JPS6137166A - 透析液供給装置の消毒装置 - Google Patents
透析液供給装置の消毒装置Info
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- JPS6137166A JPS6137166A JP15837584A JP15837584A JPS6137166A JP S6137166 A JPS6137166 A JP S6137166A JP 15837584 A JP15837584 A JP 15837584A JP 15837584 A JP15837584 A JP 15837584A JP S6137166 A JPS6137166 A JP S6137166A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
この発明は、血液等の体液を浄化する浄化器に対して、
透析液を供給する透析液供給装置の消毒装置に関するも
のである。
透析液を供給する透析液供給装置の消毒装置に関するも
のである。
従来の技術
近年、腎不全の患者の治療や生命の維持に、浄化器を用
いて血液等の体液を浄化する、所謂人工透析が広く行な
われるようになってきている。体内から取り出されて体
外を流通させられる体液を浄化器内において半透膜を介
して透析液と接触させ、その半透膜の作用によって血液
を浄化するのである。この人工透析においては、通常、
透析液は透析液供給装置によって供給されるようになっ
ている。透析液供給装置は、浄化器に対して透析液を流
入させる透析液流入路と、浄化器から流出する透析液を
導く透析液流出路とを備え、これら透析液流路を通じて
前記浄化器に透析液を供給するのである。
いて血液等の体液を浄化する、所謂人工透析が広く行な
われるようになってきている。体内から取り出されて体
外を流通させられる体液を浄化器内において半透膜を介
して透析液と接触させ、その半透膜の作用によって血液
を浄化するのである。この人工透析においては、通常、
透析液は透析液供給装置によって供給されるようになっ
ている。透析液供給装置は、浄化器に対して透析液を流
入させる透析液流入路と、浄化器から流出する透析液を
導く透析液流出路とを備え、これら透析液流路を通じて
前記浄化器に透析液を供給するのである。
発明が解決しようとする問題点
ところで、このような透析液供給装置においては、透析
を終え、或は一端中止した後、再び透析を開始する前に
、透析液を流通させる透析液流路を消毒することが必要
である。この透析液流路の消毒は、通常、透析液流路内
の透析液を系外に排出しておいて、同流路内をホルマリ
ン、塩素水、次亜塩素酸等の消毒液で満たし、そのまま
一定時間放置することによって行なわれる。そして、透
析を再び開始する場合には、透析液流路内の消毒液を再
び透析液で置換するのである。
を終え、或は一端中止した後、再び透析を開始する前に
、透析液を流通させる透析液流路を消毒することが必要
である。この透析液流路の消毒は、通常、透析液流路内
の透析液を系外に排出しておいて、同流路内をホルマリ
ン、塩素水、次亜塩素酸等の消毒液で満たし、そのまま
一定時間放置することによって行なわれる。そして、透
析を再び開始する場合には、透析液流路内の消毒液を再
び透析液で置換するのである。
ところが、透析を終える都度透析液を消毒液で置換し、
また透析を開始する前に再び消毒液を透析液で置換する
作業は、その具体的な作業に当たって多くの手数を必要
とするところから、なかなか面倒な作業となる。
また透析を開始する前に再び消毒液を透析液で置換する
作業は、その具体的な作業に当たって多くの手数を必要
とするところから、なかなか面倒な作業となる。
問題点を解決するための手段
本発明はこのような問題を解決するために為されたもの
であって、その要旨とするところは、上記の如き透析液
供給装置において、前記透析液・流路を構成する透析液
流入路と、透析液流出路とを連結して、前記透析液流路
を閉回路とする連結手段を設ける一方、該透析液流路内
の透析液に晒される一対の電極を備えた電解手段を設け
て、該電解手段にて前記閉回路とされた透析液流路内の
透析液の電解を行うようにしたことにある。
であって、その要旨とするところは、上記の如き透析液
供給装置において、前記透析液・流路を構成する透析液
流入路と、透析液流出路とを連結して、前記透析液流路
を閉回路とする連結手段を設ける一方、該透析液流路内
の透析液に晒される一対の電極を備えた電解手段を設け
て、該電解手段にて前記閉回路とされた透析液流路内の
透析液の電解を行うようにしたことにある。
このような本発明においては、透析液流路を構成する透
析液流入路と透析液流出路とを連結し、そして電解手段
の電極間に電流を通ぜしめれば、透析液流路内の透析液
をそのまま消毒液として使用することができる。透析液
流入路と透析液流出路とが連結されることによって、透
