JPS5913605Y2 - 眼鏡用パツド - Google Patents

眼鏡用パツド

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Publication number
JPS5913605Y2
JPS5913605Y2 JP1558279U JP1558279U JPS5913605Y2 JP S5913605 Y2 JPS5913605 Y2 JP S5913605Y2 JP 1558279 U JP1558279 U JP 1558279U JP 1558279 U JP1558279 U JP 1558279U JP S5913605 Y2 JPS5913605 Y2 JP S5913605Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silicone rubber
pad
mounting bracket
pads
mold
Prior art date
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Expired
Application number
JP1558279U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55116312U (ja
Inventor
滋久 曾根川
Original Assignee
信越化学工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 信越化学工業株式会社 filed Critical 信越化学工業株式会社
Priority to JP1558279U priority Critical patent/JPS5913605Y2/ja
Publication of JPS55116312U publication Critical patent/JPS55116312U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5913605Y2 publication Critical patent/JPS5913605Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は眼鏡用パッドの構造に関するものである。
近年、眼鏡用のパッドとしてシリコーンゴム製のものが
使用されるに至っており、このシリコーンゴム製パッド
は従来のたとえばアクリル樹脂製パッドあるいはべっこ
う製パッドに比較して人肌によくなじむので使用時に違
和感がなく、適当な弾性、柔軟性をもつため、鼻部に確
実にフィツトし、さらに耐熱性、耐寒性、耐油性、耐薬
品性などにすぐれるなど種々の利点を有するものとされ
ている。
そして、このシリコーンゴム製パッドはその構造が、従
来のアクリル樹脂製パッドなどの構造と同様に、扁平な
シリコーンゴム製パッド本体に、扁平部分とそのはパ中
央に突設した結合用突起とからなる取付用金具の該扁平
部分を埋設一体化したものとされており、このものは、
通常、2つに分割可能な成形用金型の一方の側に設けら
れた小孔部に上記取付金具の結合用突起を差込んで、そ
の扁平部分を金型成形面よりわずかに浮かした状態に保
持し、ついで上記扁平部分をおおうようにして未硬化シ
リコーンゴム材料を配置した後、これに成形用金型の他
方の側をかぶせるようにして圧接固定し、上記成形用金
型の一方の側と他方の側の成形性の間に形成されたキャ
ビティー内においてバットを成形するという方法によっ
て製造されている。
しかしながら、上記した方法では取付金具の結合用突起
が金型の一方の側に差込んで保持されているとはいえ、
その扁平部分が金型キャビティー内に浮いた状態とされ
ているため、分割された成形用金型を合致させてキャビ
ティー内で高圧下に未硬化シリコーンゴム材料を流動さ
せるとき、上記取付用金具がキャビティー内でどうして
もぐらつくようになり、そのままの状態でシリコーンゴ
ムが硬化されてしまう。
その結果、このようにして得られたシリコーンゴムパッ
ドではその取付用金具が所望の状態で埋設一体化されず
にパッド本体に対してやや傾いた状態で一体化されてし
まい、したがってその製品の歩留りがどうしても低下し
てしまうという不利、欠点があった。
本考案は上記した点にかんがみ、その製造に当って取付
用金具をパッド本体の所望の位置に正常な状態で埋設一
体化させることのできる改良されたシリコーンゴムパッ
ドの構造を提供するものであって、これは扁平部とこの
扁平部のはパ中央に立設した結合用突起との間に段部を
設けてなる取付金具を埋設一体化してなるものである。
以下、添付図面に基いて本考案を詳細に説明する。
まず、第1図は従来のシリコーンゴムパッドを製造する
場合において、分割可能な成形用金型1a、lbのキャ
ビティー2の内部に取付用金具3を配置した状態を示す
ものであり、第2図は上記金型キャビティー内で成形さ
れたシリコーンゴムパッド4の断面を示すものであるが
