JPS6141549Y2 - - Google Patents
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- JPS6141549Y2 JPS6141549Y2 JP12951979U JP12951979U JPS6141549Y2 JP S6141549 Y2 JPS6141549 Y2 JP S6141549Y2 JP 12951979 U JP12951979 U JP 12951979U JP 12951979 U JP12951979 U JP 12951979U JP S6141549 Y2 JPS6141549 Y2 JP S6141549Y2
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- Japan
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- shutter
- rack
- pinion
- lever
- opening
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Links
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000010902 straw Substances 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 244000025254 Cannabis sativa Species 0.000 description 1
- 239000011888 foil Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Threshing Machine Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案はコンバインにおける籾タンクのシヤツ
ター装置に関するものである。
ター装置に関するものである。
「従来の技術」
従来、籾タンク出口のシヤツターをモータによ
り開閉する技術が開発された。
り開閉する技術が開発された。
「考案が解決しようとする問題点」
前記従来技術は、シヤツターとモータの連結を
平ギヤにより行つていたから、その平ギヤを接離
して自動と手動に切換えるとき、平ギヤの噛合が
円滑に行われないこともあると共に、自動と手動
を切換える手動優先レバーをシヤツター外側に突
出させていたから、手動開閉時にシヤツターの握
り方が制約され、操作性を容易に向上させ得ず、
また籾袋を扱う作業者が前記レバーに触れ易く、
シヤツター動作が不安定である等の問題があつ
た。
平ギヤにより行つていたから、その平ギヤを接離
して自動と手動に切換えるとき、平ギヤの噛合が
円滑に行われないこともあると共に、自動と手動
を切換える手動優先レバーをシヤツター外側に突
出させていたから、手動開閉時にシヤツターの握
り方が制約され、操作性を容易に向上させ得ず、
また籾袋を扱う作業者が前記レバーに触れ易く、
シヤツター動作が不安定である等の問題があつ
た。
「問題点を解決するための手段」
然るに、本考案は、シヤツター開閉用モータに
より回転駆動するピニオンと、該ピニオンに噛合
せるラツクと、これらピニオンとラツクの適宜噛
合せ解除を行うカムプレートとを備え、前記ラツ
クにシヤツターを連結させると共に、前記カムプ
レートに手動優先レバーを連結させ、カムプレー
トを移動させたとき前記ラツクとピニオンの噛合
せを解除させ前記モータによるシヤツターの開閉
動作を中断させる前記レバーを前記シヤツター外
側端の把手部内側に取付けたことを特徴とするも
のである。
より回転駆動するピニオンと、該ピニオンに噛合
せるラツクと、これらピニオンとラツクの適宜噛
合せ解除を行うカムプレートとを備え、前記ラツ
クにシヤツターを連結させると共に、前記カムプ
レートに手動優先レバーを連結させ、カムプレー
トを移動させたとき前記ラツクとピニオンの噛合
せを解除させ前記モータによるシヤツターの開閉
動作を中断させる前記レバーを前記シヤツター外
側端の把手部内側に取付けたことを特徴とするも
のである。
「作用」
従つて、ピニオンとラツクとを噛合せてのモー
タによるシヤツターの開閉動作或いはピニオンと
ラツクとの噛合せ解除を行つてその開閉中断時の
前記レバー操作による切換えを、例えばラツク側
をその移動方向に対し上下方向にカムプレートで