析液流路が閉回路とされ、更に電解手段の両電極間に電
流が通じられると、塩素イオンを含む電解質溶液として
の透析液が電解されて、同流路内で塩素が生成し、これ
が透析液中に熔解して、その透析液がそのまま消毒液と
して作用するようになるのである。すなわち、本発明に
おいては、人工透析治療において、体内に補給すべき物
質として透析液に含有される塩素イオンを、また透析液
が電解質溶液であることを巧みに利用しているのである
。
析液流入路と透析液流出路とを連結し、そして電解手段
の電極間に電流を通ぜしめれば、透析液流路内の透析液
をそのまま消毒液として使用することができる。透析液
流入路と透析液流出路とが連結されることによって、透
析液流路が閉回路とされ、更に電解手段の両電極間に電
流が通じられると、塩素イオンを含む電解質溶液として
の透析液が電解されて、同流路内で塩素が生成し、これ
が透析液中に熔解して、その透析液がそのまま消毒液と
して作用するようになるのである。すなわち、本発明に
おいては、人工透析治療において、体内に補給すべき物
質として透析液に含有される塩素イオンを、また透析液
が電解質溶液であることを巧みに利用しているのである
。
このように本発明においては、透析液流路内の透析液が
、そのまま消毒液に変化させられるため、透析液供給装
置の消毒に際して従来必要とされていた透析液の排出、
及びそれに続く消毒液の充填が不必要となり、以て透析
液供給装置における消毒作業が容易かつ簡単となるので
ある。
、そのまま消毒液に変化させられるため、透析液供給装
置の消毒に際して従来必要とされていた透析液の排出、
及びそれに続く消毒液の充填が不必要となり、以て透析
液供給装置における消毒作業が容易かつ簡単となるので
ある。
しかも、このような消毒装置は、少なくとも透析液流路
入路と透析液流出路とを連結する連結手段と、透析液を
電解する電解手段とがあればよいから、装置が特に複雑
となったり、コストが高くなったりすることもないので
ある。
入路と透析液流出路とを連結する連結手段と、透析液を
電解する電解手段とがあればよいから、装置が特に複雑
となったり、コストが高くなったりすることもないので
ある。
実施例
次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳しく説明する
。第１図は、透析液供給装置を含む血液浄化装置と、そ
の透析液供給装置に設けられた消毒装置とを系統的に示
したものである。同図において１０は浄化器で、内部に
半透膜が収容されており、この半透膜を介して体内から
取り出された体液としての血液と透析液とが接触させら
れ、その半透膜の作用により血液が浄化されるようにな
っている。透析器１０には、体内から取り出された血液
を浄化器１０に流入させる血液流入路１２と、浄化器１
０から流出した血液を体内に戻すための血液返送路１４
とが接続される一方、半透膜を介してこの血液に接触さ
せられる透析液を浄化器１０に流入させるための透析液
流入路１６と、浄化器１０から流出した透析液を導くた
めの透析液流出路１８とが接続されるようになっている
。
。第１図は、透析液供給装置を含む血液浄化装置と、そ
の透析液供給装置に設けられた消毒装置とを系統的に示
したものである。同図において１０は浄化器で、内部に
半透膜が収容されており、この半透膜を介して体内から
取り出された体液としての血液と透析液とが接触させら
れ、その半透膜の作用により血液が浄化されるようにな
っている。透析器１０には、体内から取り出された血液
を浄化器１０に流入させる血液流入路１２と、浄化器１
０から流出した血液を体内に戻すための血液返送路１４
とが接続される一方、半透膜を介してこの血液に接触さ
せられる透析液を浄化器１０に流入させるための透析液
流入路１６と、浄化器１０から流出した透析液を導くた
めの透析液流出路１８とが接続されるようになっている
。
透析液流入路１６および透析液流出路１８は、透析液供
給装置２０の一部をなしている。透析液供給装置２０は
、これら透析液流入路１６と透析液流出路１８とを含む
透析液流路、循環ポンプ、バルブ等透析液供給装置とし
て必要な手段を含み、浄化器１０から流出した透析液を
循環させて、再び浄化器１０に供給するように構成され
ている。
給装置２０の一部をなしている。透析液供給装置２０は
、これら透析液流入路１６と透析液流出路１８とを含む
透析液流路、循環ポンプ、バルブ等透析液供給装置とし
て必要な手段を含み、浄化器１０から流出した透析液を
循環させて、再び浄化器１０に供給するように構成され
ている。
この透析液供給装置２０の透析液ｆＬ路は、透析操作を
終えた後において、消毒装置２２により消毒されるよう
になっている。消毒装置２２は、第２図に明瞭に示され
ているように、浄化器１０から取り外された透析液流路
１６の端部と、透析液流出路１８の端部とを液密に連結
する円筒形状のセル２４を有している。すなわち、浄化
