JPS6136556Y2 - - Google Patents
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- JPS6136556Y2 JPS6136556Y2 JP5487682U JP5487682U JPS6136556Y2 JP S6136556 Y2 JPS6136556 Y2 JP S6136556Y2 JP 5487682 U JP5487682 U JP 5487682U JP 5487682 U JP5487682 U JP 5487682U JP S6136556 Y2 JPS6136556 Y2 JP S6136556Y2
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- clamp
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- cylinder
- cutter
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 39
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 20
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 20
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 10
- 239000010893 paper waste Substances 0.000 description 8
- 238000004064 recycling Methods 0.000 description 3
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012958 reprocessing Methods 0.000 description 1
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、結束材で締結された故紙等の扱物を
掴持して運搬するロードグラブ(サイドクランプ
装置)の改良に関する。
掴持して運搬するロードグラブ(サイドクランプ
装置)の改良に関する。
製紙工場等にあつては、故紙を再生利用する事
が行なわれている。
が行なわれている。
ところが故紙等の扱物100は、通常、第6図
に示す如く運搬を容易ならしめる為に、一ブロツ
ク毎に番線等の結束材101に依り締結した状態
で入荷される。
に示す如く運搬を容易ならしめる為に、一ブロツ
ク毎に番線等の結束材101に依り締結した状態
で入荷される。
前記結束材は、金属製等の異質材料であるか
ら、再生処理機に投入する際には、これを取除く
必要があつた。
ら、再生処理機に投入する際には、これを取除く
必要があつた。
従来にあつては、人力に依り結束材を一本一本
カツタで切断し、これを故紙から取除いていた。
カツタで切断し、これを故紙から取除いていた。
この為、多くの労力と時間が掛つて作業能率が
極めて悪いと共に、取扱量が多い場合には、作業
者への負担も大きく、切断並びに除去の為の人員
も多くせねばならない欠点があつた。
極めて悪いと共に、取扱量が多い場合には、作業
者への負担も大きく、切断並びに除去の為の人員
も多くせねばならない欠点があつた。
本考案は、叙上の問題点に鑑みこれを解消する
為に創案されたもので、その目的とする処は、結
束材で締結された故紙等の扱物を掴持して運搬で
きると共に、前記結束材を切断して除去する事が
でき、作業の効率化と人件費の大幅な削減を図り
得るロードグラブを提供するにある。
為に創案されたもので、その目的とする処は、結
束材で締結された故紙等の扱物を掴持して運搬で
きると共に、前記結束材を切断して除去する事が
でき、作業の効率化と人件費の大幅な削減を図り
得るロードグラブを提供するにある。
本考案のロードグラブは、固定体と、これに対
して左右方向に横動自在な左右の可動体と、前記
