JPS6139459A - 燃料電池発電プラント - Google Patents
燃料電池発電プラントInfo
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- JPS6139459A JPS6139459A JP16068084A JP16068084A JPS6139459A JP S6139459 A JPS6139459 A JP S6139459A JP 16068084 A JP16068084 A JP 16068084A JP 16068084 A JP16068084 A JP 16068084A JP S6139459 A JPS6139459 A JP S6139459A
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- Japan
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- gas
- fuel cell
- exhaust gas
- turbine
- fuel
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/06—Combination of fuel cells with means for production of reactants or for treatment of residues
- H01M8/0606—Combination of fuel cells with means for production of reactants or for treatment of residues with means for production of gaseous reactants
- H01M8/0612—Combination of fuel cells with means for production of reactants or for treatment of residues with means for production of gaseous reactants from carbon-containing material
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01K—STEAM ENGINE PLANTS; STEAM ACCUMULATORS; ENGINE PLANTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; ENGINES USING SPECIAL WORKING FLUIDS OR CYCLES
- F01K23/00—Plants characterised by more than one engine delivering power external to the plant, the engines being driven by different fluids
- F01K23/02—Plants characterised by more than one engine delivering power external to the plant, the engines being driven by different fluids the engine cycles being thermally coupled
- F01K23/06—Plants characterised by more than one engine delivering power external to the plant, the engines being driven by different fluids the engine cycles being thermally coupled combustion heat from one cycle heating the fluid in another cycle
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01K—STEAM ENGINE PLANTS; STEAM ACCUMULATORS; ENGINE PLANTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; ENGINES USING SPECIAL WORKING FLUIDS OR CYCLES
- F01K3/00—Plants characterised by the use of steam or heat accumulators, or intermediate steam heaters, therein
- F01K3/18—Plants characterised by the use of steam or heat accumulators, or intermediate steam heaters, therein having heaters
- F01K3/188—Plants characterised by the use of steam or heat accumulators, or intermediate steam heaters, therein having heaters using heat from a specified chemical reaction
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E20/00—Combustion technologies with mitigation potential
- Y02E20/16—Combined cycle power plant [CCPP], or combined cycle gas turbine [CCGT]
- Y02E20/18—Integrated gasification combined cycle [IGCC], e.g. combined with carbon capture and storage [CCS]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Sustainable Energy (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、電解質に炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなど
の炭酸塩を用い、これら炭酸塩の溶融状態において運転
する溶融炭酸塩型燃料電池を用いた燃料電池発電プラン
トに関する。
の炭酸塩を用い、これら炭酸塩の溶融状態において運転
する溶融炭酸塩型燃料電池を用いた燃料電池発電プラン
トに関する。
電解質に炭酸リチウム、炭酸カリウムなどの炭酸塩を用
い、これらが溶融状態になる600〜700Cにおいて
運転する燃料電池は、溶融炭酸塩型燃料電池と呼ばれて
いる。この溶融炭酸塩型燃料電池は、高温において運転
されるため反応が活発であって、白金などの高価な触媒
を必要としない。しかも、溶融炭酸塩型燃料電池は、現
在実用化が進んでいるリン酸型燃料電池にとって有害な
一酸化炭素をも使用することができるため、使用燃料の
幅が広くなる利点を有しておシ、高温の排ガスからの排
熱回収によシ、石炭ガスプロセスと組み合せて約45チ
以上の熱効率が期待されている。このため、溶融炭酸塩
型燃料電池は、次世代に実用化できる有望な発電装置と
して注目されておシ、リン酸型燃料電池が第一世代燃料
電池と呼ばれるのに対比して、第二世代燃料電池とも呼
ばれている。
い、これらが溶融状態になる600〜700Cにおいて
運転する燃料電池は、溶融炭酸塩型燃料電池と呼ばれて
いる。この溶融炭酸塩型燃料電池は、高温において運転
されるため反応が活発であって、白金などの高価な触媒
を必要としない。しかも、溶融炭酸塩型燃料電池は、現
在実用化が進んでいるリン酸型燃料電池にとって有害な
一酸化炭素をも使用することができるため、使用燃料の
幅が広くなる利点を有しておシ、高温の排ガスからの排
熱回収によシ、石炭ガスプロセスと組み合せて約45チ
以上の熱効率が期待されている。このため、溶融炭酸塩
型燃料電池は、次世代に実用化できる有望な発電装置と
して注目されておシ、リン酸型燃料電池が第一世代燃料
電池と呼ばれるのに対比して、第二世代燃料電池とも呼
ばれている。