もつて変位させて、ギヤ間のこじれなど解消して
軽荷重を無理なく行わしめ得ると共に、自動と手
動に切換えるピニオンとラツクの接離動作を円滑
に得られてその切換を従来よりも安定良く行い得
またシヤツターの把手部を握る自然な動作で前記
レバーを操作し得、前記レバーが作業者などに接
触するのを把手部により阻止して安全に取扱い得
るものである。
タによるシヤツターの開閉動作或いはピニオンと
ラツクとの噛合せ解除を行つてその開閉中断時の
前記レバー操作による切換えを、例えばラツク側
をその移動方向に対し上下方向にカムプレートで
もつて変位させて、ギヤ間のこじれなど解消して
軽荷重を無理なく行わしめ得ると共に、自動と手
動に切換えるピニオンとラツクの接離動作を円滑
に得られてその切換を従来よりも安定良く行い得
またシヤツターの把手部を握る自然な動作で前記
レバーを操作し得、前記レバーが作業者などに接
触するのを把手部により阻止して安全に取扱い得
るものである。
「実施例」
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳述
する。
する。
第1図はコンバインの側面図、第2図は同平面
図で、図中1は走行クローラ2,2の上部に設け
た機台つまり主フレーム、3はトラツクフレー
ム、4は脱穀機、5は扱胴、6はフイードチエ
ン、7は刈取フレーム、8は分草板、9は刈刃、
10は穀稈引起し装置、11は前記左引起し装置
10の外側に直角状に並設する補助引起し装置、
12はスターホイル、13は掻き込みベルト、1
4は下部搬送チエン、15は上部搬送装置、16
は縦搬送装置、17は排藁チエン、18はカツタ
ー19を有する排藁切断装置、20は排藁集束台
である。
図で、図中1は走行クローラ2,2の上部に設け
た機台つまり主フレーム、3はトラツクフレー
ム、4は脱穀機、5は扱胴、6はフイードチエ
ン、7は刈取フレーム、8は分草板、9は刈刃、
10は穀稈引起し装置、11は前記左引起し装置
10の外側に直角状に並設する補助引起し装置、
12はスターホイル、13は掻き込みベルト、1
4は下部搬送チエン、15は上部搬送装置、16
は縦搬送装置、17は排藁チエン、18はカツタ
ー19を有する排藁切断装置、20は排藁集束台
である。
また、21はステツプ、22は前記ステツプ2
1上にシートフレーム23を介して設ける運転
席、24は前記運転席22前方に装設する運転操
作部、25は4袋用の籾タンク、26は籾受台、
27は揚穀コンベア装置、28は前記タンク25
後方に装設するエンジン部である。
1上にシートフレーム23を介して設ける運転
席、24は前記運転席22前方に装設する運転操
作部、25は4袋用の籾タンク、26は籾受台、
27は揚穀コンベア装置、28は前記タンク25
後方に装設するエンジン部である。
次に、前記籾タンク25における流穀板29
a,29b下部の穀粒吐出部30a,30bに組
込むシヤツター装置31について第3図乃至第1
1図を参照して説明する。
a,29b下部の穀粒吐出部30a,30bに組
込むシヤツター装置31について第3図乃至第1
1図を参照して説明する。
前記シヤツター装置31は前後の穀粒吐出部3
0a,30b,30a,30bにそれぞれ組込む
もので、機体進行方向に対して右及び左に並設す
る一対の外及び内側吐出部30a,30bに段違
いに外及び内シヤツター装置31a,31bを取
付け、これら外及び内シヤツター装置31a,3
1bを適宜連動或いは単独操作する如く構成して
いる。
0a,30b,30a,30bにそれぞれ組込む
もので、機体進行方向に対して右及び左に並設す
る一対の外及び内側吐出部30a,30bに段違
いに外及び内シヤツター装置31a,31bを取
付け、これら外及び内シヤツター装置31a,3
1bを適宜連動或いは単独操作する如く構成して
いる。
前記外シヤツター装置31aつまり第3図乃至
第4図における左側のシヤツター装置(以下左右
方向は図面中における左右方向を示す)は前記吐
出部30aを開閉するシヤツター32と、該シヤ
ツター32を摺動案内する上下ガイドケース3
3,34と、前記シヤツター32を自動開閉させ
る電動開閉装置35とから構成し、前記上ガイド
ケース33を前記吐出部30aにボルト36を介
して装着させると共に、第5図に示す如く、該ケ
ース33に下ガイドケース34をボルト37を介
して固着させて、これらケース33,34の中央
部において前記シヤツター32を摺動案内するよ
うに構成している。
