JPS6141021B2 - - Google Patents

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JPS6141021B2
JPS6141021B2 JP55172263A JP17226380A JPS6141021B2 JP S6141021 B2 JPS6141021 B2 JP S6141021B2 JP 55172263 A JP55172263 A JP 55172263A JP 17226380 A JP17226380 A JP 17226380A JP S6141021 B2 JPS6141021 B2 JP S6141021B2
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JP
Japan
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adder
segment
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JP55172263A
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Inventor
Masaaki Inao
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPS5798176A publication Critical patent/JPS5798176A/ja
Publication of JPS6141021B2 publication Critical patent/JPS6141021B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F12/00Accessing, addressing or allocating within memory systems or architectures
    • G06F12/02Addressing or allocation; Relocation
    • G06F12/08Addressing or allocation; Relocation in hierarchically structured memory systems, e.g. virtual memory systems
    • G06F12/10Address translation
    • G06F12/1027Address translation using associative or pseudo-associative address translation means, e.g. translation look-aside buffer [TLB]
    • G06F12/1036Address translation using associative or pseudo-associative address translation means, e.g. translation look-aside buffer [TLB] for multiple virtual address spaces, e.g. segmentation

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、仮想記憶方式の仮想計算機システム
として動作できる計算機システムにおいて、アド
レス変換を高速で行い得るようにしたものであ
る。
第1図は仮想計算機システムにおける主記憶割
付けを示すものであつて、1は主記憶、2は絶対
ベース・レジスタ、3はアドレス限界レジスタ、
4はプレフイクス・レジスタをそれぞれ示してい
る。主記憶1は複数のドメインに分割され、各ド
メインは仮想計算機VMiやVMjなどに割付けられ
ると共に、最後のドメインはHPVログラム(ハ
イパバイザ・プログラム)に割付けられている。
仮想計算機に割付けられたVMiドメインやVMjド
メインには、プレフイクス領域が設けられ、残り
の領域はオペレーテイング・システムおよび処理