溶融炭酸塩型燃料電池は、アノード責負極)に燃料であ
る水素ちるいは水素含有ガスを反応ガスとして供給し、
カソード(正極)に空気と炭酸ガスとを混合して供給す
る。カソードに供給された空気と炭酸ガスとは、カソー
ドにおいて電子を受は取シ、炭酸イオンとなって電解質
中に入る。一方、アノードにおいては、水素が電解質中
の炭酸イオンと反応し、炭酸ガスと水とを生成し、電子
を放出する。この結果、溶融炭酸塩型燃料電池は、カソ
ードにおいて炭酸ガスを消費し、アノードにおいて炭酸
ガスおよび水分を生成することになる。
る水素ちるいは水素含有ガスを反応ガスとして供給し、
カソード(正極)に空気と炭酸ガスとを混合して供給す
る。カソードに供給された空気と炭酸ガスとは、カソー
ドにおいて電子を受は取シ、炭酸イオンとなって電解質
中に入る。一方、アノードにおいては、水素が電解質中
の炭酸イオンと反応し、炭酸ガスと水とを生成し、電子
を放出する。この結果、溶融炭酸塩型燃料電池は、カソ
ードにおいて炭酸ガスを消費し、アノードにおいて炭酸
ガスおよび水分を生成することになる。
このため、溶融炭酸塩型燃料電池においては、反応ガス
の利用率(アノードにおいて実際に消費される反応ガス
量/アノードへ供給される反応ガス量)を上昇させると
、アノードにおいて生成する炭酸ガスおよび水分のため
に反応ガスが稀釈される。同時に電池内における反応に
よシ反応ガスの消費が進むため、反応ガスの反応に関与
する成分の濃度が著しく減少し、燃料電池の電圧が低下
し、熱効率が低下することが知られている。すなわち、
第7図に示すように、−燃料利用率が上昇すると、電池
効率が低下する。この電池効率は、(電池出力(KW)
X860 )/ (アノードにおいて実際に消費され
た反応ガスの反応熱)と表わされるため、燃料利用率の
上昇に伴い、燃料電池の燃料効率が低下することになる
。なお、第7図に示した電池効率偏差は、燃料利用率を
50%としたときの電池効率を基準としたものである。
の利用率(アノードにおいて実際に消費される反応ガス
量/アノードへ供給される反応ガス量)を上昇させると
、アノードにおいて生成する炭酸ガスおよび水分のため
に反応ガスが稀釈される。同時に電池内における反応に
よシ反応ガスの消費が進むため、反応ガスの反応に関与
する成分の濃度が著しく減少し、燃料電池の電圧が低下
し、熱効率が低下することが知られている。すなわち、
第7図に示すように、−燃料利用率が上昇すると、電池
効率が低下する。この電池効率は、(電池出力(KW)
X860 )/ (アノードにおいて実際に消費され
た反応ガスの反応熱)と表わされるため、燃料利用率の
上昇に伴い、燃料電池の燃料効率が低下することになる
。なお、第7図に示した電池効率偏差は、燃料利用率を
50%としたときの電池効率を基準としたものである。
ところで、燃料電池の設備効率は、(電池出力(KW)
X860 )/(アノードへ供給される反応ガスの反応
熱)として表わぜれ、(燃料電池効率)×(反応ガスの
利用率)として求めることができる。このため、燃料電
池発電プラントの熱効率を向上させるためには、反応ガ
スの利用率を上げても電池効率の低下が少ない燃料電池
本体の開発と同時に、低い燃料利用率であっても熱回収
を高めることによシ、高い熱効率が得られる発電システ
ムの検討が進められている。第8囚は熱回収システムを
備えた従来の燃料電池発電プラントの踏戻酸塩からなっ
ておシ、アノード14とカッ−・ド16とを有している
。アノード14は、電解質12に接して設けた負極と、
この負極の非電解質側に設けた図示しないガス通路とか
らなっておシ、カソード16は、電解質12に隣接して
設けた正極と、この正極の非電解質側に設けた図示しな
いガス通路とからなっている。そして、燃料電池10は
、電解質12とアノード14とカソード16とからなる
セルを複数積層して構成しである。
X860 )/(アノードへ供給される反応ガスの反応
熱)として表わぜれ、(燃料電池効率)×(反応ガスの
利用率)として求めることができる。このため、燃料電
池発電プラントの熱効率を向上させるためには、反応ガ
スの利用率を上げても電池効率の低下が少ない燃料電池
本体の開発と同時に、低い燃料利用率であっても熱回収
を高めることによシ、高い熱効率が得られる発電システ
ムの検討が進められている。第8囚は熱回収システムを
備えた従来の燃料電池発電プラントの踏戻酸塩からなっ
ておシ、アノード14とカッ−・ド16とを有している
。アノード14は、電解質12に接して設けた負極と、
この負極の非電解質側に設けた図示しないガス通路とか
らなっておシ、カソード16は、電解質12に隣接して
設けた正極と、この正極の非電解質側に設けた図示しな
いガス通路とからなっている。そして、燃料電池10は
、電解質12とアノード14とカソード16とからなる
セルを複数積層して構成しである。
燃料電池は、反応ガスを高圧にすればする程、熱効率が
向上することが矧られている。このため、アノード14
に供給される反応ガス20は、燃料22として、例えば
6〜10 Kg/cm ”に加圧された天然ガスを改質
器24に供給し、改質器24の改質反応管26において
、水素および一酸化炭素を主成分とする改質ガス28に
改質した後、熱交換器30によシ約600Cに加熱した
ものである。
向上することが矧られている。このため、アノード14
に供給される反応ガス20は、燃料22として、例えば
6〜10 Kg/cm ”に加圧された天然ガスを改質
器24に供給し、改質器24の改質反応管26において
、水素および一酸化炭素を主成分とする改質ガス28に
改質した後、熱交換器30によシ約600Cに加熱した
ものである。
カソード16に供給される混合ガス32は、空気34を
圧縮機36によシ圧縮して得た圧縮空気38と、詳細を
後述する改質器燃焼排ガス40との混合ガス42に、カ
ソード循環ガス44を加えたものである。
圧縮機36によシ圧縮して得た圧縮空気38と、詳細を
後述する改質器燃焼排ガス40との混合ガス42に、カ
ソード循環ガス44を加えたものである。
アノード14に流入する反応ガス20は、カソード16
に流入する空気と炭酸ガスからなる混合ガス32と反応
する。すなわち、混合ガス32は、カソード16におい
て電子を受は取シ、炭酸イオンとなって電解質の中に入
る。また、反応ガス20は、アノード14において水素
と電解質中の炭酸イオンとが反応し、炭酸ガスおよび水
を生成するとともに、電子を放出する。この結果、アノ
ード14側からカソード16側へ電子が移動し、電流が
発生する。
に流入する空気と炭酸ガスからなる混合ガス32と反応
する。すなわち、混合ガス32は、カソード16におい
て電子を受は取シ、炭酸イオンとなって電解質の中に入
る。また、反応ガス20は、アノード14において水素
と電解質中の炭酸イオンとが反応し、炭酸ガスおよび水
を生成するとともに、電子を放出する。この結果、アノ
ード14側からカソード16側へ電子が移動し、電流が
発生する。
アノード14から出た7ノードの排ガス46は、燃料中
の水素と電解質中の炭酸イオンとの反応によシ生成した
炭酸ガスおよび水と、未反応の反応ガスを含んでおシ、
熱交換器48において冷却された後、ガス冷却器50に
おいてさらに冷却され、ノックアウトドラム52におい
て7ノード排ガス46中の水分が分離され、乾わいたア
ノード排ガス54となる。水分が分離された7ノード排
ガス54は、圧縮機56によシ圧縮されて高圧アノード
排ガス58となシ、熱交換器48においてアノード排ガ
ス46によシ温められ、高温のアノード排ガス60とな
る。この高温のアノード排ガス60は、熱交換器30に
おいて改質ガス28を温めた後、改質器24の燃焼部6
2に燃焼用ガス64として送られる。
の水素と電解質中の炭酸イオンとの反応によシ生成した
炭酸ガスおよび水と、未反応の反応ガスを含んでおシ、
熱交換器48において冷却された後、ガス冷却器50に
おいてさらに冷却され、ノックアウトドラム52におい
て7ノード排ガス46中の水分が分離され、乾わいたア
ノード排ガス54となる。水分が分離された7ノード排
ガス54は、圧縮機56によシ圧縮されて高圧アノード
排ガス58となシ、熱交換器48においてアノード排ガ
ス46によシ温められ、高温のアノード排ガス60とな
る。この高温のアノード排ガス60は、熱交換器30に
おいて改質ガス28を温めた後、改質器24の燃焼部6
2に燃焼用ガス64として送られる。
改質器24における改質反応は、吸熱反応である。した
がって、ガスの改質には、外部から熱を与える必要があ