固定体に対して左右の可動体を駆動する為のクラ
ンプシリンダと、前記左右の可動体の夫々に付設
されて扱物を掴持し得る左右のクランプアーム
と、一方のクランプアームに設けられて扱物の結
束材を切断し得るカツタを備えた切断機構と、他
方のクランプアームに設けられて結束材を挾持し
得る一対の爪を備えた除去機構とから構成した事
に特徴が存する。
して左右方向に横動自在な左右の可動体と、前記
固定体に対して左右の可動体を駆動する為のクラ
ンプシリンダと、前記左右の可動体の夫々に付設
されて扱物を掴持し得る左右のクランプアーム
と、一方のクランプアームに設けられて扱物の結
束材を切断し得るカツタを備えた切断機構と、他
方のクランプアームに設けられて結束材を挾持し
得る一対の爪を備えた除去機構とから構成した事
に特徴が存する。
つまり、周知のロードグラブを利用してその一
方のクランプアームに切断機構を設けると共に、
他方のクランプアームに除去機構を設ける事に依
り、扱物を締結している結束材を切断機構にて切
断し、この切断された結束材を除去機構にて扱物
から取除く事ができるものであり、扱物の掴持・
運搬は元より結束材の切断・除去を機械的に行な
い、この種作業の効率化と省力化を図る様にした
ものである。
方のクランプアームに切断機構を設けると共に、
他方のクランプアームに除去機構を設ける事に依
り、扱物を締結している結束材を切断機構にて切
断し、この切断された結束材を除去機構にて扱物
から取除く事ができるものであり、扱物の掴持・
運搬は元より結束材の切断・除去を機械的に行な
い、この種作業の効率化と省力化を図る様にした
ものである。
以下、本考案の実施例を示す図面に基づきその
詳細を説明する。
詳細を説明する。
第1図は、本考案に係るロードグラブの構造を
示し一部を破断した平面図。第2図はその側面
図。第3図は、一部を断面して示す正面図であ
る。
示し一部を破断した平面図。第2図はその側面
図。第3図は、一部を断面して示す正面図であ
る。
本考案に係るロードグラブ1は、固定体2、左
可動体3、右可動体4、クランプシリンダ5、左
クランプアーム6、右クランプアーム7、切断機
構8、除去機構9、とからその主要部が構成され
ている。
可動体3、右可動体4、クランプシリンダ5、左
クランプアーム6、右クランプアーム7、切断機
構8、除去機構9、とからその主要部が構成され
ている。
固定体2は、横長で上下方向に離間して平行に
配された四つのチヤンネル材10……と、これら
の背面どうしを連結する左右一対の縦連結材1
1,11と、各縦連結材の夫々上下背面に離間し
て設けた掛止爪12……と、最上と最下のチヤン
ネル材の前面中央どうしを連結する縦連結材13
とから構成されている。
配された四つのチヤンネル材10……と、これら
の背面どうしを連結する左右一対の縦連結材1
1,11と、各縦連結材の夫々上下背面に離間し
て設けた掛止爪12……と、最上と最下のチヤン
ネル材の前面中央どうしを連結する縦連結材13
とから構成されている。
前記四つのチヤンネル材のうち上側二つは、そ
の溝部が下向きに、下側二つは上向きに配してあ
る。最上と下から二番目のチヤンネル材が右可動
体4の案内レールとなり、上から二番目と最下の
チヤンネル材が左可動体3の案内レールとなる。
の溝部が下向きに、下側二つは上向きに配してあ
る。最上と下から二番目のチヤンネル材が右可動
体4の案内レールとなり、上から二番目と最下の
チヤンネル材が左可動体3の案内レールとなる。
該固定体2は、例えばフオークリフト等の荷役
車両が備えている昇降装置200のリフト体20
1に装着される。この場合、固定体2に背設した
掛止爪12……をリフト体201のフインガバー
に懸架して取付ける。
車両が備えている昇降装置200のリフト体20
1に装着される。この場合、固定体2に背設した
掛止爪12……をリフト体201のフインガバー
に懸架して取付ける。
左可動体3は、固定体2に対して左右方向に横
動自在に設けられて居り、上下の摺動板14,1
4と、これら左方前面どうしを連結する連結縦材
15とから成つている。
動自在に設けられて居り、上下の摺動板14,1
