JPS613899A - 電着用の被覆バルブメタル電極 - Google Patents

電着用の被覆バルブメタル電極

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JPS613899A
JPS613899A JP60119651A JP11965185A JPS613899A JP S613899 A JPS613899 A JP S613899A JP 60119651 A JP60119651 A JP 60119651A JP 11965185 A JP11965185 A JP 11965185A JP S613899 A JPS613899 A JP S613899A
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valve metal
metal electrode
coated
strip
thin plate
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JP60119651A
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コンラート・コツイオール
エリツヒ・ベンク
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Konratsudotei Unto Co Met GmbH
Konratsudotei Unto Co Metaruerekutorooden KG GmbH
Original Assignee
Konratsudotei Unto Co Met GmbH
Konratsudotei Unto Co Metaruerekutorooden KG GmbH
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D17/00Constructional parts, or assemblies thereof, of cells for electrolytic coating
    • C25D17/10Electrodes, e.g. composition, counter electrode
    • C25D17/12Shape or form

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、金属塩の水溶液に相対的に動いている平らな
金属材料、特にストリップ、好ましくは、亜鉛電気メツ
キ用のアノードへの、金属水溶液からの金属の電気メッ
キのための被覆バルブメタル電極に関する。この被覆バ
ルブメタル電極(J、少なくとも1つの電流供給部と、
この電流(J’=給部に電気的に結合される少なくとも
1つの電流分配部と、この電流分゛配置に設置され金属
ストリップの方向に向く活性表面とからなる。
(従来技術) 金属の平らな材料、たとえばストリップやシートの連続
電解被覆は、特に電気メッキにおいて、すてに比較的古
い技術である(ドイツ連邦共和国特許第250403号
公報と第689548号公報参照)。
この連続電解メッキにおいて、合金化されていない軟い
m(−・般に、冷間作業に適した構造鋼または高張力銅
)のコイルからの冷間圧延ストリップまたはシートに、
亜鉛塩水溶液から亜鉛が付着する。電極は、アノードと
して、ストリップは、カソードとして、接続される。一
作業工程において、メッキが、片面にまたは両面に施さ
れる。両面メッキにおいては、種々の厚さのメッキが可
能である。
ストリップの方向は、したがって、電極の配置は、水平
でも、垂直でも、半径状(すなわち、円弧状の曲がった
電極を用いろ)でもよい。半径状配置では、片側のメッ
キ!、ミけか可能になる。
近年、に記の技術(こついて新たな興味がもたれている
。電気産業と家庭用品産業の他に、特に自動車産業が、
ンヤーシーの製造に電気メツキシートを取り入れている
。亜鉛メッキは、鋼シートを腐食に対し積極的に保護す
る。また1、リン酸塩処理、水洗クロメート処理、不動
態化クロメート処理等の外表面に対する後処理が、後の
塗装のために特によく適する。
圧延ストリップの電解メッキのための公知の装置(ドイ
ツ連邦共和国特許公開第2917630号公報参照)の