シ、アノード排ガス46を燃焼用ガス64として加熱空
気66とともに改質器24の燃焼部62に送シ、アノー
ド排ガス46の一部を燃焼して改質器24に反応熱を供
給する。燃焼部62において生じた燃焼排ガス68は、
過熱器70において後述する蒸気を過熱するとともに、
空気予熱器72において圧縮機36からの圧縮空気74
を加熱した後、燃焼排ガス40となって圧縮空気38と
混合する。なお、燃焼部62に供給される燃焼用ガス6
4が、水の補給を必要とする場合には、アノード排ガス
46の水分をノックアクトドラム52におりて分離する
ことなく燃焼部62に供給する。
がって、ガスの改質には、外部から熱を与える必要があ
シ、アノード排ガス46を燃焼用ガス64として加熱空
気66とともに改質器24の燃焼部62に送シ、アノー
ド排ガス46の一部を燃焼して改質器24に反応熱を供
給する。燃焼部62において生じた燃焼排ガス68は、
過熱器70において後述する蒸気を過熱するとともに、
空気予熱器72において圧縮機36からの圧縮空気74
を加熱した後、燃焼排ガス40となって圧縮空気38と
混合する。なお、燃焼部62に供給される燃焼用ガス6
4が、水の補給を必要とする場合には、アノード排ガス
46の水分をノックアクトドラム52におりて分離する
ことなく燃焼部62に供給する。
カソード16からのカソード排ガス76は、一部がカソ
ード循環ガス78として圧縮機80に送られて圧縮され
た後、カソード循環ガス44として混合ガス42ととも
にカソード16に供給される。
ード循環ガス78として圧縮機80に送られて圧縮され
た後、カソード循環ガス44として混合ガス42ととも
にカソード16に供給される。
また、カソード排ガス76は、燃料電池工0の作動温度
が600〜750Cと高温であるため、−700〜75
0Cの温度を有しておシ、シかも燃料電池作動圧力が6
〜8 Kg/cW1”であるため、タービン駆動ガス8
2として膨張タービン84に供給される。すなわち、膨
張タービン84は、タービン駆動ガス82の膨張により
駆動され、カソード排ガス76の熱回収を図っている。
が600〜750Cと高温であるため、−700〜75
0Cの温度を有しておシ、シかも燃料電池作動圧力が6
〜8 Kg/cW1”であるため、タービン駆動ガス8
2として膨張タービン84に供給される。すなわち、膨
張タービン84は、タービン駆動ガス82の膨張により
駆動され、カソード排ガス76の熱回収を図っている。
この膨張タービン84は、圧縮機36を駆動し、空気3
4を6〜10Kgメ溝2に加圧して圧m空気38とする
とともに、発電機86を駆動して霊気出力を発生させる
。
4を6〜10Kgメ溝2に加圧して圧m空気38とする
とともに、発電機86を駆動して霊気出力を発生させる
。
ノックアウトドラム52においてアノード排ガス46か
ら分離した給水88は、給水ポンプ90により圧送され
、ガス冷却器50において温められた後、排熱回収装置
92に送られる。この排熱回収装置1!i92は、節炭
器94と蒸発器96とを有しておシ、膨張タービン84
からのタービン排ガス98によシ温められる。タービン
排ガス98は、温度が300〜400Cであり、排熱回
収装置92において給水88と熱交換をした後、排ガス
100として系外に排出される。排熱回収装置92にお
いて発生した蒸気は、改質蒸気102として過熱器70
に送られ、過熱器70において燃焼排ガス68によシ過
熱されて過熱蒸気104となる。この過熱蒸気104は
、燃料22とともに改質器24に供給され、改質器反応
管26において改質反応をおこし、燃料22のメタンを
主成分とするガスが、水素および一酸化炭素を主成分と
する改質ガス28に改質される。
ら分離した給水88は、給水ポンプ90により圧送され
、ガス冷却器50において温められた後、排熱回収装置
92に送られる。この排熱回収装置1!i92は、節炭
器94と蒸発器96とを有しておシ、膨張タービン84
からのタービン排ガス98によシ温められる。タービン
排ガス98は、温度が300〜400Cであり、排熱回
収装置92において給水88と熱交換をした後、排ガス
100として系外に排出される。排熱回収装置92にお
いて発生した蒸気は、改質蒸気102として過熱器70
に送られ、過熱器70において燃焼排ガス68によシ過
熱されて過熱蒸気104となる。この過熱蒸気104は
、燃料22とともに改質器24に供給され、改質器反応
管26において改質反応をおこし、燃料22のメタンを
主成分とするガスが、水素および一酸化炭素を主成分と
する改質ガス28に改質される。
上記の如く構成しである燃料電池発電プラントにおいて
は、タービン駆動ガス82すなわちカソード排ガス76
の温度が700〜750Cであり、現在一般に使用され
ているガスタービンに供給されるガスの温証に比較して
低く、タービンの熱効率が低くなっている。また、ター
ビン排ガス98の温度も300〜400Cと低く、シか
も排熱回収装置92の蒸発器96において発生させた蒸
気は、改質蒸気102として燃料22とともに改質器2
4に供給する必要があシ、蒸気タービンを駆動させるの
に必要とする蒸気を十分得ることができず、蒸気タービ
ンを設けて排熱の回収を図ることが困難である。
は、タービン駆動ガス82すなわちカソード排ガス76
の温度が700〜750Cであり、現在一般に使用され
ているガスタービンに供給されるガスの温証に比較して
低く、タービンの熱効率が低くなっている。また、ター
ビン排ガス98の温度も300〜400Cと低く、シか
も排熱回収装置92の蒸発器96において発生させた蒸
気は、改質蒸気102として燃料22とともに改質器2
4に供給する必要があシ、蒸気タービンを駆動させるの
に必要とする蒸気を十分得ることができず、蒸気タービ
ンを設けて排熱の回収を図ることが困難である。
このように上記の燃料電池発電プラントにおいては、タ
ービン駆動ガス82の温度が低いところから、現在実用
化されているガスタービンコンバインドプラント(ガス
タービン+蒸気タービン)に比べ、極めて低い熱効率の
排熱回収システムを構成せざるを得す、燃料電池発電プ
ラント全体の熱効率の向上を図るうえで問題となってい
る。なお、燃料電池発電プラント全体の熱効率は、次式
によシ定義される。
ービン駆動ガス82の温度が低いところから、現在実用
化されているガスタービンコンバインドプラント(ガス
タービン+蒸気タービン)に比べ、極めて低い熱効率の
排熱回収システムを構成せざるを得す、燃料電池発電プ
ラント全体の熱効率の向上を図るうえで問題となってい
る。なお、燃料電池発電プラント全体の熱効率は、次式
によシ定義される。
プラント全体の熱効率=〔電気出力(燃料電池電気出力
+ガスタービン電気出力子蒸気タービン電気出力) (
K9V) )x s e o÷〔燃料入熱(Kcat/
H) 〕 第9図は燃料として石炭を使用できるように、石炭ガス
化装置と溶融炭酸塩型燃料電池とを組み合せた、従来の
発電プラントの一例を示したものである。第9図におい
て、燃料である石炭106は、酸素、空気等のガス化剤
108とともにガス化炉110に供給され、ガス化炉粗
生成ガス112として取シ出される。このガス化炉粗生
成ガス112は、ガス化炉出口蒸気発生装置1114に
おいて後述する給水を過熱する。そして、ガス化炉出口
蒸気発生装置114を出た粗生成ガス116は、熱交換
器118において精製ガス120と熱交換をした後精製
される。すなわち、熱交換後の粗生成ガス122は、ア
ンモニア水洗塔124、硫化カルボニル転換塔126、
脱硫塔128および精製脱硫塔130を通過して精製さ
れ、精製ガス120となる。この精製ガス120は、熱
交換器118において粗生成ガス116によシ温められ
た後、燃料電池lOの7ノード14に反応ガス20とし
て供給される。
+ガスタービン電気出力子蒸気タービン電気出力) (
K9V) )x s e o÷〔燃料入熱(Kcat/
H) 〕 第9図は燃料として石炭を使用できるように、石炭ガス
化装置と溶融炭酸塩型燃料電池とを組み合せた、従来の
発電プラントの一例を示したものである。第9図におい
て、燃料である石炭106は、酸素、空気等のガス化剤
108とともにガス化炉110に供給され、ガス化炉粗
生成ガス112として取シ出される。このガス化炉粗生
成ガス112は、ガス化炉出口蒸気発生装置1114に
おいて後述する給水を過熱する。そして、ガス化炉出口
蒸気発生装置114を出た粗生成ガス116は、熱交換
器118において精製ガス120と熱交換をした後精製
される。すなわち、熱交換後の粗生成ガス122は、ア
