JPS6139382Y2 - - Google Patents

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JPS6139382Y2
JPS6139382Y2 JP1981036112U JP3611281U JPS6139382Y2 JP S6139382 Y2 JPS6139382 Y2 JP S6139382Y2 JP 1981036112 U JP1981036112 U JP 1981036112U JP 3611281 U JP3611281 U JP 3611281U JP S6139382 Y2 JPS6139382 Y2 JP S6139382Y2
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JP
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arc
coil
shaped core
coils
core
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JP1981036112U
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JPS57148119U (ja
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  • Diaphragms For Cameras (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は工業用カメラおよびホームビデオ用カ
メラ等のレンズ透過光量を制御する絞り駆動装置
に関する。
この種の制御装置は、低消費電力で動作すると
ともに、丈夫であることが強く望まれている。
従来電流計を用いたいわゆるEE機構などが用
いられていたが、現在では可動鉄心を持つ電磁装
置による制御が着目され、2、3の提案が行なわ
れている。
これらの装置は2以上の電磁装置を光軸対象に
配置することにより、全体をコンパクトにまとめ
ることができる点、電流計を用いるものに比較し
て丈夫であるという特徴があり、可動鉄心に永久
磁石を用いる方法ではコイルに加える電流の方向
により可動鉄心を左右二方向に移動することがで
き、可動鉄心の移動量が大きく採れ効果的であ
る。
しかしこのように永久磁石を用いた可動鉄心で
は空芯コイルの中央位置でつり合つた場合は可動
せず、二方向に確実に作動させることはむずかし
かつた。
このような問題の解決のため、実開昭53−
42522号、電磁駆動装置では磁性体の両端に同極
性が生じるように永久磁石を一体的に構成した可
動鉄心を用いて出力トルクを増やし、回動環によ
り絞り羽根を開閉させる方法が提されている。し
かしこの構造では、コイル部と摺動部との摩擦に
よる電磁装置での負荷が増大する可能性があり、
確実な制御を行なうには相当な電力を供給する必
要がある。
本考案の目的は上記問題を解決した低消費電力
で動作する絞り駆動装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本考案による絞り
駆動装置は、鏡胴に光軸方向の移動が制限されて
回転自在に支持されている絞り羽根を開閉駆動す
る回転部材と、前記回転部材に光軸方向で定間隔
を保つて光軸を中心とする同心円上に位置して配
置されている2以上の強磁性体の弧状芯材と、前
記弧状芯材の中心部を前記回転部材に連結する連
結部材と、前記各弧状芯材ごとにその両側を無接
触で受け入れる一体に固定されている空芯コイル
対と、前記コイル対の内の少なくとも1つのコイ
ルを制動用のコイルとし、他のコイルに駆動電流
を供給するとともに前記駆動電流により駆動され
た弧状芯材により前記制動用のコイルに誘導され
た電圧の帰還を受ける制御用増幅器を含む駆動回
路とから構成されている。
前記構成によれば、摩擦による負荷トルクはな
くなり、低消費電力で絞り羽根を開閉でき本考案
の目的は完全に達成できる。
以下図面等を参照して本考案の構成をさらに詳
しく説明する。
第1図は、本考案の絞り駆動装置の実施例を一
部破断して示した斜視図である。
鏡胴7は外周に止めリング12を螺合させるね
じ部を有しており、5個の固定ピン9を上側に植
立させた地板8とねじ等で固定され、同じく5個
の駆動ピン10を植立させた回動板5とボールベ
アリング6を介して前記止めリング12で回動板
5が光軸を中心にして回動自在に支持されてい
る。5枚の絞り羽根11はそれぞれ固定ピン9と
回動板5の駆動ピン10に係合しており、回動板
5の回動に伴ない固定ピン9を支点として揺動し
絞り羽根を開閉する。
第2図は本考案装置の弧状芯材の実施例を示す
斜視図である。弧状芯材1は鉄芯1aを挾んで両
端に磁石1b,1bが設けられ弧状芯材1の両端
が異極となるように一体的に固定されている。弧
状芯材1の中心部分には回動板5との固定のため
のねじ穴1c,1cが設けられている。
第3図は本考案装置の連結部材の実施例を示し
た断面図である。前記回動板5は2本のねじ4,
4で連結部材3を介して弧状芯材1の中心部に固
定されており、この連結部材3はギヤツプ調整の
役割を果している。
第4図、第5図、第6図は本考案装置の電磁機
動の実施例を示した図であり、第4図は組立手段
を説明するための正面図、第5図は平面図、第6
図は展開的斜視図である。
第4図で弧状芯材1を鉄芯コイル2の空心部に
挿入後巻線を施こしてある。ここで図示の向きに
磁極が生ずるように空心コイル2に電流を流す
と、弧状芯材1は矢印の方向に回動する。第5
図、第6図に詳しく示すように強磁性体からなる
ヨーク地板13がコイル結線用プリント基板14
を介して空心コイル2,2がねじ等で固定されて
いる。コイル2,2内に挿入されている弧状芯材
1,1は、回動板5に連結部材3,3を介して光
軸方向に定間隔を保ち、光軸を中心とする同心円
上に配設されている。
光軸を中心に対向し設けられているコイル対
