JPS6141645B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6141645B2 JPS6141645B2 JP12256879A JP12256879A JPS6141645B2 JP S6141645 B2 JPS6141645 B2 JP S6141645B2 JP 12256879 A JP12256879 A JP 12256879A JP 12256879 A JP12256879 A JP 12256879A JP S6141645 B2 JPS6141645 B2 JP S6141645B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mandrel
- layer
- temperature
- outer layer
- winding
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 11
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 9
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 229910000976 Electrical steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
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- 238000011160 research Methods 0.000 description 1
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H75/00—Storing webs, tapes, or filamentary material, e.g. on reels
- B65H75/02—Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks
- B65H75/04—Kinds or types
- B65H75/08—Kinds or types of circular or polygonal cross-section
- B65H75/10—Kinds or types of circular or polygonal cross-section without flanges, e.g. cop tubes
Landscapes
- Winding Of Webs (AREA)
- Replacement Of Web Rolls (AREA)
- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
ホツトストリツプをコイル状に巻取る設備とし
て使用される代表的な設備に、ダウンコイラがあ
るが、この設備は通常、コイルの巻付け中心とな
るマンドレルと、そのマンドレルのまわりに配置
され3乃至4本のユニツトローラと、それらの付
属装置から構成されている。第1図はその代表的
な例で、Mはマンドレル、Nはユニツトローラを
それぞれ示す。
て使用される代表的な設備に、ダウンコイラがあ
るが、この設備は通常、コイルの巻付け中心とな
るマンドレルと、そのマンドレルのまわりに配置
され3乃至4本のユニツトローラと、それらの付
属装置から構成されている。第1図はその代表的
な例で、Mはマンドレル、Nはユニツトローラを
それぞれ示す。
本発明は、このような構成のダウンコイラで、
ホツトストリツプの巻き始め部分を従来よりも高
温な状態で巻取る方法に関するものである。
ホツトストリツプの巻き始め部分を従来よりも高
温な状態で巻取る方法に関するものである。
ホツトストリツプをマンドレルに高温で巻取る
ことは、特殊な材質例えば珪素鋼板では必須なこ
とであるのみならず、普通材でも冶金的に優れた
性質のストリツプを生産できるとして最近、特に
重視されている傾向にある。マンドレルに巻取る
ストリツプそのものが高温であれば、これを高温
で巻取ることそのことは特にむずかしいことでは
ない。
ことは、特殊な材質例えば珪素鋼板では必須なこ
とであるのみならず、普通材でも冶金的に優れた
性質のストリツプを生産できるとして最近、特に
重視されている傾向にある。マンドレルに巻取る
ストリツプそのものが高温であれば、これを高温
で巻取ることそのことは特にむずかしいことでは
ない。
しかしながら、マンドレルの表面温度が低い場
合、正常に高温でストリツプを巻取つても、マン
ドレルに巻取られたコイルの3〜4層目までの巻
始め部分は、マンドレルによつて急速に冷却され
るため、該コイルの3〜4層目までの部分は高温
に巻取ることができない。そのため、該3〜4層
目までのコイル部分は不良品となつて、製品の歩
留を大幅に低下させることになる。
合、正常に高温でストリツプを巻取つても、マン