ンモニア水洗塔124、硫化カルボニル転換塔126、
脱硫塔128および精製脱硫塔130を通過して精製さ
れ、精製ガス120となる。この精製ガス120は、熱
交換器118において粗生成ガス116によシ温められ
た後、燃料電池lOの7ノード14に反応ガス20とし
て供給される。
一方、アノード排ガス46は、圧縮機56において圧縮
された後、一部が7ノード循環ガス122となシ、精製
ガス120とともにアノード14に供給され、残部が燃
焼用ガス124として燃焼器126に供給される。燃焼
器126は、燃焼用ガス124を圧縮空気38を用いて
燃焼し、燃焼ガス128をカソード循環ガス44ととも
にカソード16に供給する。
された後、一部が7ノード循環ガス122となシ、精製
ガス120とともにアノード14に供給され、残部が燃
焼用ガス124として燃焼器126に供給される。燃焼
器126は、燃焼用ガス124を圧縮空気38を用いて
燃焼し、燃焼ガス128をカソード循環ガス44ととも
にカソード16に供給する。
カンード排ガス76は、前記の場合と同様に、タービン
駆動ガス82として膨張タービン84に供給されるとと
もに、一部がカソード循環ガス78となる。このカソー
ド循環ガス78は、過熱器130において石炭ガス化装
置に設けたガス化炉蒸気発生装置132からの蒸気13
4と、蒸気タービン136からの蒸気138とを過熱し
、過熱蒸気140として蒸気タービン142に送る。
駆動ガス82として膨張タービン84に供給されるとと
もに、一部がカソード循環ガス78となる。このカソー
ド循環ガス78は、過熱器130において石炭ガス化装
置に設けたガス化炉蒸気発生装置132からの蒸気13
4と、蒸気タービン136からの蒸気138とを過熱し
、過熱蒸気140として蒸気タービン142に送る。
蒸気タービン142を駆動した蒸気は、さらに蒸気ター
ビン144を駆動した後、復水器146に入シ、復水さ
せられる。これら各蒸気タービン136.142,14
4は、発電機147を駆動し、電気出力を発生させる。
ビン144を駆動した後、復水器146に入シ、復水さ
せられる。これら各蒸気タービン136.142,14
4は、発電機147を駆動し、電気出力を発生させる。
復水器146内の復水は、復水ボンダ148によシ吸引
され、給水150として給水加熱器152に送られる。
され、給水150として給水加熱器152に送られる。
給水加熱器152においてタービン排ガス98によシ温
められた給水154は、給水ポンプ156を介して石炭
ガス化装置に設けたガス化炉蒸気発生装置158に送ら
れるとともに、一部が前記したガス化炉蒸気発生装置1
32に供給される。ガス化炉蒸気発生装置158に供給
された給水154は、ガス化炉出口蒸気発生装置との間
を循環している粗生成循環ガス160によシ加熱されて
蒸気となシ、過熱器162によシ過熱された蒸気164
となった後、蒸気タービン186に供給される。また、
ガス化炉蒸気発生装置132に供給された給水154は
、ガス化炉110の炉壁の寿命の制限によシ、炉壁のメ
タル@度が制限されているため、ガス化炉循環ガス16
6によシ加熱されて飽和蒸気134となシ、過熱器13
0に送られる。
められた給水154は、給水ポンプ156を介して石炭
ガス化装置に設けたガス化炉蒸気発生装置158に送ら
れるとともに、一部が前記したガス化炉蒸気発生装置1
32に供給される。ガス化炉蒸気発生装置158に供給
された給水154は、ガス化炉出口蒸気発生装置との間
を循環している粗生成循環ガス160によシ加熱されて
蒸気となシ、過熱器162によシ過熱された蒸気164
となった後、蒸気タービン186に供給される。また、
ガス化炉蒸気発生装置132に供給された給水154は
、ガス化炉110の炉壁の寿命の制限によシ、炉壁のメ
タル@度が制限されているため、ガス化炉循環ガス16
6によシ加熱されて飽和蒸気134となシ、過熱器13
0に送られる。
このように構成した石炭ガス化装置を有する燃料電池発
電プラントにおいても、膨張タービン84に供給される
タービン駆動ガス82O温[が低いため、第8図に示し
た燃料電池発電プラントと同様膨張タービン84を駆動
するガスの熱を利用したガスタービンコンバインドブ2
ントの熱効率が低くなシ、プラント全体の熱効率が低下
するという開明がある。
電プラントにおいても、膨張タービン84に供給される
タービン駆動ガス82O温[が低いため、第8図に示し
た燃料電池発電プラントと同様膨張タービン84を駆動
するガスの熱を利用したガスタービンコンバインドブ2
ントの熱効率が低くなシ、プラント全体の熱効率が低下
するという開明がある。
ところで、リン酸型燃料電池を用いた発電プラントにお
いて、改質器の燃焼部出口排ガスに燃焼用空気を供給し
、別に設けた燃焼器にょシ燃焼させて温度を上昇させ、
このガスを膨張タービンに導き、膨張タービン入口ガス
温度を上昇させる方法が提案されている(特公昭58−
56231号公報)。しかし、この方法を溶融炭酸塩型
燃料電池を用いた発電プラントに適用する場合には、次
のような不都合を生ずる。第1に、カソードに供給する
炭酸ガスは、改質器の燃焼ガスを使用することができな
いため、別の方法により供給する必要がある。すなわち
、例えばアノードガスの一部をバイパスし、触媒燃焼器
等によシ燃焼して生成した炭酸ガスを、カソードへ供給
するサイクルを構成する等の対策が必要となる。一方、
燃焼器において燃焼したガスをカソードへ供給する場合
には、高温の燃焼ガスを電池作動温度まで冷却する必要
があシ、燃焼器において昇温させることが無意味となる
。
いて、改質器の燃焼部出口排ガスに燃焼用空気を供給し
、別に設けた燃焼器にょシ燃焼させて温度を上昇させ、
このガスを膨張タービンに導き、膨張タービン入口ガス
温度を上昇させる方法が提案されている(特公昭58−
56231号公報)。しかし、この方法を溶融炭酸塩型
燃料電池を用いた発電プラントに適用する場合には、次
のような不都合を生ずる。第1に、カソードに供給する
炭酸ガスは、改質器の燃焼ガスを使用することができな
いため、別の方法により供給する必要がある。すなわち
、例えばアノードガスの一部をバイパスし、触媒燃焼器
等によシ燃焼して生成した炭酸ガスを、カソードへ供給
するサイクルを構成する等の対策が必要となる。一方、
燃焼器において燃焼したガスをカソードへ供給する場合
には、高温の燃焼ガスを電池作動温度まで冷却する必要
があシ、燃焼器において昇温させることが無意味となる
。
また、カソード排ガス温度は、電池の運転温度に依存し
て低いため、このカソード排ガスを燃焼器排ガスと混合
して膨張タービンに供給する場合には、タービン入口ガ
スの温度を十分高くすることができない。このため、タ
ービン入口ガスの温度を高くするためには、カソード排
ガスを膨張タービンに供給することができず、カソード
排ガスからの熱回収ができないことによシ、熱効率の低
下をきたす。しかも、カソードに供給する空気として圧
#1機出口空気を用いるため、温度が電池の作動温度に
対して200〜aooC低く、空気を昇温するために余
分の燃料を必要とする。
て低いため、このカソード排ガスを燃焼器排ガスと混合
して膨張タービンに供給する場合には、タービン入口ガ
スの温度を十分高くすることができない。このため、タ
ービン入口ガスの温度を高くするためには、カソード排
ガスを膨張タービンに供給することができず、カソード
排ガスからの熱回収ができないことによシ、熱効率の低
下をきたす。しかも、カソードに供給する空気として圧
#1機出口空気を用いるため、温度が電池の作動温度に
対して200〜aooC低く、空気を昇温するために余
分の燃料を必要とする。
本発明は、溶融炭酸塩型燃料電池を用いた発電プラント
全体の熱効率を向上することができる燃料電池発電プラ
ントを提供することを目的とする。
全体の熱効率を向上することができる燃料電池発電プラ
ントを提供することを目的とする。
本発明は、カソード排ガスをタービンに導く管路に燃焼
器を設け、この燃焼器にアノード排ガスの一部を導いて
カソード排ガスとともに燃焼し、この燃焼器において燃
焼したガスをタービンに導くことにより、タービン入口
WA度を上昇させ、燃料電池本体の反応ガスの利用率が
低くてもアノード排ガスからの熱回収を高め、プラント
全体の熱効率を向上できるように構成したものである。
器を設け、この燃焼器にアノード排ガスの一部を導いて
カソード排ガスとともに燃焼し、この燃焼器において燃
焼したガスをタービンに導くことにより、タービン入口