4と、これら左方前面どうしを連結する連結縦材
15とから成つている。
而して固定体2の上から二番目のチヤンネル材
並びに最下のチヤンネル材と、これらに対応する
上下の摺動板との夫々の間には、円滑なる摺動を
行なわしめる為に周知の如くローラ16……が配
設してある。
並びに最下のチヤンネル材と、これらに対応する
上下の摺動板との夫々の間には、円滑なる摺動を
行なわしめる為に周知の如くローラ16……が配
設してある。
右可動体4は、右可動体3と同じく固定体2に
対して左右方向に横動自在に設けられて居り、上
下の摺動板17,17と、これらの右方前面どう
しを連結する連結縦材18とから成つている。
対して左右方向に横動自在に設けられて居り、上
下の摺動板17,17と、これらの右方前面どう
しを連結する連結縦材18とから成つている。
そして固定体2の最上のチヤンネル材並びに下
から二番目のチヤンネル材と、これらに対応する
上下の摺動板との夫々の間には、同じくローラ1
9……が配設してある。
から二番目のチヤンネル材と、これらに対応する
上下の摺動板との夫々の間には、同じくローラ1
9……が配設してある。
クランプシリンダ5は、固定体2に対して左右
の可動体3,4を駆動する為のもので、この例で
は固定体2と左可動体3との間、固定体2と右可
動体4との間、の夫々に設けた場合を例示してい
る。つまり、各別に駆動する合計二つのクランプ
シリンダ5,5を設けている。勿論、例えば単一
のクランプシリンダに依り左右の可動体3,4を
駆動する様にしても差支えない。
の可動体3,4を駆動する為のもので、この例で
は固定体2と左可動体3との間、固定体2と右可
動体4との間、の夫々に設けた場合を例示してい
る。つまり、各別に駆動する合計二つのクランプ
シリンダ5,5を設けている。勿論、例えば単一
のクランプシリンダに依り左右の可動体3,4を
駆動する様にしても差支えない。
左クランプアーム6は、垂板状を呈して左可動
体3の連結縦材15の前面に延設されている。具
体的には、該左クランプアーム6は、内側板(右
側板)、外側板(左側板)、上板、下板、後板を備
えて箱状を呈し、内側板の右面は掴持面となり、
後板が連結縦材15に取付けられる。
体3の連結縦材15の前面に延設されている。具
体的には、該左クランプアーム6は、内側板(右
側板)、外側板(左側板)、上板、下板、後板を備
えて箱状を呈し、内側板の右面は掴持面となり、
後板が連結縦材15に取付けられる。
右クランプアーム7は、同じく垂板状を呈して
右可動体4の連結縦材18の前面に延設されてい
る。該右クランプアーム7も内側板(左側板)、
外側板(右側板)、上板、下板、後板とを備えて
左クランプアーム6より厚目の箱型を呈し、内側
板の左面が掴持面となり、後板が連結縦材18に
取付けられる。
右可動体4の連結縦材18の前面に延設されてい
る。該右クランプアーム7も内側板(左側板)、
外側板(右側板)、上板、下板、後板とを備えて
左クランプアーム6より厚目の箱型を呈し、内側
板の左面が掴持面となり、後板が連結縦材18に
取付けられる。
前記左右のクランプアーム6,7に依り扱物1
00を掴持する事ができる。
00を掴持する事ができる。
切断機構8は、一方のクランプアームに設けら
れて扱物100の結束材101を切断する為のも
のである。
れて扱物100の結束材101を切断する為のも
のである。
この例では、左クランプアーム6の方に設けて
居り、カツタ20、カツタブラケツト21、シリ
ンダ22等とから成つている。
居り、カツタ20、カツタブラケツト21、シリ
ンダ22等とから成つている。
左クランプアーム6の内側板(右側板)には開
孔23が穿設され、カツタブラケツト21の中程
が堅軸24に依り施動自在に左クランプアーム6
に取付けてある。カツタブラケツト21の一側と
左クランプアーム6の後板との間には、シリンダ
22が介設され、カツタブラケツト21の他側に
は平板状のカツタ20が取付けてある。
孔23が穿設され、カツタブラケツト21の中程
が堅軸24に依り施動自在に左クランプアーム6
