JPS6138771A - 加圧鋳造法による複合材の製造方法 - Google Patents
加圧鋳造法による複合材の製造方法Info
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- JPS6138771A JPS6138771A JP16188984A JP16188984A JPS6138771A JP S6138771 A JPS6138771 A JP S6138771A JP 16188984 A JP16188984 A JP 16188984A JP 16188984 A JP16188984 A JP 16188984A JP S6138771 A JPS6138771 A JP S6138771A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は加圧鋳造法による複合材の製造方法に関する
ものであって、特に繊維強化複合材を加圧鋳造法を用い
て製造する方法に係る。 □(従来の技術) 繊維強化複合材は、アルミニウム等のマトリックス金属
中に、アルミナ系、ボロン系、炭素系等の繊維を配置し
て成る材料であって、比強度、比剛性等の各種性質の優
れた材料であることがら、近年多くの9分野においてそ
の実用化が進められている。
ものであって、特に繊維強化複合材を加圧鋳造法を用い
て製造する方法に係る。 □(従来の技術) 繊維強化複合材は、アルミニウム等のマトリックス金属
中に、アルミナ系、ボロン系、炭素系等の繊維を配置し
て成る材料であって、比強度、比剛性等の各種性質の優
れた材料であることがら、近年多くの9分野においてそ
の実用化が進められている。
上記複合材を製造する方法としては種々のものがあるが
、例えばその−例として特公昭51−26374号公報
に記載された方法を挙げることができる。
、例えばその−例として特公昭51−26374号公報
に記載された方法を挙げることができる。
この製造法は、強化繊維を容器内に封入し、容器の先端
部をマトリックス金属中に浸漬し、容器の他端部を減圧
することにより、ヤトリックス金属を繊維間に浸入させ
る方法である。
部をマトリックス金属中に浸漬し、容器の他端部を減圧
することにより、ヤトリックス金属を繊維間に浸入させ
る方法である。
また複合材の他の製造方法としては、例えば溶湯鍛造に
よる方法を挙げることができる。この製造方法・は、金
型中に強化繊維を配置すると共に、金型・内にマトリッ
クス金属を注湯し、このf6湯をプラン、ジャによって
加圧する方法である。
よる方法を挙げることができる。この製造方法・は、金
型中に強化繊維を配置すると共に、金型・内にマトリッ
クス金属を注湯し、このf6湯をプラン、ジャによって
加圧する方法である。
(発明が解決しようとする問題点)
ところで上記した前者の減圧による方法では、真空排気
装置を用いる必要があるために、装置自体が高価なもの
になり、また排気処理を行う関係上、その製造にも多大
の手数を要するという欠点がある。
装置を用いる必要があるために、装置自体が高価なもの
になり、また排気処理を行う関係上、その製造にも多大
の手数を要するという欠点がある。
また上記した後者の溶湯鍛造による方法では、溶湯を1
000kg/all程度の高圧にまで加圧する必要があ
るために、装置自体が大形で高価なものになる。更にい
ずれの方法によっても複雑な形状の製品の製造は困難で
ある場合が多い。
000kg/all程度の高圧にまで加圧する必要があ
るために、装置自体が大形で高価なものになる。更にい
ずれの方法によっても複雑な形状の製品の製造は困難で
ある場合が多い。
この発明は上記した従来の各欠点を解消するためになさ
れたものであって、その目的は、比較的簡素な構成の装
置でもって、安全かつ高能率に良質の繊維強化複合材を
製造することのできる複合材の製造方法を提供すること
にある。
れたものであって、その目的は、比較的簡素な構成の装
置でもって、安全かつ高能率に良質の繊維強化複合材を
製造することのできる複合材の製造方法を提供すること
にある。
(問題点を解決するための手段及びその作用)そこでこ
の発明の加圧鋳造法による複合材の製造方法においては
、セラミ・ツクシェル等の耐熱鋳型内に強化繊維を配置
し、これらをマトリ・ノクス金属の固相線温度の摂氏温
度で90%以上の温度に予熱し、次いで上記鋳型内にマ
トリ・ノクス金属を注湯し、その後上記鋳型雰囲気を昇
圧するようにしである。
の発明の加圧鋳造法による複合材の製造方法においては
、セラミ・ツクシェル等の耐熱鋳型内に強化繊維を配置
し、これらをマトリ・ノクス金属の固相線温度の摂氏温
度で90%以上の温度に予熱し、次いで上記鋳型内にマ
トリ・ノクス金属を注湯し、その後上記鋳型雰囲気を昇
圧するようにしである。
上記のように強化繊維と鋳型とを予熱すると共に、溶湯
をその周囲から加圧することにより、各繊維の周囲にマ
トリックス金属が均一に浸入し、良質な複合材を製造す
