JPS6139637B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6139637B2 JPS6139637B2 JP50076729A JP7672975A JPS6139637B2 JP S6139637 B2 JPS6139637 B2 JP S6139637B2 JP 50076729 A JP50076729 A JP 50076729A JP 7672975 A JP7672975 A JP 7672975A JP S6139637 B2 JPS6139637 B2 JP S6139637B2
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- JP
- Japan
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- water supply
- flow rate
- pump
- valve
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 79
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 18
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 17
- 238000013459 approach Methods 0.000 claims description 4
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 239000008400 supply water Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
Landscapes
- Control Of Turbines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は原子力プラントの給水ポンプ制御装
置に関する。特に、蒸気タービンにより駆動され
る給水ポンプを備えた原子力プラントにおける該
給水ポンプの制御装置に関するものである。
置に関する。特に、蒸気タービンにより駆動され
る給水ポンプを備えた原子力プラントにおける該
給水ポンプの制御装置に関するものである。
従来の原子力プラントは第1図に示すように、
原子炉1、蒸気タービン3、復水器4、復水ポン
プ11および給水ポンプ6から構成され、原子炉
1で発生した蒸気は主蒸気管2を経て蒸気タービ
ン3に導入されて仕事をした後に復水器4に導入
されて復水される。この復水は給水管5を経て復
水ポンプ11に導入して昇圧された後に給水管1
3、給水ポンプ6および給水管14を経て原子炉
1に給水される。
原子炉1、蒸気タービン3、復水器4、復水ポン
プ11および給水ポンプ6から構成され、原子炉
1で発生した蒸気は主蒸気管2を経て蒸気タービ
ン3に導入されて仕事をした後に復水器4に導入
されて復水される。この復水は給水管5を経て復
水ポンプ11に導入して昇圧された後に給水管1
3、給水ポンプ6および給水管14を経て原子炉
1に給水される。
上記復水ポンプ11はモータ12により駆動さ
れ、給水ポンプ6は給水ポンプ用蒸気タービン7
により駆動される。この蒸気タービン7には主蒸
気管2に接続する蒸気管8あるいは蒸気タービン
3に接続する抽気管9を介して蒸気が供給され、
排気は排気管10を介して復水気4に排出され
る。
れ、給水ポンプ6は給水ポンプ用蒸気タービン7
により駆動される。この蒸気タービン7には主蒸
気管2に接続する蒸気管8あるいは蒸気タービン
3に接続する抽気管9を介して蒸気が供給され、
排気は排気管10を介して復水気4に排出され
る。
復水ポンプ11としては一般に渦巻ポンプが使
用されているため、蒸気タービン3の出力が減少
しこれに伴つて給水流量も減少した場合、復水ポ
ンプ11の回転数は一定であるからその吐出圧力
は高くなる。この復水ポンプ11の吐出流量Qと
吐出圧力Pの図示すると第2図の曲線Bのように
なる。
用されているため、蒸気タービン3の出力が減少
しこれに伴つて給水流量も減少した場合、復水ポ