特徴は、槽の中の電解質が、ストリップの上面に平行に
、かつ、ストリップの移動方向と反対に、比較的高速で
゛導かれることである。したがって、カソードとして作
用するストリップへの電解質の輸送は、デンドライト結
晶の成長防止と流れの効率の流体力学的な向上とを改善
することを意図している。この装置においては、炭素、
または、銅芯を有する鉛からなる溶けないアノードが使
われる。しかし、このようなアノードは、高い損失と非
一様的な電流分布のために、高電流密度で問題が生じる
。さらに、このアノードは、連続的な表面を有するので
、発生するガス、すなわちアノードでの酸素とカソード
での水素とは、特に水平配置では、十分には除去できな
い。このことは、特にストリップの下の領域に対してあ
てはよる。除去されな・いカスは、メッキ工程を妨げ遅
くするので、装置Nの作業効率は不十分になる。鉛のア
ノードを用いた装置においては、さらに次の欠点が生じ
る。すなわち、鉛がノート上に付着した亜鉛の中に、入
り込み、腐食に対する保護が損なわれ、塗料の伺着性が
悪くなる。
欧州特許第0100400号公開公報において開示され
る関連した種類の電解メッキ法においては、電解質の移
動と、したがって、流れの境界層の厚み、したがって、
拡散層の厚み、の減少とにおいて改善がなされた。すな
わち、鋼ストリップの面にそった電解質の流れは、低圧
で生じるが、ストリップの移動方向に対し横への高圧の
二次流により乱流になる。
しかし、この方法による装置は1、電解質の導入が高圧
部と低圧部とを必要とするため、比較的複雑である。゛
したがって、管、ノズル等、および、ある場合には、二
つの電解流のための二つの再処理装置の費用が、比較的
大きい。もう一つの欠点は、この方法では自己消耗型ア
ノードを用いることである。このアノードは、当然再調
整が必要である。電圧損失を最小にするために、アノー
ドと鋼ストリップとの間隔は、できるだ(ジ短く必要な
程度に一定に保たねばならない。しかし、再調整される
アノードにとって、この最短距離を常に保つことは不可
能である。
以上に説明した装置においては、電解質は、ストリップ
の上面に平行に導入されるが、電解質をストリップの上
面に垂直に当て、上面を横断して導くことも可能である
。この種の金属ストリップ用の電解メッキ装置(ドイツ
連邦共和国特許公開第310F、 615号公報)にお
いては、少なくとも一つのスロット(細長い穴)が電極
に設けられる。電解質は、このスロットを通って金属ス
トリップの上面へ押し出されるので、適当な静圧か電解
質に生じる。このため、金属ス↓リップは二つの対向す
る電極の間で可能な最短距離を確かに保つ。
しかし、・この装置においては、特に、有効な電極表面
がスロットにより減少することが考慮されていない;こ
のため、処理すべきストリップへの電流輸送か悪影響を
受ける。また、他方では、わずかな数のスロットしか設
置−1られない場合には、電解質は、ストリップに十分
強くまた一梯に作用しない。電極とストリップとの間の
流れには、停滞などが非常に生じやすい。停滞域は、ス
トリップの方向へのイオンの流れを不十分にし、金属イ
オンの不足を生じさせ、メッキにとって不必要な層が形
成される。
最後に、大電流メッキの小規模試験においては、エキス
バンドチタンのクラッドチタンアノード等がすでに使わ
れている。電解質の流れは、このチタンアノードの開口
を通らされ、そして、ストリップの上面にほぼ垂直に当
てられる。チタンアノードとストリップとの間に、羊毛
繊維が、一種の間隔材として配置される。この小規模試
験は、現在、パイロツト工場で試験中である。
(発明の解決すべき問題点) 従来の方法や装置においては、アノードの構造と方式と
について、達成すべき電流密度に関しても、電解質導入
のためのアノードの効果に関しても、比較的わセかな関
心しか1−1またれていなかった。
本発明の目的は、大電流操業とその際に生じる問題とを
解決したバルブメタル電極すなわちアノードを提供する
ことである。
(問題点を解決するための手段) 。
本発明に係る被覆バルブメタル電極は、相対的に移動す
る平らな金属材料に金属塩の水溶液から金属を電着する
ための被覆バルブメタル電極において、少なくとも1つ
の電流供給部と、この電流供給部に電気的に伝導するよ