第4図における左側のシヤツター装置(以下左右
方向は図面中における左右方向を示す)は前記吐
出部30aを開閉するシヤツター32と、該シヤ
ツター32を摺動案内する上下ガイドケース3
3,34と、前記シヤツター32を自動開閉させ
る電動開閉装置35とから構成し、前記上ガイド
ケース33を前記吐出部30aにボルト36を介
して装着させると共に、第5図に示す如く、該ケ
ース33に下ガイドケース34をボルト37を介
して固着させて、これらケース33,34の中央
部において前記シヤツター32を摺動案内するよ
うに構成している。
また、前記吐出部30a下位置における下ガイ
ドケース34に吐出口38を開設すると共に、該
口38下方に吐出ケース39を垂設させて、該ケ
ース39の下端部にブーツホルダー40を介して
吐出袋41を垂下させるべく構成している。
ドケース34に吐出口38を開設すると共に、該
口38下方に吐出ケース39を垂設させて、該ケ
ース39の下端部にブーツホルダー40を介して
吐出袋41を垂下させるべく構成している。
前記シヤツター32は右側部に穀粒通過口42
を開設していて、前記シヤツター32を左終端位
置に引出したとき、この口42を介して前記吐出
部30aに吐出ケース39を連通させるように構
成している。
を開設していて、前記シヤツター32を左終端位
置に引出したとき、この口42を介して前記吐出
部30aに吐出ケース39を連通させるように構
成している。
また、前記上ガイドケース33の右側下部には
第6図に示す如くモータケース43を一体固着し
て、該ケース43に前記電動開閉装置35のモー
タ44を取付けるべく構成している。
第6図に示す如くモータケース43を一体固着し
て、該ケース43に前記電動開閉装置35のモー
タ44を取付けるべく構成している。
前記電動開閉装置35は正逆転用の前記モータ
44と、、該モータ44の回転を減速するギヤケ
ース45と、該ケース45の出力軸46に取付け
るピニオン47と、該ピニオン47に噛合連結す
るラツク48とから構成し、前記ラツク48をピ
ン49,49を介して前記シヤツター32に軸支
させピニオン47からの回転伝達によるラツク4
8の変動でもつて前記シヤツター32を適宜移動
させて自動開閉させるべく構成している。
44と、、該モータ44の回転を減速するギヤケ
ース45と、該ケース45の出力軸46に取付け
るピニオン47と、該ピニオン47に噛合連結す
るラツク48とから構成し、前記ラツク48をピ
ン49,49を介して前記シヤツター32に軸支
させピニオン47からの回転伝達によるラツク4
8の変動でもつて前記シヤツター32を適宜移動
させて自動開閉させるべく構成している。
さらに、前記ピニオン47とラツク48との伝
達駆動間にはクラツチ装置50を介在させ、この
ピニオン47とラツク48との噛合いを適宜継断
させるべく構成している。前記クラツチ装置50
は第7図乃至第8図に示す如く、上面に膨出カム
状突起部51を二箇所形成するカムプレート52
をシヤツター32の折返し内面32aに沿わせて
摺動させるべく設けると共に、該カムプレート5
2に前記ラツク48を上載させるもので前記ラツ
ク48下面には前記突起部51,51に対応する
切欠溝53,53を形成してあつて、このときこ
の切欠溝53,53を前記突起部51,51に係
合させた状態とさせ、案内溝54,54を介して
前記ラツク48を遊嵌軸支するピン49,49に
係合連結させる前記カムプレート52をその溝5
4,54の案内により移動させたとき、前記プレ
ート52の突起部51,51でもつてラツク48
を持ち上げ、そのラツク48の歯部分48aをピ
ニオン47より離しこの噛合いを解除させ、シヤ
ツター32の自動開閉を手動操作に切換えるべく
構成している。そして前記プレート52の左端を
シヤツター32の左端側に形成する把手部55迄
延設させ、この把手部にピン56を介して基端を
揺動可能に軸支させる手動優先レバーつまり解除
レバー57の他端に前記プレート52の延設端を
枢支させると共に、前記プレート52に常時右方
向つまりシヤツター32を閉状態方向に作用させ
るスプリング58を付勢し、このスプリング58
力に抗する前記レバー57の握り操作でもつて前
記クラツチ装置50を適宜作動させ、シヤツター
32の自動・手動の切換えを行う如く構成してい
る。なお、先に述べたラツク48上面とシヤツタ
ー32内側面間にはリーフスプリング59を介設
していて、前記ラツク48に下方向のスプリング
力を作用させ、ピニオン47とラツク48の噛合
