JPS614086A - 複写機の現像装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複写機の現像装置に係り、特にハウジング内に
現像ロールが収容されていると共に、このハウジングに
は、この内部にトナーを供給するためのトナー供給装置
が取付けられた複写機の現像装置に関する 〔従来の技術〕 複写機の現像装置には、第４図に示すように、現像剤（
ａ＋が収容されている）１ウジング（ｂｌ内に感光体（
ｃｌと対向して現像ロール（ｄｌが取付けられており、
現像動作時にはこの現像ロール（ｄ）から感光体（Ｃ）
に向けてトナー（ｅ）が移送され現像が行なわれる。

ところでこの現像の際、コピー画質を常に高品位に保つ
ためにはトナーとキャリアからなる現像剤中のトナー濃
度を常に一定の最良濃度に維持することが要請されてい
る。ところが、現像動作時には］・ナー（ｅ）が常に消
費されており、このため通常ハウジング（ｂ）の上部に
はこのハウジング（ｂ）内に向けて常にトナー（ｅｌを
補給するトナー供給手段（ｆ＋が取付けられており、こ
れによって常に所定のトナー濃度を維持するようになっ
ている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このようにして、ハウジング（ｂ）内のトナー及びキャ
リアからなる現像剤中のトナー濃度を一定の最良濃度に
維持していても、長時間現像を行ううちに、ハウジング
（ｂ）内のキャリアの方が、例えば回転する現像ロール
（ｄ）」―からハウジング（ｂ）外に飛散したシ、キャ
リア同士が混練されて摩耗劣化したり、磁気ブラシ（ｇ
）中のキャリアが感光体（ｃ）上を摺擦するうち摩耗劣
化して徐々にキャリア量が減少し、ハウジング（ｂ）内
の現像剤中のキャリア濃度が低下することがある。この
だめ、ハウジングｆｂｌ内にトナー（ｅ）が充分確保さ
れていても、キャリア不足のためトナー（ｅ）が感光体
ｆｅｌ上に向けて充分供給されずにコピー画質の低下を
来す等、現像能力が低下して問題となっている。

〔問題点を解決するだめの手段及び作用〕即ち本発明は
、現像ロールと、この現像ロールを収容するハウジング
と、このハウジング内にトナーを供給するトナー供給手
段とを備えた複写機の現像装置において、上記ハウジン
グ内には、そのハウジング内に収容された現像剤の重量
の増減によって位置が変動する感知手段を取付け、この
（ワ、、、工、。ｌ−１，４，６□１（。よ１．□］、
。ヤヤリア濃度の低下を検出して現像動作を停止させる
検出手段を取付けたものであシ、上記ハウジング内に収
容された現像剤のキャリア濃度が低下すると、上記感知
手段が所定方向に変位し、この変位動作によって上記検
出手段が作動して現像動作が停止し、これによってキャ
リア濃度の低下によるコピー画質の低下を未然に防止す
ることができるものである。

〔実施例〕

以下、添付図面に示す実施例に基づいて本発明の詳細な
説明する。

第１図は、本発明に係る複写機の現像装置を示すもので
あり、この現像装置は、現像ロール（１）と、この現像
ロール（１）を収容するハウジング（２）と、このハウ
ジング（２）内にトナーを供給するトナー供給手段（３
）と、上記ハウジング（２）内に設けられ、そのハウジ
ンク蓋２）内に収容された現像剤（４）の重量の増減に
よって位置が変動する感知手段（５）と、この感知手段
（５）の変位動作により現像剤（４）中のキャリア濃度
の低下を検出して現像動作を停止させる検出手段（６）
とから構成されている。

上記現像ロール（１）は、ハウジング（２）内に感光体
（７）と接近対向して設けられており、この現像ロール
（１）上に吸着して磁気ブラシ（８）を形成する現像剤
（４）が、現像ロール（１）の回転と共に感光体（７）
上を摺擦し、これによって磁気ブラシ（８）上のトナー
が感光体（７）上に吸着されるようになっている。

上記ハウジング（２）は、感光体（７）に向けて開口さ
れており、その内部には上記現像ロール（１）と、これ
に隣接するパドル（９）及びブレンダ（１０）とが収容
されている。そして、このハウジング（２）の底部には
、上記感知手段（５）と検出手段（６）とを連絡させる
ため長孔（２ａ）が開口されている。

上記トナー供給手段（３）は、現像動作時にハウジング
（２）内から感光体（７１１に向けて移送され現像のた
め消費されたトナーを補うものであり、常時新しいトナ
ーを消費分だけハウジング（２）内に供給するだめ、本
実施例ではハウジング＋２）１部にトナーホッパ（１１
）が設置されている。

上記感知手段（５）は、ハウジング（２）内に収容され
た現像剤（４）の重量変化を位置変化に変換させるもの
であり、本実施例においてはハウジング（２）の底面上
方に位置しながらハウジング（２）内の現像剤をその下
方から支承するようにハウジング（２）底面と略同−の
面積を有するトレイ状に形成されておシ、一端側がハウ
ジング（２）内壁面に沿って回動する回動部材（１２）
から構成されている。そして、上記回動部材（１２）は
、ハウジング（２）内に収容された現像剤（４）の重量
が減少する異常時にはこれが上方に回動変位するように
上記回動部材（１２）とハウジング（２）との間にスプ
リング（１３）が介装された構成きなっている。