うに結合される少な・くとも1つの電流分配部と、金属
材料の方に向けて電流分配手段」二に配列される活性表
面部とを備え、上記の活性表面部は、活性表面被覆を有
するバルブメタルの複数枚の薄板からなり、この複数枚
の被覆の全被覆表面と、薄板の全配列により仮定される
表面(電極表面の長さと幅)とが、前者の面積F^と後
者の面積F、が20≧FA/F、≧4、好ましくは14
≧FA/FP≧4の関係式を満たずような表面因子を有
し、上記の薄板の被覆表面の半分以−1−の部分が、被
覆されるべき平らな金属材料の表面に対し垂直にあり、
上記の電流供給部は、高電気伝導性金属の芯部とバルブ
メタルのクラッド部とからなり、−1−記の電流分配部
は、バルブメタルの(ノットから形成され、バルブメタ
ルからなる少なくと61個のシート状の結合部材を介し
て電流分配部が電流供給部に機械的かつ電気的に結合さ
れろことを特徴とする。
(作用および発明の効果) 本発明の基礎とする第1の考案は、電極の活性表面が開
放構造に開かれていなければならないというごとである
。この開放構造は、一つの面に配置された水平槽(第3
図)と縦横(第1図)とにおいて、また、円筒の表面に
配列された半径槽において、相互に平行でかつ間を隔て
た複数枚の薄板からなる。薄板は、平面上にも曲面上に
も非常に容易に配列できるので、本発明に係るアノード
は、水平槽に°も縦横にも、また、半径槽にも取り付け
られる。
また、薄板からなる電極のこのような活性表面は、電解
質の流れのパターンの制御と方向付けとに適している。
4°てに説明した、1:うに、最適の処理において、カ
ソードすなわらストリップの−Lの拡散層の厚みを減少
させ、同時に、カソード近傍での電解質の金属イオン濃
度の許すことのできないほど大きな不足を防止するため
、特別な電解質の運動が必要である。さらに、本発明に
係る電極で生じるガス搬出の方式が、これに役立つ。す
なわち、ガスは、薄板を通って形成される通路の間で速
く出ていくことができる。この出ていくガスは、一種の
ポンプ効果で電解質の流れを乱すので、電解質は、スト
リップの外側の面の領域で他の電解質と非常に速く交換
される。この交換により、カソードの領域すなわちスト
リップの領域での金属イオンの不足が、妨げられる。
上に説明したポンプ効果は、本発明龜係る電極において
は、本発明に係る概念のもう−っの特長により増強され
る。この特徴は、薄板の被覆された表面の半分以上が、
被覆すべきストリップの表面に垂直に向いていることで
ある。こうして、薄板は、ストリップ表面と直角をな4
−断面でみると、端部で立ち、したかって、ストリップ
表面に平行な幅に比べて、?、トリップ表面と直角によ
り大きな高さを有する。大部分のガスが、ストリップと
直角をなしてストリップから連続して離れ、薄板の表面
領域に放出される。この結果、ガスの流れ“は、ストリ
ップまたは電極から早く外へ出される。
、こうして、他方では、電極とストリップとの間の間隙
におけるガスの量は少なく、被覆工程は、最適の作業効
率で実行できる。
上に説明した技術においては、薄板の被覆された表面の
大部分の面積が被覆されるべきストリップの表面と直角
の方向を向くが、このことは、また、本発明に係る電極
の損失を著しく減少させる。
ストリップと電極との間の機械的なマサッの結果、被覆
された面の中で、ストリップの方に向きストリップで表
面に平行である一部のみが機械的損失をこうむ4゜本発
明に係る電極の活性な上部表面は、こうして大部分が維
持される。このことは、本発明に係る電極に対し、−種
の非常操作を可能にする。すなわち、電極の表面被覆が
部分的に減っても、′さらに操作を続けることを可能で
ある。
本発明に係る電極の活性表面を薄板構造の形に形成する
という本発明の思想は、本発明のもう一つの基本的な概
念、すなわち、電極に大きな表面因子を与えることと密
接な関連がある。薄板の被覆された表面の全面積をF辻
し、薄板の全配列により仮定される表面の面積(すなわ
ち、電極表面の長さX幅)をFpとしたとき、20≧F
A/F。
≧4、好ましくは、14≧FA/FP≧6となるような
表面因子を用いればよい。これにより、非常に高いカソ
ード電流密度が、本発明に係る電極の活性表面での比較
的低い電流密度と一様な電流密度とによって達成できる
