JPS6139738B2 - - Google Patents

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JPS6139738B2
JPS6139738B2 JP17407381A JP17407381A JPS6139738B2 JP S6139738 B2 JPS6139738 B2 JP S6139738B2 JP 17407381 A JP17407381 A JP 17407381A JP 17407381 A JP17407381 A JP 17407381A JP S6139738 B2 JPS6139738 B2 JP S6139738B2
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JP
Japan
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cap
semiconductor device
pair
roller electrodes
cam
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JP17407381A
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JPS5875851A (ja
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Kazutoshi Tanaka
Hisahiko Ogawa
Nobuaki Suzuki
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Nippon Avionics Co Ltd
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Nippon Avionics Co Ltd
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Publication of JPS6139738B2 publication Critical patent/JPS6139738B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K11/00Resistance welding; Severing by resistance heating
    • B23K11/002Resistance welding; Severing by resistance heating specially adapted for particular articles or work

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Resistance Welding (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、シーム溶接装置に係り、特に半導
体装置、半導体集積回路装置(IC)等の製造に
おいて回転素子を被う容器とキヤツプとをシーム
溶接する溶接装置に関する。
一般に、半導体装置用の容器は、回路素子を効
率よく高密度に収容できる理由から、正方形や長
方形の所謂角型の容器が多用されている。そして
この角型容器に同じ矩形のキヤツプを重ね合わせ
てシーム溶接する方法として、半導体装置用容器
を回転テーブル上に載置して該容器上にキヤツプ
を重ね合わせ、テーブルを回転させることにより
前記容器とキヤツプを回転させると共に、一対の
円錐状ローラー電極を下降させて前記キヤツプに
接触させ通電することにより、前記容器とキヤツ
プとを気密封止する方法が知られている。
このような溶接方法において、良好な溶接結果
を得るために重要なことは、テーブル上に載置さ
れて回転するキヤツプの周縁の座標の変化にロー
ラー電極を確実に追従させることと、電極のキヤ
ツプに対する接触移動速度を一定にすることであ
る。これらのことに注目し、一応の解決策を提供
するものとして、例えば特公昭54―41033号公報
に開示された「シームウエルド法」がある。この
発明においては、キヤツプの周縁に電極を確実に
追従させるために、キヤツプの中心からキヤツプ