ンプ11の回転数は一定であるからその吐出圧力
は高くなる。この復水ポンプ11の吐出流量Qと
吐出圧力Pの図示すると第2図の曲線Bのように
なる。
一方、給水ポンプ6では給水流量の減少に伴つ
て給水管14を流通する給水の流速は低下するた
め、管路抵抗力は減少し吐出圧力Pは低下する。
この給水ポンプ6の吐出流量Qと吐出圧力Pの関
係を図示すると第2図の曲線Aのようになる。こ
の曲線AとB間のハツチング部分は給水ポンプ6
自体の昇圧を示す。
て給水管14を流通する給水の流速は低下するた
め、管路抵抗力は減少し吐出圧力Pは低下する。
この給水ポンプ6の吐出流量Qと吐出圧力Pの関
係を図示すると第2図の曲線Aのようになる。こ
の曲線AとB間のハツチング部分は給水ポンプ6
自体の昇圧を示す。
給水ポンプ6は駆動する蒸気タービン7は、そ
の危険速度Ncが通常運転時の回転数の50〜60%
になるように設計されている。危険速度Ncと
は、タービン機器全体の固有振動数等との関係か
ら、この速度においては振動振幅がきわめて大き
くて危険なものであるから、かかる速度でのター
ビン運転は避けなければならない。このような制
限と、蒸気タービン7の制御特性上の問題とによ
り、該タービン7を50%回転以下までの広範囲な
領域で精度よく制御することは困難であ。
の危険速度Ncが通常運転時の回転数の50〜60%
になるように設計されている。危険速度Ncと
は、タービン機器全体の固有振動数等との関係か
ら、この速度においては振動振幅がきわめて大き
くて危険なものであるから、かかる速度でのター
ビン運転は避けなければならない。このような制
限と、蒸気タービン7の制御特性上の問題とによ
り、該タービン7を50%回転以下までの広範囲な
領域で精度よく制御することは困難であ。
この発明は上記欠点を解消し、給水ポンプの流
量が低下した場合、該ポンプ駆動用蒸気タービン
が危険速度に至ることを確実に防ぎ得る制御装置
を提供することを目的とする。
量が低下した場合、該ポンプ駆動用蒸気タービン
が危険速度に至ることを確実に防ぎ得る制御装置
を提供することを目的とする。
この目的を達成すべく、本発明の給水ポンプ制
御装置は、蒸気タービンにより駆動される給水ポ
ンプの吐出側の主給水管に締切弁を設けると共
に、調整弁を有するバイパス管を該締切弁をバイ
パスするように配設し、該バイパス管は主管路よ
りも流路抵抗を大にし、更に該締切弁より上流側
の主給水管に流量検出器を設置し、かつ、この流
量検出器により検知された給水流量に応じて前記
締切弁と調整弁とを切換え操作する制御装置を備
え、上記制御装置は前記給水ポンプ駆動用蒸気タ
ービンの回転数が低下して危険域に接近したと
き、流路抵抗を増加させるように前記調整弁を制
御して、回転速度が危険速度よりも高い回転数を
保持せしめる機能を有するものとしたことを特徴
とする。
御装置は、蒸気タービンにより駆動される給水ポ
ンプの吐出側の主給水管に締切弁を設けると共
に、調整弁を有するバイパス管を該締切弁をバイ
パスするように配設し、該バイパス管は主管路よ
りも流路抵抗を大にし、更に該締切弁より上流側
の主給水管に流量検出器を設置し、かつ、この流
量検出器により検知された給水流量に応じて前記
締切弁と調整弁とを切換え操作する制御装置を備
え、上記制御装置は前記給水ポンプ駆動用蒸気タ
ービンの回転数が低下して危険域に接近したと
き、流路抵抗を増加させるように前記調整弁を制
御して、回転速度が危険速度よりも高い回転数を
保持せしめる機能を有するものとしたことを特徴
とする。
このように構成すると、給水ポンプ駆動用蒸気
タービンの許容最低回転数を設定し、それを下回
らない範囲でのタービン回転が行われるように給
水ポンプの流量を上記各弁を用いて制御できるの
で、該蒸気タービンが危険速度に至ることも防止
でき、かつ低給水流量時でのプラントの運転特性
も向上できる。
タービンの許容最低回転数を設定し、それを下回
らない範囲でのタービン回転が行われるように給
水ポンプの流量を上記各弁を用いて制御できるの
で、該蒸気タービンが危険速度に至ることも防止
でき、かつ低給水流量時でのプラントの運転特性
も向上できる。
以下、第3図〜第5図を参照して、本発明の一