。本発明に係る電極においては、電解利用工程のための
高電流密度で乙電流を支持できるので、適当に選択され
た活性表面の被覆の作業寿命が長くなる。上記の薄板構
造において、同様に活性表面の被覆が施されている「内
側表面」、すなわち、薄板の被覆された表面のなかの被
覆されるべきストリップの表面に垂直に向いている部分
は、機械的な損失をうけないので、同様に、操業寿命が
延び、本発明に係る電極の非常操業特性が生じる。
本発明による解決のもう一つの特徴は、電流供給部が、
高い電気伝導度を有する金属、特に銅の芯を有するロッ
ドから製造されることである。このような構造により、
十分大きな電流をできるだけ小さな電圧降下で輸送でき
る。さらに、電流供給部を平らな断面で構成すると、広
い面に関して容易に曲げることが可能であるので、所定
の槽のハウジングに十分よく適合できる。特に、このよ
うな電流供給部は、非常に容易に直角に曲げられるので
、水平槽において(第3図参照)、実質主縦にある電流
供給部が、上側で電流レールの方に曲げることができ、
下側で、水平に向いた活性表面の電流分配部の方向に曲
げることができる。
さらに、本発明に係る設備においては、電流供給部と電
流分配部とが結合部材を介して結合され、この結合部材
は、一方では、電流供給部のクラッド部に溶接され、他
方では、本発明に係る電極の急速で安価な再活性化のた
めの電流分配部に溶接される。結合部材と電流分配部と
の間の溶接継ぎ目を単に分離するだけで、電流分配部を
、その上に設置した薄板とともに簡単に取り除ける。し
たがって、電流供給部その他の槽の電流供給用の電気部
品を使用者の下においj二まま、活性表面を再び被覆−
できる。槽の急速な再装備を可能にケるためには、使用
者は、活性部品の在庫を用意しておくだ(プでよく、こ
のためには、比較的イ・)ずかム゛資本が拘束されるだ
けである。本発明に係る電極のこの簡単な分離と再結合
とを用いるだけで、活性部分への比較的薄い被覆が、安
価で経済的に使用できるようになる。各結合部材は、ス
トリップの1枚のシートまたは若干枚のシートから構成
できる。後者の場合、分離されたシートが各電流分配部
に対し備えられる。
最後に、被覆バルブメタル電極を今問題にしている電解
メッキ工程に使用するときの主な長所について説明する
。被覆バルブメタル電極のこの種の被覆は、もちろん、
今まで主として使用されてきた鉛よりも実質的により活
性である。したがって、酸素の放出が、本発明に係る電
極により、より低いアノードポテンシャルで可能になる
。この結果、摺電圧のテノード成分が、かなり減少でき
る。本発明に係る電極において大きな表面因子を達成で
き毛ので、摺電圧のアノード成分は、さらに減少する。
以上を併せて、著しいエネルギーの節約ができる。
他方、本発明に係る電極を用いると、より大きなカソー
ド電流密度がメッキ工程で可能にな夕ので、ストリップ
を巻いたコイルの速度をさらに速くできる。バルブメタ
ルの中で、チタンが主として使用される。もし、より高
い破壊電圧が必要ならば、タンタル、ニオブまたはジル
コニウムを検ずべてを考慮すると、本発明により、大電
力メッキ工程用の、この工程に必要な要請を取り入れた
電極が提供できる。これに関連して、他の電解工程や電
気化学工程等におけるバルブメタル電極の使用から生じ
た経験が用いられる。
本発明に係る電極の薄板は、固体の壁の薄板としてら構
成でき、また、エキスパンドメタルからも構成できる。
電解質の流れに対し垂直にまたは傾(Jてエキスパンド
メタルの薄板を適当に配置すると、流れをストリップ表
面に平行に、特にストリップの移動に方向と反対にする
と、電解質の流れは、直接に薄板を通過でさる。その結
果、電解質の流れは、乱流を増大する状況にある。乱流
は、一方では、本発明に係る電極の開放構造により達成
されるガス急速放出のためのポンプ効果すなわちキャビ
テーション効果に寄与し、他方ては、カソード側面拡散
層の大きさの減少に、かっ、カソード領域における電解
質の許すことのできない金属イオン不足の防止に寄与4
−る。これらの効果は、実質的に簡単な方法で達成され
るが、従来の技術では、電極の両側からの高圧の電解質
の流れを用いて主な電解質の流れを供給せねばならない
ストリップ表面に平行な電解質の流れを用いる場合、固
体またはエキスバンド格子からなる薄板がストリップの