プログラムに割当てられている。システム絶対ア
ドレスとは、主記憶のスタート・アドレスを0番
地とし、エンド・アドレスをXMB番地とするもの
である。ドメイン絶対アドレスとは、仮想計算機
に対して与えられたドメインの先頭を0番地と
し、そのドメインの最後をxiもしくはxj番地とす
るものである。絶対ベース・レジスタ2は、仮想
計算機に割付けられたドメインの先頭を示し、ア
ドレス限界レジスタ3はそのドメインの最終を示
しており、プレフイクス・レジスタ4は、ドメイ
ン内のプレフイクス領域の先頭を示している。
第2図イは仮想計算機システムでない通常計算
機システムの論理アドレス―システム絶対アドレ
スの変換過程を示しており、第2図ロは第1図に
示すような仮想計算機システムにおける論理アド
レス―システム絶対アドレスの変換過程を示して
いる。
第2図イに示すように通常計算機システムにお
いては、セグメント・テーブル起点レジスタ
STOの内容と論理アドレスのセグメント・イン
デツクス部SiXの内容とが加算され、次いでプレ
フイクス変換がなされ、このようにして得られた
アドレスによつて、バツフア・メモリBSがアク
セスされ、セグメント・テーブル・エントリ
STEが読出される。読出されたセグメント・テ
ーブル・エントリSTEの内容と論理アドレスの
ページ・インデツクス部PiXの内容が加算され、
次いでプレフイクス変換され、このようにして得
られたアドレスによつてバツフア・メモリBSが
アクセスされ、ページ・テーブル・エントリ
PTEが読出される。読出されたページ・テーブ
ル・エントリPTEの内容は論理アドレスの実ア
ドレス部と加算され、次いでプレフイクス処理さ
れ、論理アドレスに対応するシステム絶対アドレ
スが得られる。そして、このシステム絶対アドレ
スに基づいて、主記憶がアクセスされる。
第2図ロは、第1図に示すような仮想計算機シ
ステムにおける論理アドレス―システム絶対アド
レスの変換を示すものである。第2図ロの変換処
理は、第2図イのものと異つて、セグメント・テ
ーブル・エントリSTEを求める過程、セグメン
ト・テーブル・エントリSTEに基づいてペー
ジ・テーブル・エントリPTEを求める過程およ
びページ・テーブル・エントリPTEに基づいて
システム絶対アドレスを求める過程のそれぞれ
に、絶対ベース・レジスタの内容を加算する処理
が追加されている。
第2図ロに示すように第1図のような仮想計算
機において論理アドレスをシステム絶対アドレス
に変換する場合には、絶対ベース・レジスタの内
容を加算することが必要となるが、この加算処理
のために特別のタイム・スロツトを割当てると、
仮想計算機システムにおけるアドレス変換処理が
通常計算機システムのアドレス変換処理よりも著
しく遅くなるという問題が生ずる。
本発明は、上記の問題点を解決するものであつ
て、仮想計算機システムとして動作できる計算機
システムにおいて論理アドレスからシステム絶対
アドレスへの変換処理を高速で行い得るようにす
ることを目的としている。そしてそのため、本発
明の記憶制御ユニツトは、実効アドレス・レジス
タと、変換牽引緩衝機構と、バツフア・メモリ
と、上記実効アドレス・レジスタに格納された論
理アドレスのセグメント・インデツクス部の内容
がセツトされるセグメント・レジスタと、上記実
効アドレス・レジスタのページ・インデツクス部
の内容がセツトされるページ・レジスタと、セグ
メント・テーブル起点アドレスもしくはセグメン
ト・テーブル・エントリの内容もしくはページ・
テーブル・エントリの内容がセツトされる変換レ
ジスタと、上記セグメント・レジスタもしくはペ
ージ・レジスタの内容と上記変換レジスタの内容
を加算する第1の加算器と、上記セグメント・レ
ジスタを上記第1の加算器の入力に接続する第1
のゲートと、上記ページ・レジスタを上記第1の
加算器の入力に接続する第2のゲートと、該第1
の加算器の出力を処理するプレフイクス処理部
と、該プレフイクス処理部の出力と仮想計算機に
割当てられているドメインの先頭アドレスを示す
絶対ベース・レジスタの内容とを加算すると共に
出力が上記実効アドレス・レジスタに入力された
第2の加算器とを備え、優先選択サイクルでは優
