JPS6137907Y2 - - Google Patents

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JPS6137907Y2
JPS6137907Y2 JP3025381U JP3025381U JPS6137907Y2 JP S6137907 Y2 JPS6137907 Y2 JP S6137907Y2 JP 3025381 U JP3025381 U JP 3025381U JP 3025381 U JP3025381 U JP 3025381U JP S6137907 Y2 JPS6137907 Y2 JP S6137907Y2
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JP
Japan
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valve
air bag
pressure chamber
air
push button
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JP3025381U
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JPS57144657U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、弁装置特にエアーバツグの膨張を調
節するためのエアーバツグ制御用弁装置の改良に
関する。
自動車の背もたれ等には、内蔵する複数のエア
ーバツグを別々に膨張させて体形に合わせるエア
ーバツグ装置が使用されている。本考案のエアー
バツグ制御用弁装置に関し、公知技術として、ア
メリカ特許第4190286号記載のものがある。この
アメリカ特許第4190286号記載のエアーバツグ制
御用バルブ装置の構成と問題点を掲げると以下の
通りである。
(i) 圧力室の圧力の異常上昇を防止するためのマ
スタープレツシヤコントロールは、コントロー
ルボツクスとは別体構成となつている。従つ
て、両者が別体であることから、装置全体の大
きさが大きくなる。
(ii) チエツクバルブとリリーフバルブとが独立構
造となつている。従つて、リリーフバルブ及び
これを押圧するスプリングの収容スペースが必
要となり、その分構造が大きく、かつ、複雑に
なり、コスト面で不利である。更に、エアーバ
ツグ内の空気シール口がリリーフバルブとチエ
ツクバルブとの2箇所になるので、気密性保持
の点で問題がある。
これらの問題点を解決したのが、本考案と同日
に出願された実願56−30252号の明細書に記載の
ものである。すなわち圧力室の圧力の異常上昇を
防止するリリーフ弁をバルブ装置の中に一体的に
組み込み、チエツク弁と排出弁とを一体構成とし
て、両機能を兼用させた。
本考案は、この同日出願の実用新案登録願の明
細書記載の考案をさらに改良しようとするもので
ある。即ち、本出願人は、このようなエアーバツ
グの膨張の制御のため第3図に示すようなチエツ
ク弁兼排出弁を考案し、上述の通り出願したが、
このような弁では外側ボデイ20とプツシユロツ
ド62が貫通する貫通孔65との間にエアーバツ
グからの空気を放出する小さな間隙が設けられて
おり、プツシユボタン61を押すと満圧状態のエ
アーバツグからチエツク弁を通つて圧力室22へ
空気が逆流し、その後上記間隙を通つて空気が放
出される。このように空気はプツシユロツド62
のまわりの小さな間隙を通つて徐々に放出される
ため、放出に時間がかかること、この小さな間隙
のために、エアーバツグへの空気送給時に圧力室
からのエアー漏れが生じるという欠点がある。
本考案の目的は、従来技術及び上記のエアーバ
ツグ制御用チエツク弁兼排出弁の欠点を解消する
ことにあり、これらの欠点は排出弁のプツシユロ
ツドの周辺に外気放出用連通孔を設け、この連通
孔の圧力室側開口をプツシユロツド先端の弁体に
より開閉自在制御することにより解消される。
以下添付図面を参照して本考案に係るエアーバ
ツグ制御用弁装置の実施例について説明る。ま
ず、本考案に係るエアーバツグ制御バルブ装置の
理解を容易とするため、第1図を参照して本バル
ブ装置10の各部品と空圧源Pおよびエアーバツ
グ80との接続関係を説明する。機械式又は手動
式ポンプ等から構成された空圧源Pからの加圧空
気は、本バルブ装置10内のフイルタ24を通つ
て清浄化された後に圧力室22へ進入する。この
