JPS6137689A

JPS6137689A - ハンドリング装置

Info

Publication number: JPS6137689A
Application number: JP15679184A
Authority: JP
Inventors: 村松　定; 滝川　昇
Original assignee: Sumitomo Heavy Industries Ltd
Current assignee: Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority date: 1984-07-27
Filing date: 1984-07-27
Publication date: 1986-02-22
Also published as: JPH0575678B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、山形鋼、鋼矢板等形鋼鋼板のハンドリングに
有効なハンドリング装置に関するものである。

（従来技術とその問題点）形鋼は、数本〜数十率結束して地上に台木を介して積み
重ねておき、出荷に際しては、ワイヤを使用した玉掛は
作業を行なってクレーンで吊上げ、トラック等に載せて
いた。このため、形鋼にワイヤを掛け、クレーンの吊上
フックＺこ掛ける２〜３名の作業員が必要である。作業
員が荷くずれ、吊上げた形鋼の落下等危険に晒される。

玉掛は作業のためｌと作業員が入り込めるだけの間隔を
形鋼間に確保しておく必要があり、それだけ形鋼を収容
する平面スペースを太きくしなければならないという不
具合を免れなかった。

（発明の目的）本発明６ま、前記従来の問題点を解決するために創案さ
れたものて、ハンドリング作業の省力化と安全性の向上
を図る古共に、収容スペースを従来より大幅に縮小でき
るようにすることを目的とする。

（発明の構成）本発明のハンドリング装置は、天井クレーン等に吊持さ
れる吊具を備え、該吊具に吊フレームを旋回可能に装着
し、該吊フレームの両端部に、下方向に拡がる傾斜面を
有し、かつ、互に対向する一対の芯合わせ用ガイドを設
けると共に、さらに前記吊フレームの両端部に、水平方
向に延びる吊荷用フォークを上下動可能で、かつ、旋回
可能に吊設したことを特徴とする。

（実施例）以下本発明の一実施例を図面により説明する。

図中１は吊フレームで、該吊フレーム１の両端部には、
これと直角な上下方向に沿うフォーク支持外筒２が固着
されている。フォーク支持外筒２内にはフォーク支持内
筒３が軸受４，５により回転可能に支持されている。

フォーク支持外筒２より上方部分にはリンク６が互に平
行に固着され、該リンク乙の先端部は連結リンク７で相
互に連結されている。一方のフォーク支持内筒３にはさ
らにリンク８が固着され、該リンク８の先端部には、吊
フレーム１に設けたフォーク旋回シリンダ９のロッド先
端部が連結されている。かくして、フォーク旋回シリン
ダ９によりリンク機構６．７．８を介してフォーク支持
内筒３が９０’正逆回転できるように構成されている。

これらフォーク支持内筒３の上端には、スクリュジヤツ
キ１ｏと、駆動装置１１と、スクリュジヤツキ１ｏに設
けたストライカ１２で動作するフォーク昇降端停止用リ
ミットスイッチＬＳ９及びＬＳＩ２とが設けられている
。また、フォーク支持内筒３の内面には、上部支持突起
１６と、頂面に開口する凹溝１４を設けた下部支持突起
１５とが固設されている。

さらに、下部支持突起１５の下端側部には、互に対向し
た時下方向に拡がる傾斜面１６を側端に有する板状の芯
合わせ用ガイド１７が連設され、吊フレーム１の端部下
方に突出している。

一方、フォーク支持外筒２には、フレーム旋回シリンダ
１８と、リンク８に設けられたストライカ１９で動作す
るフォーク旋回端停止用リミットスイッチＬＳ７及びＬ
ＳＩ３とが設けられている。

２０は矩形断面のフォーク支持棒で、該フォーク支持棒
２ｏの下端には水平方向に突出する出荷用フォーク２１
が連設され、かつ、下端部の反フォーク側面には上下方
向に連続する突条部２２が設けられている。フォーク支
持棒２゜は、フォーク支持内筒３内において、スクリュ
ジヤツキ１０の上下動部材１ｏＡの下端に連結されると
共に、上部支持突起１３に面接触により支持され、かつ
、下部支持突起１５の凹溝１４に係合支持されている。

