JPS6137267Y2 - - Google Patents

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JPS6137267Y2
JPS6137267Y2 JP1983042599U JP4259983U JPS6137267Y2 JP S6137267 Y2 JPS6137267 Y2 JP S6137267Y2 JP 1983042599 U JP1983042599 U JP 1983042599U JP 4259983 U JP4259983 U JP 4259983U JP S6137267 Y2 JPS6137267 Y2 JP S6137267Y2
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JP
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top plate
box body
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oil
mold
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JP1983042599U
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JPS59147490U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、菓子、ケーキ、パン等の製造にお
ける天板自動塗油装置に関するものである。
従来、菓子、ケーキ、パン等の製造では、天板
にパン等の生地を置きオーブンで焼成し、天板か
ら焼成されたパン等を取り出す場合、熱により天
板とパンとが付着してうまく剥れない場合が往々
にしてあつた。そこで、離型油といわれるオイル
を塗布し、取り出しが容易になるようになされて
いた。この離型油の塗布は刷毛等により手作業で
行われていたが、能率が極めて悪いことから機械
化されてきた。この機械化によるものは、ペンキ
等のスプレーガンを利用するもので、そのノズル
ガンを人手ないしは、天板上方の固定器具に取付
けてオイルを噴射するものであつて、コンベヤー
上を天板が搬送されて来ると、この天板を検知装
置により検知してオイル圧送装置を作動し、ノズ
ルガンによりオイルを噴射して天板に塗布するも
のである。しかしながら、天板には複数列のパン
生地を収納るための型穴が凹設され、この型穴内
に塗布ることが目的で、型穴以外に塗布すること
はオイルの無駄であり、環境衛生上からも好まし
くなく、また、型穴の位置および数は、製品形状
によりそれぞれの天板により異るため、天板が替
る都度、ノズルの位置を修正しなければならず、
かつ天板の型孔に対応できるだけのノズルガンを
設けなければならず、さらにはオイルは天板の上
方よりノズルガンにより塗布されるものであるか
ら、霧状となつてオイルが周辺に舞い上り、健康
上好ましくない環境となる欠点があつた。
本考案は上記従来欠点に鑑みなされたもので、
天板を反転して移送する過程で下方よりオイルを
ノズルにより噴射する構成として、上記従来の欠
点を排除することのできる天板自動塗油装置を提
供することを目的とするものである。
次に、本考案の一実施例を図にしたがつて説明
すると、図中1は天板搬送コンベヤーであつて、
同搬送コンベヤー1により天板2はその型穴3を
凹設した面4(上面)を下向きにして搬送され
る。この天板2の面4には例えばパン、ケーキ等
の生地を収納する型穴3を配列した複数列が凹設
されている。この天板2が天板自動塗油装置5上
の所定位置に達すると例えば光電管、近接スイツ
チ等の検知の機構(図示せず)により検知されて
搬送コンベヤ1は停止するように構成されてい
る。
5は天板自動塗油装置であつて、搬送コンベヤ
ー1の下方に所定の間隔を隔てて配設されるもの
で、箱本体6と可動蓋体15とから構成されてい
る。
6は上記した箱本体であつて、上方開放の有底
箱形状に形成されるとともに、その底部7には第
1図および第2図に示すように複数個のノズル8
が上方向きに千鳥状に配設れ、各ノズル8の噴射
範囲9は図示のように重合交錯状に噴射されてそ
の有効塗布範囲Sは第1図に斜線で示す範囲Sと
なるように配設されている。なお、この有効塗布
範囲はその使用する最大の天板2により決定され
る。また、これら各ノズル8は油移送ポンプ10
に配管11を連繋され、同ポンプ10の作動時、
ノズル8が閉じている場合にはリリーフパイプ
(図示せず)により油タンク12に循環するよう
に構成されている。また、底部7の一部にはオイ
ルの排出口13が設けられ、同排出口13と油タ
ンク12間にはオイルリターン用配管14が設け
られている。
15は上記した可動蓋体であつて、同可動蓋体
15は可動枠体16と仕切板25とにより構成さ
れている。この可動枠体とは箱本体6に内嵌状に
