JPS6141386B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6141386B2
JPS6141386B2 JP3251179A JP3251179A JPS6141386B2 JP S6141386 B2 JPS6141386 B2 JP S6141386B2 JP 3251179 A JP3251179 A JP 3251179A JP 3251179 A JP3251179 A JP 3251179A JP S6141386 B2 JPS6141386 B2 JP S6141386B2
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JP
Japan
Prior art keywords
liquid
refrigerant
cooler
gas
liquid reservoir
Prior art date
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Expired
Application number
JP3251179A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55126771A (en
Inventor
Masato Tsutsumi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP3251179A priority Critical patent/JPS55126771A/ja
Publication of JPS55126771A publication Critical patent/JPS55126771A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は三つ以上の冷却器を有する冷凍サイク
ルに関する。
例えば冷蔵庫においては、従来より冷蔵室及び
これより低温の冷凍室を備えて、それぞれを個別
に冷却する二つの冷却器を有したものが供されて
いるが、近来は冷凍室よりも更に低温の超低温室
を備えることが要望されていて、このための冷却
器を別に設けることが考えられている。ところが
このように冷却器を三つ設け、独立にそれぞれの
冷却器への冷媒の供給制御を行うには、従来は、
三方向切換弁を用いるか又は二方向切換弁を二個
用いねばならなかつた。しかし、これらの切換弁
では、弁ケース内での弁体の機械的動作によつて
流路制御が行われるため、比較的寿命が短くまた
弁体の作動源として電磁石を用いるため装置が大
型化してコスト高となる欠点を有していた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであつ
て、その目的は、可動部材を用いずして三方向以
上の流路制御を行うことができ、低コストでしか
も安定した冷媒供給制御をなし得る冷凍サイクル
を提供するにある。
以下本発明を冷蔵庫に適用した一実施例を第1
図乃至第3図を参照して説明する。まず冷蔵庫全
体の断面図を示す第1図において、1は冷蔵庫本
体で、これの内部には冷凍室2及び冷蔵室3が上
下二段に形成され、更に冷凍室2内には超低温室
4が区画形成されている。5は超低温室4を冷却
する第一の冷却器たる超低温室用冷却器、6及び
7は冷凍室2及び冷蔵室3を夫々冷却する第二の
冷却器たる冷凍室用冷却器及び冷蔵室用冷却器で
ある。8は冷蔵庫本体1の下方に配設されたコン
プレツサー、9は外箱1の背面に所定間隔を存し
て取付けられたコンデンサー、10乃至12は冷
凍室2、冷蔵室3、超低温室4の各開閉扉であ
る。13は冷媒分配用のタンクで、これは冷凍室
2後方の断熱層中に埋設されている。この冷媒分
配用のタンク13は、第3図に示す如く、中空の
T字形パイプの上辺両端部を下方に折曲し、且つ
各開口端を閉塞して、中央部に液溜め部14を形
成すると共にその両側に気液分離部15及び16
を形成したものである。
次に冷凍サイクルの構成を示す第2図及び第3
図において、17は主キヤピラリチユーブで、そ
の一端部をコンデンサー9を介してコンプレツサ
ー8の吐出側に連結すると共に、他端部をタンク
13の液溜め部14内に上方から挿入連結して、
コンデンサー9からの液冷媒をまず該液溜め部1
4に貯留するようにしている。18は第一の補助
キヤピラリチユーブで、その一端部をタンク13
の液溜め部14の内底部に連結し、他端部を超低
温室用冷却器5及びサクシヨンパイプ19を直列
に介してコンプレツサー8の吸入側に連結し、以
て液溜め部14内の冷媒を圧力差によつて直接的
に超低温室用冷却器5に供給し得るようにしてい
る。20は第二の補助キヤピラリチユーブで、そ
の一端部をタンク13の一方の気液分離部15の
内底部に連結し、他端部を冷凍室用冷却器6を介
して超低温室用冷却器5の入口に連結し、以て気
液分離部15に冷媒が供給されたことを条件にそ
の冷媒を圧力差により冷凍室用冷却器6に供給す
るようにしている。21は第三の補助キヤピラリ
チユーブで、その一端部をタンク13の他方の気
液分離部16に連結し、他端部を冷蔵室用冷却器
7を介してサクシヨンパイプ19に連結し、以て
気液分離部16に冷媒が供給されたことを条件に
その冷媒を圧力差により冷蔵室用冷却器7に供給