先順位に従つて1個の要求を選択し、バツフア・
メモリ・アクセス・サイクルでは上記変換牽引緩
衝機構及びバツフア・メモリをアクセスし、結果
サイクルでは上記のレジスタにデータをセツトす
るように制御される記憶制御ユニツトにおいて、
上記変換牽引緩衝機構の中に上記実効アドレス・
レジスタの論理アドレスと一致するものが存在し
ないことが判つたとき、又はセグメント・テーブ
ル・エントリ検索中でありアドレス変換処理の結
果サイクルであり且つ該当するデータが上記バツ
フア・メモリに存在しないときに、上記結果サイ
クル中に上記第1のゲートを介して上記セグメン
ト・レジスタの内容を第1の加算器に入力し、上
記第1の加算器、プレフイクス処理部および第2
の加算器より成る変換用アドレス計算部が変換ア
ドレス計算処理を開始できるようにし、セグメン
ト・テーブル・エントリ検索中であり且つアドレ
ス変換処理のバツフア・メモリ・アクセス・サイ
クルであるときに、上記結果サイクル中に上記第
2のゲートを介して上記ページ・レジスタの内容
を上記第1の加算器に入力し、上記第1の加算
器、プレフイクス処理部および第2の加算器より
成る変換用アドレス計算部が変換アドレス計算処
理を開始できるようにしたことを特徴とするもの
である。以下、本発明を図面を参照しつつ説明す
る。
第3図は本発明の要部の1実施例のブロツク
図、第4図は従来の論理アドレス―システム絶対
アドレスの変換を説明する図、第5図はバツフ
ア・メモリに所望のセグメント・テーブルが存在
しなかつた場合における従来方式の論理アドレス
―システム絶対アドレスの変換を説明する図、第
6図は本発明による論理アドレス―システム絶対
アドレスの変換を説明する図、第7図は所望のセ
グメント・テーブルがバツフア・メモリ上に存在
しなかつた場合における本発明による論理アドレ
ス―システム絶対アドレスの変換を説明する図、
第8図はSEL―SGRおよびSEL―PGR信号を生
成する信号発生回路のブロツク図、第9図は
TLB FOUND時における第3図の装置の動作を
説明する図である。
第3図は本発明による記憶制御ユニツト(S―
ユニツト)の1実施例構成を示すものであつて、
5は実効アドレス・レジスタ、6はTLBの論理
アドレス部、7はTLBの実アドレス部、8はバ
ツフア・メモリのタグ部、9はバツフア・メモ
リ、10は実効アドレス・コピー・レジスタ、1
1はムーブイン・レジスタ、12は比較レジス
タ、13は比較器、14は実アドレス・レジス
タ、15はタグ・マツチ・レジスタ、16はOR
回路、17はアライン回路、18は第1制御レジ
スタ、19はビツト・アライン回路、20はセグ
メント・レジスタ、21はページ・レジスタ、G
1ないしG3はゲート、22はページ内アドレス
格納部、23は主記憶アドレス・レジスタ、24
はライン存在表示部、25は変換レジスタ、26
は変換アドレス計算部、27―1と27―2はア
ドレス変換用加算器、28はプレフイクス処理
部、TFDはTLB FOUNDをそれぞれ示してい
る。25′はワードレジスタでオペランド又はイ
ンストラクシヨンフエツチ時、フエツチデータを
要求元のE又はiユニツトへ転送するレジスタで
ある。
実効アドレス・レジスタ5には論理アドレス又
は実アドレスがセツトされる。TLBの論理アド
レス部6には論理アドレスが格納され、TLB実
アドレス部7にはシステム絶対アドレスが格納さ
れている。タグ部8はバツフア・メモリ9のデー
タの管理情報が格納される。TLBの論理アドレ
ス部6、TLBの実アドレス部7およびタグ部8
は、実効アドレス・レジスタ5にセツトされる論
理アドレスの一部、即ちTLBは論理アドレスの
上位(例えば12〜19BiT)、TAGは論理アド
レス下位(ページ内変位の部分で20〜25
BiT)によつて同時にアクセスされる。実効アド
レス・レジスタ5の内容は1サイクル後に実効ア
ドレス・コピー・レジスタ10に移され、バツフ
ア・メモリ9は実効アドレス・コピー・レジスタ
10によつてTAGのアクセスと同一アドレスで
アクセスされる。論理アドレスに対応するシステ
ム絶対アドレスを求める場合、TLBの論理アド
レス部6に該当するものが存在すると(この時
TFDはON“1”になる)、TLBの実アドレス部