納められて昇降シリンダ17により上下動される
もので、仕切板25を内嵌状に納める方形状の取
付枠18と同取付枠18の下面側には箱本体6に
内嵌状に納められる縁枠19とが一体に形成さ
れ、取付枠18は溝部21を有する断面略コ字形
状の枠部材20がその溝部21を対向にして方形
状に枠組みされ、一辺となる枠部材20側例えば
天板2の搬送方向の側方より仕切板25を挿入可
能に構成されている。また、取付枠18の対向す
る枠部材20には側方に向つて支持アーム22が
突出形成さたるとともに、同支持アーム22は昇
降シリンダ17のピストンロツド23に連結され
て可動枠体16は上下動可能に箱本体6に内嵌さ
れている。なお、箱本体6と可動枠体16の間に
はシール部材24が介装されて気密性が保持され
ている。
25は仕切板であつて、この仕切板25は天板
2に形成した型穴3に応じて取替えられるもの
で、取付枠18内に溝部21を介して出入可能に
形成され、この仕切板25には天板2に凹設した
各型穴3の周縁の面4に当接状に沿う型穴3に対
応する数の筒状縁26が突出状に形成され、その
筒状縁26の先端には耐熱性・耐油性の部材から
なるシール材27が取付けられている。このよう
に形成された仕切板25を納めて昇降シリンダ1
7を上動して天板2の面に当接すると各型穴3と
各筒状縁26とほぼ整合状となつて各型穴3は各
筒状縁26を介して塗油装置5の噴射室28と連
通状となるように構成されている。
次に、上記のように構成された本実施例の作用
および効果について説明する。
さて、本例天板自動塗油装置5は型穴3を多数
個凹設した天板2を反転保持して移送するコンベ
ヤ1の天板2の特定停止位置の下方に配設するも
のであつて、底部7に多数個のノズルを上向きに
配設した有底箱形状の箱本体6と、同箱本体6に
内嵌し、かつ上下動可能に支承された可動枠体1
6とこの可動枠体16の取付枠に着脱可能に設け
られて天板2の各型穴3にほぼ整合する筒状縁2
6を有する仕切板25とからなる可動蓋体15を
設けて噴射室28を形成し、可動蓋体15を上動
して筒状縁26を天板2の面4に当接したときは
各型穴3のみ噴射室28に連通する構成としたも
のである。したがつて、コンベヤ1により反転支
持されて来る天板2が所定の停止位置に達すると
検知機構により検知されて停止される。天板2が
所定停止位置に停止されると検知機構と継電され
る昇降シリンダ17が同調して所定の高さ上昇作
動されて、仕切板25に形成した各筒状縁26が
天板2の各型穴3にほぼ整合状に当接されるとシ
リンダ17の上昇作動は停止される。この停止に
ともない各ノズル8は開放されてオイルが噴射さ
れる。この場合、第1図に示すように全ノズル8
を噴射すると有効塗布範囲Sを得るものである。
したがつて、各型穴3がこの範囲S内に凹設され
ている天板2は全て塗布することが可能である。
また、各型穴3は仕切板25に形成した筒状縁2
6とほぼ整合状に当接され型穴3のみが噴射室2
8に連通したものであるからオイルは各型穴3の
みに塗布するものであるから無駄なオイルを塗油
することがない経済性を有するものである。ま
た、ノズル8の噴射は密閉状の噴射室28内で行
うものであるから、従来のようにオイルが霧状と
なつて四周へ飛散することがないので環境衛生を
向上ることができる。また、天板2へ塗布されな
いオイルは箱本体6側へ流下あるいは沈静されて
排出口13より油タンク12へ回収される経済性
を有するものである。また、上記実施例では全ノ
ズル8を開放して例示したが、例えば第4図に示
すように、パンあるいはケーキの形状が異り大き
な型穴3Aを有する天板2Aにより焼成を行う場
合には、この各型穴3Aにほぼ整合する筒状縁2
6Aを有する仕切板25Aと取替えてノズル8を
噴射することで型穴3Aのみに塗布することがで
きるので従来のようにノズルの位置を変更する必
要がなく仕切板25を取替えることで天板の変更
に極めて容易に対処することができる。また、第
5図に示す天板2Bは小型のものでしかも型穴3
Bが小さく多数個形成されている。この場合にお
いても各型穴3Bにほぼ整合する筒状縁26Bを
有する仕切板25Bに取替えてノズル8を噴射る
ことで型穴3Bのみに塗布することができる。ま
た、天板2Aは大きいものの凹設された型穴3A
の範囲が有効塗布範囲より小さいので両側のノズ
ル8Aあるいは外側四周のノズル8Aを閉じるこ
とで余分なオイルを噴射しなくてすむ。また、天
板2Bの場合も同様である。
さて、本考案は形状・大きさの異る型孔を種類
別に多数個凹設した面積の異る天板を反転支持し
て搬送するコンベヤの前記天板の特定停止位置の
下方に配設される天板自動塗油装置であつて、該
塗油装置は箱本体と同箱本体に上下動可能に内嵌
される可動蓋体とにより噴射室を有する箱本状に
形成され、前記箱本体の底部には前記最大面積の
天板に対し有効に塗布可能な範囲に複数個のノズ
ルを上向きにして配設し、また、前記可動蓋体は
前記箱本体に内嵌されて上下動する可動枠体とこ