い保持を図るべく構成している。
達駆動間にはクラツチ装置50を介在させ、この
ピニオン47とラツク48との噛合いを適宜継断
させるべく構成している。前記クラツチ装置50
は第7図乃至第8図に示す如く、上面に膨出カム
状突起部51を二箇所形成するカムプレート52
をシヤツター32の折返し内面32aに沿わせて
摺動させるべく設けると共に、該カムプレート5
2に前記ラツク48を上載させるもので前記ラツ
ク48下面には前記突起部51,51に対応する
切欠溝53,53を形成してあつて、このときこ
の切欠溝53,53を前記突起部51,51に係
合させた状態とさせ、案内溝54,54を介して
前記ラツク48を遊嵌軸支するピン49,49に
係合連結させる前記カムプレート52をその溝5
4,54の案内により移動させたとき、前記プレ
ート52の突起部51,51でもつてラツク48
を持ち上げ、そのラツク48の歯部分48aをピ
ニオン47より離しこの噛合いを解除させ、シヤ
ツター32の自動開閉を手動操作に切換えるべく
構成している。そして前記プレート52の左端を
シヤツター32の左端側に形成する把手部55迄
延設させ、この把手部にピン56を介して基端を
揺動可能に軸支させる手動優先レバーつまり解除
レバー57の他端に前記プレート52の延設端を
枢支させると共に、前記プレート52に常時右方
向つまりシヤツター32を閉状態方向に作用させ
るスプリング58を付勢し、このスプリング58
力に抗する前記レバー57の握り操作でもつて前
記クラツチ装置50を適宜作動させ、シヤツター
32の自動・手動の切換えを行う如く構成してい
る。なお、先に述べたラツク48上面とシヤツタ
ー32内側面間にはリーフスプリング59を介設
していて、前記ラツク48に下方向のスプリング
力を作用させ、ピニオン47とラツク48の噛合
い保持を図るべく構成している。
一方、前記外シヤツター装置31aの右側に配
設する内シヤツター装置31bは前記吐出部30
bを開閉するシヤツター60と、該シヤツター6
0を摺動案内する上下ガイドケース61,62か
ら構成し、これらケース61,62の両側をボル
ト63を介して一体固着し、係止金具64,64
でもつてこれらケース61,62を前記吐出部3
0bに装着させて、ケース61,62の中央部に
おいて前記シヤツター60を摺動案内するように
構成している。
設する内シヤツター装置31bは前記吐出部30
bを開閉するシヤツター60と、該シヤツター6
0を摺動案内する上下ガイドケース61,62か
ら構成し、これらケース61,62の両側をボル
ト63を介して一体固着し、係止金具64,64
でもつてこれらケース61,62を前記吐出部3
0bに装着させて、ケース61,62の中央部に
おいて前記シヤツター60を摺動案内するように
構成している。
また、第11図に示す如く、前記吐出部30b
下位置における下ガイドケース62に吐出口65
を開設し、該口65下方に前記ケース62よりボ
ルト66を介して吐出ケース67を垂設してい
る。
下位置における下ガイドケース62に吐出口65
を開設し、該口65下方に前記ケース62よりボ
ルト66を介して吐出ケース67を垂設してい
る。
前記シヤツター60は前述外シヤツター32同
様右側に穀粒通過口68を開設していて、前記シ
ヤツター60が右摺動終端位置にあるとき、前記
吐出部30bを閉塞すると共に、前記シヤツター
60が左摺動終端位置迄移動したとき、前記口6
8を介して吐出部30bと吐出ケース67を連通
させるべく構成している。
様右側に穀粒通過口68を開設していて、前記シ
ヤツター60が右摺動終端位置にあるとき、前記
吐出部30bを閉塞すると共に、前記シヤツター
60が左摺動終端位置迄移動したとき、前記口6
8を介して吐出部30bと吐出ケース67を連通
させるべく構成している。
また、前記上ガイドケース61の上面右端側に
は先端側を湾曲させた板バネ69基端を固着して
いて、該板バネ69先端を切欠孔70よりシヤツ
ター60の穀粒通過口68右端部に臨ませ、前記
シヤツター60が閉状態つまり右終端側に移動し
ているとき、この板バネ69先端でもつて前記口
68の右端側を係止させ、シヤツター60の左移
動を阻止し、その閉維持を図るべく構成してい
る。
は先端側を湾曲させた板バネ69基端を固着して
いて、該板バネ69先端を切欠孔70よりシヤツ
ター60の穀粒通過口68右端部に臨ませ、前記
シヤツター60が閉状態つまり右終端側に移動し
ているとき、この板バネ69先端でもつて前記口
