JPS6138646A - 電気集塵器の運転方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電気集塵器（以下ＥＰと略す）に供給される電
流および電圧をサイリスタ制御装置にフィードバックし
、このプイリスタ制（財）装置により交流電源に接続さ
れたサイリスタを制御するＥＰ用電源装置（パワーパッ
ク）に適用し得るＥＰの運転方法に関するものである。

〔従来の技術〕

一般にＥＰは、直流高電圧を発生する電源装置を備え、
この電源装置からの電流により。

ＥＰ内に導かれた粉塵に電荷を与え、この荷電された粉
塵を高電界によるクーロン力で集塵電極に付着させて気
体中から粉塵を分離除去するものである。このよりなＥ
Ｐに於ける電源装置では、第７図に示すように、交流電
源ＡＣａ。

サイリスタ制動装置ｌからの点弧信号で、サイリスタ２
を位相制御することにより調節され高圧変圧器３．整流
器４．直流リアクトル５を経て、ＥＰ６に供給される。

この場合、電流検出器７及び電圧検出器８は、それぞれ
ＥＰに供給される電流・電圧を検出し、Ｖイリスタ制阻
装Ｎｉｌへフィードバックしている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

前記のようなＥＰに於いて、火花放電が頻発するような
荷電状況では、従来、運転員の経験にもとづ＠、火花頻
度設定器９の手動操作により適当な、火花ひん度を設定
していたため、高度な運転技術′ｌｔ嶽し、かつ燃料の
変化、燃焼条件の変化に即応することが困難であった。

本発明は、上述の問題点を解決するために提案されたも
ので、ＥＰ性能の指標となる値、すなわち、フィードバ
ック信号のうち、電流信号を＠無処理して得られた値（
平均電流値）にもとづき、荷電中の火花ひん度を自動的
に変化させ、平均電流値が最大になる火花ひん度で運転
させることによＬ　ＥＰ荷電を最適状態とするＥＰの運
転方法を提供することにある。

〔問題点を解決するだめの手段〕

本発明によるＥＰの運転方法はＥＰに供給される電流お
よび電圧をサイリスタ制約装置にフィードバックし、こ
のサイリスタ制約装置により交流電源に接続されたサイ
リスタを制約するＥＰにおいて、前記サイリスタ制約装
置に７４−ドパツクされる電流値より平均電流値を演算
し、その値に応じて荷電中の火花ひん度を変化させるこ
とにより、平均電流値が最大となるように制約すること
を特徴とするものである。

〔作　用〕

本発明によるＥＰの運転方法によれば、直流高圧電源装
置の運転中のデータである平均電流値と集塵性能との関
係を利用し、火花放電の多発するＥＰにおいて、荷電中
の火花ひん度を自動的に変化させ、上記平均電流値が最
大となる火花ひん度で運転することによｊＤ、ＥＰの最
適荷電状態を設定し、前記従来の問題点を解消し得るよ
うにしたものである。

〔実施例〕

本発明の一実施例を添付図面を参照して詳細に説明する
。

第１図は本発明方法を実施するために用いられる装置の
一実施例の構成を示す図であ）、第１図において、１２
はサイリスタ、ＪＪは高圧変圧器、１４は整流器＆　１
５は直流リアクトル。

ノロはＥＰ、イは放電極１口は集塵極、１７は電流検出
器、１８は電圧検出器、２０はサイリスタ制約装置、２
１はマイコンユニッ）テロ　ル。

このような構成からなる装置に於いて、電流侵出器１７
により検出された電流信号はサイリスタ制岡ｉ陣に内蔵
されたマイコンユニット２１に入力される。このマイコ
ンユニットｘ　Ｊ　Ｋ　ｉｄ　＆第３図に示す自動利腕
グログラムがインプットされておシ、電流検出器１７か
ら得られた電流信号をサンプリング処理して演算処理し
、平均電流値）ｍを算出し、この値にもとづき荷電中の
火花ひん度を自動的に変化させ、平均電流値■ｍが最大
値となる火花ひん度でサイリスタ１２に制ａ信号を出力
しＡｃｔ源を調節するようになされている。

上記本発明の一実施例の作用について説明すると、ＥＰ
内部で荷電されたダストを放電極から集塵極に向って移
動させるクーロン力は一般的に次のように表わされる。

Ｆ＝Ｑ、Ｅ・・・・・・・・・・・・・・・　（１）こ
こでＦはクーロンカ、Ｑ社帯１１％荷量、Ｅは電界強度
である。α）式から明らかなようにり一ロンカＦは帯電
電荷量Ｑによって左右される。