の可動枠体の取付枠に交換可能に前記各天板の各
型孔にほぼ整合する筒状縁を有する数種類の仕切
板を設けて、該可動蓋体を上動して前記筒状縁を
天板に当接したときには、前記各型孔のみ噴射室
に連通形成するとともに、前記複数個のノズルは
前記天板の面積に応じて切換可能に設ける構成と
したことにより、各仕切り板の筒状縁と各天板の
型孔とが整合されて型孔のみが噴射室に連通され
るので型孔以外に無駄なオイルを塗布することが
ないため経済的であり、また、噴射室内でオイル
を噴射するので四周にオイルが霧状に舞上ること
がないので環範境衛生を向上することができ、か
つオイルを回収することのできる経済性を有す
る。とくに、複数個のノズルと各天板との間に天
板の型孔にほぼ整合する筒状縁を有する各仕切板
を交換可能に介装する構成であるから、各天板の
交換のたびにノズルの位置の変更を行う必要がな
く、各天板に対応する仕切板に交換ることで容易
に対処することができるとともに、天板の面積に
応じてノズルを切換えることができて、各種の天
板に対する汎用性を高めることができるので、天
板自動とゆ装置として極めて実用性に優れた考案
である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図はノズル
の噴射範囲を示す略体平面図、第2図は略体縦断
面図、第3図は型穴と筒状縁関係を示す縦断面
図、第4図および第5図は天板が変更した場合の
態様を示す略体縦断面図である。 1……天板移送コンベヤ、2……天板、3……
型穴、4……面、5……天板自動塗油装置、6…
…箱本体、7……底部、8……ノズル、15……
可動蓋体、16……可動枠体、17……昇降シリ
ンダ、18……取付枠、25……仕切板、26…
…筒状縁、28……噴射室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 形状・大きさの異なる型孔を種類別に多数個凹
    設した面積の異なる天板を反転支持して搬送する
    コンベヤの前記天板の特定停止位置の下方に配設
    される天板自動塗油装置であつて、該塗油装置は
    箱本体と同箱本体に上下動可能に内嵌される可動
    蓋体とにより噴射室を有する箱体状に形成され、
    前記箱本体の底部には前記最大面積の天板に対し
    有効に塗布可能な範囲に複数個のノズルを上向き
    にして配設し、また、前記可動蓋体は前記箱本体
    に内嵌されて上下動する可動枠体とこの可動枠体
    の取付枠に交換可能に前記各天板の各型孔にほぼ
    整合する筒状縁を有する数種類の仕切板を設け
    て、蓋可動蓋体を上動して前記筒状縁を天板に当
    接したときには、前記各型孔のみ噴射室に連通形
    成するとともに、前記複数個のノズルは前記天板
    の面積に応じて切換可能に設ける構成としたこと
    を特徴とする天板自動塗油装置。
JP4259983U 1983-03-23 1983-03-23 天板自動塗油装置 Granted JPS59147490U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4259983U JPS59147490U (ja) 1983-03-23 1983-03-23 天板自動塗油装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4259983U JPS59147490U (ja) 1983-03-23 1983-03-23 天板自動塗油装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59147490U JPS59147490U (ja) 1984-10-02
JPS6137267Y2 true JPS6137267Y2 (ja) 1986-10-28

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ID=30173133

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4259983U Granted JPS59147490U (ja) 1983-03-23 1983-03-23 天板自動塗油装置

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JP (1) JPS59147490U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5830474Y2 (ja) * 1978-11-30 1983-07-05 文彦 増田 油その他の液体吹付装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59147490U (ja) 1984-10-02

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