68の右端側を係止させ、シヤツター60の左移
動を阻止し、その閉維持を図るべく構成してい
る。
さらに、この内シヤツター装置31bは前述の
外シヤツター装置31aに単動連動復帰装置71
を介して係脱自在に連結するもので、前記復帰装
置71は第7図及び第6図に示す如く、内シヤツ
ター60の右端連結側に上下動可能に貫設する係
脱用連結ピン72と、このピン72に案内溝73
を介して係合し、該ピン72を上下動させるカム
体74と、該カム体74を連結ロツド75を介し
て摺動操作する操作レバー76から構成したもの
で、第6図に示す如く前記ピン72の中間に作用
ピン77を貫設し、該ピン77に上方よりスプリ
ング78を付勢して該ピン77をカム体74に摺
接させると共に、前記レバー76非操作時におい
て前記カム体74を同図右終端位置に摺動させる
スプリング79を前記カム体74に付勢し、同図
実線状態の如く前記ピン72が下動状態のとき、
該ピン72下端側を前述の外シヤツター32の右
端に穿設する係合孔80に上ガイドケース37の
長切欠溝81を介して係入させることによつて前
記外シヤツター32にこの内シヤツター60を連
結し、これらシヤツター32,60を連動操作す
るように構成している。そして、前記レバー76
を操作し、同図仮想線状態の如くカム体74を同
図左終端位置にスプリング79に抗して引張つて
いる状態のとき、前記ピン72をカム体74の膨
出面74aによつてスプリング78に抗して持ち
上げ、ピン72先端を前記係合孔80より離脱さ
せて、前記外シヤツター32とは別個に前記レバ
ー76の移動操作でもつて内シヤツター60を手
動で単独開閉操作し得るべく構成している。
外シヤツター装置31aに単動連動復帰装置71
を介して係脱自在に連結するもので、前記復帰装
置71は第7図及び第6図に示す如く、内シヤツ
ター60の右端連結側に上下動可能に貫設する係
脱用連結ピン72と、このピン72に案内溝73
を介して係合し、該ピン72を上下動させるカム
体74と、該カム体74を連結ロツド75を介し
て摺動操作する操作レバー76から構成したもの
で、第6図に示す如く前記ピン72の中間に作用
ピン77を貫設し、該ピン77に上方よりスプリ
ング78を付勢して該ピン77をカム体74に摺
接させると共に、前記レバー76非操作時におい
て前記カム体74を同図右終端位置に摺動させる
スプリング79を前記カム体74に付勢し、同図
実線状態の如く前記ピン72が下動状態のとき、
該ピン72下端側を前述の外シヤツター32の右
端に穿設する係合孔80に上ガイドケース37の
長切欠溝81を介して係入させることによつて前
記外シヤツター32にこの内シヤツター60を連
結し、これらシヤツター32,60を連動操作す
るように構成している。そして、前記レバー76
を操作し、同図仮想線状態の如くカム体74を同
図左終端位置にスプリング79に抗して引張つて
いる状態のとき、前記ピン72をカム体74の膨
出面74aによつてスプリング78に抗して持ち
上げ、ピン72先端を前記係合孔80より離脱さ
せて、前記外シヤツター32とは別個に前記レバ
ー76の移動操作でもつて内シヤツター60を手
動で単独開閉操作し得るべく構成している。
なお、第6図中82は前記モータケース43上
に取付けたリミツトスイツチであり、該スイツチ
82のアクチユエータ83に前記外シヤツター3
2に設けた作用ピン84を該シヤツター32の開
閉動作終了時接触させ、モータ44の駆動停止を
図るべく構成している。また、第3図中85は前
記籾タンク25の外側壁に設けた前記シヤツター
32,60を自動開閉するスイツチボツクスであ
る。
に取付けたリミツトスイツチであり、該スイツチ
82のアクチユエータ83に前記外シヤツター3
2に設けた作用ピン84を該シヤツター32の開
閉動作終了時接触させ、モータ44の駆動停止を
図るべく構成している。また、第3図中85は前
記籾タンク25の外側壁に設けた前記シヤツター
32,60を自動開閉するスイツチボツクスであ
る。
本考案は上記の如く構成するものにして、前記
各シヤツター32,60を連動操作するときに
は、前記内シヤツター60に装着した復帰装置7
1の連結ピン72を前記外シヤツター32に設け
た係合孔80に挿入係止させ、これらシヤツター
32,60を連動操作するもので、今スイツチ操
作によりモータ44を駆動して第4図仮想線に示
す如く前記シヤツター32を開作動させると、こ
れに連動して内シヤツター60も開作動すると共
に、同図実線状態の如くシヤツター32を開作動