WA度を上昇させ、燃料電池本体の反応ガスの利用率が
低くてもアノード排ガスからの熱回収を高め、プラント
全体の熱効率を向上できるように構成したものである。
本発明に係る燃料電池発電プラントの好ましい実施例を
、添付図面に従って詳説する。なお、前記従来技術にお
いて説明した部分に対応する部分については同一の符号
を付し、その説明を省略する。
、添付図面に従って詳説する。なお、前記従来技術にお
いて説明した部分に対応する部分については同一の符号
を付し、その説明を省略する。
第1図は、本発明に係る燃料電池発電プラントの一実施
例を示す構成図である。第1図において、カソード排ガ
ス76のうちのカソード循環ガス78と分岐したカソー
ド排ガスは、燃焼用空気168としてカソード排ガス7
6を膨張タービン84に導く管路に設けた燃焼器170
に供給される。また、この燃焼器170には、改質器2
4の燃焼部62に供給する燃焼用ガス64の一部が燃焼
用ガス172として供給される。燃焼器170は、燃焼
用ガス172を燃料とし、カソード排ガス76の一部を
燃焼用空気168として燃焼し、燃焼排ガスをタービン
入口ガス174として膨張タービン84に供給する。
例を示す構成図である。第1図において、カソード排ガ
ス76のうちのカソード循環ガス78と分岐したカソー
ド排ガスは、燃焼用空気168としてカソード排ガス7
6を膨張タービン84に導く管路に設けた燃焼器170
に供給される。また、この燃焼器170には、改質器2
4の燃焼部62に供給する燃焼用ガス64の一部が燃焼
用ガス172として供給される。燃焼器170は、燃焼
用ガス172を燃料とし、カソード排ガス76の一部を
燃焼用空気168として燃焼し、燃焼排ガスをタービン
入口ガス174として膨張タービン84に供給する。
一方、タービン排ガス98と熱交換する排熱回収装置9
2は、低圧蒸発器176と高圧蒸発器178とを有して
いる。そして、この排熱回収装置92には、ノックアワ
トド2ム52において凝縮した給水88と、復水ポンプ
148によシ圧送されてきた給水150とが供給される
。低圧蒸発器176において発生した蒸気は、改質蒸気
102として過熱器70において過熱した後、燃料22
に混入される。また、高圧蒸発器178には、給水ポン
プ180により給水が供給され、高圧蒸発器178にお
いて発生した蒸気が、過熱器182において過熱された
後、主蒸気184として蒸気タービン186に供給され
る。主蒸気184は、蒸気タービン186を介して発電
機147を駆動し、その後復水器146において復水と
なる。
2は、低圧蒸発器176と高圧蒸発器178とを有して
いる。そして、この排熱回収装置92には、ノックアワ
トド2ム52において凝縮した給水88と、復水ポンプ
148によシ圧送されてきた給水150とが供給される
。低圧蒸発器176において発生した蒸気は、改質蒸気
102として過熱器70において過熱した後、燃料22
に混入される。また、高圧蒸発器178には、給水ポン
プ180により給水が供給され、高圧蒸発器178にお
いて発生した蒸気が、過熱器182において過熱された
後、主蒸気184として蒸気タービン186に供給され
る。主蒸気184は、蒸気タービン186を介して発電
機147を駆動し、その後復水器146において復水と
なる。
上記の如く構成した実施例の発電プラントにあっては、
第8図に示した従来の発電プラントに比較し、プラント
全体の熱効率を高めることができる。その具体的数値の
一例を示すと、次のようになる。
第8図に示した従来の発電プラントに比較し、プラント
全体の熱効率を高めることができる。その具体的数値の
一例を示すと、次のようになる。
第8図に示した従来の発電プラントにおいては、アノー
ド排ガス46の全量が燃焼用ガス64として改質器24
の燃焼部62に供給される。このときの反応ガスの利用
率は74.5 %であり、燃料電池lOの電池効率が5
5%、改質器の熱効率が131.4チであった。そして
、(電池効率)×(反応ガスの利用率)×(改質器の熱
効率)として表わされる燃料電池の熱効率は、直流とし
て5:l(,8%、直交変換器の損失を差し引いた燃料
22の入熱のs’;=ssが燃料電池において電気出力
として発生する。燃料電池lOにおいて電気出力を発生
した残シのエネルギー46.2%は、カソード排ガス7
6の顕熱、アノード排ガス46の顕熱、アノード排ガス
46中の未反応ガスの反応熱として供給されることにな
る。ところが、カソード排ガス76は、圧力が6.2
Kg/cm ” 、温度が700Cの圧縮されたガスで
あり、膨張タービン84のタービン駆動ガス82として
は@度が低いため、熱回収サイクルの効率が約20%と
低く、膨張タービン84を介して発tlfi86が発生
する電気出力は、燃料22の入熱の9.4%しか発生し
ない。このため、第8図に示した従来の発電プラントに
おいては、燃料22の入熱に対して得ることができた全
電気出力が燃料電池lOにおいて得た518チと発電機
86において得た9、4%との和である622%であっ
た。
ド排ガス46の全量が燃焼用ガス64として改質器24
の燃焼部62に供給される。このときの反応ガスの利用
率は74.5 %であり、燃料電池lOの電池効率が5
5%、改質器の熱効率が131.4チであった。そして
、(電池効率)×(反応ガスの利用率)×(改質器の熱
効率)として表わされる燃料電池の熱効率は、直流とし
て5:l(,8%、直交変換器の損失を差し引いた燃料
22の入熱のs’;=ssが燃料電池において電気出力
として発生する。燃料電池lOにおいて電気出力を発生
した残シのエネルギー46.2%は、カソード排ガス7
6の顕熱、アノード排ガス46の顕熱、アノード排ガス
46中の未反応ガスの反応熱として供給されることにな
る。ところが、カソード排ガス76は、圧力が6.2
Kg/cm ” 、温度が700Cの圧縮されたガスで
あり、膨張タービン84のタービン駆動ガス82として
は@度が低いため、熱回収サイクルの効率が約20%と
低く、膨張タービン84を介して発tlfi86が発生
する電気出力は、燃料22の入熱の9.4%しか発生し
ない。このため、第8図に示した従来の発電プラントに
おいては、燃料22の入熱に対して得ることができた全
電気出力が燃料電池lOにおいて得た518チと発電機
86において得た9、4%との和である622%であっ
た。
一方、第1図に示した実施例においては、燃料の利用率
を60%とし、アノード排ガスの約40−に相当するガ
スを燃焼用ガス172として燃焼器170に供給し、ま
−たカソード排ガス76・と・燃焼用空気168として
燃焼器170に供給した。
を60%とし、アノード排ガスの約40−に相当するガ
スを燃焼用ガス172として燃焼器170に供給し、ま
−たカソード排ガス76・と・燃焼用空気168として
燃焼器170に供給した。
アノード排ガスである燃焼用ガス64、すなわち燃焼用
ガス172中には、−酸化炭素および水素の可燃成分を
約35%含んでおシ、発熱量が約1000 caL/N
m’ であった。一方、燃焼用空気168は、圧力が9
K g/ cm ”、温度が700Cであって、酸素
を約13%含んでいる。したがって、燃焼器170に石
炭ガス化発電用として現在開発−が進んでいる低カロリ
ー燃焼器を用いることによシ、燃焼用ガス172と燃焼
用空気168とを低カロリーの低酸素燃焼に供すること
ができる。
ガス172中には、−酸化炭素および水素の可燃成分を
約35%含んでおシ、発熱量が約1000 caL/N
m’ であった。一方、燃焼用空気168は、圧力が9
K g/ cm ”、温度が700Cであって、酸素
を約13%含んでいる。したがって、燃焼器170に石
炭ガス化発電用として現在開発−が進んでいる低カロリ
ー燃焼器を用いることによシ、燃焼用ガス172と燃焼
用空気168とを低カロリーの低酸素燃焼に供すること
ができる。
第1図に示した実施例においては、前記した如く、反応
ガスの利用率を60チと低下させたことによシ、電池の
効率が第7図に示した特性図に従い、第8図の従来プリ
ントに比較して電池の効率が相対的に4.4チ上昇し、
57.4%となった。しかし、反応ガスの利用率が60
%と、第8図に示した従来のプラントに比較し、19.
5%低下する。
ガスの利用率を60チと低下させたことによシ、電池の
効率が第7図に示した特性図に従い、第8図の従来プリ
ントに比較して電池の効率が相対的に4.4チ上昇し、
57.4%となった。しかし、反応ガスの利用率が60
%と、第8図に示した従来のプラントに比較し、19.