に取付けてある。カツタブラケツト21の一側と
左クランプアーム6の後板との間には、シリンダ
22が介設され、カツタブラケツト21の他側に
は平板状のカツタ20が取付けてある。
而して前記シリンダ22を短縮させると、カツ
タブラケツト21並びにカツタ20は、第1図の
実線で示す如く左クランプアーム6の長手方向に
対して直角なる方向の位置(切断可能位置)とな
り、シリンダ22を伸長させると、第1図の想像
線で示す如く左クランプアーム6の長手方向と平
行で且つ開孔23を閉塞する位置(収納位置)と
なる。
タブラケツト21並びにカツタ20は、第1図の
実線で示す如く左クランプアーム6の長手方向に
対して直角なる方向の位置(切断可能位置)とな
り、シリンダ22を伸長させると、第1図の想像
線で示す如く左クランプアーム6の長手方向と平
行で且つ開孔23を閉塞する位置(収納位置)と
なる。
前記カツタ20は、第3図に示す如く左クラン
プアーム6と略同等の高さを備えて居り、扱物1
00の結束材101の全てを同時に切断し得る。
プアーム6と略同等の高さを備えて居り、扱物1
00の結束材101の全てを同時に切断し得る。
除去機構9は、他方のクランプアームに設けら
れて切断後の結束材101を扱物100から取除
く為のものである。
れて切断後の結束材101を扱物100から取除
く為のものである。
この例では、右クランプアーム7の方に設けて
居り、固定枠体25と、昇降体26と、昇降シリ
ンダ27と、上・下部シーブ28,29と、上・
下動用チエン30,31と、固定爪32と、可動
爪33等から成つている。
居り、固定枠体25と、昇降体26と、昇降シリ
ンダ27と、上・下部シーブ28,29と、上・
下動用チエン30,31と、固定爪32と、可動
爪33等から成つている。
除去機構9は、右クランプアーム7の内側に設
けられ、固定爪32並びに可動爪33だけが内側
(左側)に突出する。この為、右クランプアーム
7の中程内側には凹所が形成されている。
けられ、固定爪32並びに可動爪33だけが内側
(左側)に突出する。この為、右クランプアーム
7の中程内側には凹所が形成されている。
固定枠体25は、前記凹所内の右クランプアー
ム7に固着されて居り、前後に離間してその溝部
が対向する一対のチヤンネル材とこれらの上部外
側(上部右側)を連結する水平連結材とで構成さ
れている。
ム7に固着されて居り、前後に離間してその溝部
が対向する一対のチヤンネル材とこれらの上部外
側(上部右側)を連結する水平連結材とで構成さ
れている。
昇降体26は、一対の前記チヤンネル材の内側
にある一対の昇降板と、これらの左側どうしを連
結する連結板とから成つていて、固定枠体25に
対して昇降自在に設けられている。
にある一対の昇降板と、これらの左側どうしを連
結する連結板とから成つていて、固定枠体25に
対して昇降自在に設けられている。
この昇降を円滑ならしめる為に、これらの間に
はローラ34が配設され、丁度フオークリフトの
マスト装置の様になつている。
はローラ34が配設され、丁度フオークリフトの
マスト装置の様になつている。
第4図は、除去機構9の拡大図を示して居り、
第5図は、除去機構9に用いられる昇降シリンダ
27の断面図を示している。
第5図は、除去機構9に用いられる昇降シリンダ
27の断面図を示している。
昇降シリンダ27は、この例の場合、両側ピス
トンロツド型のものを用いて居り、各ピストンロ
ツド内を圧力流体の流路として上・下シリンダ室
に連通されている。
トンロツド型のものを用いて居り、各ピストンロ
ツド内を圧力流体の流路として上・下シリンダ室
に連通されている。
そして上部ピストンロツドの上端は、固定枠体
25の水平連結材に付設した上部ブラケツト35
に取付けられると共に、下部ピストンロツドの下
端は固定枠体25若しくは右クランプアーム7に
付設した下部ブラケツト36に取付けられ、シリ
ンダ体が両ピストンロツドに対して昇降作動する
様にしてある。
25の水平連結材に付設した上部ブラケツト35
に取付けられると共に、下部ピストンロツドの下
端は固定枠体25若しくは右クランプアーム7に
