JPS6139493Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6139493Y2 JPS6139493Y2 JP152281U JP152281U JPS6139493Y2 JP S6139493 Y2 JPS6139493 Y2 JP S6139493Y2 JP 152281 U JP152281 U JP 152281U JP 152281 U JP152281 U JP 152281U JP S6139493 Y2 JPS6139493 Y2 JP S6139493Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball
- synthetic resin
- resin material
- sphere
- thermoplastic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims 1
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、ゲートボールに用いる合成樹脂材
で構成した厚肉中空のボールの改良に関する。
で構成した厚肉中空のボールの改良に関する。
従来、老人等にふさわしいスポーツとして行な
われているゲートボールのボールは、木槌で強く
打たれるために硬くて強固なものを必要とする
が、従来はその材料として木材を用いていた。然
しながら、最近ゲートボールもスポーツであるこ
とから、記録も重視されるようになつている。こ
れに伴なつてボールの大きさ、重量等に規格が制
定され、これらの規格を満足させるためには自然
物である木材では製作上問題点が多い。
われているゲートボールのボールは、木槌で強く
打たれるために硬くて強固なものを必要とする
が、従来はその材料として木材を用いていた。然
しながら、最近ゲートボールもスポーツであるこ
とから、記録も重視されるようになつている。こ
れに伴なつてボールの大きさ、重量等に規格が制
定され、これらの規格を満足させるためには自然
物である木材では製作上問題点が多い。
このため、最近では合成樹脂製のボールも使用
されているが、この合成樹脂製のものでは、重量
をつけるために厚肉にしなければならず、この厚
肉にすることによつて、成型時に肉のひけの問題
や成型した半球体の接着部の強度の確保等、製造
上、問題が発生し、均一な品質のボールの製造は
困難となつている。
されているが、この合成樹脂製のものでは、重量
をつけるために厚肉にしなければならず、この厚
肉にすることによつて、成型時に肉のひけの問題
や成型した半球体の接着部の強度の確保等、製造
上、問題が発生し、均一な品質のボールの製造は
困難となつている。
この考案は、上述のような従来の問題点を解消
したものであつて、すなわち、同系統の合成樹脂
材、例えば、熱可塑性を有するABS樹脂を用い
て、あるいなABS樹脂とPS材を用いて二段成型
することによつて、これらを互に融着させて二重
構造のボールを得たものであつて、以下、この考
案を図面に基づいて説明すれば、その構成は、熱
可塑性の合成樹脂材でその頂部に支持軸5を突出
させた一対の半球体の殻体を構成するとともに、
これら一対の殻体の合わせ面にそれぞれ設けた突
条3および凹溝4を互に嵌合させて内球1を構成
し、この内球1を射出成形型内に芯材として装入
し、その外面部と外型との間に前述内球1と同系
統の熱可塑性の合成樹脂材を注入し、外球2を形
成すると同時にこれを内球1の外面に融着したも
のである。
したものであつて、すなわち、同系統の合成樹脂
材、例えば、熱可塑性を有するABS樹脂を用い
て、あるいなABS樹脂とPS材を用いて二段成型
することによつて、これらを互に融着させて二重
構造のボールを得たものであつて、以下、この考
案を図面に基づいて説明すれば、その構成は、熱
可塑性の合成樹脂材でその頂部に支持軸5を突出
させた一対の半球体の殻体を構成するとともに、
これら一対の殻体の合わせ面にそれぞれ設けた突
条3および凹溝4を互に嵌合させて内球1を構成
し、この内球1を射出成形型内に芯材として装入
し、その外面部と外型との間に前述内球1と同系
統の熱可塑性の合成樹脂材を注入し、外球2を形
成すると同時にこれを内球1の外面に融着したも
のである。
尚、支持軸5は、内球1の外面部に外球2を溶
着する際に内球1を型内で支持するものであり、
成型後、余分の突出部は切断除去するものであ
る。また、図例のものは、熱可塑性樹脂として内
球、外球ともにABS樹脂を用いており、外球2
の成型時の樹脂材の温度は約270℃であり、内球
1の表面を溶融状態として融着させている。
着する際に内球1を型内で支持するものであり、
成型後、余分の突出部は切断除去するものであ
る。また、図例のものは、熱可塑性樹脂として内
球、外球ともにABS樹脂を用いており、外球2
の成型時の樹脂材の温度は約270℃であり、内球
1の表面を溶融状態として融着させている。
この考案に係るボールは、上述のように厚肉に
構成されながらも二段階成型によつて二重に構成
されて、その各層は薄肉であるので、成型時にお
いて肉のひけ等がなく、均一な厚みに構成でき、
前述したようなスポーツ用のボールとして充分な
品質を確保することができる。また、内球1と外
球2とは、その全面で融着し接着部が全くないの
で木槌で強打しても割れるおそれもなく強固であ
る。また、製作コストも接着工程がなく、また接
着剤を用いることがないので安価に製作すること
ができる。
構成されながらも二段階成型によつて二重に構成
されて、その各層は薄肉であるので、成型時にお
いて肉のひけ等がなく、均一な厚みに構成でき、
前述したようなスポーツ用のボールとして充分な
品質を確保することができる。また、内球1と外
球2とは、その全面で融着し接着部が全くないの
で木槌で強打しても割れるおそれもなく強固であ
る。また、製作コストも接着工程がなく、また接
着剤を用いることがないので安価に製作すること
ができる。
このように、この考案によれば、従来のこの種
の厚肉のボールに比較して、強固に均質なボール
を得ることができるとともに、安価に製作が可能
なものである。
の厚肉のボールに比較して、強固に均質なボール
を得ることができるとともに、安価に製作が可能
なものである。
第1図は、この考案に係るボールの縦断面図、
第2図は、同じくその斜面図である。 1……内球、2……外球、3……突条、4……
凹溝、5……支持軸。
第2図は、同じくその斜面図である。 1……内球、2……外球、3……突条、4……
凹溝、5……支持軸。
Claims (1)
- 熱可塑性の合成樹脂材でその頂部に支持軸5を
突出させた一対の半球状の殻体を構成するととも
に、これら一対の殻体の合わせ面にそれぞれ設け
た突条3および凹溝4を互に嵌合させて内球1を
構成し、この内球1を射出成形型内に芯材として
装入し、その外面部と外型との間に前述内球1と
同系統の熱可塑性の合成樹脂材を加熱注入し、外
球2を形成すると同時にこれを内球1の外面に融
着してなるゲートボールに用いる合成樹脂材で構
成した厚肉のボール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP152281U JPS6139493Y2 (ja) | 1981-01-08 | 1981-01-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP152281U JPS6139493Y2 (ja) | 1981-01-08 | 1981-01-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57116258U JPS57116258U (ja) | 1982-07-19 |
JPS6139493Y2 true JPS6139493Y2 (ja) | 1986-11-12 |
Family
ID=29799982
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP152281U Expired JPS6139493Y2 (ja) | 1981-01-08 | 1981-01-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6139493Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5938959U (ja) * | 1982-09-02 | 1984-03-12 | 清水 充 | ゲ−トボ−ル用ボ−ル |
JPH05200914A (ja) * | 1992-01-24 | 1993-08-10 | Alps Electric Co Ltd | 球体及びその製造方法 |
US20100112254A1 (en) * | 2007-03-21 | 2010-05-06 | Data F. S.R.L. | Coloured playing bowl |
-
1981
- 1981-01-08 JP JP152281U patent/JPS6139493Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57116258U (ja) | 1982-07-19 |
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