実施例について説明する。
実施例について説明する。
本実施例の概要を説明すれば、この装置は、第
3図に示す如く蒸気タービン7により駆動される
給水ポンプ6を備えた原子力プラントにおける該
給水ポンプ6を制御する装置であつて、給水ポン
プ6の吐出側の主給水管14に締止弁15を設け
ると共に、調整弁を有するバイパス管16を締切
弁15をバイパスするように配設し、更に第4図
の如く該締切弁15より上流側の主給水管に流量
検出器22を設置し、かつこの流量検出器22に
より検知された給水流量に応じて前記締切弁15
と調整弁17とを切換え操作する制御装置(操作
スイツチ23、流量設定器26)を備えて成る。
3図に示す如く蒸気タービン7により駆動される
給水ポンプ6を備えた原子力プラントにおける該
給水ポンプ6を制御する装置であつて、給水ポン
プ6の吐出側の主給水管14に締止弁15を設け
ると共に、調整弁を有するバイパス管16を締切
弁15をバイパスするように配設し、更に第4図
の如く該締切弁15より上流側の主給水管に流量
検出器22を設置し、かつこの流量検出器22に
より検知された給水流量に応じて前記締切弁15
と調整弁17とを切換え操作する制御装置(操作
スイツチ23、流量設定器26)を備えて成る。
更に詳しく述べれば、本実施例の構成及び作用
は、下記に記すとおりである。
は、下記に記すとおりである。
第3図において、給水ポンプ6の吐出側の主給
水管14には締切弁15が設けられると共にバイ
パス管16が並列に接続されている。このバイパ
ス管16には調整弁17を直列に介装するととも
にオリフイス18を直列に配設し、バイパス管1
6の流路抵抗を主管路14の流路抵抗よりも大な
らしめてある。その他の構造は第1図に示すもの
と同一であるから説明を省略する。
水管14には締切弁15が設けられると共にバイ
パス管16が並列に接続されている。このバイパ
ス管16には調整弁17を直列に介装するととも
にオリフイス18を直列に配設し、バイパス管1
6の流路抵抗を主管路14の流路抵抗よりも大な
らしめてある。その他の構造は第1図に示すもの
と同一であるから説明を省略する。
通常の給水流量が多量であるときには、締切弁
15は開き調整弁17は閉じられているから、給
水は主給水管14を経て原子路1に供給される。
給水流量が減少したときには、締切弁15を閉じ
ると共に調整弁17を開きバイパス管16を経て
原子炉1に給水する。
15は開き調整弁17は閉じられているから、給
水は主給水管14を経て原子路1に供給される。
給水流量が減少したときには、締切弁15を閉じ
ると共に調整弁17を開きバイパス管16を経て
原子炉1に給水する。
前記締切弁15および調整弁17は第4図に示
すように、流量設定器26に連結された操作スイ
ツチ23により操作される弁駆動装置24,25
にそれぞれ連結されている。操作スイツチ23は
主給水管14に設けた流量オリフイス21の流入
出側の流量を検出する流量検出器22に接続され
ている。
すように、流量設定器26に連結された操作スイ
ツチ23により操作される弁駆動装置24,25
にそれぞれ連結されている。操作スイツチ23は
主給水管14に設けた流量オリフイス21の流入
出側の流量を検出する流量検出器22に接続され
ている。
給水ポンプ6より吐出された給水が流量オリフ
イス21を流通する際に流量検出器22により主
給水管14の流量は検出され、この検出信号によ
り操作スイツチ23が作動される。この操作スイ
ツチ23は流量設定器26によりあらかじめセツ
トされた流量以上の給水が流量オリフイス21を
流通するときに、締切弁15を開くと共に調整弁
17を閉じるように弁駆動装置24,25をそれ
ぞれ駆動させる。主給水管14の給水流量が流量
設定器26のセツト値以下の場合には、操作スイ
ツチ23により弁駆動装置24,25を介して締
切弁15が閉じられると共に調整弁17は開かれ
る。
イス21を流通する際に流量検出器22により主
給水管14の流量は検出され、この検出信号によ
り操作スイツチ23が作動される。この操作スイ
ツチ23は流量設定器26によりあらかじめセツ
トされた流量以上の給水が流量オリフイス21を
流通するときに、締切弁15を開くと共に調整弁
