JPS6137427Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6137427Y2
JPS6137427Y2 JP10564883U JP10564883U JPS6137427Y2 JP S6137427 Y2 JPS6137427 Y2 JP S6137427Y2 JP 10564883 U JP10564883 U JP 10564883U JP 10564883 U JP10564883 U JP 10564883U JP S6137427 Y2 JPS6137427 Y2 JP S6137427Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
hanger member
back plate
band
case
case body
Prior art date
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Expired
Application number
JP10564883U
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English (en)
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JPS6015275U (ja
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Priority to JP10564883U priority Critical patent/JPS6015275U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案ははさみ等のような利器を収納してバ
ンド等に取外し可能に取着できるケースに関する
ものである。
従来技術 従来、はさみ等のような利器を収納するケース
を例えば腰に吊下げたい場合にバンドを介して取
付けているが、これはケースの端面に挿通用のリ
ング等を設けてその中にバンドを挿通していた。
従つて、このケースをバンドから取外すにはバン
ドを一旦腰から外し、その後バンドからケースを
取外さなければならなかつた。
考案の目的 この考案は前記問題点に着目してなされたもの
であつて、バンドを体に付けたままバンドに対し
て簡単にかつ確実に取付けができ、又簡単に取外
しができる利器等のケースを提供することにあ
る。
考案の構成 この考案の利器等のケースはケース本体の背面
に対しハンガー部材を回動可能に軸着し、ハンガ
ー部材をケース本体背面に相対配置した際にハン
ガー部材を係脱可能にロツクするロツク部をケー
ス本体に設け、両者が相対した際にハンガー部材
とケース本体背面との両者間にはバンド通し用の
空隙を形成したものである。
実施例 以下、この考案を釣り用小物ケースに具体化し
た一実施例を第1図〜第11図に従つて説明す
る。
1はケース本体全体を示し、2はその合成樹脂
からなる背板であつて、上部にはひも通し用の透
孔2aが透設され、下部周面は平面放物線状に形
成されている。第6図に示す3は背板2の表面に
おいて長手方向中央から下部へ延びるように凹設
されたガイド溝であつて、はさみ15の一対のは
さみ片16を互いに軸着する軸部16aを係入し
てガイドするようになつている。4は同ガイド溝
3の下端に形成された係止ばね板用の嵌合凹部で
ある。5は背板2の中央部表面において両側に設
けられた一対の嵌合突起である。
6は背板2の表面において中央部と下部とを覆
うように背板2に対し嵌合され、高周波溶着等に
より固着された合成樹脂性のカバー部であつて、
背板2の形状に対応してその裏面に設けた係止段
部6aが背板2に当接され、前記背板2の嵌合突
起5はカバー部6の係止段部6a両側に設けた嵌
合孔7に係入されている。8は同カバー部6の上
端面に一端が開口する断面四角形状の第1の収納
室であつて幅狭に形成され、カバー部6の下部に
まで他端が延出されるように穿設されている。同
第1の収納室8は第10図に示すような細長いは
り外し具17先端部を挿入し得るようになつてい
る。9は同第1の収納室8と隔壁8aを介して平
行になるようにカバー部6の裏面に幅広状に凹設
された収納溝であつて、背板2とにより囲まれる
第2の収納室10が形成され、その上端がカバー
部6の上端面に開口するとともに下端は先細り状
に塞がつている。11はカバー部6の表面上部に
固着されたはり用のと石、12はカバー部6の表
面下部及び隔壁8aに設けられた水抜き孔であつ
て、第1の収納室1及び第2の収納室10に連通
している。
13は背板2の嵌合凹部4に嵌合されたばね板
であつて、背板2とカバー部6の係止段部6a間
に挾着されている。14は同ばね板13の上部か
ら第2の収納室10側に斜状に突出された圧接片
であつて、その中央部には背板2側に円弧状に湾
曲された圧接湾部14aが設けられ、又先端部が
背板2側に斜状に延出されている。同圧接片14
の圧接湾部14aは第11図に示すようなはさみ
15を第2の収納室10に収納した際にその軸部
16aに係合してはさみ15をカバー部6側に押
圧するようになつている。
第7図に示す18は背板2の裏面上部から垂直
に突設した軸、19は同軸18により回動可能に
支承された合成樹脂製のハンガー部材であつて、
軸18先端に嵌着されたCリング20により抜け
止めが図られており、その背板2に対応する内面
には両側部に開口する横チヤンネル状の挿通溝1
9aが形成されている。従つてハンガー部材19
を背板2と相対するように位置させた場合には挿
通溝19aによりバンド通し用の空隙が設けられ
るようになつている。21は同ハンガー部材19
の先端部に設けた段部であつて、先端が円弧状に
形成されており、その中央の長手方向に沿つて係
止凹部22が凹設されるとともにその周縁にはガ
イド面21aが斜状に形成されている。
23は背板2の裏面において中央部より若干下
方位置にて設けられたロツク部であつて、その上
部から軸18に向かつて突設された突出部24は
背板2の裏面との間に前記ハンガー部材19の段
部21が係入可能に位置しており、その突出部2
4の背板2に対応する内面には前記ハンガー部材
19の段部21に対しては摺動可能に圧接すると