フォーク２１の最下部にはフォーク下降接地停止用リミ
ットスイッチＬＳＩ０が設けられ、先端部にはフォーク
セット確認用リミットスイッチＬＳ１１が設けられてい
るＩ。

２６は吊具て、」二部管体２４と下部管体２５と連結軸
２６とから構成されている。下部管体２５は、上部管体
２４にフランジ継手２７により同窓に連結され、両管体
２４．２５の内径差によって下部管体２５の上端面内周
部が上部管体２４の内面より内方に張出している。連結
軸２６は、下部管体２５内に滑りキー機構２日或はスプ
ライン機構とメタル軸受２９を介して軸方向移動のみ可
能に嵌挿されると共に、該連結軸２８の上端部には、下
部管体２５の上端面内周部に係止される抜止めろ０が設
けられている。

上部管体２４の下端部（連結軸２６）には、前記吊フレ
ーム１が上部の中央部に設けられた軸受３１により旋回
可能に装着され、かつ、リンク５２が固着されている。

リンク３２の先端部には、前記フレーム旋回シリンダ１
８のロッド先端部が連結されている。かくして、吊フレ
ーム１が、吊具２３を介して吊−トげられた状態におい
てフレーム旋回シリンダ１８によりリンク３２を介して
吊具２６を中心として９０°正逆旋回されるように構成
されている。

前記吊フレーム１上には、吊具２３の下降管体２５下端
をストライノ１として動作するフレーム下降非常停止用
リミットスイッチＬＳ４ト、リンク６２ｈこ設置げられ
たストライカろ２Ａで動作するフレーム旋回端停止用リ
ミットスイッチＬＳ５及びＬＳ６とが設けられている。

３３は吊下げ型トｏりて、該トロリ３３の上部には吊下
ローラ６４と雌ネジ部３５が設けられ、下部には前記吊
具２６の上部管体２４の上端部が自在継手３６を介して
連結されている。

一方、トロリ３３を支持する吊ビーム３７の下部には、
ガイドレール３８と、ビーム中央部から端部まで延びる
互に逆ネジのネジ棒３９．４０と、ビーム中央部にて該
ネジ棒３９　’、　４０を回転させる駆゛動装置４１と
が設けられ、上部には、吊ワイヤ取付は用ピン４２を設
けた一対の取付部４３が突設されている。そして吊ビー
ム６７は、取付部４６にて、天井クレーン４４から巻下
げられた吊ワイヤ４５にシャックル等により連結されて
該吊ワイヤ４５を介して天井クレーン４４に昇降可能に
支持されている。この吊ヒーノ＼３７上に、ネジ棒３９
，４０に雌ネジ部３５が螺合され、かつ、ガイドレール
３８上に吊下ローラ３４を介して移動可能に支持された
２台のトロリ３３がビーム中央に関して対称に配置され
ている。吊ヒート３７の下部には、トロリ５５をストラ
イカとして動作するトロリ移動端停止用リミツチスイッ
チＬＳｉ及びＬＳ２が設けられている。

４６は出荷上端レベル検出用検出片で、中間片４７の両
端に直角に相反側に延びる端部片４Ｂを連設した構成と
なっている。検出片４６の例えば中間片４７及び端部片
４８からなる屈曲部上にはロッド４９が立設されている
。一方、吊フレーム１の中央部の下側にてガイドパイプ
５０とガイドブレート５１とが設けられている。

そして中間片４７が吊フレーム１の中央にてフレーム幅
方向に涜い、かつ、端部片４８がフレーム長手方向に沿
った状態で、ロッド４９がガイドバイブ５０に嵌挿され
て図示しない抜止め機構を介して支持されるき共ｌこ、
端部片４８がガイドプレート５１に係合している。かく
して、ガイド機構４９，５０．５１により検出片４６が
吊フレーム１の中央部の下側にて上下動できるよう構成
されている。吊フレーム１の下部には、この検出片４６
の上動により吊荷上端そ検出するためロッド４９に設け
られたストライカ５２て動作する吊荷上ψｉｉ、Ｈレヘ
ル検出用リミットすイソチＬＳ５が設けられている。

（作用）第７図において、数本〜数十本結束等されて台本５３を
介して地上に積み重ねられている形鋼５４は、天井クレ
ーン４４（こ吊持されている２台の本装置を１組として
使用して次の手順で・・ン）・リングされる。