の長辺、短辺および各コーナまでの距離をキヤツ
プの回転と連動して角度分割により測定し、それ
をマイクロプロセツサに入力して自動的に演算処
理し、その出力で電極の制御用モータを駆動して
電極をテーブルの中心方向に向かつて接近あるい
は後退させる手段をとつている。また、電極のキ
ヤツプに対する接触移動速度に関しては、キヤツ
プの長辺と短辺の長さや電極の形状等を、やはり
マイクロプロセツサに入力してテーブルの回転速
度を自動的に演算処理して、その出力でテーブル
のモータを制御している。
しかしながら、このような方法では外形寸法の
異なる容器ごとに上述のごとき各種データを測定
してマイクロプロセツサに入力しなければなら
ず、その取扱いが複雑なために専門の要員を置か
ねば対処できない。また、そのための装置もいき
おい複雑となつて高価になるという欠点があり、
いまだ実用化されていないのが現状である。
本発明の目的は、簡単な構成によつて、矩形キ
ヤツプのようにテーブル上に載置して回転するこ
とにより座標が変化するキヤツプの周縁に、一対
のローラー電極を常時接触させると共に、ローラ
ー電極のキヤツプに対する接触移動速度を一定に
して通電することにより、品質のよい半導体装置
用容器のシーム溶接を手軽に行い得るシーム溶接
装置を提供しようとするものである。
本発明になる半導体装置用容器のシーム溶接装
置は、半導体装置用容器の上部に矩形のキヤツプ
を重ね合わせ上記キヤツプの異なる2点の周縁部
に一対のローラー電極を接触させ前記半導体装置
用容器および矩形のキヤツプと前記一対のローラ
ー電極を相対的に回転させ通電することにより前
記半導体装置用容器と前記矩形のキヤツプとをシ
ーム溶接する装置において、前記矩形のキヤツプ
と同形でモーターによつて回転されるカムと、前
記カムの回転に従属して回転するように前記カム
の両側面に対峙させ張力をかけて当接した一対の
ピンチローラーと、前記カムの回転に同期して回
転する前記半導体装置用容器を載置するためのテ
ーブルと、前記テーブルに対向させて軸支された
一対のローラー電極と、前記一対のピンチローラ
ーが前記カムの回転によつて互いに接近または離
反する移動量に応じて前記モーターの回転速度を
制御する変位検出変換器とを備えたことを特徴と
している。
以下、本発明の一実施例につき図面を参照して
説明する。なお、各図面において対応する部分に
は同一参照番号を付した。
第1図は本発明になる半導体装置用容器のシー
ム溶接装置の正面図であり、第2図はその平面
図、第3図は第1図において―線で示した箇
所の断面図である。第1図ないし第3図、特に第
3図を参照すれば、1は電動モーターであつて、
このモーター1に軸着されたプーリ2とモーター
1に隣設されたクラツチブレーキ3のプーリ4
は、タイミングベルト5によつて連結されてお
り、モーター1の回転運動をクラツチブレーキ3
に軸着されたウオーム6に伝えている。ウオーム
6には、ベース7に垂直で回転自在に支持された
カム軸8の下端に固定したウオームギア9が噛合
されており、ウオームギア9によつてカム軸8に
伝えられた回転運動は、カム軸8の中間近傍に固
定したプーリー10を介してタイミングベルト1
1により、ベース7に垂直で回転自在に支持され
たテーブル軸12のプーリ13に伝えられる。テ
ーブル軸12の上端にはシーム溶接する半導体装
置用容器200を載置するためのテーブル14が
固定され、下端にはテーブル14の減速用位置検
出円板15および停止用位置検出円板16が固定
されている。テーブル軸12の下端は、ロータリ
エンコーダ17の軸18に接続されて、テーブル
14の回転角をロータリエンコーダ17によつて
検出(本実施例においては1゜毎)し出力するこ
とができる。このロータリエンコーダ17を設け
たことによつて半導体装置用容器200の任意の
周縁からシーム溶接を開始することが可能であ
る。また、減速用位置検出円板15および停止用
位置検出円板16には、第4図に示すごとくそれ
ぞれ第1の穿孔19および第2の穿孔20が穿設
されており、第1図にも示すようにそれぞれの円
板の回転軌跡上の任意の位置に、例えば発光ダイ
オード等の光源部23,25と例えばフオトダイ
オード等の受光部24,26(第1図)とからな
る第1の検出器21および第2の検出器22が位
置するように設けられ、前記減速用位置検出円板
15の第1の穿孔19および前記停止用位置検出