17を閉じるように弁駆動装置24,25をそれ
ぞれ駆動させる。主給水管14の給水流量が流量
設定器26のセツト値以下の場合には、操作スイ
ツチ23により弁駆動装置24,25を介して締
切弁15が閉じられると共に調整弁17は開かれ
る。
前記復水ポンプ11、給水ポンプ6の吐出圧力
Pと吐出流量Qの関係を図示すると第5図のよう
になる。すなわち復水ポンプ11の吐出圧力は従
来のもの(第2図)と同一の曲線Bのようにな
り、給水ポンプ6の吐出圧力は主給水管14を経
て給水しているときには、従来のものと同一の破
線Cを含む曲線Aのようになる。しかし給水流量
が減少し、バイパス管16に切換えた場合には、
調整弁17とオリフイス18によりバイパス管の
圧力損失は増加するため、給水ポンプ6の吐出圧
力は実線Dを含む曲線Aのようになる。その実線
D部分は前記破線C部分より吐出圧力は高くな
る。このため給水ポンプ6自体の揚程を高くしな
ければならないから回転数は増加する。したがつ
て主給水管よりバイパス管への切換を行う場合の
給水ポンプ6の回転数をその駆動用蒸気タービン
7の許容最低回転数にセツトしておけば、プラン
トを前記蒸気タービン7の危険速度以上の回転数
により自動的に精度よく制御することできる。
Pと吐出流量Qの関係を図示すると第5図のよう
になる。すなわち復水ポンプ11の吐出圧力は従
来のもの(第2図)と同一の曲線Bのようにな
り、給水ポンプ6の吐出圧力は主給水管14を経
て給水しているときには、従来のものと同一の破
線Cを含む曲線Aのようになる。しかし給水流量
が減少し、バイパス管16に切換えた場合には、
調整弁17とオリフイス18によりバイパス管の
圧力損失は増加するため、給水ポンプ6の吐出圧
力は実線Dを含む曲線Aのようになる。その実線
D部分は前記破線C部分より吐出圧力は高くな
る。このため給水ポンプ6自体の揚程を高くしな
ければならないから回転数は増加する。したがつ
て主給水管よりバイパス管への切換を行う場合の
給水ポンプ6の回転数をその駆動用蒸気タービン
7の許容最低回転数にセツトしておけば、プラン
トを前記蒸気タービン7の危険速度以上の回転数
により自動的に精度よく制御することできる。
第6図は、第5図を別の表現で表わしたもの
で、横軸に給水流量Qをとり、たて軸にポンプ揚
程Hをとつて両者の関係を示したグラフである。
N1,N2,N3は回転数を示している。ポンプは給
水系統の圧力損失によつて決まるシステムヘツド
曲線Sに沿つて運転されることになるが、流量が
Q1の時に必要な回転数はN1となる。給水流量Q
が少なくなると、回転数Nも低くなり、蒸気ター
ビンの危険速度(通常、最大回転数の50〜60%回
転数)Ncと一致した時、給水流量Qcとなる。こ
のような状態では蒸気タービン回転数は軸の危険
速度Ncと一致した運転となり危険であるため避
けられねばならない。このため許容最低回転数
Nmpinが設定される必要があるのであつて、こ
の時の流量はQminとなる。第4図において給水
流量が減少して、給水流量計21で検出された流
量がQminに達した時、流量設定器26により操
作スイツチ23を介して弁駆動装置24,25を
操作し、締切弁15、調整弁17を制御して、シ
ステムヘツドを上昇させる。
で、横軸に給水流量Qをとり、たて軸にポンプ揚
程Hをとつて両者の関係を示したグラフである。
N1,N2,N3は回転数を示している。ポンプは給
水系統の圧力損失によつて決まるシステムヘツド
曲線Sに沿つて運転されることになるが、流量が
Q1の時に必要な回転数はN1となる。給水流量Q
が少なくなると、回転数Nも低くなり、蒸気ター
ビンの危険速度(通常、最大回転数の50〜60%回
転数)Ncと一致した時、給水流量Qcとなる。こ
のような状態では蒸気タービン回転数は軸の危険
速度Ncと一致した運転となり危険であるため避
けられねばならない。このため許容最低回転数
Nmpinが設定される必要があるのであつて、こ
の時の流量はQminとなる。第4図において給水
流量が減少して、給水流量計21で検出された流
量がQminに達した時、流量設定器26により操
作スイツチ23を介して弁駆動装置24,25を
操作し、締切弁15、調整弁17を制御して、シ
