JPS6141335A - 変形平箔糸及びその製造方法 - Google Patents

変形平箔糸及びその製造方法

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JPS6141335A
JPS6141335A JP16096584A JP16096584A JPS6141335A JP S6141335 A JPS6141335 A JP S6141335A JP 16096584 A JP16096584 A JP 16096584A JP 16096584 A JP16096584 A JP 16096584A JP S6141335 A JPS6141335 A JP S6141335A
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Japan
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foil
film
yarn
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flat foil
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安岡 八郎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、太さに変化のある平箔糸及びその製造方法に
関する。
従来技術 従来の平箔糸は、全体に均質な層からなるため、美麗で
あるとはいえ、平面的な単調な外観を有するものであり
、それだけでは意匠効果のあるものではなかった。そこ
でエンボスを施した平箔糸やシート片を付着した平箔糸
などの開発も試みられているが、前者は光輝色に乏しく
、まだ後者は柔軟性などに欠け、扱い難いものであった
。また、平箔糸は通常一定幅の直線状の糸条に形成され
るため、それらを用いて製造した撚シ金銀糸や織物も単
調な外観とならざるを得なかった。
発明の目的 本発明は、太さに変化があシ同時に光輝色にも変化のあ
る妙味ある平箔糸及びその製造方法を提供することを目
的とする。
発明の構成 本発明の平箔糸は、熱可塑性フィルムに金属薄膜を積層
してなるものであって、フィルムの部分的な延伸で太さ
に変化がつけられているものである。
すなわち、本発明では部分的な延伸によって、平箔糸が
変形されているため、延伸部分は未延伸部分に比して糸
条か細く、薄く形成され、同時に延伸部分の金属薄膜に
は微小なひび割れを生じて光沢を多少域するものである
。従って、一本の平箔糸でも、延伸部分と・未延伸部分
では太さと金属光沢に変化のある意匠効果に優れたもの
となる。
本発明の平箔糸は、熱可塑性フィルムに金属薄膜を積層
してなる箔シートを糸条に裁断して得た箔糸を、適当な
間隔をあけて配置した2対の圧着ロールに緊張状態を保
って通し、該圧着ロール間に設けた押圧装置で箔糸を間
欠的に押圧して、押圧部分のフィルムを延伸することに
より作業性よく製造できる。
圧着ロールに送られる糸は、箔シートから得た箔糸をボ
ビンに巻き取りたものであっても、また箔シートから裁
断した箔糸を、裁断後引続いて直接圧着ロールに導いて
もよい。なお、箔糸は0,5鵡〜Bmの幅のものを使用
するのが意匠効果に優れ、好ましい。
箔シートは熱可塑性ンート、例えばポリエステルシート
などに直接に又はアンカーコートを施した後に、蒸着法
、無電解メッキ法、その他既知の方法で一以上の金属薄
膜を設けたものであシ、金属薄膜上には更に合成樹脂に
よる保護コートが施されてもよい。
本発明では、延伸時に金属薄膜の密着性が悪化する危険
性があるので、金属薄膜の形成に先だってポリアミド又
はアクリル樹脂などのアンカーコートを施すのが好まし
く、また保護コートと金属薄膜の間にも同様の目的でア
ンカーコートされるのがよい。
なお、上記製造方法で使用する押圧装置は、押圧部材の
上下動によるものであっても、部分的に強く箔糸を押圧
するように形成されたカム機構によってもよい。
実施例 熱可塑性フィルム\アンカーコート\金属\アンカーコ
ート\保護膜からなる箔シートを糸条に裁断後、得られ
た箔糸(1)を引続いて、第1図の如く、2対の圧着ロ
ール(28X2り及び(3a)(3b)に緊張状態を保
って通す。
圧着o −ル(2a) (2b)及び(3a)(8b)
の間には押圧装置(4)が配置されており、その駆動に
よって、第1図の例では装置(4)の軸(5)の回転に
よって、凸部(6)が下降し、箔糸(1)を押し下げる
と、その部分の箔糸(1)の熱可塑性フィルムが延伸さ
れ、箔糸(1)が細くなシ、再び凸部(6)が上昇し、
箔糸(1)から離れるとその部分の箔糸(1)は元の太
さを保ち、1第2図の如く、太細交互に表われる変形平
箔糸となる。
との平箔糸(7)の太い部分(8)は加工前の箔糸(1
)同様の全反射的な光輝色を有するが、細い部分(9)
は金属層の微視的なひび割れによシ少し光沢の変化した
非常に意匠効果に優れたものとなる。
圧着ロール(8B)(3b)から送シ出される平箔糸(
7)をそのまま整経ロールに巻取シ、緯糸に絹糸を用い
て織成した織布は織り密度に変化があり、光沢も微妙に
変化する非常に妙味あるものであった。なお、平箔糸(
7)を用いた撚シ金銀糸も、太細かあるため従来になく
扱い易く、また意匠効果に優れる。
なお、押圧装置(4)としては第8図の如く、押圧面を
順次変化させたカム機構を用いたり、またはピアノのハ
ンマーの如き、押圧機構を用いてもよい。
発明の効果 本発明では、平箔糸のベースフィルムの延伸によって太
さに変化のある平箔糸が得られるだめ、自然な外観及び
風合を有するものであり、またその製造も容易である。
また、延伸に伴い平箔糸の金属薄膜に微小なひび割れを
生ずるため、本発明の平箔糸は太さに変化があるだけで
なく、金属光沢にも変化のある製品となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す説明図、第2図は本
発明の平箔糸の一例を示す平面図、第3図は本発明で使
用する押圧装置の一例を示す要部説明図である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱可塑性フィルムに金属薄膜を積層してなるもの
    であって、フィルムの部分的な延伸で太さに変化がつけ
    られていをことを特徴とする変形平箔糸。
  2. (2)熱可塑性フィルムに金属薄膜を積層してなる箔シ
    ートを糸条に裁断して得た箔糸(1)を、間隔をあけて
    配置した2対の圧着ロール(2a)(2b)及び(3a
    )(3b)に緊張状態を保って通し、該圧着ロール(2
    a)(2b)及び(3a)(3b)の間に設けた押圧装
    置(4)で箔糸(1)を間欠的に押圧して押圧部分の箔
    糸(1)のフィルムを延伸することを特徴とする変形平
    箔糸の製造方法。
  3. (3)箔シートを糸条に裁断後、引続いて箔糸(1)が
    圧着ロール(2a)(2b)及び(3a)(3b)に送
    られることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の方
    法。
  4. (4)熱可塑性フィルムにアンカーコートした上に金属
    薄膜が形成されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第2項又は第3項記載の方法。
  5. (5)金属薄膜上に合成樹脂製保護膜が形成されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第2項〜第4項いずれ
    か1項に記載の方法。
  6. (6)押圧装置がカム機構を有することを特徴とする特
    許請求の範囲第2項〜第5項いずれか1項に記載の方法
JP16096584A 1984-07-30 1984-07-30 変形平箔糸及びその製造方法 Granted JPS6141335A (ja)

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JPS6141335A true JPS6141335A (ja) 1986-02-27
JPS6357530B2 JPS6357530B2 (ja) 1988-11-11

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019019432A (ja) * 2017-07-20 2019-02-07 泉工業株式会社 伸縮性金属光沢糸及びそれを用いた撚り糸

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019019432A (ja) * 2017-07-20 2019-02-07 泉工業株式会社 伸縮性金属光沢糸及びそれを用いた撚り糸

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JPS6357530B2 (ja) 1988-11-11

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