圧力室22には、圧力室22の圧力が所定以上の
値となつた場合に空気を逃がし、他の部品を保護
するためのリリーフ弁25と、各エアーバツグ8
0にバツグ膨張用空気を送給し、かつ過剰の空気
を排出するためのチエツク弁40が接続されてい
る。チエツク弁40は、通常はチエツク弁として
作動し、この弁40およびフイルタ51を通つて
エアーバツグ80へ入つた空気は圧力室22へ戻
ることはできない。しかしシート面調節のため後
述するプツシユボタン61を押せば、エアーバツ
グ80内の空気は、弁40を通つて圧力室22へ
排出されるので、エアーバツグ80を縮めること
ができる。
次に第2図を参照して本考案に係るバルブ装置
10の構成について説明する。本バルブ装置10
は、上側ボデイ20と、この上側ボデイ20の下
方にネジ31により一体的に取付けられた複数の
チエツク弁40とこれらのチエツク弁40に対抗
して上側ボデイ20上に取付けられた排出弁兼プ
ツシユボタン機構60とから主としてなる。
上側ボデイ20は、車体(図示せず)への取付
けを容易とするために周辺にフランジ部21を有
し、中央部で下側ボデイ30との間に圧力室22
となる一つの空間を形成する。この圧力室22の
側壁には、フイルタ24を通して空圧源Pからの
加圧空気を導入するための吸気ポート26と圧力
室22の圧力が所定以上の値になつたとき圧力室
から空気を逃がし、他の部品を保護するためのリ
リーフ弁25に接続する排気ポート27が設けら
れている。
下側ボデイ30の下方へ気密的に取付けられた
チエツク弁40は、シリンダ部42とこのシリン
ダ部42の下方側面部から斜め下方に延長する管
体43とから成る。シリンダ42内上部には、弾
性弁体44、スカート45が内蔵されこれらをロ
ツド46が貫通している。このロツド46の上部
は、横断面が十字形であり、圧力室22の下方の
連通孔23を貫通した後圧力室22内へ延長して
いる。スカート45は、このスカート45と、段
付きリング47との間に設けられたスプリング4
8により常に上方へ押圧されるので弁体44は連
通孔23を閉じるが、所定の値以上の圧力が加え
られるか又は上方の排出弁兼プツシユボタン機構
60により下方へ押圧されるとロツド46の断面
十字部が連通孔23を横断るので、ロツド46と
連通孔23の間の間隙を空気が流れる。段付きリ
ング47とプラグ49のスリーブ50との間には
フイルタ51が挾持され、これらの弁40を通過
する空気を清浄化する。プラグ49は、0リング
52によつてシリンダ42内に気密に嵌合され、
スリーブ50の側面には空気流通用の孔53が設
けられている。管体43はホース等(図示せず)
を介して各エアーバツグ80へ接続される。
各チエツク弁40に対抗して上側ボデイ20上
に設けられた排出弁兼プツシユボタン機構60
は、デイスク状のプツシユボタン61とこのボタ
ン61から下方に延長して弁40のロツド46と
同一直線上にあるプツシユロツド62と、このロ
ツド62およびプツシユボタン61を上方へ押圧
するスプリング63とから成る。プツシユボタン
61は上側ボデイ20の上面より若干上方へ突出
している。プツシユロツド62の下端には、環状
の弾性弁体64を固定するための弁体押え65が
取付けられ、その直下にチエツク弁40のロツド
46が位置する。弁体64は、スプリング63に
よつてプツシユボタン61およびプツシユロツド
62と共に上方へ押圧され、ロツド62の貫通す
る貫通孔67のまわりに設けられた連通孔68の
圧力室22側開口を閉じる。連通孔68は、プツ
シユボタン61が収容された凹溝の下方に位置
し、環状フイルタ69が嵌合された環状連通孔7
0に連通している。
上述のような排出弁兼プツシユボタン機構60
のプツシユボタン61を下方に押すと、プツシユ
ロツド62の下方の弁体押え65により、チエツ
ク弁40のロツド46が下方へ押圧される。この
ときエアーバツグ80内に加圧空気が充填されて
いれば、加圧空気は、チエツク弁40を逆流し
て、圧力室22へ進入する。弁体64はロツド6
2により下方へ移動しているため圧力室22へ進
入した加圧空気は、連通孔68、フイルタ69お
よびプツシユボタン61側方を通つて外方へ放出
される。このようなエアーバツグ80からの空気
抜きにより、シート面の凹凸の調節が可能とな
る。
本考案に係るエアーバツグ制御用バルブ装置1
0の構成は、以上のとおりであり、エアーバツグ
への空気送給時において、圧力室22内の空気圧
により、弾性弁体64は上方へ押圧されるので、