ステムヘツドを上昇させる。
システムヘツドを上昇させれば(即ち、第6図
においてX座標値が同一であつてもY座標値が増
えると)回転数の低下が防止される。その理由に
ついて更に詳述する。
においてX座標値が同一であつてもY座標値が増
えると)回転数の低下が防止される。その理由に
ついて更に詳述する。
第6図のカーブSは、第4図に示した主給水管
14のシステムヘツドを表わしており、主給水管
14を使用しているときQ(流量)とH(ヘツ
ド)との関係は、このカーブSによつて決せられ
る。
14のシステムヘツドを表わしており、主給水管
14を使用しているときQ(流量)とH(ヘツ
ド)との関係は、このカーブSによつて決せられ
る。
カーブS′は、第4図に示したバイパス管16の
システムヘツドを示す。該バイパス管16はオリ
フイス18を設けて流路抵抗を大きくしてあるの
で、前記のカーブSをY軸方向に上方へ平行移動
させた形に類似する。
システムヘツドを示す。該バイパス管16はオリ
フイス18を設けて流路抵抗を大きくしてあるの
で、前記のカーブSをY軸方向に上方へ平行移動
させた形に類似する。
調整弁17を絞りこむと、上記のカーブS′は更
にS″,S″の如く上方に平行移動する。
にS″,S″の如く上方に平行移動する。
いま、給水流量が減少してQminに接近する
と、Q−Hの平衡点は矢印イの如くカーブSに沿
つて左方に移動し、回転数がNminに近づく。
と、Q−Hの平衡点は矢印イの如くカーブSに沿
つて左方に移動し、回転数がNminに近づく。
Nminに達すると、第4図に示した自動切替機
能により、主給水管15からバイパス管16に切
替えられる。このとき、給水流量が同一
(Qmin)で、平行点は、点ロから点ハへ、即ちカ
ーブS上からカーブS′上に移動し、回転数は
NminからNmに上昇して危険回転数Noから遠ざ
かる。
能により、主給水管15からバイパス管16に切
替えられる。このとき、給水流量が同一
(Qmin)で、平行点は、点ロから点ハへ、即ちカ
ーブS上からカーブS′上に移動し、回転数は
NminからNmに上昇して危険回転数Noから遠ざ
かる。
更に流量が低下すると、平衡点は点ハからカー
ブS′に沿つて左方に動き、再び危険回転数Ncに
接近する。このとき、回転数がNminに達すると
調整弁17が自動的に絞り込まれ、システムヘツ
ドカーブはS′からS″へ、更にSへと順次に変
化し、これに伴つて回転数はNminよりも低下し
ないように自動的に制御される(詳しくは、バイ
パス管路16の流路抵抗を増加させる方向に調整
弁17を自動制御して、回転数をNmin以上に保
つ)。
ブS′に沿つて左方に動き、再び危険回転数Ncに
接近する。このとき、回転数がNminに達すると
調整弁17が自動的に絞り込まれ、システムヘツ
ドカーブはS′からS″へ、更にSへと順次に変
化し、これに伴つて回転数はNminよりも低下し
ないように自動的に制御される(詳しくは、バイ
パス管路16の流路抵抗を増加させる方向に調整
弁17を自動制御して、回転数をNmin以上に保
つ)。
このようにして、Qmin以下の給水量範囲にお
いてはバイパスラインに切り替え、該バイパスラ
イン16に設けた調整弁17によつてシステムヘ
ツドを制御し、常に、タービン回転数を危険速度
よりも高い領域で運転することができる。
いてはバイパスラインに切り替え、該バイパスラ
イン16に設けた調整弁17によつてシステムヘ
ツドを制御し、常に、タービン回転数を危険速度
よりも高い領域で運転することができる。
上述の如く、本発明の原子力プラントにおける
給水ポンプ制御装置は、該給水ポンプの流量を検
出し、これに基づいて締切弁やこれをバイパスす
る調整弁を切換制御して、該給水ポンプを駆動す
る蒸気タービンの速度を危険速度に至らない範囲
で制御でき、給水流量の小さい状態における給水
ポンプ駆動タービンの安全を確保できる。
給水ポンプ制御装置は、該給水ポンプの流量を検
出し、これに基づいて締切弁やこれをバイパスす
る調整弁を切換制御して、該給水ポンプを駆動す
る蒸気タービンの速度を危険速度に至らない範囲
で制御でき、給水流量の小さい状態における給水
ポンプ駆動タービンの安全を確保できる。
