時において、ローラ
等のベアリング転動体を保持してベアリング部に
挿入するためのベアリング転動体の挿入装置に係
るものである。
従来、ベアリング組付時において、ローラ,ボ
ール等のベアリング転動体をベアリングの内部に
整列させて挿入させる場合には、ゲージを使用す
る方法または固型油脂によつて固める方法等がと
られていたが、これらの方法ではベアリング内に
挿入,整列せしめる作業に手間がかかり、作業の
能率を著しく低下させる欠点があつた。
本願発明はこの点に鑑みてなされたもので、真
空吸着したベアリング転動体を、挿入部に対して
迅速、かつ、正確に位置決め、挿入が行なえるよ
うにすることを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明にあつて
は、ローラ等のベアリング転動体13を吸着保持
するための複数個の軸方向の溝状の凹部47を、
外周に円周方向に並設した保持体25の中心部位
に前方に突出する軸状の突起部53を設けるとと
もに、この保持体25の内部に負圧の発生源に連
通する連通孔49を設け、各凹部47の底面に開
口する吸気口51を、この連通孔に連通して設け
られている。
以下、図面を用いて本発明の1実施例について
詳細な説明を行なう。
本実施例はエンジンのクランクアームとコネク
テイングロツドとを枢着するベアリング部にベア
リング転動体(本実施例ではローラ)を挿入,組
み付けるためのベアリング転動体の挿入装置を示
すものである。まず、組み付け完了後のクランク
アームとコネクテイングロツドの結合状態につい
て説明すれば、図において、エンジンのクランク
ケース1には、回転自在に嵌合されたクランク軸
3が設けられ、クランク軸3のクランクケース1
内の一端部には、クランク軸3に対して直交する
方向にクランクアーム5が設けられている。前記
クランクアーム5と隣接してコネクテイングロツ
ド7が、クランクアーム5に固着されたクランク
ピン9にベアリング部10を介して嵌合すること
によつて枢着されている。前記クランクアーム5
の他端部(第1図における下部)にはカウンター
ウエイト11が設けられている。また、ベアリン
グ部10は、第4図に示すように、クランクピン
9の周囲の、コネクテイングロツド7との間の環
状の空隙部12には、複数個のローラ状のベアリ
ング転動体13,13,…が並設され、クランク
ピン9の端部のねじ孔14に螺合するボルト15
により座金16を介して保持されている。
ベアリング転動体の挿入装置19はつぎのよう
に構成されている。円筒状の外筒21の内部に
は、内筒23が摺動自在に嵌合されている。内筒
23は、その前端部(第1図の左端部)に保持体
25を保持するための嵌合孔27を設け、中央部
の長手方向には、連通孔29が設けられている。
さらに外筒21と内筒23との間に設けられた間
隙部31内には、内筒23を第1図の矢印A方向
に押圧する弾機33が弾装されている。また内筒
23の嵌合孔27と反対側の後端部付近には、連
通孔29と連通して通気孔35が設けられ、内筒
23が矢印Aと反対方向に移動したときにのみ大
気に通気するよう設けられている。さらに内筒2
3の端部には螺子部37が設けられ、ナツト39
により固定されるホース金具41は螺合してい
る。連通孔29はホース金具41に連結されたホ
ース45を介して真空ポンプ(図示略)等の負圧
の発生源に連結されている。また前述の保持体2
5はつぎのように構成されている。すなわち、本
体46の外周には、ベアリング転動体13,1
3,…を吸着,保持するための複数個の軸方向の
溝状の凹部47,47,…が外周に円周方向に並
設され、凹部47,47,…に保持されたベアリ
ング転動体13,13,…は空隙部12に挿入可
能な寸法に構成されている。保持体25の内部の
中心部には、連通孔29と連通する連通孔49が
設けられ、前記凹部47,47,…の底面に開口
する吸気孔51,51,…に連通している。さら
に本体46の前端部(第1図の左端部)には、ね
じ孔14に挿入自在の軸状の突起部53が設けら
れている。外筒21の端部の内径部には切欠溝5
5が設けられ、凹部47に保持されたベアリング
転動体13の端部を嵌合保持する。
以上のような構成において真空ポンプ(図示
略)等の負圧の発生源を駆動することによつて、
吸気孔51,連通孔49,連通孔29,ホース4
5を経て吸気が行なわれる。したがつてそれぞれ
の凹部47内に位置したベアリング転動体13は
吸着,保持される。すなわち、ベアリング転動体
