JPS6140739Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6140739Y2 JPS6140739Y2 JP5351182U JP5351182U JPS6140739Y2 JP S6140739 Y2 JPS6140739 Y2 JP S6140739Y2 JP 5351182 U JP5351182 U JP 5351182U JP 5351182 U JP5351182 U JP 5351182U JP S6140739 Y2 JPS6140739 Y2 JP S6140739Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tooth
- lower punch
- diameter
- mold
- forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 6
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Powder Metallurgy (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、大小の径の異なる2つの歯を備えた
段付歯車の成形金型に関するものである。
段付歯車の成形金型に関するものである。
従来段付歯車の成形加工は、第1図、第2図に
示される如き金型により行なわれていた。即ち、
第1図に示す金型はダイス11と、内外周に歯型
を有する第1下パンチ12と、外周に歯型を有す
る第2下パンチ13とから構成され、ダイス11
と第1下パンチ12は夫々の内周、外周に設けら
れた歯型11a,12aを互いに噛合させて嵌合
される構成である。然し乍ら、各歯型工作上精度
の均一化を図ることが極めて困難であるため、ダ
イス11と第1下パンチ12間にギヤツプが生じ
易く、また、第1下パンチ12は内外周の歯型1
2a,12bの存在により、肉厚が全体的に薄く
なるので第7図に示す歯車Gの小径歯G2への加
圧に伴う第1下パンチ12への内圧によつて、該
第1下パンチ12が破損するという欠点を有して
いた。
示される如き金型により行なわれていた。即ち、
第1図に示す金型はダイス11と、内外周に歯型
を有する第1下パンチ12と、外周に歯型を有す
る第2下パンチ13とから構成され、ダイス11
と第1下パンチ12は夫々の内周、外周に設けら
れた歯型11a,12aを互いに噛合させて嵌合
される構成である。然し乍ら、各歯型工作上精度
の均一化を図ることが極めて困難であるため、ダ
イス11と第1下パンチ12間にギヤツプが生じ
易く、また、第1下パンチ12は内外周の歯型1
2a,12bの存在により、肉厚が全体的に薄く
なるので第7図に示す歯車Gの小径歯G2への加
圧に伴う第1下パンチ12への内圧によつて、該
第1下パンチ12が破損するという欠点を有して
いた。
また、第2図に示す如き金型も存在し、該金型
は段付歯車Gに対応した段付型孔21aを有する
ダイス21と下パンチ22から構成されるもの
で、この場合は製品の抜き出しを容易にするため
に型孔21aの段部にテーパを設ける構成とした
ので、該テーパ分だけ成形歯車の歯巾を減少させ
ざるを得ず、製品性能上の制約を受けるという難
点を有していた。
は段付歯車Gに対応した段付型孔21aを有する
ダイス21と下パンチ22から構成されるもの
で、この場合は製品の抜き出しを容易にするため
に型孔21aの段部にテーパを設ける構成とした
ので、該テーパ分だけ成形歯車の歯巾を減少させ
ざるを得ず、製品性能上の制約を受けるという難
点を有していた。
而して、本考案は斯る従来の各成形金型の欠点
に鑑み案出されたもので、2段パンチ形式にして
ダイス型孔のテーパ付段部を除去し、且つダイス
と第1下パンチとを嵌合を円孔・丸棒同士の密接
嵌合とし第1下パンチの外周歯型を除去すること
により、肉厚を全体的に厚くし、成形される歯車
Gの歯巾を減少させることなく、しかも下パンチ
の強度を高めた2段パンチ形式の成形金型を提供
せんとするものである。
に鑑み案出されたもので、2段パンチ形式にして
ダイス型孔のテーパ付段部を除去し、且つダイス
と第1下パンチとを嵌合を円孔・丸棒同士の密接
嵌合とし第1下パンチの外周歯型を除去すること
により、肉厚を全体的に厚くし、成形される歯車
Gの歯巾を減少させることなく、しかも下パンチ
の強度を高めた2段パンチ形式の成形金型を提供
せんとするものである。
以下、本考案を図示する一実施例に基づいて詳
述すれば、本考案に係る成形金型は第3図で示す
如くダイス1と第1下ダイス2と第2下ダイス3
とから構成されている。
述すれば、本考案に係る成形金型は第3図で示す
如くダイス1と第1下ダイス2と第2下ダイス3
とから構成されている。
ダイス1は上部に成形すべき段付歯車Gの大径
歯G1に対応する歯型1bを内周に備えた大径歯
型空間1aが設けられ、下部には該大径歯型空間
1aに直角の段部1cを介して連続する小径の下
パンチ挿入用円孔空間1dが設けられる構成であ
る。
歯G1に対応する歯型1bを内周に備えた大径歯
型空間1aが設けられ、下部には該大径歯型空間
1aに直角の段部1cを介して連続する小径の下
パンチ挿入用円孔空間1dが設けられる構成であ
る。
第1下パンチ2はダイス1の円孔空間1d内に
密嵌可能な円筒形状で、内周には成形すべき段付
歯車Gの小径歯G2に対応する小径歯成形用歯型
2aが設けられている。この場合可度的に肉厚を
厚くしパンチ2の強度を高めるため、第1下パン
チ2の外径寸法(円孔空間1dの直径)はダイス
大径歯型空間1aの歯山径と略同一高さとするこ
とが望ましい。
密嵌可能な円筒形状で、内周には成形すべき段付