第1図は従来の原子力プラントの系統図、第2
図は説明用図、第3図は本発明の原子力プラント
の一実施例を示す系統図、第4図はその弁の制御
系統図、第5図は説明用図である。第6図は第5
図を別の表現で表わした該実施例の特性を説明す
るグラフである。 1……原子炉、6……給水ポンプ、7……(給
水ポンプの駆動用)蒸気タービン、14……主給
水管、15……締切弁、16……バイパス弁、1
7……調整弁、22……流量検出器、23……制
御装置(操作スイツチ)、26……制御装置(流
量設定器)、S……主給水管のシステムヘツドを
表わすカーブ、S′,S″,S……バイパス管の
システムヘツドを表わすカーブ。
図は説明用図、第3図は本発明の原子力プラント
の一実施例を示す系統図、第4図はその弁の制御
系統図、第5図は説明用図である。第6図は第5
図を別の表現で表わした該実施例の特性を説明す
るグラフである。 1……原子炉、6……給水ポンプ、7……(給
水ポンプの駆動用)蒸気タービン、14……主給
水管、15……締切弁、16……バイパス弁、1
7……調整弁、22……流量検出器、23……制
御装置(操作スイツチ)、26……制御装置(流
量設定器)、S……主給水管のシステムヘツドを
表わすカーブ、S′,S″,S……バイパス管の
システムヘツドを表わすカーブ。
Claims (1)
- 1 蒸気タービンにより駆動される給水ポンプを
備えた原子力プラントにおける該給水ポンプの制
御装置において、前記給水ポンプの吐出側の主給
水管に締切弁を設けると共に、調整弁を有するバ
イパス管を該締切弁をバイパスするように配設
し、上記のバイパス管は主給水管よりも流路抵抗
の大なるものとし、更に該締切弁より上流側の主
給水管に流量検出器を設置し、かつ、この流量検
出器により検知された給水流量に応じて前記締切
弁と調整弁とを切換え操作する制御装置を備え、
上記制御装置は、前記給水ポンプ駆動用蒸気ター
ビンの回転数が低下して危険域に接近したとき、
流路抵抗を増加させるように前記調整弁を制御し
て、上記回転数を危険速度よりも高い回転数に保
持せしめる機能を有するものとしたことを特徴と
する原子力プラントの給水ポンプ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50076729A JPS521397A (en) | 1975-06-24 | 1975-06-24 | The water supply system of an atomic energy plant |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50076729A JPS521397A (en) | 1975-06-24 | 1975-06-24 | The water supply system of an atomic energy plant |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS521397A JPS521397A (en) | 1977-01-07 |
JPS6139637B2 true JPS6139637B2 (ja) | 1986-09-04 |
Family
ID=13613651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50076729A Granted JPS521397A (en) | 1975-06-24 | 1975-06-24 | The water supply system of an atomic energy plant |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS521397A (ja) |
-
1975
- 1975-06-24 JP JP50076729A patent/JPS521397A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS521397A (en) | 1977-01-07 |
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