尚、本装置（ま、第９図に示す如くフォーク２１か吊フ
レーム長手方向と直角な旋回端位置てかつ上動端位置（
こあって、天井クレーン４４からそのカータ方向と平行
に吊持されているものとする。

（１）　　天井クレーン４４の走行・停止操作により本
装置のフォーク２１が形鋼５４の両側上方に位置するよ
う目視により芯合わせする。

（２）駆動装置４１により、トロリ６３が螺合したネジ
棒３９，４０を回転させて該トロリ６ろをガイドレール
３８に泪い離間或は接近させることによって、トロリ移
動端停止用リミットスイッチＬＳＩ、ＬＳ２により設定
される範囲内で本装置の間隔を形鋼５４の長さに対応し
たものに調節する。

（３）　　クレーン側操作により吊ワイヤ４５を巻戻し
て吊ビーム３７を巻下げることによって、本装置全体を
下降させると、検出片４６が、その形状により形鋼５４
の上端に確実に接触して、本装置の下降に伴い吊フレー
ム１に対、して」−動するから、吊荷上端レヘル検出用
すミットスイッチＬＳ３が動作し、巻下げが停止する。

尚、リミットスイッチＬＳ３が故障した場合、本装置の
下降により検出片４６がカイ１ヘパイブ′５０に当接し
て吊フレーム１に対するその上動が停止した時点で、吊
フレー１．　ｉの下降は停止するが、吊ビーム６７の巻
下げ６ま継続されるため、吊具２３の連結軸２６が下部
管体２５内に入り込んでゆく。このため、フレーム下降
非常停止用リミットスイッチＬＳ４が下部管体２５の下
端で動作され、巻下げか停止するから、吊具２３等に過
負荷がかかることはない。

（４）本装置の巻下げが停止したとき、検出片４６が接
触した形鋼５４の上端側縁と芯合わせ用ガイド１７の傾
斜面１６とは互に当接可能な高さ位置にある。また、形
鋼５４の幅は形鋼の種類により異なるから、フォーク２
１の基端間距離は、形鋼５４の最大幅に合わされている
。従って、最大幅の形鋼５４では、その幅方向に吊フレ
ーム１の長手方向（天井クレーン４４の走行方向）゛を
合致させ（第９図、第１１陶参照）、より狭い幅の形鋼
５４ては、フレーム旋回ソリンダ１８のロツｌ’引込み
作動により吊具２３を中心として吊フレーム１を平面視
反時計回り方向に旋回させて形′Ａ５４の長手方向に対
して斜めにすると共に、フォーク旋回シリンダ９のロン
ド引込み作動によりフォーク２１を平面視時計回り方向
に旋回させて形鋼５４の長手方向に合致させれば（第１
０図参照）、ガイド１７の傾斜面１６が形鋼５４の上部
両側縁と当接し、該形鋼５４に対するフォーク２１の芯
合わせが行なわれる。

（５）　　形鋼５４の高さからフォーク２１の下降スト
ローク量（スクリュジヤツキ１０のストローク量）をデ
ジタルスイッチにより入力設定した上で、駆動装置１１
によりスクリュジヤツキ１゜Ｄを作動させると：フォー
ク２１は下降し、フォーク下降端停止用リミットスイッ
チＬＳ９及び又はフォーク下降接地停止用リミットスイ
ッチＬＳ１０か動作された時点でフォーク２１の下降が
停止する。

（６）　　フォーク旋回シリンダ９のロンド引込み作動
によりフォーク旋回端停止用リミットスイッチＬＳ３が
動作するまでフォーク２１を旋回させ、吊フレーム１の
長手方向に合致させる（第１２図参照）。このときフォ
ークセット確認用リミットスイッチＬＳ４１が動作され
、フォーク２１が形鋼５４の下側にセットされたことが
確認できる。

（７）　　フォークセットの確認後クレーン側操作によ
り吊ワイヤ４５を巻取って吊ビームろ７を巻上げること
によって、本装置全体を上昇させると、形鋼５４６ま、
２台の本装置及び吊ビーム３７を介して天井クレーン４
４により両端支持状態で吊持される。このとき、形鋼５
４を支持したフォーク２１に働く転倒モーメントは、上
下支持突起１３　、１５７，２介して、吊フレーム１に
フォーク支持外筒２を介して支持されたフォーク支持内
筒３に支持されており、フォーク２１が傾くことはない
。