円板16の第2の穿孔20をそれぞれ感知して、
モーター1の制御信号として出力する。一方、第
5図を参照すれば、カム軸8の上端にはシーム溶
接すべき半導体装置用容器200の矩形キヤツプ
201と同形のカム210が固定されており、ま
たピンチローラー取付軸29,30が第1および
第2の移動板27,28に垂直かつ回転自在に軸
支されている。このピンチローラー取付軸29,
30の下端にそれぞれピンチローラー31,32
が固着されている。カム210はこのピンチロー
ラー31,32によつてその両側から挾持され
る。ピンチローラー取付軸29,30の上端には
プーリ33,34が固定されて、タイミングベル
ト35,36(第1図、第3図)を介して、支柱
37,38から前記テーブル14上に水平に張出
したアーム40,41に回転自在に設けたプーリ
42,43に前記ピンチローラー31,32の回
転力を伝えている。プーリ42,43は、アーム
40,41にそれぞれ回転自在に支持された一対
の中空円筒軸44(第3図に一方のみ示す)に固
定されており、この中空円筒軸44の内周面には
スプラインが刻設されて、スプライン軸46,4
7(第1図)が挿入されている。従つてスプライ
ン軸46,47はプーリ42,43と共に回転す
ると共に、垂直方向にも摺動することができる。
このように構成された各スプライン軸46,47
の下端にはそれぞれ一対の給電軸48が電気的に
絶縁されて一体に接続され、各給電軸48の下端
には逆円錐台状のローラー電極50,51が固定
されている。給電軸48の中間部にはクランプ5
2,53が緩く嵌合されて、溶接電源(図示せ
ず)に接続された給電板54,55および一対の
ジヤンパー56を介して給電軸48に溶接電流が
供給される。さらにクランプ52,53は、前記
支柱37,38から前記テーブル14上に張出し
た電極昇降機構60,61の上下動軸62,63
に固定されている。電極昇降機構60および61
は、例えば特許第519569号(特公昭42―24819)
に開示されたものを使用することができ、これに
使われている上下動軸はその上下連動に際して円
滑な動きとともに軸の捩れと回転をなくしたもの
である。上下動軸62,63はそれぞれの荷重筒
64に固定的に連結されて該荷重筒64の上下動
と共に上下に滑動する。各荷重筒は、電極昇降機
構60,61の機枠に下端を係止した圧縮コイル
バネ(図示せず)によつて昇降自在に支持されて
おり、前記機枠に一端を係止して支点とするレバ
ー66にピン等によつて連結されている。このレ
バー66の他端は、リンク機構68を介してモー
ター70,71の軸に固定したピニオン(図示せ
ず)に歯合するラツク72,73に連結されてお
り、ラツク72,73の上下動によつて荷重筒6
4も上下に滑動する。荷重筒64内には圧縮コイ
ルバネ(図示せず)が内蔵されており、このバネ
は上部に載置した重り74,75(第2図)によ
つて圧縮されるが、バネの下端には上下動軸6
2,63と荷重筒64を固定的に連結する連結部
材の一端が位置している。従つて、ローラー電極
50,51がキヤツプ201に当接し、重り7
4,75による荷重を越える加圧力がモータ7
0,71によつてローラー電極50,51に加わ
ると、上下動軸62,63が荷重筒64内のバネ
の圧力に打ち勝つて上昇し、荷重筒64の任意の
位置に設けたマイクロスイツチのアクチユエータ
(図示せず)を作動させて、モータ70,71の
電流を遮断する構成となつている。このような加
圧力のかけ方および感知方法は米国特許第
3140381号に開示されたものを使用することがで
きる。
以上のごとく構成された溶接ヘツド80,81
は、ベース7上の固定ブロツク82,83(第1
図、第2図)に横架したガイド軸84,85およ
び固定ブロツク82,83から適宜離して設けた
固定ブロツク86,87(第2図)に横架したガ
イド軸88,89にそれぞれ滑動自在に挿入した
移動ブロツク90,91および92,93(第6
図)上に固定され、これによつてこれらのガイド
軸上をテーブル14の中心方向に向かつて接近あ
るいは後退することができる。移動板28の下面
にはテーブル14の中心方向に溶接ヘツド80お
よび81を向かわせるための張力調節機構が設け
られている。この機構について第6図をも用いて
説明する。移動板28の下面には、ガイド軸8
5,89をまたいで両端にベベルギア94,95