一方この帯電電荷量Ｑは前述の平均電流値工ｍが大きい
程大きくなシ、小さい程小さくなる。

従って０）式は次のように置きかえることができる。

Ｆ＝ｋ　Ｉｍ−Ｅ−・・・・・・・・・・・・・・察）
即ち臼）式のＩｍを最大になるような火花びん度に設定
すれば、クーロン力を最高（即ち集塵性能を最大）とす
ることができる。

第２図は集塵効率と平均電流値Ｉｍとの関係を示すもの
である。そこで第３図に示すように周期的に工ｍを演算
によル求め、新旧データ間の比較に基きＩｍが最大とな
るような火花びん度に設定すれば、ＥＰにとって最適な
荷電が実現できることになる。なお第３図においてＩＬ
Ｏは一周期前の平均電流値、　　ＩＬＮは今回の周期の
平均電流値、ＤはｉｈｏとＩＬＮとの差、Ｎ、は火花ひ
ん膨設定値、に紘不感帯輻であ〕１本１０グラムの動作
はタイマによル定周期毎に行なわれる。この場合タイマ
の範囲は１〜６０秒でおる。第３図によるＩｍおよびＮ
、の変化をそれぞれ第４図および第５図に示している。

第１図〜第６図において、電流検出器１７゛によ）検出
した電流Ｉｉは第６図に示すマイコンユニット２１内で
処理され制御信号としてサイリスタ制御装置２０から出
力される。その順序は。

（１）ＥＰの荷電電流ＩＩは一定周期で絶縁アンプ３ノ
及びＡ／Ｄ変換器３２を経て中央処理装置３３（以下Ｃ
ＰＵという）に取シ込まれる。

（２）　ＣＰＵ５ｓでは電流ｉｆと平均電流値１ｍの認
識が行なわれる。

（３）　　この電流Ｉｉと平均電流値Ｉｍをチェックす
ることによルＩｍが最大となるように火花°ひん度が自
動的に設定される。

（４上記（１）　、　１２＋　、　＋３１はメモリ３４
に記憶されたプログラムによって行なわれる。

１５１１／φボート３５．オペレータコンソールインタ
ーフェイス３６、オペレータコンソール３７は各々電源
装置の運転停止、操作、データ表示等に利用され罵。

（ｆ３Ｊ３Ｂはメモリ（ＲＡＭ）で種々の運転データの
記憶場所を示し、３９はＤ／Ａ変換回路を示している。

〔発明の効果〕

本発明方法によれば上記したように電流検出器ノーから
の電流（信号）Ｉｔをブイリス２夕制罰装置２０に入力
し、マイコンユニット２１によって周期的に平均電流値
Ｉｍを演算により求め新旧データ間の比較にもとづき工
ｍが最大となる火花ひん度で運転することになる。

従って従来火花放電制ａｍｐ式では火花放電が多発して
いる状態で荷電する場合、運転員の経験にもとづき手動
操作によ多制御パラメータを設定していたため高度な運
転技術を要し、かつ燃料の変化、燃焼条件の変化に即応
す、ることか困難であったが本発明によれに次のような
優れた効果を得ることができる。

Ｕ）　上記のような従来からの運転技術は不豪となシ大
巾なコスト低減が可能となる。特ＫＥＰ運用上のメンテ
ナンスが省力化できる。

（２１常にＥＰを最適な荷電状態とすることができる。

（３）　　荷電装置の自動最適運転が可能となるため省
エネ効果が期待できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方法を実施するのに用いられる装置の一
実施例の構成を示す図、第２図は本発明方法の原理を説
明するための図、第３図は第１図における自動制約プロ
グラムのフローチャート図、第４図および第５図はそれ
ぞれ第３図のフローチャートの説明図、第６図は第１図
におけるマイコンユニットの構成図、第７図は従来例を
示す図である。 １２・・・サイリスタ、１２・・・電流検出器、１８・
・・電圧検出器、２０・・・サイリスタ制御Ｂ］装置。 ２１・・・マイコンユニット。 出願人復代理人　弁理士　鈴　圧式　彦第１図 Ｍ宛あ！ｍ 第６図 ■°−°−丁″ ｃＰＵ３３” あ ■ ＯＭ １、　　ψ ζ ３２　　、　　　　ＲＡＭ ３９　　　　　尾灯 ／７”−１−遮断ＴＲＩＰ 移摺ト　　　シ套竣 一］「ゴ３７ 第７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電気集塵器に供給される電流および電圧をサイリスタ制
   御装置にフィードバックし、このサイリスタ制御装置に
   より交流電源に接続されたサイリスタを制御する電気集
   塵器において、前記サイリスタ制御装置にフィードバッ
   クされる電流値より平均電流値を演算し、その値に応じ
   て荷電中の火花ひん度を変化させることにより、平均電
   流値が最大となるように制御することを特徴とする電気
   集塵器の運転方法。