13を多数収容した容器内に保持体25を挿入し
てかきまわすと凹部47にベアリング転動体13
が容易に吸着されるものである。つぎに、第1図
に示すごとく、コネクテイングロツド7をクラン
クピン9に挿入した状態において、外筒21を把
持して、突起部53をねじ孔14内に挿入する。
この時、周方向に沿つて並列に保持されたベアリ
ング転動体13は空隙部22に対して位置決めさ
れるからそのまま、外筒21を弾機33に抗して
第1図の矢印A方向に押圧移動せしめると、凹部
47,47,…に吸着保持されたベアリング転動
体13,13,…は切欠溝55に端部を嵌合保持
された状態で押圧されて空隙部12内に挿入され
る。この時第2図に示す状態となるが、挿入途中
において通気孔35が大気に連通して吸気孔51
による吸着は解放される。挿入装置19を第1図
の矢印Aと反対方向に抜き出すとベアリング転動
体13,13,…は空隙部12内に半ば挿入され
た状態で残るので、手で押圧して完全に挿入す
る。なお、空隙部12を上方に向けた状態で、ベ
アリング転動体13を上方から下方に向かつて挿
入するような姿勢で作業を行なえば挿入作業はさ
らに容易に行なうことができる。つぎにボルト1
5を固定して、座金16を介して、ベアリング転
動体13を係止するとともに、コネクテイングロ
ツド7をクランクピン9に回動自在に支持せしめ
るものである。
以上のように本発明のベアリング転動体の挿入
装置によれば、突起部によつて周方向に並列に吸
着保持されたベアリング転動体の位置決め、挿入
が挿入部に対して迅速、かつ、正確に行なうこと
ができるようになり、作業能率を向上することが
できるものである。
なお本発明は、前述の実施例に限定されるもの
ではなく、他の態様においても同様に実施しうる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例の側断面説明図、第
2図は同作業途中における要部の拡大側断面説明
図、第3図は第2図の−線拡大正断面説明
図、第4図はベアリング部の組み付け後の状態を
示す拡大側断面説明図である。 図面の主要な部分を表わす符号の説明、13…
…ベアリング転動体、25……保持体、47……
凹部、49……連通孔、51……吸気孔、53…
…突起部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ローラ等のベアリング転動体13を吸着保持
    するための複数個の軸方向の溝状の凹部47を、
    外周に円周方向に並設した保持体25の中心部位
    に前方に突出する軸状の突起部53を設けるとと
    もに、前記保持体25の内部に負圧の発生源に連
    通する連通孔49を設け、前記各凹部47の底面
    に開口する吸気孔51を前記連通孔49に連通し
    て設けたことを特徴とするベアリング転動体の挿
    入装置。
JP945280A 1980-01-31 1980-01-31 Vacuum adsorber Granted JPS56107898A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP945280A JPS56107898A (en) 1980-01-31 1980-01-31 Vacuum adsorber

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP945280A JPS56107898A (en) 1980-01-31 1980-01-31 Vacuum adsorber

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Publication Number Publication Date
JPS56107898A JPS56107898A (en) 1981-08-27
JPS6141696B2 true JPS6141696B2 (ja) 1986-09-17

Family

ID=11720673

Family Applications (1)

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JP945280A Granted JPS56107898A (en) 1980-01-31 1980-01-31 Vacuum adsorber

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