を装着した連結軸96が回転自在に取付けられて
おり、この連結軸96に直角方向即ちガイド軸8
5,89に平行して、前記ベベルギア94,95
に歯合するベベルギア97,98をそれぞれ一端
に装着し外周面にネジを刻設したネジ軸99,1
00が回転自在に取付けられている。本実施例に
おいては、ネジ軸99には右ネジを設け、ネジ軸
100には左ネジを設けている。101,10
2,103,104,105および106は移動
板28に取付けられて、前記軸96,99および
100を回転自在に支持するための支持部材であ
る。支持部材103と104および105と10
6には、ネジ軸99および100に平行してそれ
ぞれガイドロツド107と108および109と
110が固定されている。さらにネジ軸99,1
00にはガイドロツド107と108および10
9と110に滑動自在に挿入されかつネジ軸99
および100にそれぞれ螺合されたナツト部材1
11,112が装着されている。ナツト部材11
1,112の下面にはそれぞれピン113,11
4(第1図)が値設され、他方の移動板27下面
に値設されたピン115,116(第3図)との
間に引張りコイルバネ117,118(第2図)
が張架され、溶接ヘツド80および81をテーブ
ル14の中心方向に向けて引張つている。引張り
コイルバネ117,118の張力の調節は、ネジ
軸99に固定したツマミ119によつて行われ
る。第6図においてツマミ119を左廻りに回転
させるとネジ軸99に螺合したナツト部材111
がテーブル14方向に移動し、ナツト部材111
のピン113と移動板27のピン115に張架さ
れたバネ117が縮退して張力は低下する。この
時、ツマミ119の回転は連結軸96を介して他
方のネジ軸100にも伝えられナツト部材112
がテーブル14方向に移動し、バネ118も縮退
して張力が低下する。ツマミ119による張力の
調節は、カム210の回転にピンチローラ31お
よび32がすべり等を起こさずに確実に追従して
回転させるために行われる。シーム溶接中はカム
210の回転につれてピンチローラ31,32が
回転するが、矩形形状のカム210が一定の速度
で回転するとピンチローラ31,32のカム21
0に対する接触移動(回転)速度が異なつてく
る。従つて半導体装置用容器200上のキヤツプ
201に対するローラー電極50,51の接触移
動速度も異なり、ローラー電極50,51とキヤ
ツプ201の周縁各部との接触時間が異なつてキ
ヤツプ201の周縁各部における単位時間当りの
溶接電流密度が変わることになる。このためキヤ
ツプ201の全周において均一な溶接を行うこと
ができない。本発明においては、キヤツプ201
を定速で回転させた場合、キヤツプ201のコー
ナー部およびその近傍においてローラー電極5
0,51との接触移動速度が速くなることに着目
し、キヤツプ201の中心から各辺までの距離の
変化を電気抵抗値の変化に変換して、モータ1の
回転速度を変えてキヤツプ201のコーナー部お
よびその近傍がローラー電極50,51と接触す
る際の接触移動速度を遅くするようにしている。
即ち、キヤツプ201と同一形状のカム210が
回転し、カム210のコーナー部近傍がピンチロ
ーラ31,32と接触するようになるとピンチロ
ーラ31,32が共に外方に押され、ピンチロー
ラ31,32がそれぞれ固定されている移動板2
7,28も同様に移動する。移動板27,28の
カム210の中心からの移動量は同じであるの
で、一方の移動板の移動量を検出すれば目的を達
することができる。本実施例においては、移動板
28が固定されている移動ブロツク93の適宜の
位置にピン121を植設し、ベース7上にピン1
21に直角に固定した変位検出変換器例えばポテ
ンシヨメータ122のスライド軸123に結合さ
せてある。ポテンシヨメータ122はスライド軸
123の挿入量即ち移動板28の位置の変化に比
例した電圧を出力するので、この電圧によつてモ
ータ1の回転速度を制御することができる。
以上のごとく構成された半導体装置用容器のシ
ーム溶接装置を用いて、半導体装置用容器と矩形
キヤツプを封止する際の動作について以下に説明
する。
まず、テーブル14上に、キヤツプ201を重
ね合わせた半導体装置用容器200を適宜の治具
202を用いて固定し、キヤツプ201と同形状
に形成したカム210をカム軸8に固定してスイ