するようにしている。22及び23は冷媒供給制
御用通路たる夫々冷凍室側及び冷蔵室側の制御パ
イプで、これらは共に一端部をタンク13の液溜
め部14の内底部に連結すると共に途中を略U字
状に折曲している。そして、冷凍室側制御パイプ
22の他端部をタンク13の一方の気液分離部1
5内にその底部から所定長さ挿入し連結すると共
に、冷蔵室制御パイプ23の他端部をタンク13
の他方の気液分離部16内にその底部から所定長
さ挿入し連結している。而して、両気液分離部1
5及び16は液溜め部14よりも高位に形成され
且つ液溜め部14と上部において連通されてい
て、高低差及び圧力差によつて液溜め部14内の
液冷媒が気液分離部15,16内に自然流入しな
いようになされている。24及び25は夫々制御
パイプ22及び23に対応して設けられた加熱装
置たるヒータで、これらは夫々制御パイプ22,
23の各立上り部22a,23aを加熱し得るよ
うに配置されている。そして各ヒータ24,25
により各制御パイプ22,23が加熱されると、
各立上り部22a,23a内の液冷媒(液溜め部
14と同一液位)中に気泡が発生し、その気泡の
ポンプ作用により液冷媒が押上げられるようにな
つて各気液分離部15,16内に供給される。
次に本実施例の作用を説明する。まず本実施例
では、コンプレツサー8のモータは超低温室4の
室温を検知してオンオフ作動する超低温室温検知
スイツチによつて通断電制御され、またヒータ2
4は冷凍室2の室温を検知してオンオフ作動する
冷凍室温検知スイツチによつて通断電制御され、
ヒータ25は冷蔵室3の室温を検知してオンオフ
作動する冷蔵室温検知スイツチによつて通断電制
御されることを基本とする。さて超低温室4、冷
凍室2及び冷蔵室3の各室温が共に設定値以上に
ある場合、上記各検知スイツチは共にオンになつ
ており、従つてコンプレツサー8は運転状態にあ
り、また各ヒータ24,25は各制御パイプ2
2,23を加熱している。この状態ではコンデン
サー9からの液冷媒は主キヤピラリチユーブ17
を介して液溜め部14内に流入して一旦ここに貯
留され、且つ同時に各制御パイプ22,23にも
液溜め部14と同一液位となるまで自然流入す
る。そして液溜め部14に貯留された液冷媒の一
部は、液溜め部14と超低温室用冷却器5との内
圧差により第一の補助キヤピラリチユーブ18を
介して超低温室用冷却器5内に流入し、ここでガ
ス化してサクシヨンパイプ19を介してコンプレ
ツサー8に戻される。一方、各制御パイプ22,
23内の液冷媒中にはヒータ24,25からの加
熱によるガス化によつて気泡が発生するため、各
制御パイプ22,23内の液冷媒ひいては液溜め
部14内の液冷媒はその気泡のポンプ作用によつ
て各制御パイプ22,23を介して連続的に各気
液分離部15,16内に供給され、ここで気泡混
りの冷媒が完全に気液二相に分離される。そして
気液分離部15内底部に溜つた液冷媒は第二の補
助キヤピラリチユーブ20を介して冷凍室用冷却
器6内に流入してここで大部分ガス化し、この後
超低温室用冷却器5内に流入してここで完全にガ
ス化し、そしてサクシヨンパイプ19を介してコ
ンプレツサー8に戻される。また気液分離部16
内底部に溜つた液冷媒は第三の補助キヤピラリチ
ユーブ21を介して冷蔵室用冷却器7内に流入
し、ここでガス化してサクシヨンパイプ19を介
してコンプレツサー8に戻される。以上のような
冷媒供給により、超低温室用冷却器5、冷凍室用
冷却器6及び冷蔵室用冷却器7は冷却作用を生
じ、超低温室4、冷凍室2及び冷蔵室3の各室温
が徐々に低下し、冷蔵室3が設定温度まで冷却さ
れると冷蔵室温検知スイツチがオフしてヒータ2
5への通電を断つ。すると、液溜め部14から冷
蔵室用冷却器7への液冷媒の供給が停止され、次
いで冷凍室2が設定温度まで冷却されると、冷凍
室温検知スイツチがオフしてヒータ24への通電
を断ち、これにより液溜め部14から冷凍室用冷
却器6への液冷媒の供給が停止され、超低温室用
冷却器5による超低温室の冷却のみが続行される
状態となる。この状態において冷蔵室用扉7或い
は冷凍室用扉6の開閉を頻繁に行う等して冷凍室
2或いは冷蔵室3の温度が上昇した場合には、ヒ
ータ24,25が再び通電されて冷凍室用冷却器
6或いは冷蔵室用冷却器7への液冷媒の供給を再
開する。而して、超低温室4が設定温度まで冷却
されると、超低温室温検知スイツチがオフしてコ
ンプレツサー8を停止させ、以上により一冷却サ
イクル動作が完了する。そして、超低温室4の温
度が設定温度以上になると、再びコンプレツサー
8が運転され、上記のような一冷却サイクル動作
が開始される。
以上のように一冷却サイクル動作中における冷
凍室用冷却器6、冷蔵室用冷却器7への冷媒供給
量制御はヒータ24,25の通断電制御によつて
行う構成であるから、従来の電磁弁を用いるもの
に比べて、簡単且つ安価に構成でき、しかも可動
部分がないから故障の虞がない。また制御パイプ
22,23から供給される冷媒を一旦気液分離部
15,16に流入させてここで気液分離を行う構
成であるから、気泡のポンプ作用を利用するもの
でありながら、液冷媒のみを冷凍室用冷却器6及
び冷蔵室用冷却器7に流入させることができ、そ
の冷却性能の向上を図ることができる。
尚上記実施例では、キヤピラリチユーブを主及
