JPS6140325Y2 - - Google Patents

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JPS6140325Y2
JPS6140325Y2 JP7269680U JP7269680U JPS6140325Y2 JP S6140325 Y2 JPS6140325 Y2 JP S6140325Y2 JP 7269680 U JP7269680 U JP 7269680U JP 7269680 U JP7269680 U JP 7269680U JP S6140325 Y2 JPS6140325 Y2 JP S6140325Y2
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JP
Japan
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slurry
horn
cloth
ultrasonic
illustrated example
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JP7269680U
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JPS56175193U (ja
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  • Treatment Of Sludge (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、各種の汚泥、その他難炉過性の泥状
物などのスラリーに超音波を照射しながらスラリ
ーを加圧脱水する装置の改良に関するものであ
る。
従来、超音波を利用した脱水装置でスラリーを
脱水する場合、スラリーに超音波振動を伝える振
動面は平滑な平面であるため、超音波振動がスラ
リーの内部まで有効に伝わらず、脱水ケーキの含
水率が十分に低下しない傾向があつた。
本考案は、これら従来の問題点を改善しようと
するもので、従来の超音波を利用した脱水装置よ
りも、さらに低含水率の脱水ケーキを得る装置を
提供することを目的とするものである。
本考案は超音波振動部材のスラリーと直接的に
又は間接的に接触する面を凹凸状にした泥状物脱
水装置である。
なお、本明細書において「凹凸部」とは凹部、
凸部(又は突起部)及び狭義の凹凸部、その他、
類似のものを意味している。
本考案の実施例を図面に従つて説明すれば、第
1図示例は回分式に脱水する場合の脱水装置を示
すもので、シリンダ1、シリンダ1に滑動自在に
嵌合され振動子5を介して超音波発振器6に連な
る前記超音波振動部材としてのホーン2及び液
受槽10から構成されている。ホーン2のスラリ
ーAと直接接触するホーン2の先端には凹凸部3
が形成されている。シリンダ1の底板及び液受
槽10の天井板はそれぞれ多孔板4−1、多孔板
4−2となつており、また、多孔板4−1の上面
にはスラリーAの漏れを防止するための布7−
1が配備されている。
第1図示例においては凹凸部3はホーン2に直
接設けず、凹凸部3を有する介挿体を凹凸部3を
持たないホーン2に直結せしめたり、ホーン2に
接触配備するなどしてもよい。また、この凹凸部
3には適宜スラリーAの漏れを防ぐための布を
付設すると共に、ホーン2に液排出孔を設けて
もよい。さらに、凹凸部3は、棒、板状、筒状又
はスプリング状の突起物によつて形成することも
できる。いずれにしても、ホーン2の超音波振動
を最も有効に伝達できる構造、形状のものを適宜
に選定すればよい。凹凸部3の材質についても同
様である。なお第1図中8は液排出孔である。
次に、第2図示例は第1図示例を連続化した場
合の一例で、上側の圧搾板9−1、下側の圧搾板
9−2、無端状に走行する布7−2,7−3、
液受槽10その他から構成されている。圧搾板
9−1,9−2は上下運動可能であり、圧搾板9
−1には布7−2の走行方向に沿つてホーン2
及び振動子5が複数配設されている。一方、圧搾
板9−2の上部には液排出孔8を有する多孔板
4−3が付設されている。また、布7−2には
その走行方向に沿つて多数の凹凸部3(実際に
は、布7−2に突起物が設けられている)が、
圧搾板9−2に対向するように配設されている。
布7−3は従来公知の一般に使用されている形
状のものである。(超音波発振器は図示せず)。
なお、第2図中11はロール、12はケーキ剥
離機構、13は布洗浄機構である。
第2図示例においては、布7−2は不透水性
の材料で製作してもよく、また、布7−2の凹
凸部3を省略し前記布7−3と同様のものと
し、代りに、ホーン2に凹凸板を付設して圧搾板
9−1の圧搾面を凹凸状としてもよい。あるい
は、圧搾板9−1全体をホーン2として形成し、
これに大型の振動子一個を取付けた構造のものと
してもよい。
しかして、第1図示例においては、スラリーA
はシリンダ1内に回分式に受入れられ、ホーン2
により加圧されると共に超音波振動を受け、スラ
リーAから分離した液14は液排出孔8を通
つて系外に排出される。
また、第2図示例では、スラリーAは走行する
布7−3上に供給され、重力過されたのち、
圧搾板9−1,9−2により間欠的に圧搾脱水さ
れる。すなわち、重力過後のスラリーAは圧搾
板9−2上部の位置に移送されると布7−3は
一旦走行を停止し、次いでスラリーAは圧搾板9
−1,9−2の上下方向の移動により圧搾される
と共に、超音波振動がホーン2、布7−2の凹
凸部3を経てスラリーAに照射される。この場
合、凹凸部3はスラリーAに侵入した状態になつ
ているので超音波振動は極めて効果的にスラリー
Aに照射射される。これは第1図示例においても
同じである。
かくて、圧搾脱水が終了すれば、圧搾板9−
1,9−2は上下に移動して離れ、布7−2,
7−3の走行が再開され、脱水ケーキはケーキ剥
離機構12により剥離されて系外へ排出される。
脱水工程を経た布7−3は布洗浄機構13に
より洗浄されたのち、再び脱水工程へ循環走行す
る。布7−2の走行は布7−3と同様に行わ
れる。
なお、第1図示例においては、超音波振動は、
超音波発振器6で発生した高周波電気振動が予め
振動子5により超音波振動に変換されたのち、ホ
ーン2を媒体としてホーン2先端部即ちその凹凸
部3から伝えられる。
以上述べたように、本考案によれば、従来脱水
が困難で低水分の脱水ケーキにまですることがで
きないスラリーを超音波振動と加圧の相乗作用を
極めて有効に生かすことによつて、効果的に低水
分の脱水ケーキとすることができると共に、安定
した脱水処理が可能となり、運転管理も簡易で作
業性も著しく良好となり、しかも、装置構造も簡
単で省エネルギ的なものとなり処理能力、脱水速
度共に大幅に高められるなど多大の利益がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は回分式
脱水装置の部分断面図、第2図は連続式脱水装置
の系統説明図である。 1……シリンダ、2……ホーン、3……凹凸
部、4−1〜4−3……多孔板、5……振動子、
6……超音波発振器、7−1〜7−3……布、
8……液排出孔、9−1,9−2……圧搾板、
10……液受槽、11……ロール、12……ケ
ーキ剥離機構、13……布洗浄機構、14……
液、A……スラリー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 スラリーに超音波を照射しながらスラリーを
    加圧脱水する装置において、超音波振動部材の
    スラリーと直接的に又は間接的に接触する面を
    凹凸状にした泥状物脱水装置。 2 前記超音波振動部材がホーンである実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の泥状物脱水装置。 3 前記超音波振動部材が、ホーンから超音波振
    動を受けて作動するものである実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の泥状物脱水装置。
JP7269680U 1980-05-27 1980-05-27 Expired JPS6140325Y2 (ja)

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JP7269680U JPS6140325Y2 (ja) 1980-05-27 1980-05-27

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JP7269680U JPS6140325Y2 (ja) 1980-05-27 1980-05-27

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JPS56175193U JPS56175193U (ja) 1981-12-24
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JP5611868B2 (ja) * 2011-03-14 2014-10-22 株式会社東芝 脱水システム及び排水処理システム

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JPS56175193U (ja) 1981-12-24

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