7から読出されたシステム絶対アドレスは実アド
レス・レジスタにセツトされる。該当とは、
EAR5にある論理アドレスとTLB6にあるアド
レスが同一MV内でかつ同一仮想空間(これはiD
で識別)でかつ同一アドレスであるということで
ある。これと同時にタグ部8にこのシステム絶対
アドレスに一致するものがあるか否かがチエツク
される。一致するものが存在するときには、バツ
フア・メモリ9から読出されたデータの内の1個
が選択され、選択されたデータがアライン回路1
7を経由してWR29にセツトされ要求元に送ら
れる。バツフア・メモリ9に該当するデータが存
在しないときには、実アドレス・レジスタ14の
内容は主記憶アドレス・レジスタ23に移され、
そして主記憶がアクセスされる。主記憶からムー
ブ・インされたデータはムーブイン・レジスタ1
1にセツトされ、ゲートG3およびアライン回路
17を経由して要求元へ送られる。
TLB NOT FOUNDのときには、セグメン
ト・テーブルおよびページ・テーブルに基づくア
ドレス変換が行われる。実効アドレス・レジスタ
5の論理アドレスは、1サイクル後には比較レジ
スタ12に移され、しかる後に論理アドレスのセ
グメント・インデツクス部SiXおよびページ・イ
ンデツクス部PiXがビツト・アライン回路19に
入力され、ページ内アドレスはページ内アドレス
格納部22に格納される。ビツト・アライン回路
19に入力されたセグメント・インデツクス部
SiXおよびページ・インデツクス部PiXの内容の
それぞれは所定量だけシフトされ、セグメント・
レジスタ20およびページ・レジスタ21にセツ
トされる。
セグメント・テーブル・エントリを求める場合
には、ゲートG1が開かれ、アドレス変換用加算
器27―1の上側入力部に入力され、この加算器
27―1の下側入力部には第1制御レジスタ18
に格納されているセグメント・テーブル起点アド
レスが入力される。アドレス変換用加算器27―
1から出力されるセグメント・インデツクスとセ
グメント・テーブル起点アドレスとの和はプレフ
イクス処理部28に入力されてプレフイクス処理
され、プレフイクス処理部28の出力はアドレス
変換用加算器27―2の一方の入力部に入力され
る。アドレス変換用加算器27―2の他方の入力
部には、絶対ページ・レジスタ2の内容が格納さ
れる。なお、通常計算機システムの場合には、絶
対ベース・レジスタ2の内容は数値“0”を示し
ている。アドレス変換用加算器27―2からの出
力は実効アドレス・レジスタ5に格納され、所望
のセグメント・テーブル・エントリの読出しが行
われる。所望のセグメント・テーブル・エントリ
がバツフア・メモリに存在する場合には、バツフ
ア・メモリ9から読出されたセグメント・テーブ
ル・エントリの内容はアライン回路17および変
換レジスタ25を介してアドレス変換用加算器2
7―1の下側入力部に送られる。所望のセグメン
ト・テーブル・エントリがバツフア・メモリ9に
存在しない場合には、主記憶がアクセスされ、主
記憶から読出されたセグメント・テーブル・エン
トリの内容がムーブイン・レジスタ11、ゲート
G3、アライン回路19および変換用レジスタ2
5を介してアドレス変換用加算器27―1の下側
入力部に入力される。
ページ・テーブル・エントリを求める場合に
は、ゲートG2が開かれ、ページ・インデツクス
とセグメント・テーブル・エントリの内容がアド
レス加算器27―1によつて加算され、加算結果
がプレフイクス処理部28でプレフイクス処理さ
れ、プレフイクス処理部28の出力と絶対ベー
ス・レジスタ2の内容とが加算される。アドレス
変換用加算器27―2からの出力は実効アドレ
ス・レジスタ5にセツトされ、所望のページ・テ
ーブル・エントリの読出しが行われる。バツフ
ア・メモリ9又は主記憶から読出されたページ・
テーブル・エントリは、アドレス変換用加算器2
7―1の下側入力部に入力される。
ページ・テーブル・エントリの内容は、アドレ
ス変換用加算器27―1をスルーで通り、プレフ
イクス処理部28でプレフイクス処理される。プ
レフイクス処理部28からの出力と絶対ベース・
レジスタ2の内容は、アドレス変換用加算器27