5%低下する。
この結果、第1図に示した実施例の燃料電池lOの電気
出力の入熱に対する割合は、第8図に示した従来のプラ
ントに比較して15.9%低下し、燃料22の入熱に対
する比は、直流として45.3%、交流として44.4
%であった。なお、改質器24の熱効率は従来と同一で
ある。
出力の入熱に対する割合は、第8図に示した従来のプラ
ントに比較して15.9%低下し、燃料22の入熱に対
する比は、直流として45.3%、交流として44.4
%であった。なお、改質器24の熱効率は従来と同一で
ある。
燃料電池lOにおいて電気出力を発生した残りの出力は
、燃料22の入熱に対し54.7%であり、この一部を
燃焼用ガス172と燃焼用空気168とによシ燃焼器1
70において燃焼し、膨張タービン84のタービン入口
ガス174の温度を高くした。タービン入口温度は、第
8図に示した従来のプラントが約7000であったのに
対し、約9500と約2500上昇した。この結果、−
膨張タービン84の熱効率が上昇し、発電機86による
電気出力が燃料22の入熱に対し16.5%と増加した
。そして、タービン排ガス98の温度は、第8図に示し
た従来のプラントにおいては約380Cであったものが
、本実施例においては約490Cまで上昇した。この4
90t’i’−ビン排ガス98を用い、排熱回収装置9
2の低圧蒸発器176によシ改質鼎λ102を得、改質
器24に供給した。この改質a犬xo2の圧力は、改質
器24に供給するために必要な圧力を満足するよう、約
12Kg/Cm2と選定した。さらに、タービン排ガス
98を用いて、排熱回収装置92の高圧蒸発器178、
過熱器182によシ圧力が40 Kg/an ”、温度
が420Cの主蒸気184を得、蒸気タービン186を
駆動して発電機147により、燃料22の入熱に対し3
.4%に相当する電気出力を発生きせることかできた。
、燃料22の入熱に対し54.7%であり、この一部を
燃焼用ガス172と燃焼用空気168とによシ燃焼器1
70において燃焼し、膨張タービン84のタービン入口
ガス174の温度を高くした。タービン入口温度は、第
8図に示した従来のプラントが約7000であったのに
対し、約9500と約2500上昇した。この結果、−
膨張タービン84の熱効率が上昇し、発電機86による
電気出力が燃料22の入熱に対し16.5%と増加した
。そして、タービン排ガス98の温度は、第8図に示し
た従来のプラントにおいては約380Cであったものが
、本実施例においては約490Cまで上昇した。この4
90t’i’−ビン排ガス98を用い、排熱回収装置9
2の低圧蒸発器176によシ改質鼎λ102を得、改質
器24に供給した。この改質a犬xo2の圧力は、改質
器24に供給するために必要な圧力を満足するよう、約
12Kg/Cm2と選定した。さらに、タービン排ガス
98を用いて、排熱回収装置92の高圧蒸発器178、
過熱器182によシ圧力が40 Kg/an ”、温度
が420Cの主蒸気184を得、蒸気タービン186を
駆動して発電機147により、燃料22の入熱に対し3
.4%に相当する電気出力を発生きせることかできた。
これによシ、排熱回収サイクルの効率を約40%と高め
ることができた。
ることができた。
そして、排熱回収装置92から出た排ガス100の温度
は約200Cと高かった。
は約200Cと高かった。
以上のように、第1図に示した本実施例にあっては、燃
料22の入熱に対する電気出力が燃料電池lOにおいて
44.4%、膨張タービン84の駆動による発電機86
において16.5%、蒸気タービン186を駆動するこ
とによる発電機147において3.4チ得ることができ
、合計64.3%となシ、第8図に示した従来の発電プ
ラントに比較して3,2条効率を向上することができた
。
料22の入熱に対する電気出力が燃料電池lOにおいて
44.4%、膨張タービン84の駆動による発電機86
において16.5%、蒸気タービン186を駆動するこ
とによる発電機147において3.4チ得ることができ
、合計64.3%となシ、第8図に示した従来の発電プ
ラントに比較して3,2条効率を向上することができた
。
なお、排熱回収システムの効率を向上させるだめの比較
例を以下に示す。
例を以下に示す。
第2図に示し7’(第1比較例は、第8図に示した従来
の発電プラントに蒸気タービンを設けたものである。す
なわち、排熱回収装置92に過熱器182を設け、蒸発
器96において蒸発した蒸気を過熱して改質蒸気102
を得るとともに、主蒸気184として蒸気タービン18
6を駆動するようにしたものである。この第2図に示し
た発電プラントにおいては、膨張タービン84に供給さ
れるタービン駆動ガス82の温度が、第8図に示した従
来の発電プラントと同一であり、燃料電池10の温度に
依存しているため、7oo〜750Cと低く、膨張ター
ビン84の熱効率が低い。また、タービン排ガス98の
温度も300〜400Cと低いため、主蒸気184を高
級化することができない。しかも、排熱回収装置92に
おいて発生した蒸気の一部は、改質蒸気102として改
質器24に供給しなければならず、主蒸気184の量が
少ない。このため、蒸気タービン186を設置したこと
による熱効率の向上は、0.9%である。
の発電プラントに蒸気タービンを設けたものである。す
なわち、排熱回収装置92に過熱器182を設け、蒸発
器96において蒸発した蒸気を過熱して改質蒸気102
を得るとともに、主蒸気184として蒸気タービン18
6を駆動するようにしたものである。この第2図に示し
た発電プラントにおいては、膨張タービン84に供給さ
れるタービン駆動ガス82の温度が、第8図に示した従
来の発電プラントと同一であり、燃料電池10の温度に
依存しているため、7oo〜750Cと低く、膨張ター
ビン84の熱効率が低い。また、タービン排ガス98の
温度も300〜400Cと低いため、主蒸気184を高
級化することができない。しかも、排熱回収装置92に
おいて発生した蒸気の一部は、改質蒸気102として改
質器24に供給しなければならず、主蒸気184の量が
少ない。このため、蒸気タービン186を設置したこと
による熱効率の向上は、0.9%である。
このように、第2図に示した発電プラントにおいては、
電池出力と蒸気タービン出力との比が50;lとなって
おシ、蒸気タービンの出力が電池出力に比較して著しく
小さいため、サイクル構成が困難となる。
電池出力と蒸気タービン出力との比が50;lとなって
おシ、蒸気タービンの出力が電池出力に比較して著しく
小さいため、サイクル構成が困難となる。
第3図に示した第2比較例は、タービン排ガス98を燃
焼用空気として排ガス助燃装置188に導くとともに、
燃料190を排ガス助燃装置188に供給し、燃焼させ
ることによシ、排熱回収装置入口ガス192の温度を上
昇させるものでおる。
焼用空気として排ガス助燃装置188に導くとともに、
燃料190を排ガス助燃装置188に供給し、燃焼させ
ることによシ、排熱回収装置入口ガス192の温度を上
昇させるものでおる。
これによ)、例えば排熱回収装置入口ガス192の温度
を第8図に示した従来の発・亀プラントの約390Cか
ら490Cまでに高め、主蒸気184の高級化が図れ、
出力が第8図の従来プラントに対して相対的に約5,5
%増加する。しかし、排熱回収装置入口ガス192の温
度を約4900捷で上昇きせるために、改質器24に供
給する燃料22の約9%に相当する燃料190を排ガス
助燃装置188に供給する必要があり、第8図に示した
従来の発電プラン14対し熱動′$が約0.8チ低下す
る。したがって、タービン排ガス98t−助燃すること
は、発電プラント全体の熱効率の向上を図る対策とはな
らない。
を第8図に示した従来の発・亀プラントの約390Cか
ら490Cまでに高め、主蒸気184の高級化が図れ、
出力が第8図の従来プラントに対して相対的に約5,5
%増加する。しかし、排熱回収装置入口ガス192の温
度を約4900捷で上昇きせるために、改質器24に供
給する燃料22の約9%に相当する燃料190を排ガス
助燃装置188に供給する必要があり、第8図に示した