付設した下部ブラケツト36に取付けられ、シリ
ンダ体が両ピストンロツドに対して昇降作動する
様にしてある。
前記昇降シリンダ27のシリンダ体の上下部両
側には上部シーブ28並びに下部シーブ29が水
平軸廻りに回転自在に枢支されている。
側には上部シーブ28並びに下部シーブ29が水
平軸廻りに回転自在に枢支されている。
固定枠体25には、上下のチエンアンカ37,
38が、他方、昇降体26の連結板には、上下の
チエンアンカ39,40が付設されている。
38が、他方、昇降体26の連結板には、上下の
チエンアンカ39,40が付設されている。
上動用チエン30は、固定枠体25側の下部チ
エンアンカ38に一端が止結されて上部シーブ2
8に掛渡された後にその他端が昇降体26側の下
部チエンアンカ40に止結されている。
エンアンカ38に一端が止結されて上部シーブ2
8に掛渡された後にその他端が昇降体26側の下
部チエンアンカ40に止結されている。
下動用チエン31は、固定枠体25側の上部チ
エンアンカ37に一端が止着されて下部シーブ2
9に掛渡された後に昇降体26側の上部チエンア
ンカ39に止着されている。
エンアンカ37に一端が止着されて下部シーブ2
9に掛渡された後に昇降体26側の上部チエンア
ンカ39に止着されている。
固定爪32は、二つで一対を為し、これらは右
クランプアーム6の掴持面の上側に固設してあ
り、その先端は下向きに折曲つている。
クランプアーム6の掴持面の上側に固設してあ
り、その先端は下向きに折曲つている。
可動爪33は、昇降体26の連結板の下側に二
つ離間して設けられ、第1図に示す如く固定爪3
2の内側に位置し、その先端は上向きに折曲つて
いる。
つ離間して設けられ、第1図に示す如く固定爪3
2の内側に位置し、その先端は上向きに折曲つて
いる。
次に、この様な構成に基づいて作用を述解す
る。
る。
番線等の結束材101にて締結された故紙等の
扱物100は、トラツクに依り製紙工場へ入荷さ
れる。
扱物100は、トラツクに依り製紙工場へ入荷さ
れる。
そこで、本考案に係るロードグラブ1を装備し
たフオークリフト等の荷役車両に依りこれを運搬
する。この場合、ロードグラブ1の左右のクラン
プアーム6,7を開いた状態で扱物100の両側
に配してクランプシリンダ5を作動せしめる事に
依り両クランプアーム6,7を閉じれば、扱物1
00はこれらに掴持される。
たフオークリフト等の荷役車両に依りこれを運搬
する。この場合、ロードグラブ1の左右のクラン
プアーム6,7を開いた状態で扱物100の両側
に配してクランプシリンダ5を作動せしめる事に
依り両クランプアーム6,7を閉じれば、扱物1
00はこれらに掴持される。
掴持された扱物は、トラツク上から降されて所
定の場所、例えば再生処理機の投入口近傍に降さ
れ、両クランプアームを拡げる。
定の場所、例えば再生処理機の投入口近傍に降さ
れ、両クランプアームを拡げる。
次に、切断機構8のシリンダ22を伸長させて
カツタ20を第1図の実線並びに第3図に示す如
く切断可能位置にする。
カツタ20を第1図の実線並びに第3図に示す如
く切断可能位置にする。
そして再び両クランプアームを閉じて扱物10
0を掴持する。この様にすると、扱物100を締
結している結束材101の全ては前記掴持力に依
り同時に切断されてしまう。扱物100は故紙等
の比較的軟質でカツタ20が喰込んでも差支えな
いものであるからこの種切断作業は容易に行なえ
る。
0を掴持する。この様にすると、扱物100を締
結している結束材101の全ては前記掴持力に依
り同時に切断されてしまう。扱物100は故紙等
の比較的軟質でカツタ20が喰込んでも差支えな
いものであるからこの種切断作業は容易に行なえ
る。
切断が終了すると、クランプアームを僅かに開
いて可動爪33の上動を行ない易くする。
いて可動爪33の上動を行ない易くする。
この様な状態にして置いて除去機構9の昇降シ
リンダ27を作動せしめ昇降体26と共に可動爪
33を上昇させる。可動爪33が上動するとこれ
の先端は上向きに折曲つているので結束材101
を順次引掛けて行き、最上昇位置に達すると各結