尚、上記感知手段（５）は、本実施例の構成のものに特
に限定されるものではなく、同様の効果を奏するもので
あれば勿論それでも可能である。

上記検出手段（６）は、本実施例において、常閉スイッ
チを構成しており、即ち、この検出手段（６）は複写機
本体（回路）に固定して設けられ、現像ロール（１）等
の駆動を行う駆動部（回路）と電源（回路）との間を導
通或は非導通させるためのスイッチ（１４）が取付けら
れた基台（１５）と、一端側がこの基台（１５）に回動
可能に取付けられたアーム（１６）と、一端側がこのア
ーム（１６）の他端側に回動可能に接続されていると共
に他端側か回動部材（１２１の底面に可動可能に取付け
られ、キャリア濃度が所定に維持された正常時には、ス
プリング（１３）に抗した現像剤（４）の重量によって
上記スイッチ（１４）を下方に押圧させて導通状態とし
ている作動杆（１７１とから構成されている。

そして、この作動杆（１ηの」−記アーム（１６）との
接続側端部には、上記スイッチ（１４）を押圧させるだ
めの突起（回路）が取付けられている。また上記作動杆
（１′７）は、現像剤（４）の重量増減によって上下運
動を行うように構成されており、一方これと接続された
上記アーム（１６）は作動杆（１りの上下運動をうけて
回動動作を行うように構成されている。

尚、上記作動杆＋１７）には、リミッタ（回路）が設け
られており、万一上記回動部材（１２）内に過剰の現像
剤が載ったとしても、この作動杆（１りを介して」−記
スイッチ（１４）に余分な重量が負荷されずこれを保４
１″″′″’＞ＩＣｆ、ｆＯ１°゛６・従って上記実施
例によると現像動作時にハウジング（２）内に収容され
ている現像剤（４）のうち、トナーは現像のため消費さ
れその分減少するがトナーホッパ（１１）から常時供給
補償されているため、ハウジング（２）外へのキャリア
の飛散等がなくキャリア濃度が一定に維持されている場
合（第１図参照）には、ハウジング（２）内の現像剤の
重量が一定維持されて回動部材（１２）が所定位置に静
止している。このため、作動杆（１７１を介しこれに取
付けられた突起がスイッチ（１４）を押圧して導通状態
が維持され、現像動作が持続している。

また、ハウジング（２）内のキャリアが減少してキャリ
ア濃度が低下すると、回動部材（１２）が上方に変位す
るため、この変位動作によって回動部材（１２）と接続
されている作動杆（１７）が」一方に移動し、作動杆（
１りの突起がスイッチ（１４）から離間して非導通状態
となり、現像動作が停止する（第３図参照）。

このようにして、平常ハウジング（２）内の現像剤（４
）中のキャリア濃度が所定に維持されているときには、
所定の現像能力のまま現像動作が続行されており、まだ
長期に亘る使用等により現像剤中のキャリア濃度が低下
した場合には、このキャリア濃度の低下を検出して現像
動作が自動的に停止され、現像能力の低下によるコピー
画質の低下等の不都合が回避される。

従って、本実施例を用いて、感知手段（５）のスプリン
グ（１３）の弾性力や検出手段（６）の作動杆ｆ１７）
の長さ等を予め最高の現像能力が発揮できる最適のキャ
リア濃度に調節しておくと、この現像能力を常時発揮さ
せることができ、コピー画質が高品位に維持される。

尚、上記実施例においては、ハウジング（２）内に１本
の現像ロール（１）を収容した、１本現像ロールシステ
ムを採用したが、本発明は、例えば複数の現像ロールを
用いた多本現像ロールシステムに適用することも勿論可
能である。

〔発明の効果〕

本発明は、以上の構成を有しており、ハウジング内の現
像剤中のキャリア濃度の低下を変動手段の変位動作によ
って検出し現像動作を停止するようになっており、予め
変動手段及び検出手段を調節して最高の現像能力が発揮
できるキャリア濃度を設定しておきさえすれば、コピー
画質が高品位に維持できるだめ複写機の高級機化が可能
になり、その経済的な効果は顕著である。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第３図は本発明に係る複写機の現像装置であ
り、第１図は所定キャリア濃度を維持して正常動作して
いる場合の概略断面図、第２図はＡ−Ａ矢視断面図、第
３図はキャリア濃度低下により現像動作が停止した場合
の概略断面図、第４図は従来型複写機の現像装置を示す
概略断面図である。 〔符号説明〕 （１）・・・・・・現像ロール　　　（２）・・・・・
・ハウジング（３）・・・・・・トナー供給手段　（４
）・・・・・・現像剤（５）・・・・・・感知手段　　
　　（６）・・・・・・検出手段（７）・・・・・・感
光体　　　　　（８）・・・・・・磁気ブラシ（１２）
・・・・・・回動部材　　　　（１３）・・・・・・ス
プリング（１４）・・・・・・スイッチ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 現像ロールと、この現像ロールを収容するハウジングと
   、このハウジング内にトナーを供給するトナー供給手段
   とを備えた複写機の現像装置において、上記ハウジング
   内には、そのハウジング内に収容された現像剤の重量の
   増減によって位置が変動する感知手段を取付け、この感
   知手段にはその変位動作により現像剤中のキャリア濃度
   の低下を検出して現像動作を停止させる検出手段を取付
   けたことを特徴とする複写機の現像装置。