ることが可能となる。
をその周囲から加圧することにより、各繊維の周囲にマ
トリックス金属が均一に浸入し、良質な複合材を製造す
ることが可能となる。
上記におけるマトリックス金属としては、例えばアルミ
ニウム、マグネシウム、チタン等の金属及びその合金を
用いることができる。また」1記における強化繊維とし
ては、アルミナ系、ボロン系、炭化けい素糸、炭素系、
タングステン等の各種繊維を用いることができる。
ニウム、マグネシウム、チタン等の金属及びその合金を
用いることができる。また」1記における強化繊維とし
ては、アルミナ系、ボロン系、炭化けい素糸、炭素系、
タングステン等の各種繊維を用いることができる。
上記のように強化繊維を予熱するのは、溶湯が各繊維間
に圧入されてしまう前に、/8湯が凝固してしまい、繊
維と金属との複合化が阻害されるような現象を防止する
ためである。このため強化繊維の予熱温度は、溶湯が繊
維間に圧入されてしまうまでの間は、溶湯を流動可能な
状態に保持できるような温度にしておく必要がある。こ
の温度は、マトリックス金属や繊維の材質や熱容量、溶
湯の温度等によって影響を受けるため、一義的に定める
ことはできないが、マトリックス金属の固相線温度の9
0%程度の温度であれば、良好な複合化の行えることを
確認している。もっとも」1記のような理由から、この
予熱温度は高いほど好ましい訳であり、実用上はマトリ
ックス金属の液相線温度以上にするのが好ましい。
に圧入されてしまう前に、/8湯が凝固してしまい、繊
維と金属との複合化が阻害されるような現象を防止する
ためである。このため強化繊維の予熱温度は、溶湯が繊
維間に圧入されてしまうまでの間は、溶湯を流動可能な
状態に保持できるような温度にしておく必要がある。こ
の温度は、マトリックス金属や繊維の材質や熱容量、溶
湯の温度等によって影響を受けるため、一義的に定める
ことはできないが、マトリックス金属の固相線温度の9
0%程度の温度であれば、良好な複合化の行えることを
確認している。もっとも」1記のような理由から、この
予熱温度は高いほど好ましい訳であり、実用上はマトリ
ックス金属の液相線温度以上にするのが好ましい。
また上記雰囲気圧力は、高いほど好ましいが、良質な複
合材を製造するためには、Ikg/c+J以上の加圧力
とするのが好ましい。一方雰囲気圧力をあまり高くして
も、複合材の性状の改善にはほとんど影響がなくなるた
め、実用上は50kg/−以下、作業上の安全性を考慮
すると10kg/c+a以下の圧力とするのが好ましい
。
合材を製造するためには、Ikg/c+J以上の加圧力
とするのが好ましい。一方雰囲気圧力をあまり高くして
も、複合材の性状の改善にはほとんど影響がなくなるた
め、実用上は50kg/−以下、作業上の安全性を考慮
すると10kg/c+a以下の圧力とするのが好ましい
。
なお上記において、耐火鋳型内に強化繊維を配置してそ
の全体を予熱するのは、強化繊維のみを予熱したのでは
、高温になった繊維の鋳型内への配置作業が困難となる
こと、及び配置作業中の温度低下を考慮したためである
。
の全体を予熱するのは、強化繊維のみを予熱したのでは
、高温になった繊維の鋳型内への配置作業が困難となる
こと、及び配置作業中の温度低下を考慮したためである
。
(実施例)
次ぎにこの発明の加圧鋳造法による複合材の製造方法の
具体的な実施例について、図面を参照しつつ詳細に説明
する。
具体的な実施例について、図面を参照しつつ詳細に説明
する。
まず第1図(alに示すようなセラミックシェル型ある
いは石膏型等の耐熱鋳型1内に、同図(b)に示すよう
に強化繊維成形体2を配置する。次いでこれら全体を、
同図(C1に示すように加熱する。加熱温度は、マトリ
ックス金属の固相線温度の90%以上の温度、好ましく
は液相線温度以上とする。そして上記のように予熱され
た鋳型1を、同図(dlに示すように加圧容器3内に搬
入し、マトリックス金属の溶湯4を注湯する。そして注
湯後直ちに、同図(e)に示すように加圧容器3に蓋5
を載置すると共に、容器3内をアルゴンガス等で加圧、
好ましくは1〜10kg/cJの加圧を施し、このまま
冷却して複合材を製造する。
いは石膏型等の耐熱鋳型1内に、同図(b)に示すよう
に強化繊維成形体2を配置する。次いでこれら全体を、
同図(C1に示すように加熱する。加熱温度は、マトリ
ックス金属の固相線温度の90%以上の温度、好ましく
は液相線温度以上とする。そして上記のように予熱され
た鋳型1を、同図(dlに示すように加圧容器3内に搬
入し、マトリックス金属の溶湯4を注湯する。そして注
湯後直ちに、同図(e)に示すように加圧容器3に蓋5
を載置すると共に、容器3内をアルゴンガス等で加圧、
好ましくは1〜10kg/cJの加圧を施し、このまま
冷却して複合材を製造する。
なお、上記第1図に示した鋳型は、製品の一部を複合化
する際に使用するものであるが、製品全体を複合化する
ような場合には、第2図(81〜(C)に示すように、