従来の発電プラン14対し熱動′$が約0.8チ低下す
る。したがって、タービン排ガス98t−助燃すること
は、発電プラント全体の熱効率の向上を図る対策とはな
らない。
第4図は、第3の比較例を示したもので、膨張タービン
84の入口側に燃焼器170を設け、燃焼器に燃料19
0を供給するとともに、カソード排ガス76を燃焼用空
気168として供給し、燃料190を燃焼してタービン
入口ガス174の温度を上昇させるようにしたものであ
る。これによシ、タービン入口ガス174の温度を例え
ば約7002:’から約940Cに高めることができる
。
84の入口側に燃焼器170を設け、燃焼器に燃料19
0を供給するとともに、カソード排ガス76を燃焼用空
気168として供給し、燃料190を燃焼してタービン
入口ガス174の温度を上昇させるようにしたものであ
る。これによシ、タービン入口ガス174の温度を例え
ば約7002:’から約940Cに高めることができる
。
そして、膨張タービン84を有効に作動させるため、燃
料電池10の作動圧力を上げ、タービン入口ガス174
の圧力を約6 Kg10n’から約9Kg/cm2へ上
昇させることにより、膨張タービン84を介して発電機
86の電気出力が第8図に示した従来の発現プラントに
比較し約2倍となる。
料電池10の作動圧力を上げ、タービン入口ガス174
の圧力を約6 Kg10n’から約9Kg/cm2へ上
昇させることにより、膨張タービン84を介して発電機
86の電気出力が第8図に示した従来の発現プラントに
比較し約2倍となる。
この結果、グランド全体の燃料22の入熱に対する出力
の増加の割合は第8図に示した従来の発電プラントに比
較し、相対値において約11%向上する。さらに、ター
ビン排ガス98の温度上昇によシ、蒸気タービン186
の出力も第3図に示した比較例と同様に第8図に示す従
来の発電プラントの出力の約5.5チを出力でき、あわ
せて熱効率が約17%向上する。しかし、タービン入口
ガス174の温度を上昇させるため、燃焼器170に燃
料22の約20優に相当する量の燃料190を供給しな
ければならないため、プラント全体の熱効率としては、
第8図に示した従来発電プラントに比較し、相対値とし
て約1%熱効率が向上するだけである。
の増加の割合は第8図に示した従来の発電プラントに比
較し、相対値において約11%向上する。さらに、ター
ビン排ガス98の温度上昇によシ、蒸気タービン186
の出力も第3図に示した比較例と同様に第8図に示す従
来の発電プラントの出力の約5.5チを出力でき、あわ
せて熱効率が約17%向上する。しかし、タービン入口
ガス174の温度を上昇させるため、燃焼器170に燃
料22の約20優に相当する量の燃料190を供給しな
ければならないため、プラント全体の熱効率としては、
第8図に示した従来発電プラントに比較し、相対値とし
て約1%熱効率が向上するだけである。
第5図は、第1図に示した実施例と第2図〜第4図に示
した比較例とを第8図に示した従来の発電プラントに対
する熱効率の向上値を示したものである。
した比較例とを第8図に示した従来の発電プラントに対
する熱効率の向上値を示したものである。
第6図は、石炭ガス化装置を備えた燃料電池発電プラン
トの実施例を示したものである。本実施例において、第
1図に示した実施例と同様、カソード排ガス76を膨張
タービン84に導く管路に燃焼器170を設け、この燃
焼器170にアノード排ガス46の一部を燃焼用ガス1
72として導くとともに、カソード排ガス76の一部を
燃焼用空気168として供給する。また、ガス化炉蒸気
発生装置158において発生した蒸気は、排熱回収装置
92の過熱器182に導くようにしである。
トの実施例を示したものである。本実施例において、第
1図に示した実施例と同様、カソード排ガス76を膨張
タービン84に導く管路に燃焼器170を設け、この燃
焼器170にアノード排ガス46の一部を燃焼用ガス1
72として導くとともに、カソード排ガス76の一部を
燃焼用空気168として供給する。また、ガス化炉蒸気
発生装置158において発生した蒸気は、排熱回収装置
92の過熱器182に導くようにしである。
そして、過熱器182を出た蒸気194は、蒸気タービ
ン136に供給するよりになっている。
ン136に供給するよりになっている。
本実施例の効率を第9図に示した従来の石炭ガス化炉を
備えた燃料電池発電プラントの効率と比較すると、次の
ようになる。第9図に示した従来のプラントにおいては
、燃料利用率が85チ、電池効率が5L2%であり、ガ
ス化炉における石炭の反応ガスへの転換率は77%であ
った。なお、ここに燃料電池の電池効率、反応ガスの利
用率および反応ガスへの転換率は、次式によって定義さ
れる。
備えた燃料電池発電プラントの効率と比較すると、次の
ようになる。第9図に示した従来のプラントにおいては
、燃料利用率が85チ、電池効率が5L2%であり、ガ
ス化炉における石炭の反応ガスへの転換率は77%であ
った。なお、ここに燃料電池の電池効率、反応ガスの利
用率および反応ガスへの転換率は、次式によって定義さ
れる。
(燃料電池効率)
(反応ガスの利用率)
(燃料転換効率)(=(改質器の熱効率))燃料電池l
Oの電気出力は、直流として石炭入熱の34.2%を得
ることができ、交流としては直交変換器のロスを考慮し
て315%である。そして、燃料電池lOにおいてオU
用されない熱は、ガスタービンコンバインドにおいて排
熱回収される。しかし、膨張タービン84の入口温度が
約700cと低いため、ガスタービンコンバインドの熱
効率が317%ト低く、ガスタービンコンバイントドし
ては石炭入熱の222%しか電気出力として得ることが
できない。このため、発電プラント全体としての電気出
力は、石炭入熱の55.7−である。
Oの電気出力は、直流として石炭入熱の34.2%を得
ることができ、交流としては直交変換器のロスを考慮し
て315%である。そして、燃料電池lOにおいてオU
用されない熱は、ガスタービンコンバインドにおいて排
熱回収される。しかし、膨張タービン84の入口温度が
約700cと低いため、ガスタービンコンバインドの熱
効率が317%ト低く、ガスタービンコンバイントドし
ては石炭入熱の222%しか電気出力として得ることが
できない。このため、発電プラント全体としての電気出
力は、石炭入熱の55.7−である。
一方、第6図に示した本発明に係る実施例においては、
反応ガスの利用率を85%から70%に低下させている
。これにより燃料電池ioの電池効率は54チとなり、
燃料電池の電気出力は直流で石炭入熱の29.トチ、交
流で28.5 %となる。
反応ガスの利用率を85%から70%に低下させている
。これにより燃料電池ioの電池効率は54チとなり、
燃料電池の電気出力は直流で石炭入熱の29.トチ、交
流で28.5 %となる。
したがって、本実施例においては、電池効率が第9図に
示した従来例に比較し、相対的に約3.4チ向1するた
め、燃料利用率が相対的に17.7%低下しても、電池
出力の石炭入熱に対する割合の低下は、14.9%にと
どめることができる。燃料電池において電気出力として
取シ出せなかったエネルギーは、石炭入熱の70.9
%に相当する。このエネルギーのうち、アノード循環ガ
ス122の約50チを燃焼器170に燃焼用ガス172
として供給し、カソード排ガス76の一部を燃焼用空気
168として供給して燃焼する。この燃焼用空気168
の圧力は、7.4 Kg/cm”、温度が700Cであ
る。燃焼器170における燃焼用ガス172と燃焼用空
気168との燃焼によりタービン入口ガス174の温度
は、カソード排ガス76の温度に比較し約200C上昇
した。このため、ガスタービンコンバインドプラントの
熱効率が40チとなシ、第9図に示した従来のプラント
に比較し、相対値として熱効率が18.7%上昇し、ガ
スタービンコンバインドプラントの電気出力は、石炭入
熱に対し28.3esを得ることができた。この結果、
本実施例における電気出力の合計は、燃料電池10の2
8.5%とガスタービンコンバインドプラントの28.