ドレルに巻取られたコイルの3〜4層目までの巻
始め部分は、マンドレルによつて急速に冷却され
るため、該コイルの3〜4層目までの部分は高温
に巻取ることができない。そのため、該3〜4層
目までのコイル部分は不良品となつて、製品の歩
留を大幅に低下させることになる。
これが対策としては、マンドレルの表面温度を
高温に保持すればよく、有効なストリツプの高温
巻取りを800〜900℃とするならば、マンドレルの
表面温度は、500〜700℃に保持するのが良いとさ
れている。
高温に保持すればよく、有効なストリツプの高温
巻取りを800〜900℃とするならば、マンドレルの
表面温度は、500〜700℃に保持するのが良いとさ
れている。
ところが、ダウンコイラのマンドレルそのもの
は高精度に機械加工された部品から組立てられて
いるものであり、その表面温度を500〜700℃に保
持することは、その機能を有効に作用させるため
に困難を伴なうことはどうしても避けられない。
は高精度に機械加工された部品から組立てられて
いるものであり、その表面温度を500〜700℃に保
持することは、その機能を有効に作用させるため
に困難を伴なうことはどうしても避けられない。
本発明者等は、かかる現状を鑑み、種々試験、
研究の結果、本発明を完成するに至つたもので、
本発明は、ダウンコイラのマンドレルに、マンド
レルの外周に波状層を固着し、上記波状層を熱容
量の小さい外層で囲繞したことを特徴とするホツ
トストリツプの巻取り装置。に係るものである。
研究の結果、本発明を完成するに至つたもので、
本発明は、ダウンコイラのマンドレルに、マンド
レルの外周に波状層を固着し、上記波状層を熱容
量の小さい外層で囲繞したことを特徴とするホツ
トストリツプの巻取り装置。に係るものである。
以下、第2図に示す本発明を実施するために用
いるダウンコイラのマンドレルの一例について説
明する。同図において1はマンドレルの外周表面
を構成する部品(ゼクメント)で、同セグメント
1の全表面に、波状鋼板からなる中間層2が固着
されている。該波状鋼板2はその全面に亘つて全
方向に波状に形成されており、該波状鋼板2は、
その波部の下面の各頂点が、セグメント1の表面
に溶接されて、セグメント1の表面に固着され
る。3は上記中間層(波状鋼板)2の全外表面
に、該波状鋼板2の波部の上面の各頂点に溶接さ
れた外層で、同外層は比較的薄い鋼板(従つて熱
容量の小さい鋼板)を円筒状に成形して形成され
る。
いるダウンコイラのマンドレルの一例について説
明する。同図において1はマンドレルの外周表面
を構成する部品(ゼクメント)で、同セグメント
1の全表面に、波状鋼板からなる中間層2が固着
されている。該波状鋼板2はその全面に亘つて全
方向に波状に形成されており、該波状鋼板2は、
その波部の下面の各頂点が、セグメント1の表面
に溶接されて、セグメント1の表面に固着され
る。3は上記中間層(波状鋼板)2の全外表面
に、該波状鋼板2の波部の上面の各頂点に溶接さ
れた外層で、同外層は比較的薄い鋼板(従つて熱
容量の小さい鋼板)を円筒状に成形して形成され
る。
本発明方法を実施するためのマンドレルセグメ
ント1の表面には、上記の如く熱容量の小さい外
層3と、波状鋼板からなる中間層2が形成されて
いるため、マンドレルに巻取つたホツトストリツ
プの熱は、外層3には容易に伝達されて加熱さ
れ、該外層3は直ちに高温となる。そのため外層
3に巻取られたストリツプの高温は保持され、品
質の低下を招くおそれがない。
ント1の表面には、上記の如く熱容量の小さい外
層3と、波状鋼板からなる中間層2が形成されて
いるため、マンドレルに巻取つたホツトストリツ
プの熱は、外層3には容易に伝達されて加熱さ
れ、該外層3は直ちに高温となる。そのため外層
3に巻取られたストリツプの高温は保持され、品
質の低下を招くおそれがない。
一方、マンドレルに巻取られたストリツプの熱
は中間層2内の空気層で断熱作用を受け、マンド
レルのセグメント1には殆んど伝達されず、従つ
てマンドレルの内部は高温とはならず、その機能
の低下を招くおそれはない。
は中間層2内の空気層で断熱作用を受け、マンド
レルのセグメント1には殆んど伝達されず、従つ
てマンドレルの内部は高温とはならず、その機能
の低下を招くおそれはない。
第3図はホツトストリツプSの巻取り温度を
900℃、外層3の温度を700℃程度とした場合、巻
取り開始から一定時間後のマンドレルのセグメン
ト1の温度状態を示す概念図で、同図でaは中間
層2内の空気層、bは、ストリツプ内側と外層3
間の薄い熱伝達率の悪い空気層を示す。
900℃、外層3の温度を700℃程度とした場合、巻
取り開始から一定時間後のマンドレルのセグメン
ト1の温度状態を示す概念図で、同図でaは中間
層2内の空気層、bは、ストリツプ内側と外層3
間の薄い熱伝達率の悪い空気層を示す。
第4図は、本発明方法を実施するために使用す
るマンドレルの他の例を示すが、図示例は上記第
2図の例に比し、マンドレルの全表面に、波状鋼