製造すべき製品と概略間し形状の強化繊維成形体6を作
製し、この成形体6の周囲にセラミックシェル等の鋳造
材をコーティングして成る鋳型7を用いればよい。
する際に使用するものであるが、製品全体を複合化する
ような場合には、第2図(81〜(C)に示すように、
製造すべき製品と概略間し形状の強化繊維成形体6を作
製し、この成形体6の周囲にセラミックシェル等の鋳造
材をコーティングして成る鋳型7を用いればよい。
第3図には、繊維予熱温度と加圧力とを種々変化させた
場合の、複合体の製造可能範囲を示す。
場合の、複合体の製造可能範囲を示す。
同図から、加圧力のない場合や、予熱温度が低すぎる場
合には、繊維間にマトリックス金属が浸入し得ないため
に複合化が不可能であり、また適温での予熱と加圧とを
行った場合には複合化が可能であることが明らかである
。なお上記テストは、強化繊維として直径20μのアル
ミナ系の繊維を、またマトリックス金属としてアルミニ
ウム合金をそれぞれ用いている。
合には、繊維間にマトリックス金属が浸入し得ないため
に複合化が不可能であり、また適温での予熱と加圧とを
行った場合には複合化が可能であることが明らかである
。なお上記テストは、強化繊維として直径20μのアル
ミナ系の繊維を、またマトリックス金属としてアルミニ
ウム合金をそれぞれ用いている。
第4図には上記テストにおいて得られた複合材(予熱温
度=800°C1加圧カニ 10kg/ c+a)の金
属組織(100倍)を示すが、同図から本発明の範囲内
においては良質の複合材を形成し得ることが明らかであ
る。
度=800°C1加圧カニ 10kg/ c+a)の金
属組織(100倍)を示すが、同図から本発明の範囲内
においては良質の複合材を形成し得ることが明らかであ
る。
(発明の効果)
この発明の加圧鋳造法による複合材の製造方法は上記の
ように構成されたものであり、したがってこの発明方法
によれば、比較的簡素な構成の装置でもって、安全かつ
高能率に良質の複合体を製造することが可能となる。
ように構成されたものであり、したがってこの発明方法
によれば、比較的簡素な構成の装置でもって、安全かつ
高能率に良質の複合体を製造することが可能となる。
第1図(al〜(Qlはこの発明方法の一実施例を各工
程毎に経時的に示す説明図、第2図+al〜(C1は上
記において用いる鋳型の変更例を示す説明し1、第3図
は複合材の製造可能範囲を繊維予熱温度と加圧力との関
係において示すグラフ、第4図は上記において製造さた
複合体の一例の金属組織を示す図である。 1・・・耐熱鋳型、2・・・繊維成形体。
程毎に経時的に示す説明図、第2図+al〜(C1は上
記において用いる鋳型の変更例を示す説明し1、第3図
は複合材の製造可能範囲を繊維予熱温度と加圧力との関
係において示すグラフ、第4図は上記において製造さた
複合体の一例の金属組織を示す図である。 1・・・耐熱鋳型、2・・・繊維成形体。
Claims (1)
- 1、セラミックシェル等の耐熱鋳型内に強化繊維を配置
し、これらをマトリックス金属の固相線温度の摂氏温度
で90%以上の温度に予熱し、次いで上記鋳型内にマト
リックス金属を注湯し、その後上記鋳型雰囲気を昇圧す
ることを特徴とする加圧鋳造法による複合材の製造方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16188984A JPS6138771A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 加圧鋳造法による複合材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16188984A JPS6138771A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 加圧鋳造法による複合材の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6138771A true JPS6138771A (ja) | 1986-02-24 |
Family
ID=15743920
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16188984A Pending JPS6138771A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 加圧鋳造法による複合材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6138771A (ja) |
-
1984
- 1984-07-31 JP JP16188984A patent/JPS6138771A/ja active Pending
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