器１０から取り外された透析液流入路１６および透析液
流出路１８の各端部がセル２４の両端部内側に挿入され
て、それら流路が浄化器１０を介することなく直接に連
結され、以て透析液流路が閉回路とされるようになって
いるのである。消毒装置２２は、更にセル２４の内部に
突入させられて透析液に晒される一対の電極２６．２８
と、電極２６．２８間に電流を通せしめるための電源３
０およびスイッチ３２とを備えた電解装置３４を有して
おり、この電解装置３４によって透析液が電解されるよ
うになっている。すなわち、スイッチ３２をＯＮにする
と、セル２４内部の透析液が電解質溶液であるところか
ら、両電極２６．２８間に電流が流れ、そしてこのとき
電解質溶液としての透析液が電気分解されるのである。
終えた後において、消毒装置２２により消毒されるよう
になっている。消毒装置２２は、第２図に明瞭に示され
ているように、浄化器１０から取り外された透析液流路
１６の端部と、透析液流出路１８の端部とを液密に連結
する円筒形状のセル２４を有している。すなわち、浄化
器１０から取り外された透析液流入路１６および透析液
流出路１８の各端部がセル２４の両端部内側に挿入され
て、それら流路が浄化器１０を介することなく直接に連
結され、以て透析液流路が閉回路とされるようになって
いるのである。消毒装置２２は、更にセル２４の内部に
突入させられて透析液に晒される一対の電極２６．２８
と、電極２６．２８間に電流を通せしめるための電源３
０およびスイッチ３２とを備えた電解装置３４を有して
おり、この電解装置３４によって透析液が電解されるよ
うになっている。すなわち、スイッチ３２をＯＮにする
と、セル２４内部の透析液が電解質溶液であるところか
ら、両電極２６．２８間に電流が流れ、そしてこのとき
電解質溶液としての透析液が電気分解されるのである。
この透析液は、人工透析時に、体内に補給すべき物質と
して食塩を含んでおり、従って上記電気分解によって陽
極２８に塩素（ｃａ２）が、また陰極２６においてＮａ
ＯＨと水素とが発生する。陽極２８において発生した塩
素は、透析液中に溶は込んで透析液供給装置２０の循環
ポンプにより透析液流路内を循環させられ、以て同流路
内を消毒するのである。なお、陰極２６において発生し
た水素ガスは、透析液の流れとともに透析液流路内を移
動させられ、その透析液流路の途中に設けられたチャン
バ３６にトラップされる。トラップされた水素ガスは、
排出機構３８によって系外に排出される。
して食塩を含んでおり、従って上記電気分解によって陽
極２８に塩素（ｃａ２）が、また陰極２６においてＮａ
ＯＨと水素とが発生する。陽極２８において発生した塩
素は、透析液中に溶は込んで透析液供給装置２０の循環
ポンプにより透析液流路内を循環させられ、以て同流路
内を消毒するのである。なお、陰極２６において発生し
た水素ガスは、透析液の流れとともに透析液流路内を移
動させられ、その透析液流路の途中に設けられたチャン
バ３６にトラップされる。トラップされた水素ガスは、
排出機構３８によって系外に排出される。
このように、上記装置においては、透析液流路内の透析
液がスイッチ操作一つで消毒液に変化させられるように
なっているため、透析液流路を消毒するためにその透析
液流路内の透析液を排出して、同流路内に消毒液をつめ
るといった作業が不要となり、以て消毒作業における煩
雑さが解消されることとなったのである。
液がスイッチ操作一つで消毒液に変化させられるように
なっているため、透析液流路を消毒するためにその透析
液流路内の透析液を排出して、同流路内に消毒液をつめ
るといった作業が不要となり、以て消毒作業における煩
雑さが解消されることとなったのである。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明はその他の
様々な態様において実施することが可能である。例えば
、透析液中にＨＣｌ１その他の酸を添加して、電解によ
り生成するＮａＯＨを中和するようにしてもよいのであ
る。この場合には、透析液がアルカリ性に傾くのが防止
されて、塩素の消毒効果が高く維持される効果が生ずる
。また、上記実施例において、発生する水素ガスをトラ
ップするチャンバ３６および水素ガスの排出機構３８は
、本発明において必ずしも必要なものではなく、これら
を省略することも可能である。更に、上記実施例におい
ては、消毒操作中に透析液が循環ポンプにより循環させ
られる場合を例として説明したが、かかる透析液は消毒
作業中において透析液流路内を循環させる必要は必ずし
もなく、セル２４の内部において透析液を電解する間、
透析液流路内の透析液を流通させずにおくことも可能で
ある。この場合には、電解によって発生した塩素は透析
液流路内を拡散して同流路を消毒する。
様々な態様において実施することが可能である。例えば
、透析液中にＨＣｌ１その他の酸を添加して、電解によ
り生成するＮａＯＨを中和するようにしてもよいのであ