ツチを入れると、ローラー電極50,51がモー
タ70,71の力によつて下降して、キヤツプ2
01の両端を押えつける。モータ70,71によ
る加圧力が予め定めた重り74,75による加圧
力に達すると電極昇降機構60,61内に設けた
マイクロスイツチが切れ、モータ70,71の回
転を停止すると共にモータ1を駆動させてカム2
10とテーブル14を回転させる。カム210が
回転すると、この回転に追従してピンチローラ3
1,32が回転し、プーリ33,34、タイミン
グベルト35,36およびプーリ42,43を介
してローラー電極50,51も回転する。その後
テーブル14が予め定めた回転位置まで回転した
ら、ローラー電極50,51間に溶接電流を流
し、この位置から180度+αだけの間通電して半
導体装置用容器200とキヤツプ201の全周を
溶着させる。この溶着工程についてさらに詳説す
ると、カム210の回転に伴つてピンチローラ3
1,32が共に追従して回転しながらカム210
の中心方向に向かつて接近あるいは後退するの
で、ローラー電極50,51も同様に連動し、ロ
ーラー電極50,51のキヤツプ201の周縁と
の接触位置を一定にすることができ、ローラー電
極50,51からキヤツプ201に流れる溶接電
流密度が一定となつて溶け込みの十分なナゲツト
を得ることができる。また、ローラー電極50,
51はキヤツプ201の周縁との接触位置が一定
であるので、円錐台状のローラー電極50,51
の円錐状部(母線部分)を短かくすることがで
き、キヤツプ201が半導体装置用容器200よ
りも小さい場合においてもローラー電極50,5
1の先端が容器200に接触することがないの
で、半導体装置用容器200を損壊することもな
い。
ピンチローラ32がカム210の中心方向に向
かつて接近あるいは後退する動作は、移動板2
8,移動ブロツク93およびピン121を介して
ポテンシヨメータ122のスライド軸123に伝
えられて、ピンチローラ32の位置の変化に比例
した出力電圧によつて、モータ1に供給されてい
る電圧を制御してモータ1の回転速度を増減さ
せ、ローラー電極50,51がキヤツプ201の
コーナ部近辺に接しているときはテーブル1およ
びローラー電極50,51の回転を遅くし、キヤ
ツプ201の中心から最短距離にある辺の近辺に
接するときは回転を速くすることによつて、ロー
ラー電極50,51とキヤツプ201の接触移動
速度を常に一定にして、キヤツプ201の周縁各
点における単位時間当りの溶接電流量を一定に
し、均一なナゲツトを得て溶接部の信頼性を高め
ると共に美麗な溶接外観を得ることができる。
このようにして、キヤツプ201の全周の溶接
が終了したならば溶接電流を切ると同時に、モー
ター70を運転させてキヤツプ201からローラ
電極50,51を離す。テーブル14の回転を
360゜回転した位置で確実に停止させる際は、減
速用位置検出円板15の第1の穿孔19が第1の
検出器21によつて検出されると、第1の検出器
21から出力される位置信号によつてモーター1
の電圧を低下させるように制御してモーター1を
減速回転させ、つづいて停止用位置検出円板16
の第2の穿孔20が第2の検出器22によつて検
出されると、この第2の検出器22から出力され
る位置信号によつてモーター1の電流を遮断して
テーブル14を停止させる。なお、本実施例にお
いては2枚の検出円板15,16を使用した場合
を示したが、検出円板を1枚にして半径の異なる
円周上に第1、第2の穿孔を設けて、それを検出
するようにしてもよい。溶接電流の通電開始時点
の設定は、テーブル14に連結したエンコーダ1
7によつてテーブル14の回転角を正確に検出し
得るので、溶接電流の通電開始時点を予め設定し
ておいて、テーブル14が設定角度まで回転した
ときに溶接電流をローラー電極50,51に供給
する。これによつて、キヤツプ201の溶接開始
位置を正確に決めることができるので好都合であ
る。
上述の実施例においては、カム210の回転を
ピンチローラ31,32を介してローラー電極5
0,51に伝えることによつてローラー電極5
0,51をテーブル14の回転方向と反対方向に
回転させているので、テーブル14上のキヤツプ
201とローラー電極50,51とは相対的な回
転運動をすることになり、キヤツプ201とロー
ラー電極50,51の相対移動速度が速くなつて
溶接速度を上げることができるが、必ずしも本実