圧力室22の気密性が向上し、エアーバツグ80
への空気送給効率も改善された。又、第3図の弁
では、エアーバツグからの空気はプツシユロツド
62のまわりの小さな間隙を通つて徐々に放出さ
れる。
本考案において、エアーバツグからの空気は連
通孔68,70より外方へ放出されるので、放出
時間が大幅に短縮された。又排出弁60内にフイ
ルタ69を内蔵させたことによりプツシユボタン
61の側面の間隙から圧力室22内へのゴミの進
入が防止され、安定した使用が可能となつた。ま
たこのようなフイルタ69の内蔵により連通孔6
8の径を大きくできるので、短時間のうちにエア
ーバツグ80内の空気を放出でき、エアーバツグ
調節時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係るエアーバツグ制御用バ
ルブ装置と空圧源およびエアーバツグとの接続を
示す空圧回路図、第2図は本考案に係るエアーバ
ツグ制御用バルブ装置の断面図、第3図は従来の
エアーバツグ制御用バルブ装置の部分断面図。 P……空圧源、40……チエツク弁、60……
排出弁兼プツシユボタン機構。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 空圧源に連通した圧力室を形成するボデイと、
    この圧力室とエアーバツグとの間の空気の流通を
    制御するチエツク弁と、このチエツク弁を解除し
    てエアーバツグ内の空気を圧力室を通して外部へ
    放出るための排出弁とから成るエアーバツグ制御
    用弁装置において、 上記排出弁がボデイ外面より突出したプツシユ
    ボタンからボデイ壁体を貫通して、圧力室内まで
    延長して先端に可撓性弁体を有するプツシユロツ
    ドと、プツシユボタン、プツシユロツドをボデイ
    外方向へ押圧し、上記弁体を圧力室内壁に押圧す
    るスプリング手段と、上記プツシユロツド貫通孔
    の近くに設けられ上記弁体により圧力室と大気と
    の連通が制御される連通孔とから成り、上記プツ
    シユボタンをボデイ側へ押圧すると、弁体により
    閉じられていた連通孔が開きかつチエツク弁が解
    除されて、エアーバツグ内の空間が大気と連通る
    ことを特徴とするエアーバツグ制御用弁装置。
JP3025381U 1981-03-06 1981-03-06 Expired JPS6137907Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3025381U JPS6137907Y2 (ja) 1981-03-06 1981-03-06
US06/354,375 US4491157A (en) 1981-03-06 1982-03-03 Valve assembly for air bag control

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3025381U JPS6137907Y2 (ja) 1981-03-06 1981-03-06

Publications (2)

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JPS57144657U JPS57144657U (ja) 1982-09-10
JPS6137907Y2 true JPS6137907Y2 (ja) 1986-11-01

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JP3025381U Expired JPS6137907Y2 (ja) 1981-03-06 1981-03-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08299853A (ja) * 1995-05-01 1996-11-19 Saraya Kk 流体噴射装置

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JPH08299853A (ja) * 1995-05-01 1996-11-19 Saraya Kk 流体噴射装置

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JPS57144657U (ja) 1982-09-10

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