移動方向または電解質流の流れの方向に対して斜めに向
いていることは(第5図参照)、ガスの放出の最適化に
関して有利でありうる。このとき、電解質の流れは、被
覆されるストリップの−・端の方向への運動成分を有し
、したがって、この成分が一部の放出ガスをストリップ
から横へ向ける。
電解質の流れがストリップ表面に平行に向く場合、薄板
がそれぞれ直角をなして結合された2個のアー1、部か
らなり、かつ、直角の頂角が電解質の流れと反対の方向
に向いていると、上記の効果は、さらに増大する(第6
図参照)。この方法では、電解質の流れと、これに伴う
放出ガスとは、ストリップの両端の方向に運動成分を生
じる。
縦横に対し、また、水平槽の上側の電極に対し、さらに
、電解質の流れを用いたストリップ表面の平行な供給に
対しても、電解質の流れの方向に薄板の相互の間隔を順
次増加することが勧められる。
これにより、電解質の流れの方向に放出ガスの量が増加
することを考慮して、薄板の間のガス通路の表面が連続
的にあるいは段階的に流れの方向に増加する。
最後に、しかしながら、薄板は、ストリップの一移動方
向に平行に縦に延びてもよい(第7図参照)。
このとき、薄板は電解質の流れの方向に通路を形成する
。このため、電解質は、被覆すべきストリップにそって
特に高速で動くことができる。
以上に説明した装置は、電解質が被覆すべきストリップ
にストリップの面に平行に当てられるが、次に電解質を
ずへきに実質的に垂直に当てる場合について説明する。
本発明に係る電極装置は、このような電解質の流れに対
しそ長所を有する。活性表面をロッド、薄板等に分けろ
ことは、電解質に電極の大きな全平均面積を通らせるの
で、被覆すべきストリップは、電解質溶液で非常に強く
処理される一方、流れの中に停滞域が生じることを防止
する。また、この場合、薄板は、電解質の流れを加速す
るという一種のノズル効果を達成する。
ストリップ表面を電解質で実質的に垂直に処理する場合
、電流供給部と電流分配部との間の結合要素の高さを適
当にすると、電流供給部が電解質の流れの中に停滞域を
生じさせることを防止できる。
さらに、個々の電流(J’i給部の両端に電源への結合
部を設【Jることか勧められる。これにより、電極は、
2個の互いに対向する側から電流が供給される。このこ
とτよ、電流供給における電圧降下をさらに減少させる
さらに、各活性表面に対し複数の電流供給部を設けるこ
とが好ましい。また、このことは、電極表面を複数の副
表面に分割するという概念に導く。
(実施例) 以下、添付の図面を用いて本発明の実施例をさらに詳細
に説明する。
第1図と第2図とは、縦横用に配置された本発明による
アノードを示す。縦横には、アノードとストリップ導入
部とがアノード領域に縦方向にある。銅のみからなる電
流レールlに、縦方向の電流供給部jOが機械的にかつ
電気的に伝導するように結合される。すなわち、電流供
給部10の上端が頭板2に溶接され、さらに、この頭板
2がネジ3,3.・・により電流レール11ト固定され
る。第2図に示されるように、電流供給部10は、電気
伝導性にすぐれた材料、好ましくは銅、からなる芯11
と、バルブメタル、好ましくはチタン、からなるスリー
ブ12とからなる。電流供給部10は、直角に、すなわ
ち、アノードを装入した状態で水平にある電流分配部2
0,20.・・・に結合される。こ・の結合のため、電
流供給部IOに平行に延びる2個の結合板30.30が
スリーブ12に溶接され、他方、電流分配部20は、こ
の結合板30゜30の反対側の端で溶接継ぎ目31.3
1にそって溶接される。結合板30.30は、同様に好
ましくはチタンからなる。このアノードの活性表面40
は、薄板41.4+、・・からなろ。薄板41は、平行
にかつ互いに間を隔てて配置され、アノードが装入され
た場合には、縦に延びて−っの面になる。この結合状態
では、薄板41.4+、・・・は、比較的狭い長方形断
面を有し、電流分配部20,20.・と直角をなして高
さ方向に延び、したがって、他端にそって導かれる縦に
延びるストリップとも直角をなす。薄板41.41.・
・・自身は、バルブメタル好ましくはチタンからなり、
活性表面被覆を有する。薄板4+、41.  は、その
配列、大きさ、および、相互の間隔のために、薄板の被