施例のごとくローラー電極50,51を強勢駆動
しなくてもシーム溶接を行うことができる。即
ち、ローラー電極50,51を回転自在に軸支し
ておくだけで、テーブル14を回転させればキヤ
ツプ201の回転に従動してローラー電極50,
51も回転し、シーム溶接を行うことができる。
以上本発明を一実施例について説明したが、勿
論本発明はこのような実施例にだけ局限されるも
のではなく、本発明の技術思想を逸脱しない範囲
内で種々の設計の改変を施しうるものである。
本発明によれば、簡単な構成の装置によつて、
テーブル上に載置されて回転する矩形のキヤツプ
に一対のローラー電極を常時接触させると共に、
この接触時のローラー電極の動きを用いてローラ
ー電極のキヤツプに対する接触移動速度をも一定
にすることができるので、均一なナゲツトが得ら
れて溶接部の信頼性が高まると共に美麗な溶接外
観を得ることができる。
また、溶接すべきキヤツプと同一形状のカムを
回転させて、このカムの各辺の動きにローラー電
極の動きを倣わせる構成としたので、被溶接物
(キヤツプ)が変わつてもカムの交換だけで新た
な溶接作業を行い得るので、未熟練者にも取扱い
が容易であり生産性を向上させることができる。
さらには、キヤツプとローラー電極の回転を強
性的に相対運動させた場合には、溶接速度が速い
等の効果を有する。なお、本装置は丸型の半導体
装置用容器のシーム溶接にも使用できることはい
うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になる半導体装置用容器のシー
ム溶接装置の一部裁断正面図、第2図はその平面
図、第3図は第1図に―線で示した部分の断
面図、第4図は第1図に―線で示した部分の
断面図、第5図は第2図に―線で示した部分
の断面図、第6図は第1図に―線で示した部
分の断面図である。 1,70,71…モーター、14…テーブル、
27,28…移動板、31,32…ピンチロー
ラ、50,51…ローラー電極、117,118
…引張りコイルバネ、122…ポテンシヨメー
タ、200…半導体装置用容器、201…キヤツ
プ、210…カム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 半導体装置用容器の上部に矩形のキヤツプを
    重ね合わせ上記キヤツプの異なる2点の周縁部に
    一対のローラー電極を接触させ前記半導体装置用
    容器および矩形のキヤツプと前記一対のローラー
    電極を相対的に回転させ通電することにより前記
    半導体装置用容器と前記矩形のキヤツプとをシー
    ム溶接する装置において、前記矩形のキヤツプと
    同形でモーターによつて回転されるカムと、前記
    カムの回転に従属して回転するように前記カムの
    両側面に対峙させ張力をかけて当接した一対のピ
    ンチローラーと、前記カムの回転に同期して回転
    する前記半導体装置用容器を載置するためのテー
    ブルと、前記テーブルに対向させて軸支した一対
    のローラー電極と、前記一対のピンチローラーが
    前記カムの回転によつて互いに接近または離反す
    る移動量に応じて前記モーターの回転速度を制御
    する変位検出変換器とを備えたことを特徴とする
    半導体装置用容器のシーム溶接装置。 2 前記一対のローラー電極は、回転自在に軸支
    されることを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載した半導体装置用容器のシーム溶接装置。 3 前記一対のローラー電極は、前記一対のピン
    チローラーと連動し同期して回転駆動されること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載した半
    導体装置用容器のシーム溶接装置。 4 前記一対のローラー電極は、円錐台状に形成
    されその円錐台の軸線方向の高さは前記キヤツプ
    の高さにほぼ等しいことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項ないし第3項に記載した半導体装置用
    容器のシーム溶接装置。
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