る。この場合には、透析液がアルカリ性に傾くのが防止
されて、塩素の消毒効果が高く維持される効果が生ずる
。また、上記実施例において、発生する水素ガスをトラ
ップするチャンバ３６および水素ガスの排出機構３８は
、本発明において必ずしも必要なものではなく、これら
を省略することも可能である。更に、上記実施例におい
ては、消毒操作中に透析液が循環ポンプにより循環させ
られる場合を例として説明したが、かかる透析液は消毒
作業中において透析液流路内を循環させる必要は必ずし
もなく、セル２４の内部において透析液を電解する間、
透析液流路内の透析液を流通させずにおくことも可能で
ある。この場合には、電解によって発生した塩素は透析
液流路内を拡散して同流路を消毒する。
その他、本発明は、上記実施例に例示したように、透析
液を循環させる循環式の透析液供給装置のみならず、透
析液を単に通過させるだけの単純通過式の透析液供給装
置、或は有害物質と共に浄化器から流出した透析液から
、その有害物質を吸着によって取り除いた後、再びこれ
を浄化器に戻す循環吸着式の透析液供給装置に対しても
通用し得るなど、当業者の知識に基づいて種々の変更を
加えた形態で実施することが可能である。
液を循環させる循環式の透析液供給装置のみならず、透
析液を単に通過させるだけの単純通過式の透析液供給装
置、或は有害物質と共に浄化器から流出した透析液から
、その有害物質を吸着によって取り除いた後、再びこれ
を浄化器に戻す循環吸着式の透析液供給装置に対しても
通用し得るなど、当業者の知識に基づいて種々の変更を
加えた形態で実施することが可能である。
第１図は、本発明の一実施例である消毒装置を透析液供
給装置、体液浄化器と共に示す系統図であり、第２図は
第１図における消毒装置を拡大して示す系統図である。
給装置、体液浄化器と共に示す系統図であり、第２図は
第１図における消毒装置を拡大して示す系統図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 半透膜を介して血液などの体液を透析液に接触させて浄
化するようにした浄化器に対して透析液を流入させる透
析液流入路と、該透析器から流出する透析液を導く透析
液流出路とを備え、該透析液流路を通じて前記透析液を
供給し且つ流通させる透析液供給装置において、 前記透析液流路を構成する透析液流入路と透析液流出路
とを連結して、前記透析液流路を閉回路とする連結手段
を設ける一方、該透析液流路内の透析液に晒される一対
の電極を備えた電解手段を設けて、該電解手段にて前記
閉回路とされた透析液流路内の透析液の電解を行うよう
にしたことを特徴とする透析液供給装置の消毒装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15837584A JPS6137166A (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | 透析液供給装置の消毒装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15837584A JPS6137166A (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | 透析液供給装置の消毒装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6137166A true JPS6137166A (ja) | 1986-02-22 |
| JPS6320145B2 JPS6320145B2 (ja) | 1988-04-26 |
Family
ID=15670326
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15837584A Granted JPS6137166A (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | 透析液供給装置の消毒装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6137166A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08196625A (ja) * | 1995-01-24 | 1996-08-06 | Tatsuo Okazaki | 電気分解水による人工透析装置の洗浄方法 |
-
1984
- 1984-07-27 JP JP15837584A patent/JPS6137166A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6320145B2 (ja) | 1988-04-26 |
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