3俤との和の56.8%となシ、第9図に示した従来の
プラントの55.5%に比較し、相対的に約296効率
の向上を図ることができた。
示した従来例に比較し、相対的に約3.4チ向1するた
め、燃料利用率が相対的に17.7%低下しても、電池
出力の石炭入熱に対する割合の低下は、14.9%にと
どめることができる。燃料電池において電気出力として
取シ出せなかったエネルギーは、石炭入熱の70.9
%に相当する。このエネルギーのうち、アノード循環ガ
ス122の約50チを燃焼器170に燃焼用ガス172
として供給し、カソード排ガス76の一部を燃焼用空気
168として供給して燃焼する。この燃焼用空気168
の圧力は、7.4 Kg/cm”、温度が700Cであ
る。燃焼器170における燃焼用ガス172と燃焼用空
気168との燃焼によりタービン入口ガス174の温度
は、カソード排ガス76の温度に比較し約200C上昇
した。このため、ガスタービンコンバインドプラントの
熱効率が40チとなシ、第9図に示した従来のプラント
に比較し、相対値として熱効率が18.7%上昇し、ガ
スタービンコンバインドプラントの電気出力は、石炭入
熱に対し28.3esを得ることができた。この結果、
本実施例における電気出力の合計は、燃料電池10の2
8.5%とガスタービンコンバインドプラントの28.
3俤との和の56.8%となシ、第9図に示した従来の
プラントの55.5%に比較し、相対的に約296効率
の向上を図ることができた。
以上説明したように、本発明によれば、溶融炭酸塩型燃
料電池を用いた発電プラントにおけるプラント全体の熱
効率を向上することができる。
料電池を用いた発電プラントにおけるプラント全体の熱
効率を向上することができる。
第1図は本発明に係る燃料電池発電プラントの一実施例
を示す構成図、第2図〜第4図は溶融炭酸塩型燃料電池
を用いた発電プラントの熱効率を図る比較例の構成図、
第5図は第1図に示した実施例と第2図〜第4図に示し
た比較例との熱効率を、従来の発電プラントの熱効率と
比較した図、第6図は石炭ガス化装置を備えた溶融炭酸
塩型燃料電池発電プラントの実施例を示す構成図、第7
図は燃料電池における燃料利用率と電池効率との関係を
示す図、第8図は従来の溶融炭酸塩型燃料電池を用いた
発電プラントの一例を示す構成図、第一9図は従来の石
炭ガス化装置を備え7’(溶融炭酸塩型燃料電池発電プ
ラントの一例を示す構成図である。 io・・・燃料電池、12・・・電解質、14・・・7
ノード、16・・・カソード、20・・・反応ガス、2
2・・・燃料、24・・・改質器、34・・・空気、3
6・・・圧縮機、46・・・アノード排ガス、62・・
・燃焼部、64,172・・・燃焼用ガス、76・・・
カソード排ガス、82・・・タービン駆動ガス、86・
・・発電機、92・・・排熱口収装[、io6・・・石
炭、108・・・ガス化剤、110・・・ガス化炉、1
12・・・ガス化炉粗生成ガス、114・・・ガス化炉
出口蒸気発生装置、132,158・・・ガス化炉蒸気
発生装置、136,142,144゜186・・・蒸気
タービン、152・・・給水加熱器、168・・・燃焼
用空気、170・・・燃焼器、174・・・タービン入
口ガス、176・・・低圧蒸発器、178・高圧蒸発器
。
を示す構成図、第2図〜第4図は溶融炭酸塩型燃料電池
を用いた発電プラントの熱効率を図る比較例の構成図、
第5図は第1図に示した実施例と第2図〜第4図に示し
た比較例との熱効率を、従来の発電プラントの熱効率と
比較した図、第6図は石炭ガス化装置を備えた溶融炭酸
塩型燃料電池発電プラントの実施例を示す構成図、第7
図は燃料電池における燃料利用率と電池効率との関係を
示す図、第8図は従来の溶融炭酸塩型燃料電池を用いた
発電プラントの一例を示す構成図、第一9図は従来の石
炭ガス化装置を備え7’(溶融炭酸塩型燃料電池発電プ
ラントの一例を示す構成図である。 io・・・燃料電池、12・・・電解質、14・・・7
ノード、16・・・カソード、20・・・反応ガス、2
2・・・燃料、24・・・改質器、34・・・空気、3
6・・・圧縮機、46・・・アノード排ガス、62・・
・燃焼部、64,172・・・燃焼用ガス、76・・・
カソード排ガス、82・・・タービン駆動ガス、86・
・・発電機、92・・・排熱口収装[、io6・・・石
炭、108・・・ガス化剤、110・・・ガス化炉、1
12・・・ガス化炉粗生成ガス、114・・・ガス化炉
出口蒸気発生装置、132,158・・・ガス化炉蒸気
発生装置、136,142,144゜186・・・蒸気
タービン、152・・・給水加熱器、168・・・燃焼
用空気、170・・・燃焼器、174・・・タービン入
口ガス、176・・・低圧蒸発器、178・高圧蒸発器
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、溶融炭酸塩を電解質とする燃料電池と、この燃料電
池のアノードに反応ガスを供給する燃料ガス供給装置と
、前記燃料電池のカソードに圧縮空気を供給する圧縮機
と、前記アノードの排ガスを燃焼し、燃焼排ガスを前記
カソードに供給する燃焼器と、前記カソードの排ガスが
カソード排ガス管を介して供給され、前記圧縮機と発電
機とを駆動するタービンと、このタービンの排ガスと熱
交換した流体を前記燃料ガス供給装置に供給する排熱回
収装置とを有する燃料電池発電プラントにおいて、前記
カソード排ガス管に設けた燃焼装置と、この燃焼装置に
前記アノードの排ガスを燃料として導くアノード排ガス
供給配管とを設けたことを特徴とする燃料電池発電プラ
ント。 2、前記燃料ガス供給装置は、水素を含む燃料ガスを水
素と一酸化炭素を主成分とするガスに改質する改質器で
あり、前記アノードの排ガスを燃焼する燃焼器は、前記
改質器の燃焼部であることを特徴とする特許請求の範囲
第1項に記載の燃料電池発電プラント。 3、前記燃料ガス供給装置は、石炭をガス化するガス化
炉であることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
の燃料電池発電プラント。 4、前記排熱回収装置において熱交換した流体は蒸気で
あり、一部を前記燃料ガス供給装置に供給し、他を蒸気
タービンに供給することを特徴とする特許請求の範囲第
1項に記載の燃料電池発電プラント。 5、前記排熱回収装置は、前記燃料ガス供給装置に蒸気
を供給する低圧蒸発器と、前記蒸気タービンに蒸気を供
給する高圧蒸発器とを備えていることを特徴とする特許
請求の範囲第4項に記載の燃料電池発電プラント。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59160680A JPH0622148B2 (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 溶融炭酸塩型燃料電池発電プラント |
DE8585109622T DE3573494D1 (en) | 1984-07-31 | 1985-07-31 | Fuel cell power plant |
EP85109622A EP0170277B1 (en) | 1984-07-31 | 1985-07-31 | Fuel cell power plant |
US06/760,872 US4622275A (en) | 1984-07-31 | 1985-07-31 | Fuel cell power plant |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59160680A JPH0622148B2 (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 溶融炭酸塩型燃料電池発電プラント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6139459A true JPS6139459A (ja) | 1986-02-25 |
JPH0622148B2 JPH0622148B2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=15720140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59160680A Expired - Lifetime JPH0622148B2 (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 溶融炭酸塩型燃料電池発電プラント |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4622275A (ja) |
EP (1) | EP0170277B1 (ja) |
JP (1) | JPH0622148B2 (ja) |
DE (1) | DE3573494D1 (ja) |
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