板からなる中間層2を内層4を介して装置した点
で異なるが、同様の作用、効果を奏するものであ
る。
るマンドレルの他の例を示すが、図示例は上記第
2図の例に比し、マンドレルの全表面に、波状鋼
板からなる中間層2を内層4を介して装置した点
で異なるが、同様の作用、効果を奏するものであ
る。
以上要するに本発明は、ダウンコイラのマンド
レルに、マンドレルの外周に波状層を固着し、上
記波状層を熱容量の小さい外層で囲繞したことを
特徴とするホツトストリツプの巻取り装置。を要
旨とするものであるから、本発明よれば、ホツト
ストリツプのダウンコイラのマンドレルへの巻取
り時に、その巻取り温度を高温に保つことがで
き、従つて製品の歩留りを従来に比し向上できる
ばかりでなく、マンドレルの内部の高温化を防げ
るので、その機能の低下を招くおそれがないとい
う実用的効果を挙げることができる。
レルに、マンドレルの外周に波状層を固着し、上
記波状層を熱容量の小さい外層で囲繞したことを
特徴とするホツトストリツプの巻取り装置。を要
旨とするものであるから、本発明よれば、ホツト
ストリツプのダウンコイラのマンドレルへの巻取
り時に、その巻取り温度を高温に保つことがで
き、従つて製品の歩留りを従来に比し向上できる
ばかりでなく、マンドレルの内部の高温化を防げ
るので、その機能の低下を招くおそれがないとい
う実用的効果を挙げることができる。
第1図は、従来の一般的なダウンコイラの略示
的正面図、第2図は、本発明方法に使用されるマ
ンドレルの一部横断面図、第3図は、一定条件下
のマンドレルのセグメントの温度状態を示す概念
図、第4図は、本発明方法を実施するために使用
するマンドレルの他の例の横断面図である。 第2図乃至第4図において、M:マンドレル、
1:セグメント、2:波状鋼板よりなる中間層、
3:熱容量の小さい外層、4:内層、S:ホツト
ストリツプ。
的正面図、第2図は、本発明方法に使用されるマ
ンドレルの一部横断面図、第3図は、一定条件下
のマンドレルのセグメントの温度状態を示す概念
図、第4図は、本発明方法を実施するために使用
するマンドレルの他の例の横断面図である。 第2図乃至第4図において、M:マンドレル、
1:セグメント、2:波状鋼板よりなる中間層、
3:熱容量の小さい外層、4:内層、S:ホツト
ストリツプ。
Claims (1)
- 1 マンドレルの外周に波状層を固着し、上記波
状層を熱容量の小さい外層で囲繞したことを特徴
とするホツトストリツプの巻取り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12256879A JPS5647215A (en) | 1979-09-26 | 1979-09-26 | Coiling method for hot strip at high temperature |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12256879A JPS5647215A (en) | 1979-09-26 | 1979-09-26 | Coiling method for hot strip at high temperature |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5647215A JPS5647215A (en) | 1981-04-28 |
JPS6141645B2 true JPS6141645B2 (ja) | 1986-09-17 |
Family
ID=14839110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12256879A Granted JPS5647215A (en) | 1979-09-26 | 1979-09-26 | Coiling method for hot strip at high temperature |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5647215A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5893311U (ja) * | 1981-12-17 | 1983-06-24 | 石川島播磨重工業株式会社 | 熱間巻取用スリ−ブ |
JPH0687022A (ja) * | 1992-09-08 | 1994-03-29 | Nippon Steel Corp | ストリップ用巻取機 |
-
1979
- 1979-09-26 JP JP12256879A patent/JPS5647215A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5647215A (en) | 1981-04-28 |
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