び補助の各キヤピラリチユーブで構成したが、こ
れは第4図に示すようにコンデンサー9とタンク
13との間に設けた一本のキヤピラリチユーブ2
6から構成してもよく、また第5図に示すよう
に、タンク13と各冷却器5,6,7との間に設
けた三本のキヤピラリチユーブ27,28,29
から構成してもよい。
また上記実施例では、液溜め部14、冷凍室側
の気液分離部15及び冷蔵室側の気液分離部16
を一本のT字形パイプから成る冷媒分配用のタン
ク12から構成したから、冷却器が3以上の比較
的多数あつてそれに応じて液溜め部及び気液分離
部の数が増大するという事情があつても、全体を
一つの容器から構成して製造性を向上させること
がてきる上に、シール部分の総数を削減してガス
漏れに対する信頼性を向上させることができる。
その他本発明は上記し且つ図面に示す実施例に限
定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲で
種々変形して実施し得ることは勿論である。
本発明は以上の説明から明らかなように、三個
以上の冷却器への冷媒供給制御を可動部材を用い
ることなく行うことができて、従来の電磁弁によ
る制御方式のものに比べて簡単且つ安価に構成で
きると共に、故障の虞れがなく、しかも気泡によ
るポンプ作用を利用して冷媒供給を行う構成であ
りながら、気泡を分離して液冷媒のみを冷却器に
流入させることができてその冷却性能の向上を図
り得、且つ液溜め部及び気液分離部を一体の容器
から構成したことから、製造性が向上すると共に
ガス漏れに対する信頼性が向上するという優れた
効果を奏する冷凍サイクルを提供し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の一実施例を示し、
第1図は冷蔵庫全体の断面図、第2図は冷凍サイ
クル構成図、第3図は要部の断面図で、第4図及
び第5図は夫々異なる他の実施例を示す第2図相
当図である。 図中、5は超低温室用冷却器(第一の冷却
器)、6は冷凍室用冷却器(第二の冷却器)、7は
冷蔵室用冷却器(第二の冷却器)、9はコンデン
サー、14は液溜め部、15は冷凍室側の気液分
離部、16は冷蔵室側の気液分離部、22は冷凍
室側の制御パイプ(冷媒供給制御用通路)、23
は冷蔵室側の制御パイプ(冷媒供給制御用通
路)、24及び25はヒータ(加熱装置)であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 コンデンサー側から供給される冷媒を貯留す
    る液溜め部と、この液溜め部と一体の容器から構
    成され気相部を互いに連通させると共に液溜め部
    に対し冷媒供給制御用通路を介して各別に連結さ
    れた複数個の気液分離部と、前記各通路を加熱す
    ることにより各通路内の冷媒中に気泡を発生させ
    て該気泡のポンプ作用により液溜め部の液冷媒を
    前記気液分離部に供給する加熱装置と、前記液溜
    め部に連結された第一の冷却器と、前記各気液分
    離部の液相側に各別に連結された複数個の第二の
    冷却器とを具備し、前記各第二の冷却器への冷媒
    供給を、前記各加熱装置を駆動或は停止すること
    により制御するようにして成る冷凍サイクル。
JP3251179A 1979-03-20 1979-03-20 Refrigeration cycle Granted JPS55126771A (en)

Priority Applications (1)

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JP3251179A JPS55126771A (en) 1979-03-20 1979-03-20 Refrigeration cycle

Applications Claiming Priority (1)

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JP3251179A JPS55126771A (en) 1979-03-20 1979-03-20 Refrigeration cycle

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Publication Number Publication Date
JPS55126771A JPS55126771A (en) 1980-09-30
JPS6141386B2 true JPS6141386B2 (ja) 1986-09-13

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ID=12361000

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63187583U (ja) * 1987-05-19 1988-12-01

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63187583U (ja) * 1987-05-19 1988-12-01

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