従って、ハンドリング作業は安全かつ確実（こ行なえる
。

形鋼５４を地上に降ろす場合は、吊ビーム３７の巻下げ
により本装置を下降させ、フォーク下降接地停止用リミ
ットスイッチトｓｈ。

とフレーム下降非常停止用リミットスイッチＬＳ４によ
りフォーク２１の接地を確認した後、フォーク旋回端停
止用リミットスイッチＬＳ７が動作するまでフォーク旋
回シリンダ９のロッド伸長作動によりフォーク２１を、
台木５６に支持された形ｖＡ５４の下から外側・＼旋回
させる。次いてスクリュジヤツキ１０及び駆動装置１１
により、フォーク上外端停止用リミツ）・スイッチＴ、
Ｓ４２が動作するまでフォーク２１を上昇させた後、吊
ビーム３７を−Ｆ昇させて本装置を形鋼５４から外せば
よい。

（発明の効果）以上の通り、本発明は、吊荷（こ対してガイドにより芯
合わぜ配置した後、２本のフォークを吊荷の下に両側の
隙間を通り旋回配置し、該フォークを介して吊荷を一安
定支持できるよ・うにしたから、ハンドリング作業が機
械的に確実にてき、その省力化と安全性の向−ヒとを・
図ることかてきる。また、吊荷の両側（・こＣスフオー
ク幅より僅か１と大きい程度の隙間があれはよいから、
吊荷収納スペースを従来より大幅に縮小できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す一部断面正面図、第２
図、第ろ図、第４図、第５図は第１図の■〜線、■〜線
、■〜線、Ｖ〜線断面図、第６図は第１図の右側面図、
第７図は本発明装置を天井クレーンに装着使用した状況
を示す概要図、第８図は第７図のＶＩ′ｌ−■線断面図
、第９図Ｌｆ天井クレーンに対する吊荷の配置状況を示
す平面図、第１０図、第１１図、第１２図は本発明装置
の作用説明用平面図である。１・・吊フレーム、２・・フォーク支持外筒、３・・フ
ォーク支持内筒、４，５・・軸受、６，７゜８・・リン
ク、９・・フォーク旋回シリンダ、１０・・スクリュジ
ヤツキ、１１・・駆動装置、１３・・上部支持突起、１
５・・下部支持突起、１６・・傾斜面、１７・・芯合わ
せ用ガイド、１８・・フレーム旋回シリンダ、２０・・
フォーク支持棒、２１・・フォーク、２３・・吊具、３
１．３２　　・　・リンク、３３・　・　トロリ、３５
　・・雌ネジ部、３６・・自在継手、３７・・吊ビーＡ
、３９．４０・・ネジ棒、４１・・駆動装置、４４・・
天井クレーン、４５・・吊ワイヤ、４６・・吊荷上端レ
ベル検出用検出片、ＬＳＩ。ＬＳ２・・トロリ移動端停止用リミットスイッチ、ＬＳ
３・・吊荷上端レベル検出用リミットスイッチ、ＬＳ４
・・フレーム下降非常停止用リミットスイッチ、ＬＳ５
　、　ＬＳ６・・フレーム旋回端停止用リミットスイッ
チ、Ｔ、Ｓ　７　、’ＩＬｓ　ｓ　・・フォーク旋回端
停止用リミットスイッチ、ＬＳ９．ＬＳＩ２・・フォー
ク昇降端停止用リミットスイッチ、ＬＳｌｏ　・・フォ
ーク下降接地停止用リミットスイッチ、ＬＳｌｌ　　・
・フォークセット確認用リミットスイッチ。第　２ｉ７１第　４　Ｍ第５図Ｌ−、、−−−−−、、−、、、−−一□」第６図第　８　図

Claims

【特許請求の範囲】

天井クレーン等に吊持される吊具を備え、該吊具に吊フ
レームを旋回可能に装着し、該吊フレームの両端部に、
下方向に拡がる傾斜面を有し、かつ、互に対向する一対
の芯合わせ用ガイドを設けると共に、さらに前記吊フレ
ームの両端部に、水平方向に延びる吊荷用フオークを上
下動可能で、かつ、旋回可能に吊設したことを特徴とす
るハンドリング装置。