JPS6138775Y2 - - Google Patents

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JPS6138775Y2
JPS6138775Y2 JP1982163191U JP16319182U JPS6138775Y2 JP S6138775 Y2 JPS6138775 Y2 JP S6138775Y2 JP 1982163191 U JP1982163191 U JP 1982163191U JP 16319182 U JP16319182 U JP 16319182U JP S6138775 Y2 JPS6138775 Y2 JP S6138775Y2
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JP
Japan
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guide light
laser
light
power laser
guide
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JP1982163191U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、パワーレーザーと略同軸に、各々波
長の異なるガイド光を該パワーレーザーの照射部
位に向けて射出し、該レーザー光の照射部位を明
示するレーザー装置のガイド光装置に関する。
医療用のレーザーメス或いは工業加工用のパワ
ーレーザー装置などの高出力パワーレーザー装置
に用いられるレーザーの波長は、例えば、YAG
レーザーでは、1.06μ、炭酸ガスレーザーでは
10.6μであり、いずれも赤外線領域の光であるか
ら、肉眼によつて該パワーレーザーを見ることは
出来ない。また、レーザーメスによる手術或いは
工業加工用パワーレーザー装置による精密加工等
の場合には、該レーザーの正確な照射部位を事前
に確認しておく必要がある。
そこで、上記パワーレーザーの照射部位を事前
に正確に知るために、パワーレーザーと同軸に、
可視領域のガイド光を照射しうるガイド光装置が
上記レーザー装置には設けられている。
そのためのガイド光としては、赤色のHe−Ne
レーザー又は白色のXeレーザー等可視領域のレ
ーザーが従来用いられているが、中央薬事審議会
医療用レーザー調査会がまとめた「レーザー手術
装置に関する案内書」では、ガイド光として用い
るレーザーの出力を最終射出端において1mW以
下に制限している。しかし、この程度の出力のレ
ーザーでは、照射部位を照明している照明光に比
べて光量が少ないので該照明光にマスクされてし
まい、視認性が低くくガイド光として充分ではな
い。そのため、ガイド光の視認性を高める手段と
して、照射部位を照明する照明光を暗くしてガイ
ド光を明瞭にする或いはガイド光を点滅させるこ
とによつて該照明光とガイド光との識別を容易に
する等の手段が考えられた。
しかし、照射部位を暗くした場合には、該照射
部位が観察し難く正確な照射部位であるか否かの
識別が困難になる。ガイド光を点滅させた場合に
も、ガイド光自体は確認しやすいが、照射部位の
光量が該点減によつて変化するので照射部位が見
にくくなる。また、ガイド光を点滅させても、
He−Neレーザーにおいては照射部位が出血液で
覆われている場合、またXeレーザーにおいては
照射部位が白色の組織である場合等照射部位とガ
イド光とが同色の場合には、ガイド光を識別する
ことが困難である。
本考案は、上述した問題を解決する為になされ
たものであり、波長の異なる2条のガイド光を交
互にパワーレーザーと同軸に照射部位へ射出する
ことにより、照射部位の表面色に関係なく、しか
も微小出力でも視認性のよいレーザー装置のガイ
ド光装置を提供するものである。
以下、添付図面に示す望ましい実施例に従い本
考案を詳述する。
第1図は本考案の一実施例を示す平面図であ
る。1はYAGレーザー或いは炭酸ガスレーザー
等の高出力パワーレーザーを発生するパワーレー
ザー発生装置、2はガイド光を導入する為に該パ
ワーレーザーの光路上に設ける反射部材であり、
本実施例では赤外線域の光を透過し可視光線を反
射するコーテイングを施したハーフミラーを用い
ている。3は集光レンズ、4はパワーレーザーを
伝送する光フアイバーを挿通した伝送管、4aは
伝送管4の入射端面、4bは伝送管4の射出端面
である。ガイド光としては波長の異なる複数の可
視領域低出力レーザーを用い、より具体的には赤
色のHe−Neレーザーと白色のXeレーザーとを採
用している。ガイド光発生装置5及び6によつて
発生する上記2種類の低出力レーザーは、切換装
置によつて反射部材2に向けて交互に射出する。
切換装置として本実施例ではモーター7によつて
回転する回転ミラー8を用いる。回転ミラー8に
は、第2図に示すように周に交互に反射部9と透
過部10とを設けてある。ガイド光発生装置5か
らの光は、その光路上に回転ミラー8の反射射部
9が位置しているときには反射部9によつて反射
反射部材2へと進み、その光路上に透過部10が
位置しているときには透過部10を透過してしま
うので反射部材2へは進まない。ガイド光発生装
置6からの光は、その光路上に回転ミラー8の反
射部9が位置しているときには反射部9によつて
遮られるので反射部材2へは進まないが、その光
路上に透過部10が位置しているときには透過部
10を透過して反射部材2へと進む。
上記切換装置によつて交互に、反射部材2へ向
けて射出されたガイド光である低出力レーザー
を、反射部材2によつて高出力のパワーレーザー
の光軸上に導入する。
上述した構成において、パワーレーザー発生装
置1によつて発生した高出力のパワーレーザー
は、光路上の反射部材2を透過し、集光レンズ3
によつて集光され、伝送管4の入射端面4aに入
射する。入射端面4aに入射した該パワーレーザ
ーは、伝送管4に挿通した光フアイバーによつ
て、伝送管4の入射端面4bに伝送され、入射端