―2によつて加算される。このときのアドレス変
換用加算器27―2の出力が論理アドレスに対す
るシステム絶対アドレスを示している。
第4図および第5図は従来の通常計算機システ
ムにおける論理アドレス―システム絶対アドレス
の変換を示す図である。第4図および第5図にお
いて、Pはプライオリテイ・サイクル、B1とB
2はバツフア・メモリのアクセス・サイクル、R
は結果サイクル、EARは実効アドレス・レジス
タ、C MPは比較レジスタ、LPはライン存在表
示部、SGRはセグメント・レジスタ、PGRはペ
ージ・レジスタ、TRは変換レジスタ、CR1は第
1制御レジスタ、STE―SRCHはセグメント・テ
ーブル・エントリのサーチ、PTE―SRCHはペー
ジ・テーブル・エントリのサーチ、TR―
PREFiXは変換時のプレフイクス処理、MSARは
主記憶アドレス・レジスタ、MSRQは主記憶アク
セス要求、TNFDはTLB NOT FOUND、BSは
バツフア・メモリ、MiRはムーブイン・レジス
タ、LMはライン不存在をそれぞれ示している。
最初のPサイクルで記憶制御部が外部から送ら
れて来る論理アドレスを選択したとすると、B1
サイクルでこの論理アドレスが実効アドレス・レ
ジスタ5にセツトされ、バツフア・メモリのアク
セスが開始される。B2サイクルになると、実効
アドレス・レジスタ5の内容は比較レジスタ5に
移される。Rサイクルになると、セグメント・イ
ンデツクスがセグメント・レジスタ20に、ペー
ジ・インデツクスがページ・レジスタ21に、セ
グメント・テーブル起点アドレスが変換レジスタ
25にセツトされる。また、RサイクルでTLB
FOUNDか否かが判明する。TLB NOT FOUND
であると、変換テーブルに基づくアドレス変換処
理を行う必要がある。第2番目のPサイクルでア
ドレス変換要求が選択されたとすると、TLB
NOT FOUNDであることを条件として、STE―
SRCHフラグがオンとなり、このフラグがオンと
なると、セグメント・テーブル起点アドレスとセ
グメント・インデツクスとが加算され、次いでプ
レフイクス処理され、この処理結果に基づいてバ
ツフア・メモリ9がアクセスされる。バツフア・
メモリ9に所望のセグメント・テーブル・エント
リSTEが存在すると、そのデータが読出され、
ライン存在表示フラグがオンとなる。第3番目の
Pサイクルでアドレス変換処理要求が選択された
とすると、ライン存在表示フラグがオンであるこ
とを条件として、STE―SRCHフラグがオフさ
れ、PTE―SRCHフラグがオンされる。PTE―
SRCHフラグがオンとなると、変換レジスタ25
のセグメント・テーブル・エントリの内容とペー
ジ・インデツクスとが加算処理され、プレフイク
ス処理され、この処理結果に基づいてバツフア・
メモリ9がアクセスされる。所望のページ・テー
ブル・エントリPTEが存在すると、ライン存在
表示フラグがオンとなる。第4番目のPサイクル
でアクセス変換要求が選択されると、TR―
PREFiXフラグがオンとなり、変換レジスタ25
のページ・テーブル・エントリがプレフイクス処
理され、論理アドレスに対応するシステム絶対ア
ドレスが得られる。そして、このシステム絶対ア
ドレスによつて主記憶がクリアされる。
第5図は第8サイクル目がライン不存在を示す
場合の動作を示している。所望のセグメント・テ
ーブル・エントリがバツフア・メモリ9に存在し
なかつたときには、主記憶がアクセスされ、主記
憶から読出されたセグメント・テーブル・エント
リがムーブイン・レジスタ11を介して変換レジ
スタ25にセツトされる。その後の処理は第4図
の場合と同じである。
第4図および第5図に示す従来の通常計算機シ
ステムにおいては絶対ベース・レジスタ2の内容
に基づくアドレスの修正は不要であり、アドレス
変換用加算器27―2は省略されていた。ところ
が第1図のような仮想計算機システムにおいて
は、システム絶対アドレスを求めるためには、絶
対ベース・レジスタの内容を加算する処理が必要
となる。第4図および第5図に示したような従来
方式において絶対ベース・レジスタの内容に基づ
くアドレスのげた履かせを実施しようとすると、
ゲート段数が増加し、1サイクル中には処理不可