ともに係止凹部22に対しては係脱可能に突出し
た圧接突起25が設けられている。すなわち圧接
突起25はハンガー部材19の段部21に対して
は突出部24自身の弾性によつて圧接するように
なつている。
なお26は背板2の裏面において前記ロツク部
23の下方に設けられた膨出部27に対し嵌め込
みされたコンパスである。
さて以上のように構成された釣り用の小物ケー
スをバンドBに挿通するには第8図鎖線位置まで
ハンガー部材19を回動し、第2図に示すように
軸18とロツク部23との間にバンドBを位置さ
せる。その後ハンガー部材19を第8図矢印方向
に回動させる。回動されるハンガー部材19の段
部21が突出部24と背板2間に係入されるとガ
イド面21aにより圧接突起25が突出部24の
自身の弾性に抗して背板2と離間する方向へ移動
されるため、段部21が圧接突起25に対し摺動
されながらその後のハンガー部材19の係入が許
容される。
ロツク部23の圧接突起25が段部21の係止
凹部22に対し突出部24の弾性により圧入した
時点でハンガー部材19はロツク部23にロツク
される。従つて、このハンガー部材19がロツク
部23によりロツクされることによりバンドBに
対して離脱不能に確実に取着される。
又、前記のようにバンドBからこの小物ケース
を取外す場合には前記と逆の手順で行えばよい。
すなわちハンガー部材19を第9図に示すように
いずれか一方の矢印に示す方向に回動させると係
止凹部22に圧入された圧接突起25が突出部2
4の弾性に抗して背板2から離間する方向に移動
され、回動する段部21は圧接突起25に対し摺
動した後ロツク部23から離脱される。この結果
バンドBがハンガー部材19から開放されるため
この小物ケースを取外す。
このようにこの小物ケースはバンドBに対して
簡単に取付け取外しができる。
なおこの考案は前記実施例に限定されるもので
はなく他の利器等のケースに応用してもよい。
考案の効果 以上詳述したようにこの考案はケース本体の背
面に対しハンガー部材を回動可能に軸着し、ハン
ガー部材をケース本体背面に相対配置した際にハ
ンガー部材を係脱可能にロツクするロツク部をケ
ース本体に設け、両者が相対した際にハンガー部
材とケース本体背面との両者間にはバンド通し用
の空隙を形成したことによりバンドを体に付けた
ままバンドに対して簡単にかつ確実に取付けがで
き、又簡単に取外しができる優れた効果を奏し産
業利用上優れた考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第11図はこの考案を釣り用の小物ケ
ース入れに具体化した一実施例を示し、第1図は
ケースの正面図、第2図は同じく側面図、第3図
は同じく平面図、第4図は同じく一部切欠縦断面
図、第5図ははさみ等を収納した状態の一部切欠
縦断面図、第6図はカバー部と背板の分解斜視
図、第7図はハンガー部材の分解斜視図、第8図
はハンガー部材の回動状態を示す斜視図、第9図
はロツク部とハンガー部材とのロツク状態を示す
要部断面図、第10図はこのケースに収納された
はり外し具の正面図、第11図は同じくこのケー
スに収納されるはさみの正面図である。 ケース本体1、背板2、カバー部6、第1の収
容室8、第2の収容室10、ばね板13、圧接片
14、はさみ15、はり外し具17、軸18、ハ
ンガー部材19、段部21、係止凹部22、ロツ
ク部23、突出部24、圧接突起25。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース本体の背面に対しハンガー部材を回動可
    能に軸着し、ハンガー部材をケース本体背面に相
    対配置した際にハンガー部材を係脱可能にロツク
    するロツク部をケース本体に設け、両者が相対し
    た際にハンガー部材とケース本体背面との両者間
    にはハンド通し用の空隙を形成したことを特徴と
    する利器等のケース。
JP10564883U 1983-07-07 1983-07-07 利器等のケ−ス Granted JPS6015275U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10564883U JPS6015275U (ja) 1983-07-07 1983-07-07 利器等のケ−ス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10564883U JPS6015275U (ja) 1983-07-07 1983-07-07 利器等のケ−ス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6015275U JPS6015275U (ja) 1985-02-01
JPS6137427Y2 true JPS6137427Y2 (ja) 1986-10-29

Family

ID=30247547

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10564883U Granted JPS6015275U (ja) 1983-07-07 1983-07-07 利器等のケ−ス

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JP (1) JPS6015275U (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05246444A (ja) * 1991-04-08 1993-09-24 Hachiro Kikuchi 気密性袋体とその製造方法
JP2510549Y2 (ja) * 1991-12-17 1996-09-11 マブチモーター株式会社 小型モ―タ
JP6300839B2 (ja) * 2016-01-15 2018-03-28 千鶴 三角 鋏ケース

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Publication number Publication date
JPS6015275U (ja) 1985-02-01

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