面4bから照射部位に向けて射出される。
ガイド光発生装置5及び6によつて発生した2
種類のガイド光は、切換装置によつて交互にその
何れか一方のみが反射部材2へと向かい、反射部
材2に反射して上記パワーレーザーの光軸上に導
入され、該パワーレーザーと同様に集光レンズ3
を透して伝送管4の入射端面4aに入射し、伝送
管4に挿通した光フアイバーによつて、伝送管4
の入射端面4bに伝送され、入射端面4bから照
射部位に向けて射出される。
第3図に示すのは本考案の他の実施例である。
本実施例では、ガイド光発生装置5の光軸を第1
図図示の実施例のものよりも若干第3図上上方へ
平行移動してあるが、その他は第1図図示の実施
例と変らない。従つてガイド光発生装置6からの
ガイド光αは、回転ミラー8の透過部10を透過
し、反射部材2に反射した後は、パワーレーザー
と同一の光路をとり、伝送管4の入射端面4aに
入射し、光フアイバー光軸上を伝送される。しか
し、回転ミラー8の反射部9に反射した後のガイ
ド光発生装置5からのガイド光βは、上記平行移
動によつて、ガイド光αとへ若干横にずれた光路
をとり、反射部材2に反射した後もガイド光αの
光路即ちパワーレーザーの光路に対して斜めに入
射端面4aへ入射する。伝送管4の光フアイバー
内で、該光フアイバーの光軸に対し斜めに入射し
たガイド光βは入射した際の角度が保存されて入
射端面4bから射出される。従つて、照射部位に
は、第4図に解り易く示すように、光フアイバー
の光軸上を伝送された円状のガイド光αと、ガイ
ド光αと同心で環状に拡がつたガイド光βとが交
互に照射されることになる。
本実施例では、交互に切換えて照射される2種
類のガイド光の色及び形が変化するので、第1図
図示の実施例よりもガイド光の視認性が更に良好
である。
上述した二つの実施例では切換装置としてモー
ター7によつて回転する回転ミラー8を用いた
が、例えばパワーレーザーの光軸上に照射部材に
よつてガイド光を導入し得るように成した複数の
ガイド光発生装置を、リレーで切替えて交互に発
振させる等種々の変更例が可能である。
本考案に係るレーザー装置のガイド光装置によ
れば、パワーレーザーの照射部位を示すガイド光
として、波長の異なる複数のガイド光を用いるの
で、照射部位表面色とガイド光の色とが同色とな
つてガイド光を確認出来なくなることがない。更
に上記複数のガイド光は交互に交互に切換えて照
射されるので視覚に訴える効果が大きい。しか
も、常に何れかのガイド光が照射部位に照射され
ているので、照射部位の明かるさが変化せず、照
射部位が見難くなることがない。従つて、ガイド
光によつて、パワーレーザーの照明部位を常に正
確に知ることが出来るので、不正確な照射によつ
照射部位以外の部位を傷けることが無く安全であ
り、且つエネルギーを無駄に消費することもな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す平面図、第2
図は第1図の実施例で利用する回転ミラーを示す
正面図、第3図は他の実施例を示す平面図、第4
図は同実施例のガイド光の照射配光を示す説明図
である。 1……パワーレーザー発生装置、2……反射部
材、5,6……ガイド光発生装置、7……モータ
ー、8……回転ミラー、9……反射部、10……
透過部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 波長の異なる複数の可視領域のガイド光を、
    切換装置によつて交互に、パワーレーザーの光
    路上に設けた反射部材に向けて射出し、該反射
    部材によつて該ガイド光を該パワーレーザーの
    略光軸上に導入するように成したレーザー装置
    のガイド光装置。 (2) 上記可視視領域のガイド光の内一つの光軸
    を、上記パワーレーザーの光軸とは若干ずらし
    て、該パワーレーザーの略光軸上に導入するよ
    うに成した実用新案登録請求の範囲(1)項に記載
    のレーザー装置のガイド光装置。
JP1982163191U 1982-10-29 1982-10-29 レ−ザ−装置のガイド光装置 Granted JPS5968691U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1982163191U JPS5968691U (ja) 1982-10-29 1982-10-29 レ−ザ−装置のガイド光装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982163191U JPS5968691U (ja) 1982-10-29 1982-10-29 レ−ザ−装置のガイド光装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5968691U JPS5968691U (ja) 1984-05-09
JPS6138775Y2 true JPS6138775Y2 (ja) 1986-11-07

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ID=30358147

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JP1982163191U Granted JPS5968691U (ja) 1982-10-29 1982-10-29 レ−ザ−装置のガイド光装置

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JPS61203953A (ja) * 1985-03-06 1986-09-09 オリンパス光学工業株式会社 レ−ザ装置

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JPS5968691U (ja) 1984-05-09

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