能となりその結果、PサイクルとB1サイクルと
の間に見掛け上のPサイクルもしくはWAITサイ
クルを設ける必要がある。このような見掛け上の
PサイクルもしくはWAITサイクルを設けると、
アドレス変換の処理速度が大幅に低下してしま
う。本発明はこのような問題点を巧みに解決した
ものである。
第6図および第7図は本発明による論理アドレ
ス―システム絶対アドレスの変換過程を示すもの
である。第6図および第7図において、ABRは
絶対ベース・レジスタ、TR ADDERは変換アド
レス計算処理、TR―VALIDは変換有効、B2―
TRは変換過程におけるB2サイクルであると表
示する信号、R―TRは変換過程のRサイクルで
あることを示す信号、SEL―SGRはゲートG1
の制御信号、SEL―PGRはゲートG2の制御信
号をそれぞれ示している。
第6図において、最初はTR―VALIDがオフと
なつており、TR―VALIDがオフのため、SEL―
SGRがオンとなり、ゲートG1が開いている。
第1番目のPサイクルで外部からのオペランドが
選択されると、このオペランド・アドレスはB1
サイクルで実効アドレス・レジスタ5にセツトさ
れる。このオペランド・アドレスは論理アドレス
であるとしている。B2サイクルで実効アドレ
ス・レジスタ5の内容は比較レジスタ12に移さ
れ、Rサイクルでセグメント・インデツクスSiX
はセグメント・レジスタ20に、ページ・インデ
ツクスはページ・レジスタ21に、セグメント・
テーブル起点アドレスは変換レジスタ25に移さ
れる。このRサイクルでTLB NOT FOUNDが
生成されると、アドレス変換要求が記憶制御ユニ
ツト内で発生したことになる。ゲートG1が開い
ているので、Rサイクルでセグメント・レジスタ
20の内容は、変換用アドレス計算機26に入力
され、このときセグメント・テーブル起点アドレ
スも変換用アドレス計算部26に入力されている
ので、変換用アドレス計算部26はセグメント・
テーブル・エントリのアドレス計算を開始する。
第2番目のPサイクルでアドレス変換処理が選択
されると、STE―SRCHフラグがオンとなる。B
1サイクルになると、変換用アドレス計算部26
の出力は実効アドレス・レジスタ5にセツトさ
れ、セグメント・テーブル・エントリの読出しが
開始される。B2サイクルになると、SEL―
PGRがオンとなり、ゲートG2が開く。Rサイ
クルになるとタグマツチ・15の内容の論理和が
ライン存在表示記憶部24にセツトされる。ライ
ン存在表示フラグがオンでありかつタグマツチレ
ジスタ15が2個以上オン(ダブルマツチ)でな
く正常マツチと判断すると、STE―SRCHフラグ
がオフとなり、PTE―SRCHフラグがオンとな
る。また、RサイクルでゲートG2が開くので、
ページ・レジスタ21の内容と変換レジスタ25
の内容が変換用アドレス計算26に入力され、変
換アドレス計算部26はページ・テーブル・エン
トリのアドレス計算を開始する。第3番目のPサ
イクルでアドレス変換要求が選択されると、次の
B1サイクルで変換アドレス計算部26の出力は
実効アドレス・レジスタ5にセツトされ、ペー
ジ・テーブル・エントリの読出しが開始される。
所望のページ・テーブル・エントリがバツフア・
メモリ9に存在すると、Rサイクルでライン存在
表示フラグがオンとなり、TR―PREFiXフラグ
がオンとなる。TR―PREFiXフラグがオンとな
ると、ページ・テーブル・エントリの内容に対す
るプレフイクス処理が開始される。第4番目のP
サイクルでアドレス変換要求が選択されると、変
換アドレス計算部26からの出力、即ち論理アド
レスに対応するシステム絶対アドレスが実効アド
レス・レジスタ5にセツトされ、このシステム絶
対アドレスに基づいて主記憶がアクセスされる。
第7図はセグメント・テーブル・エントリがバ
ツフア・メモリ5に存在しなかつた場合における
本発明のアドレス変換の過程を示す図である。所
望のセグメント・テーブル・エントリがバツフ
ア・メモリ5に存在しないと、第8サイクルでラ
イン存在表示フラグがオフとなる。ライン存在表
示フラグがオフとなると、SEL―PGRはオフと
なり、SEL―SGRが再びオンとなり、これと同