させると内シヤツター60もこれに連動して自動
的に閉作動するものである。
各シヤツター32,60を連動操作するときに
は、前記内シヤツター60に装着した復帰装置7
1の連結ピン72を前記外シヤツター32に設け
た係合孔80に挿入係止させ、これらシヤツター
32,60を連動操作するもので、今スイツチ操
作によりモータ44を駆動して第4図仮想線に示
す如く前記シヤツター32を開作動させると、こ
れに連動して内シヤツター60も開作動すると共
に、同図実線状態の如くシヤツター32を開作動
させると内シヤツター60もこれに連動して自動
的に閉作動するものである。
次に、前記シヤツター32,60を自動より手
動に切換えたい場合においては、前記外シヤツタ
ー32の把手部55に設ける解除レバー57を握
り操作することによつてこの切換えを行うもの
で、今シヤツター32,60を閉じた状態で前記
レバー57が非操作のとき、前記カムプレート5
2の突起部51,51は第7図に示す如くラツク
48の切欠溝53,53に嵌り込んでいて、第6
図及び第9図に示す如くラツク48はピニオン4
7に噛合連結して、これらシヤツター32,60
をピニオン47の正逆回転により自動開閉させる
ものである。
動に切換えたい場合においては、前記外シヤツタ
ー32の把手部55に設ける解除レバー57を握
り操作することによつてこの切換えを行うもの
で、今シヤツター32,60を閉じた状態で前記
レバー57が非操作のとき、前記カムプレート5
2の突起部51,51は第7図に示す如くラツク
48の切欠溝53,53に嵌り込んでいて、第6
図及び第9図に示す如くラツク48はピニオン4
7に噛合連結して、これらシヤツター32,60
をピニオン47の正逆回転により自動開閉させる
ものである。
一方、前記レバー57を握り操作して前記カム
プレート52を第8図の如く左方向に摺動させる
と、前記ラツク48はカムプレート52の突起部
51,51によつて上方に持上げられ、その歯部
分48aを第10図の如くピニオン47の噛合い
位置より離し、ピニオン47との噛々いを解除さ
せるもので、この結果、シヤツター32,60は
ピニオン47と関係なく手動でもつて開閉操作さ
れるものである。
プレート52を第8図の如く左方向に摺動させる
と、前記ラツク48はカムプレート52の突起部
51,51によつて上方に持上げられ、その歯部
分48aを第10図の如くピニオン47の噛合い
位置より離し、ピニオン47との噛々いを解除さ
せるもので、この結果、シヤツター32,60は
ピニオン47と関係なく手動でもつて開閉操作さ
れるものである。
「考案の効果」
以上実施例から明らかなように本考案は、シヤ
ツター開閉用モータ44により回転駆動するピニ
オン47と、該ピニオン47に噛合せるラツク4
8と、これらピニオン47とラツク48の適宜噛
合せ解除を行うカムプレート52とを備え、前記
ラツク48にシヤツター32を連結させると共
に、前記カムプレート52に手動優先レバー57
を連結させ、カムプレート52を移動させたとき
前記ラツク48とピニオン47の噛合せを解除さ
せ前記モータ44によるシヤツター32の開閉動
作を中断させる前記レバー57を前記シヤツター
32外側端の把手部55内側に取付けたもので、
ピニオン47とラツク48とを噛合せてのモータ
44によるシヤツター32の開閉動作或いはピニ
オン47とラツク48との噛合せ解除を行つてそ
の開閉中断時の前記レバー57操作による切換え
を、例えばラツク側をその移動方向に対し上下方
向にカムプレート52でもつて変位させて、ギヤ
間のこじれなど解消して軽荷重を無理なく行わし
めることができると共に、自動と手動に切換える
ピニオン47とラツク48の接離動作を円滑に得
られてその切換を従来よりも安定良く行うことが
でき、またシヤツター32の把手部55を握る自
然な動作で前記レバー57を操作でき、前記レバ
ー57が作業者などに接触するのを把手部55に
より阻止して安全に取扱うことができ、そのため
取扱い操作に至便でシヤツター性能に秀れるなど
実用的な効果を奏するものである。
ツター開閉用モータ44により回転駆動するピニ
オン47と、該ピニオン47に噛合せるラツク4
8と、これらピニオン47とラツク48の適宜噛
合せ解除を行うカムプレート52とを備え、前記
ラツク48にシヤツター32を連結させると共
に、前記カムプレート52に手動優先レバー57
を連結させ、カムプレート52を移動させたとき
前記ラツク48とピニオン47の噛合せを解除さ