、このパッドにおける取付用金具3は第2図に示したよ
うにパッド本体5に対してやや傾いた状態で埋設一体化
される。
第3図は本考案になるパッドにおける取付用金具を例示
してなるものであって、この図面がら明らかなように、
取付金具3は扁平部分3aと結合用突起3bとの間に段
部3Cを設けてなるものである。
この段部3Cについて図面には円形の水平段部として示
したが、これは特に円形に限定されるものではなく、要
するに扁平部3aの外径よりは小さく、結合用突起3b
の外径よりは大きい段部であればよい。
なお、結合用突起3bは従来品と同様にその先端に眼鏡
フレームと結合するためのビス孔3dが設けられると共
に、これを成形用金型に設けられた小孔に差込んだ後、
その取出しを容易にするためにその外周面にはわずかな
テーパーが付されている。
つぎに、本考案のシリコーンゴム製パッドを製造する方
法を述べると第4図に示すように、この場合も従来法と
同様に分割可能な成形用金型1a、lbの一方の側1a
に設けられた小孔部6に取付金具の突起3bを差込むと
共に、水平段部3Cの水平面を金型1aの表面にぴった
り接触するように配置する。
ついで、従来法と同様に未硬化のシリコーンゴム材料を
取付金具の扁平部分をおおうようにして配置した後、こ
れに金型1bを圧接固定する。
このように金型1aおよび1bが圧接固定すると、シリ
コーンゴム材料は高圧下に金型キャビティー内に流動し
て密に充填されるが、この際取付金具3は突起部分3b
が金型1aの小孔6に保持されると共に段部3Cの水平
面が金型1aの表面に支持されているので、未硬化シリ
コーンゴム材料がキャビティー内を流動するのに伴なっ
てぐらつくようなことはなく、その結果、取付金具3が
所望の正常位置に正しく埋設一体化される。
なお、本考案になるシリコーンゴム製パッドは金型から
取出した後、要すれば必要な後加熱処理、パリ取り、洗
浄処理を経て製品とされる。
以上説明した通り、本考案の眼鏡用パッドは、取付金具
として特別に設計されたものを埋設一体化したものであ
るために、その製造に際して上記取付金具がパッド本体
に対して傾むくことがなく、常に所望の位置に正常な状
態で埋設一体化されるので、その製品歩留りは従来のシ
リコーンゴム製パッドに比較してはるかに高く、ひいて
は安価に得られるので、その実用的価値は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のシリコーンゴム製の眼鏡パッドを製造す
るに当り、成形用金型のキャビティ内に取付用金具を配
置した状態を示す断面図、第2図はこれにより得られた
眼鏡パッドの断面図である。 第3図は本考案の眼鏡パッドにおける取付金具の一実施
態様を示すものであって、同図a、b。 Cはそれぞれ平面図、正面図、側面図である。 第4図は本考案の眼鏡パッドの成形時における金型の断
面図である。 la、lb・・・・・・成形用金型、2・・・・・・キ
ャビティー、3・・・・・・取付金具、3a・・・・・
・扁平部分、3b・・・・・・結合用突起、3C・・・
・・・水平段部、3d・・・・・・ビス孔、4・・・・
・・眼鏡パッド、5・・・・・・パッド本体、6・・・
・・・小孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 扁平部とこの扁平部のはパ中央に立設した結合用突起と
    の間に段部を設けてなる取付金具を埋設一体化してなる
    シリコーンゴム製眼鏡用パッド。
JP1558279U 1979-02-09 1979-02-09 眼鏡用パツド Expired JPS5913605Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1558279U JPS5913605Y2 (ja) 1979-02-09 1979-02-09 眼鏡用パツド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1558279U JPS5913605Y2 (ja) 1979-02-09 1979-02-09 眼鏡用パツド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55116312U JPS55116312U (ja) 1980-08-16
JPS5913605Y2 true JPS5913605Y2 (ja) 1984-04-23

Family

ID=28837531

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JP1558279U Expired JPS5913605Y2 (ja) 1979-02-09 1979-02-09 眼鏡用パツド

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JPS55116312U (ja) 1980-08-16

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