時に主記憶アクセスが開始される。第35サイクル
のPサイクルでバイパス・プライオリテイが取ら
れると、B2―TRが再び立ち、この結果SEL―
SGRがオフされ、SEL―PGRがオンされる。主
記憶から送られてきたセグメント・テーブル・エ
ントリはムーブイン・レジスタ11を介して変換
レジスタ25にセツトされる。このとき、ライン
存在表示フラグはオンとされる。SEL―PGRが
オンであるので、ゲートG2が開き、ページ・レ
ジスタ21の内容と変換レジスタ25の内容とが
変換用アドレス計算部26に入力され、ページ・
テーブル・エントリのアドレスを求めるための計
算が開始される。これ以降の処理は第6図と同様
である。
第8図はSEL―SGRおよびSEL―PGRを作成
するための回路の1例を示すものである。第8図
において、29と30はフリツプ・フロツプ、3
1ないし34はOR回路、35ないし37はAND
回路を示している。
第8図において、SET―SEL―SGRがオンの
場合、TR―VALIDがオフの場合、又はSTE―
SRCHとR―TRが共にオンで且つライン存在表
示フラグがオフの場合に、SEL―SGRがオンと
なる。また、B2―TRとSTE―SRCHが共にオ
ンの場合、又はRESET―SEL―SGRがオンの場
合に、SEL―SGRはオフされる。SEL―PGR
は、B2―TRとSTE―SRCHが共にオンの場
合、又はSET―SEL―PGRがオンの場合に、オ
ンとなる。また、SEL―PGRは、STE―SRCHと
R―TRとが共にオンで且つライン存在表示フラ
グがオフの場合、RESET―SEL―PGRがオンの
場合、又はB2―TRとPTE―SRCHが共にオン
の場合に、オフされる。なお、SET―SEL―
SGR,RESET―SEL―SGR,SET―SEL―PGR
およびRESET―SEL―PGRは、本発明と特に関
係のない信号である。
第9図はTLB FOUNDの場合を示すものであ
る。RARは実アドレス・レジスタを示してい
る。実効アドレス・レジスタ5の中の論理アドレ
スと一致するものがTLBの論理アドレス部6に
存在する場合には、TLBの実アドレス部7から
読出された実アドレスは実アドレス・レジスタ1
4にセツトされる。そしてRサイクルで実アドレ
ス・レジスタ14の内容は主記憶アドレス・レジ
スタ23に移され、これと同時に主記憶アクセス
要求が生成される。本発明においては、アドレス
変換要求が選択されることを条件として変換アド
レス計算処理を先行して行つているが、TLB
FOUNDのときには、アドレス変換処理が不必要
になつたことを示す信号CANTRを生成してい
る。
以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、仮想計算機システムにおいてテーブルによる
論理アドレスからシステム絶対アドレスへの変換
処理を高速で行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は仮想計算機システムにおける主記憶の
割付けの1例を示す図、第2図は通常計算機シス
テムにおけるアドレス変換および第1図に示す主
記憶割付けもつ仮想計算機システムにおけるアド
レス変換の原理を示す図、第3図は本発明の要部
の1実施例のブロツク図、第4図および第5図は
従来の通常計算機システムにおけるアドレス変換
の詳細を示す図、第6図および第7図は本発明に
よるアドレス変換の詳細を示す図、第8図はSEL
―SGRおよびSEL―PGRを発生するための回路
の1例を示す図、第9図はTLB―FOUND時にお
ける本発明の動作を示す図である。 1…主記憶、2…絶対ベース・レジスタ、3…
アドレス限界レジスタ、4…プレフイクス・レジ
スタ、5…実効アドレス・レジスタ、6…TLB
の論理アドレス部、7…TLBの実アドレス部、
8…バツフア・メモリのタグ部、9…バツフア・
メモリ、10…実効アドレス・コピー・レジス
タ、11…ムーブ・イン・レジスタ、12…比較
レジスタ、13…比較器、14…実アドレス・レ
ジスタ、15…タグ・マツチ・レジスタ、16…
OR回路、17…アライン回路、18…第1制御
レジスタ、19…ビツト・アライン回路、20…