せ前記モータ44によるシヤツター32の開閉動
作を中断させる前記レバー57を前記シヤツター
32外側端の把手部55内側に取付けたもので、
ピニオン47とラツク48とを噛合せてのモータ
44によるシヤツター32の開閉動作或いはピニ
オン47とラツク48との噛合せ解除を行つてそ
の開閉中断時の前記レバー57操作による切換え
を、例えばラツク側をその移動方向に対し上下方
向にカムプレート52でもつて変位させて、ギヤ
間のこじれなど解消して軽荷重を無理なく行わし
めることができると共に、自動と手動に切換える
ピニオン47とラツク48の接離動作を円滑に得
られてその切換を従来よりも安定良く行うことが
でき、またシヤツター32の把手部55を握る自
然な動作で前記レバー57を操作でき、前記レバ
ー57が作業者などに接触するのを把手部55に
より阻止して安全に取扱うことができ、そのため
取扱い操作に至便でシヤツター性能に秀れるなど
実用的な効果を奏するものである。
第1図は本考案の一実施例を示すコンバインの
全体概略側面図、第2図はその平面図、第3図は
要部の断面説明図、第4図は前図の−線視説
明図、第5図は前図の−線視説明図、第6図
は第4図の−線視説明図、第7図は第4図の
−線視説明図、第8図は同作用説明図、第9
図は同平面図、第10図は前図の側部説明図、第
11図は第4図の−線視説明図である。 32……シヤツター、44……モータ、47…
…ピニオン、48……ラツク、52……カムプレ
ート、55……把手部、57……手動優先レバー
(解除レバー)。
全体概略側面図、第2図はその平面図、第3図は
要部の断面説明図、第4図は前図の−線視説
明図、第5図は前図の−線視説明図、第6図
は第4図の−線視説明図、第7図は第4図の
−線視説明図、第8図は同作用説明図、第9
図は同平面図、第10図は前図の側部説明図、第
11図は第4図の−線視説明図である。 32……シヤツター、44……モータ、47…
…ピニオン、48……ラツク、52……カムプレ
ート、55……把手部、57……手動優先レバー
(解除レバー)。
Claims (1)
- シヤツター開閉用モータ44により回転駆動す
るピニオン47と、該ピニオン47に噛合せるラ
ツク48と、これらピニオン47とラツク48の
適宜噛合せ解除を行うカムプレート52とを備
え、前記ラツク48にシヤツター32を麗結させ
ると共に、前記カムプレート52に手動優先レバ
ー57を連結させ、カムプレート52を移動させ
たとき前記ラツク48とピニオン47の噛合せを
解除させ前記モータ44によるシヤツター32の
開閉動作を中断させる前記レバー57を前記シヤ
ツター32外側端の把手部55内側に取付けたこ
とを特徴とするコンバイン用籾タンクのシヤツタ
ー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12951979U JPS6141549Y2 (ja) | 1979-09-18 | 1979-09-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12951979U JPS6141549Y2 (ja) | 1979-09-18 | 1979-09-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5645241U JPS5645241U (ja) | 1981-04-23 |
JPS6141549Y2 true JPS6141549Y2 (ja) | 1986-11-26 |
Family
ID=29361274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12951979U Expired JPS6141549Y2 (ja) | 1979-09-18 | 1979-09-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6141549Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-09-18 JP JP12951979U patent/JPS6141549Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5645241U (ja) | 1981-04-23 |
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