歯車Gの小径歯G2に対応する小径歯成形用歯型
2aが設けられている。この場合可度的に肉厚を
厚くしパンチ2の強度を高めるため、第1下パン
チ2の外径寸法(円孔空間1dの直径)はダイス
大径歯型空間1aの歯山径と略同一高さとするこ
とが望ましい。
第2下パンチ3は、その外周に第1下パンチ2
の小径歯成形用歯型2aに噛合う外周歯型3aが
設けられ、該外周歯型3aにより第1下パンチ2
内に下方から密接に嵌合されている。
の小径歯成形用歯型2aに噛合う外周歯型3aが
設けられ、該外周歯型3aにより第1下パンチ2
内に下方から密接に嵌合されている。
又、金型の中心にはコアCが貫通し、これによ
り段付歯車Gの中心に軸孔が形成されることとな
る。
り段付歯車Gの中心に軸孔が形成されることとな
る。
依つて、以上のように構成された成形金型は、
ダイス1の型空間内1a,1d内に素材金属粉末
を入れて軸線方向に第1,第2下パンチ2,3と
上パンチ(図示せず)を利用して圧搾して段付歯
車Gを成形するものであるが、2段パンチ形式で
あるため段付歯車Gの歯巾を大きくとることがで
き、またダイス1の第1下パンチ2挿入用孔1d
は円孔とし第1下パンチ2は円筒形状としている
ため、両者は簡単な工作で高い嵌合精度を出すこ
とができ、従つて第1下パンチ2の強度を向上で
きるばかりか、従来の如く第1下パンチ2の外周
に歯型が形成されないため、その肉厚を全体的に
増大させることができるので更に強度を高めるこ
とができる。
ダイス1の型空間内1a,1d内に素材金属粉末
を入れて軸線方向に第1,第2下パンチ2,3と
上パンチ(図示せず)を利用して圧搾して段付歯
車Gを成形するものであるが、2段パンチ形式で
あるため段付歯車Gの歯巾を大きくとることがで
き、またダイス1の第1下パンチ2挿入用孔1d
は円孔とし第1下パンチ2は円筒形状としている
ため、両者は簡単な工作で高い嵌合精度を出すこ
とができ、従つて第1下パンチ2の強度を向上で
きるばかりか、従来の如く第1下パンチ2の外周
に歯型が形成されないため、その肉厚を全体的に
増大させることができるので更に強度を高めるこ
とができる。
第1図・第2図は従来の成形金型を縦断面して
示す正面図、第3図は本考案に係る成形金型を縦
断面して示す正面図、第4図は本考案に供される
ダイスの平面図、第5図は本考案に供される第1
下パンチの平面図、第6図は本考案に供される第
2下パンチの平面図、第7図は成形すべき段付歯
車の正面図である。 1……ダイス、1a……大径歯形空間、1b…
…大径歯成形歯型、1c……段部、1d……円孔
空間、2……第1下パンチ、2a……小径歯成形
用歯型、3……第2下パンチ。
示す正面図、第3図は本考案に係る成形金型を縦
断面して示す正面図、第4図は本考案に供される
ダイスの平面図、第5図は本考案に供される第1
下パンチの平面図、第6図は本考案に供される第
2下パンチの平面図、第7図は成形すべき段付歯
車の正面図である。 1……ダイス、1a……大径歯形空間、1b…
…大径歯成形歯型、1c……段部、1d……円孔
空間、2……第1下パンチ、2a……小径歯成形
用歯型、3……第2下パンチ。
Claims (1)
- 上部に段付歯車の大径歯成形用歯型の大径歯型
空間を下部には直角の段部を介して上記大径歯型
空間に連続する小径の下パンチ挿入用円孔空間を
設けてなるダイスと、外周を上記円孔空間に密嵌
可能な円形となし内周には段付歯車の小径歯成形
用歯型を設けてなる第1下パンチと、外周に上記
下パンチの小径歯成形用歯型と密嵌噛合する外周
歯型を設けてなる第2下パンチから構成したこと
を特徴とする段付歯車の成形金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5351182U JPS58155342U (ja) | 1982-04-13 | 1982-04-13 | 段付歯車の成形金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5351182U JPS58155342U (ja) | 1982-04-13 | 1982-04-13 | 段付歯車の成形金型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58155342U JPS58155342U (ja) | 1983-10-17 |
JPS6140739Y2 true JPS6140739Y2 (ja) | 1986-11-20 |
Family
ID=30064171
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5351182U Granted JPS58155342U (ja) | 1982-04-13 | 1982-04-13 | 段付歯車の成形金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58155342U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013233568A (ja) * | 2012-05-09 | 2013-11-21 | Sumitomo Electric Sintered Alloy Ltd | 多歯焼結スプロケット用粉末成形金型 |
-
1982
- 1982-04-13 JP JP5351182U patent/JPS58155342U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58155342U (ja) | 1983-10-17 |
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