セグメント・レジスタ、21…ページ・レジス
タ、G1ないしG3…ゲート、22…ページ内ア
ドレス格納部、23…主記憶アドレス・レジス
タ、24…ライン存在表示部、25…変換レジス
タ、26…変換アドレス計算部、27―1と27
―2…アドレス変換用加算器、28…プレフイク
ス処理部、38…ワードレジスタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 実効アドレス・レジスタと、変換牽引緩衝機
    構と、バツフア・メモリと、上記アドレス・レジ
    スタに格納された論理アドレスのセグメント・イ
    ンデツクス部の内容がセツトされるセグメント・
    レジスタと、上記実効アドレス・レジスタのベー
    ジ・インデツクス部の内容がセツトされるペー
    ジ・レジスタと、セグメント・テーブル起点アド
    レスもしくはセグメント・テーブル・エントリの
    内容もしくはページ・テーブル・エントリの内容
    がセツトされる変換レジスタと、上記セグメン
    ト・レジスタもしくはページ・レジスタの内容と
    上記変換レジスタの内容を加算する第1の加算器
    と、上記セグメント・レジスタを上記第1の加算
    器の入力に接続する第1のゲートと、上記ペー
    ジ・レジスタを上記第1の加算器の入力に接続す
    る第2のゲートと、該第1の加算器の出力を処理
    するプレフイクス処理部と、該プレフイクス処理
    部の出力と仮想計算機に割当てられているドメイ
    ンの先頭アドレスを示す絶対ベース・レジスタの
    内容とを加算すると共に出力が上記実効アドレ
    ス・レジスタに入力された第2の加算器とを備
    え、優先選択サイクルでは優先順位に従つて1個
    の要求を選択し、バツフア・メモリ・アクセス・
    サイクルでは上記変換牽引緩衝機構及びバツフ
    ア・メモリをアクセスし、結果サイクルでは上記
    のレジスタにデータをセツトするように制御され
    る記憶制御ユニツトにおいて、上記変換牽引緩衝
    機構の中に上記実効アドレス・レジスタの論理ア
    ドレスと一致するものが存在しないことが判つた
    とき、又はセグメント・テーブル・エントリ検索
    中でありアドレス変換処理の結果サイクルであり
    且つ該当するデータが上記バツフア・メモリに存
    在しないときに、上記結果サイクル中に上記第1
    のゲートを介して上記セグメント・レジスタの内
    容を第1の加算器に入力し、上記第1の加算器、
    プレフイクス処理部および第2の加算器より成る
    変換用アドレス計算部が変換アドレス計算処理を
    開始できるようにし、セグメント・テーブル・エ
    ントリ検索中であり且つアドレス変換処理のバツ
    フア・メモリ・アクセス・サイクルであるとき
    に、上記結果サイクル中に上記第2のゲートを介
    して上記ページ・レジスタの内容を上記第1の加
    算器に入力し、上記第1の加算器、プレフイクス
    処理部および第2の加算器より成る変換用アドレ
    ス計算部が変換アドレス計算処理を開始できるよ
    うにしたことを特徴とする記憶制御ユニツト。
JP55172263A 1980-12-06 1980-12-06 Storage controlling unit Granted JPS5798176A (en)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01111017U (ja) * 1988-01-20 1989-07-26
JPH02233U (ja) * 1988-06-15 1990-01-05

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01111017U (ja) * 1988-01-20 1989-07-26
JPH02233U (ja) * 1988-06-15 1990-01-05

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