2a,2bおよび2c,2dは、その少なくとも1つは
制動用コイルになつており、本実施例ではコイル
2a,2b,2cが駆動用コイル、2dが制動用コイ
ルになつている。
第5図のように空芯コイル2a,2b,2cを
励磁すれば、弧状芯材1は矢印の方向に回動す
る。
第7図は弧状芯材とコイル対の関係を示した図
である。弧状芯材1は、回動板5に図示のごとく
ギヤツプ調整のために連結部材3を介してねじ4
で固定されており、弧状芯材1の両側を空心コイ
ル2に対して無接触で回動可能に挿入されてい
る。
第8図は本考案装置の制御回路の実施例を示す
ブロツク図である。テレビカメラ18からVTR
22へ送る映像出力信号の一部を取り出し、平滑
回路19にて直流レベル信号に変換し、この信号
を基準電圧部20の電圧と制御用増幅器21で比
較して、直流レベルの信号とこの基準電圧が等し
くなる制御用増幅器21が働き駆動コイル2a,
2b,2cに電流が流れ、駆動用コイル2a,2
b,2cを励磁し、弧状芯材1を回動させ連結部
材3を介して回動板5を駆動させる。このときの
弧状芯材1の回動により制動用コイル2dに発生
する誘導起電力を検出し制御用増幅器21に帰還
させることにより、この装置の制動作用を施して
いる。
以上詳しく説明したように本考案の構成では空
心コイル対と弧状芯材を無接触にし連結部材を介
して回転部材を回動させるので、摩擦による負荷
トルクはなくなり、制動用コイルを用いた駆動回
路と相まつて、低消費電力で安定した絞り駆動装
置が実現できた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の絞り駆動装置の実施例を一部
破断して示した斜視図、第2図は本考案装置の弧
状芯材の実施例を示す斜視図、第3図は本考案装
置の連結部材の実施例を示す断面図、第4図、第
5図、第6図は本考案装置の電磁機構の実施例を
示した図であり、第4図は正面図、第5図は平面
図、第6図は展開的斜視図である。第7図は弧状
芯材とコイル対の関係を示した図、第8図は本考
案装置の制御回路の実施例を示したブロツク図で
ある。 1……弧状芯材、2……空心コイル、3……連
結部材、4……ねじ、5……回動板、6……ボー
ルベアリング、7……鏡胴、8……地板、9……
固定ピン、10……駆動ピン、11……絞り羽
根、12……止めリング、13……ヨーク地板、
14……プリント基板、15……側面ヨーク、1
6……ケース、17……ケース止めねじ、18…
…テレビカメラ、19……平滑回路、20……基
準電圧部、21……制御用増幅器、22……
VTR、23……レンズ、24……絞り装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鏡胴に光軸方向の移動が制限されて回転自在に
    支持されている絞り羽根を開閉駆動する回転部材
    と、前記回転部材に光軸方向で定間隔を保つて光
    軸を中心とする同心円上に位置して配置されてい
    る2以上の強磁性体の弧状芯材と、前記各弧状芯
    材の中心部を前記回転部材に連結する連結部材
    と、前記各弧状芯材ごとにその両側を無接触で受
    け入れる一体に固定されている空芯コイル対と、
    前記コイル対の内の少なくとも1つのコイルを制
    動用のコイルとし、他のコイルに駆動電流を供給
    するとともに前記駆動電流により駆動された弧状
    芯材により前記制動用のコイルに誘導された電圧
    の帰還を受ける制御用増幅器を含む駆動回路とか
    ら構成した絞り駆動装置。
JP1981036112U 1981-03-13 1981-03-13 Expired JPS6139382Y2 (ja)

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JP1981036112U JPS6139382Y2 (ja) 1981-03-13 1981-03-13

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JP1981036112U JPS6139382Y2 (ja) 1981-03-13 1981-03-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57148119U JPS57148119U (ja) 1982-09-17
JPS6139382Y2 true JPS6139382Y2 (ja) 1986-11-12

Family

ID=29833355

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2504713Y2 (ja) * 1991-08-30 1996-07-10 ニスカ株式会社 光路開閉羽根駆動装置
JP4747520B2 (ja) * 2004-06-15 2011-08-17 ソニー株式会社 レンズ駆動機構及び撮像装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51107823A (ja) * 1975-03-19 1976-09-24 Fuji Photo Film Co Ltd
JPS545425A (en) * 1977-06-14 1979-01-16 Seconic Kk Automatic lighttstop control device

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JPS545425A (en) * 1977-06-14 1979-01-16 Seconic Kk Automatic lighttstop control device

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JPS57148119U (ja) 1982-09-17

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