JPS6137372Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は調理プレートとプレートを覆う蓋体と
を備えてなるホツトプレートに関するものであ
る。

従来この種のホツトプレートに使用されている
プレート本体に載置される蓋体はアルミニユウム
など金属板のプレス加工品を備えたものが一般的
であつたが実使用においては洗浄時の変形などが
さけられないばかりか、使用中の置き場所にこま
るなどの欠点があつた。

本考案は上記欠点を除くためになされたもので
あり、蓋体は耐熱性を有する折曲可能なシート状
に形成せしめ、この蓋体の一端部を係止体、他端
には保持体を取付け、係止体を保護枠側方に突設
している係合部に着脱可能に係合されたことによ
り、金属板のように変形せず、巻取ることもで
き、スペースもとらず、プレート本体を保護する
ことができ取扱性、使用性を向上できる構造を提
供することである。

以下本考案の一実施例を図面により説明する。

実施例の構成は第１図より第４図の如くであ
り、１はプレート本体でその裏面には発熱体２を
一体に取付けているものである。３は保護枠でプ
レート本体１を内在させその側方を囲む如く外郭
を構成するものである。４はプラグで発熱体２と
接続させたものである。５は挿入孔、６はコント
ローラーで一方を挿入孔５のプラグ４に、他端を
電源と接続させ発熱体２の温度調節をなすもので
ある。７は係合部で保護枠３の側方に突設せしめ
たものである。８は蓋体で第５図に図示する如く
ガラス編組体９の両面にシリコンワニスなどで処
理した耐熱処理体１０で被覆せしめ折曲可能なシ
ート状に形成せしめ、この蓋体８の一端部に係止
体１１、他端には保持体１２を取付け、係止体１
１を保護枠３側方の前記係合部７に着脱自在に係
合させたものである。なお他端の保持体１２は両
巾に突出せしめ取手となし、かつこの蓋体を保持
する錘部も兼ねたものである。

本実施例の作用について以下説明する。蓋体８
は第２図の如く一方を係合部７に引掛け、プレー
ト本体１上方を覆つて使用するものである。また
蓋体８は耐熱性シート状としたことにより、調理
途中、調理の様子をみる場合は矢印Ａの如く保持
体１２側より折り曲げてみることができる。また
第３図に図示する如く必要に応じて巻き込んで使
用することができ、必要のないときは係合部７よ
り係止体１１との係合を解除し取外すことができ
る。洗浄時も着脱自在のため同様とする。調理後
は蓋体８をプレート本体１に覆つたまま第４図に
図示する如く立て掛け係合部７に係止体１１が引
掛かり保持体１２の重さも加わりプレート本体１
面に密着する。

本考案によればシート状とする耐熱性の蓋体を
保護枠に着脱自在に設けたことにより、金属板の
ように変形せず、巻取ることもでき、スペースも
とらずプレート本体をほこり、傷等から保護する
ことができ、立て掛けて置くことができ、取扱
性、使用性を向上する効果があり、意匠面でも有
効なものとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例を示すホツトプレー
トの外観図、第２図は同ホツトプレートの断面
図、第３図は同ホツトプレートの切欠要部側面
図、第４図は同ホツトプレートの立面針視図、第
５図は同ホツトプレートの要部構成断面図であ
る。 ３……保護枠、７……係合部、８……蓋体、１
１……係止体、１２……保持体。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 発熱体を有するプレート本体側方を保護する保
   護枠と、プレート本体上方を覆う蓋体とを備えて
   なるホツトプレートにおいて、該蓋体８は耐熱性
   を有する折曲可能なシート状に形成せしめ、この
   蓋体８の一端部に係止体１１、他端部には保持体
   １２を取付け、係止体１１を保護枠３側方に突設
   している係合部７に着脱可能に係合させてなるこ
   とを特徴とするホツトプレート。