覆された全面積FAと、薄板の全体の配列により仮定さ
れる面積F I、(すなわち、電極表面40の長さX幅
)との関係は20kFA/F、≧4となるような表面因
子をf了する。また、薄板41.4+、・・の被覆され
た面積の大部分が、被覆されるべきストリップの表面に
直角にある。
第3図は、水平横用の本発明に係るアノードを示す。水
平槽においては、アノードとストリップ導入部とがアノ
ード領域で水平方向に向いている。
この図において、同じ参照番号は同じものをさす。
したがって、この場合、2本の電流供給部10゜10が
2つの直filを形成して、各アノードに対し設けられ
ている。各上部水平部13は、電流レール(図示ビない
)に結合でき、縦部14は、槽の中、に延び、アノード
の活性表面40は、この縦部14と結合される。縦横の
場合と同様に、ソート状結合部材30.30が、一方で
は、電流供給部10の水平部15の両側に平行にして溶
接され、他方では、電流供給部と直角をなす電流分配部
、20゜20、・・に溶接される。電流分配部20,2
0.・・・の下方の面では、薄板41,41.・・が設
置され、アノードの活性表面40となる。
第2図に示すように、電流供給部lOは、電気伝導度の
大きな金属、特に銅、の芯llと、バルブメタル、特に
チタン、の被覆12とからなる。
しかし、この電流供給部10は、第1図と第2図とに示
した例とは対照的に、平らな長方形の断面を有し、幅の
広い側面で直角に曲げられる。この曲げは、上に説明し
た複合構造に対して問題なしに実行できることがわかっ
ている。
シート状結合部材30.30は、連続した部材でなくて
もよい。短い部材から構成し、各一部材が各電流分配部
20,20.・・・に割り当てられるようにしてもよい
第4図は、本発明に係るアノードの活性表面4゜の薄板
41,41.・・の配列の一例を示す。この例では、薄
板’11.4+、・は、薄板の長手方向1−関′して、
矢印で示されろストリップの運動方向と横の方向1こあ
る。好ましくは、電解質の運動方向は、ストリップの運
動方向と反対にする。このようにストリップと電解質の
流れとを配置したとき、薄板41.4−1.・は、好ま
しくは、エキスバンド金属からなる。電解質は、薄板表
面自身を通って流れ、このため、大きな乱流の状態が生
じる。
第5図においては、本発明によるアノードの活性表面4
0の薄板41,41.・・・は、ストリップの移動方向
と斜めに設置される。このため、ストリップ表面に平行
に向いた電解質の流れに対し、被覆されるべきストリッ
プの一端の方向への運動成分が生じる。ガスの除去もこ
の方向に生じる。
第6図に示す配置も同じ目的に役立つ。本発明によるア
ノードの活性表面4oの薄板41,41゜・・・は、そ
れぞれ、相互に直角をなす2個のリム部42、4’zか
らなる。この直角をなす薄板の頂角は、好ましくは、電
解質の流れの方向と反対に向けられ、ストリップの両端
の方向への運動成分を受ける。
最後に、第7図に示す配置においては、本発明によるア
ノードの活性表面40の薄板41,41゜・・・は、ス
トリップの運動方向と電解質の流れとに平行にある。ま
た、この例では、薄板41.4+。
・・・は、電解質の流れを加速する一種のノズル効果を
生じる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、゛縦セル用の本発明によるアノードの斜視図
である。 第2図は、第1図の■−■線での断面図である。 第3図は、水平セル用の本発明によるアノードの斜視図
である。 第4図から第7図までは、それぞれ、ストリップと電解
質の導入に関連して本発明によるアノードの活性な表面
の薄板の配列の図式的な斜視図である。 1 ・電流レール、  IO・・・電流供給部、11・
・・芯、     12 ・スリーブ、20.20.・
・・・・・電流分配部、30.30・結合板、 31、.31・・・溶接継ぎ目、 7IO・・活性表面
、41.4+、  ・・薄板。 特許出廓人 コンラッティ・ゲゼルシャフト;ミツト・ペンユレンク
テル・ハフラング・アンド・カンパニー・メタルエレク
トローデン・コマンデソト・ゲゼルシャフト 代 理 人  弁理士 青 山  葆 ほか2名=2図

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)相対的に移動する平らな金属材料に金属塩の水溶
