JPS6137712A

JPS6137712A - 化粧料

Info

Publication number: JPS6137712A
Application number: JP59161225A
Authority: JP
Inventors: Keita Inoue; 恵太井上; Minoru Kusaka; 日下　稔
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1984-07-31
Filing date: 1984-07-31
Publication date: 1986-02-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、基礎化粧品一般に用いられる化粧料に係り、
より詳しくは、天然の植物粉末を配合してなる化粧料に
関するものである。

（従来技術）基礎化粧品は一般に化粧水、化粧クリーム、乳液及びパ
ック剤に分けられ、そしてそれぞれが健康で美しい皮膚
を保つべく、水分ないし油分の補給の必要に応じて適宜
用いられている。

このような基礎化粧品の中、粉末成分を含んだものとし
ては、化粧水では、カラミン（酸化鉄を０．５ｚ程度含
む酸化亜鉛で、淡赤色の粉末）を配合したカラミンロー
ション、イオウやカンフルを配合したニキビ用化粧水が
、また、パック剤では、小麦粉、カオリン（白陶土）、
脱脂粉乳などを用いるものが知られている。

（発明が解決しようとする問題点）近時の健康食品ブームにあって化粧品もまた天然化粧品
が要求せられているところ、植物粉末成分を含んだ基礎
化粧品としては、上記のようにわずかパック剤に小麦粉
が用いられているにすぎない。このように、天然化粧品
として使用できる粉末原料はすこぶる少ないのが現状で
ある。

（問題点を解決するための手段）本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、植物粉末
原料として新規な緑豆の乾燥粉末を配合してなる化粧料
を提案せんとするものである。

緑豆は、その名の通り豆類に属し、１００ｇ中の成分は
、水分　　　　　　　１３．Ｅｌｇタンパク質　　　　２３．Ｏｇ脂質　　　　　　　２．０ｇ炭水化物　　　　　５８．４ｇビタミンＡ効力　　３３　１Ｕカロチン　　　　１００　　ＩＵビタミンＢｌ　　　　　Ｏ，５ｍｇビタミンＢ２　　　　０．２４＋ｍｇであり、カロチンを含むのでビタミンＡ効来が高く、ま
たビタミンＣも豆類のなかでは高いことが知られている
。

この緑豆は、もやしとして多用されるとともに、はるさ
めの加工原料に用いられるが、今般、その乾燥粉末が皮
膚化粧料としてすぐれた整膚、美肌作用を増進するとい
う美容効果に知見を得て本発明を完成するに至ったもの
である。

（実施例）本発明は当初、　（実施例１）乾燥した緑豆を、最大粒
径が１／１０ｍｍ程度の大きさの粒子に粉砕し、これを
洗粉として用いたことに因を成すもので、従来洗粉に米
ぬかを愛用している一層の女性（７人）による比較テス
トの結果、皮膚の汚垢を取り除く効果、及び肌を白くす
る漂白効果の点でほぐ同程度という評価を得た。さらに
、緑豆の乾燥粉末は無臭であり、この点米ぬかの場合独
特な薫りが一般受けしすらいきらいがあるのに対し、商
品価値としては一歩抽んでるものと評価される。このよ
うに、緑豆の乾燥粉末は、化粧料の基礎組成物として適
合することが確認された。

緑豆による上記美容効果が期待以上であったことと、こ
の効果がタンパク質と酵素の作用によるものと考えられ
ることから、この緑豆乾燥粉末を成る程度長時間皮膚に
定着させることが当該美容効果を一層発揮せしめるもの
との着想により、発明者等は、これを化粧水、化粧クリ
ームなどの基礎化粧品に適用することを考慮した。

（実施例２）化粧水（重量％）緑豆粉末　　　　　２０〜３０グリセリン　　　　　　　５エタノール　　　　　　　１０精製水　　　　　　　　残部香料　　　　　　　　　　適量（実施例３）化粧クリーム（重量％）緑豆粉末　　　　　３０〜６０グリセリン　　　　　　１０エタノール　　　　　　　１５精製水　　　　　　　　　残部香料　　　　　　　　　　適量上記処方による実施例２及び実施例３において、緑豆粉
末の粒子の大きさが使用感（ザラツキ感ないし異物感）
を異にするとの結果を得た。

使用性・・・前記実施例１の女性７人Ｏ・・・ザラザラした感じが全くない０・・・ザラザラした感じが気にならないＸ・・・ザラ
ザラした感じが気になる緑豆粉末の粒子（最大粒径）　　　　　　（使用性）１／３　ｍｍ　　　　　　Ｘ　−７人１／４　ｍ＋ａ　　　　　　Ｘ・・・４人　０・・・３
人１１５　ｍｍ　　　　　　Ｏ・−・５人　＠　・２人
１／１０ｍｍ　　　　　　Ｑ・・・２人　Ｏ・・・５人
１／１４ｍｍ　　　　　　＠・−・７人１／２０＋ａｍ
　　　　　　＠−・・７人−なお、粉砕機は、最大粒径
１／１０ｍｍ迄はきな粉製造用のものを、最大粒径１／
１４ｍｍ以下はうどん粉製造用のものを使用した。

以上の結果、緑豆粉末は最大粒径１１５ｍｍより小さい
粒子のものが使用に適し、その中、粒径１／１４ＩＩ＋
１以下の粒子が最適であることが判明した。

なお、緑豆を粉末にするに際し、通常は表皮を剥離して
なすが、本発明においてはこの表皮をむかずにそのま一
粉砕するようにしてもよい。

（発明の効果）本発明は以上のように、緑豆の乾燥粉末を配合すること
を特徴とする化粧料であって、整膚美肌作用を発揮する
ことが確認された。したがって本発明の化粧料は、それ
単独で、さらに他の基礎化粧品と混合して、或いは洗粉
として用いるべく石鹸に含有するなど、種々の態様を以
て用いることができる。なお、本発明の化粧料は、緑豆
を主成分として特にカロチンを多く含有するので、その
使用においてビタミンＡ効果も期待することができるも
のである。

Claims

【特許請求の範囲】

緑豆の乾燥粉末を配合することを特徴とする化粧料。