    液から金属を電着するための被覆バルブメタル電極にお
    いて、 少なくとも1つの電流供給部と、 この電流供給部に電気的に伝導するように結合される少
    なくとも1つの電流分配部と、 金属材料の方に向けて電流分配手段上に配列される活性
    表面部とを備え、 上記の活性表面部は、活性表面被覆を有するバルブメタ
    ルの複数枚の薄板からなり、 この複数枚の被覆の全被覆表面と、薄板の全配列により
    仮定される表面(電極表面の長さと幅)とが、前者の面
    積F_Aと後者の面積F_Pが20≧F_A/F_P≧
    4、好ましくは14≧F_A/F_P≧4の関係式を満
    たすような表面因子を有し、 上記の薄板の被覆表面の半分以上の部分が、被覆される
    べき平らな金属材料の表面に対し垂直にあり、 上記の電流供給部は、高電気伝導性金属の芯部とバルブ
    メタルのクラッド部とからなり、 上記の電流分配部は、バルブメタルのロッドから形成さ
    れ、 バルブメタルからなる少なくとも1個のシート状の結合
    部材を介して電流分配部が電流供給部に機械的かつ電気
    的に結合されることを特徴とする被覆バルブメタル電極
  2. (2)特許請求の範囲第1項に記載された被覆バルブメ
    タル電極において、 上記の活性表面の複数枚の薄板が、固い壁の薄板として
    形成されることを特徴とする被覆バルブメタル電極。
  3. (3)特許請求の範囲第1項に記載された被覆バルブメ
    タル電極において、 上記の活性表面の複数の薄板が、エキスパンドメタルか
    らなることを特徴とする被覆バルブメタル電極。
  4. (4)特許請求の範囲第1項から第3項までのいずれか
    の項に記載された被覆バルブメタル電極において、 上記の結合部材が、一方では上記の電流供給部のクラッ
    ド部に溶接され、他方では上記の電流分配部に溶接され
    ることを特徴とする被覆バルブメタル電極。
  5. (5)特許請求の範囲第1項から第4項までのいずれか
    の項に記載された被覆バルブメタル電極において、 上記の薄板が、その縦方向の長さに関して、平らな金属
    材料の運動の方向と横の方に長いことを特徴とする被覆
    バルブメタル金属。
  6. (6)特許請求の範囲第1項から第4項までのいずれか
    の項に記載された被覆バルブメタル電極において、 上記の薄板が、その縦方向の長さに関して、平らな金属
    材料の運動の方向と斜めに長いことを特徴とする被覆バ
    ルブメタル電極。
  7. (7)特許請求の範囲第6項に記載された被覆バルブメ
    タル電極において、 上記の薄板が、直角をなして相互に結合される2個のリ
    ム部からなることを特徴とする被覆バルブメタル電極。
  8. (8)特許請求の範囲第1項から第4項までのいずれか
    の項に記載された被覆バルブメタル電極において、 上記の薄板が、その縦方向に関して、平らな金属材料の
    移動の方向に対し縦に向いていることを特徴とする被覆
    バルブメタル電極。
  9. (9)特許請求の範囲第1項から第8項までのいずれか
    の項に記載された被覆バルブメタル電極において、 上記の薄板の相互の間隔が電解質の流れの方向に増加す
    ることを特徴とする被覆バルブメタル電極。
  10. (10)特許請求の範囲第1項から第9項までのいずれ
    かの項に記載された被覆バルブメタル電極において、 上記の薄板が、被覆されるべき平らな金属材料の表面に
    平行な断面において、ジグザグの形状を有することを特
    徴とする被覆バルブメタル電極。
  11. (11)特許請求の範囲第1項から第10項までのいず
    れかの項に記載された被覆バルブメタル電極において、 上記の電流供給部が、その対向する両端において電源と
    の結合部を備えていることを特徴とする被覆バルブメタ
    ル電極。
JP60119651A 1984-06-08 1985-05-31 電着用の被覆バルブメタル電極 Pending JPS613899A (ja)

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