束材101は可動爪33と固定爪32とに依り挾
持される。
リンダ27を作動せしめ昇降体26と共に可動爪
33を上昇させる。可動爪33が上動するとこれ
の先端は上向きに折曲つているので結束材101
を順次引掛けて行き、最上昇位置に達すると各結
束材101は可動爪33と固定爪32とに依り挾
持される。
可動並びに固定爪に依り各結束材101を挾持
し終たならば、両クランプアームを更に開いて、
荷役車両と共にロードグラブ1を後退させる。
し終たならば、両クランプアームを更に開いて、
荷役車両と共にロードグラブ1を後退させる。
そうすると、結束材101は右クランプアーム
7にある除去機構9の可動・固定爪33,32に
挾持されたまま扱物100から取除かれる。
7にある除去機構9の可動・固定爪33,32に
挾持されたまま扱物100から取除かれる。
そしてこの結束材101は、所定の位置まで運
ばれ、他方、扱物は再生処理機の供給装置等に依
り該再生処理機内に投入される。
ばれ、他方、扱物は再生処理機の供給装置等に依
り該再生処理機内に投入される。
前記実施例にあつては、切断機構8として平板
状のカツタ20を用い、これをシリンダ22に依
り、切断可能位置と格納位置に旋動する様に為
し、クランプシリンダ5の作動力を利用して結束
材101の全てを同時に切断する様に構成したが
この様に限定される事はない。例えば平板状のカ
ツタに代えて回転駆動されるロータリカツタと
し、これをカツタブラケツトに対して昇降動する
様に設けても差支えない。又、平板状のカツタに
代えてチエンソー状のカツタにする事もできる。
更に、カツタブラケツトを旋動させずに摺動させ
て切断可能位置と格納位置が得られる様にしても
良い。
状のカツタ20を用い、これをシリンダ22に依
り、切断可能位置と格納位置に旋動する様に為
し、クランプシリンダ5の作動力を利用して結束
材101の全てを同時に切断する様に構成したが
この様に限定される事はない。例えば平板状のカ
ツタに代えて回転駆動されるロータリカツタと
し、これをカツタブラケツトに対して昇降動する
様に設けても差支えない。又、平板状のカツタに
代えてチエンソー状のカツタにする事もできる。
更に、カツタブラケツトを旋動させずに摺動させ
て切断可能位置と格納位置が得られる様にしても
良い。
本実施例に於ける除去機構9も、この様なもの
に限定される事はない。特に本実施例では、除去
機構9の全高を可動爪の昇降ストロークに比して
低くする為に、両側ピストンロツド型シリンダを
用い、然も二組のチエンとシーブを使用したが、
通常の流圧体シリンダを用いて構成しても良く、
シリンダに代えて螺子式の昇降機構等を利用する
事もできる。更に、可動爪を上下垂直に昇降させ
ずに揺動しつつ昇降させても差支えない。
に限定される事はない。特に本実施例では、除去
機構9の全高を可動爪の昇降ストロークに比して
低くする為に、両側ピストンロツド型シリンダを
用い、然も二組のチエンとシーブを使用したが、
通常の流圧体シリンダを用いて構成しても良く、
シリンダに代えて螺子式の昇降機構等を利用する
事もできる。更に、可動爪を上下垂直に昇降させ
ずに揺動しつつ昇降させても差支えない。
以上既述した如く本考案に依れば次の様な優れ
た効果を奏する事ができる。
た効果を奏する事ができる。
(1) 通常のロードグラブと同様、扱物の掴持、運
搬作業が行なえる。
搬作業が行なえる。
(2) 扱物を締結してある結束材を一度に全部切断
機構に依り切断でき、この切断の際の切込みに
はロードグラブのクランプシリンダを利用する
ので切込み専用の駆動装置を省略する事ができ
る。
機構に依り切断でき、この切断の際の切込みに
はロードグラブのクランプシリンダを利用する
ので切込み専用の駆動装置を省略する事ができ
る。
(3) 切断された結束材を除去機構に依り一度に全
部扱物から取除く事ができると共にこれを所定
の場所へ放出できる。
部扱物から取除く事ができると共にこれを所定
の場所へ放出できる。
(4) 結束材の切断並びに除去を機械力に依り行な
う様にしたから、この種作業の効率化と人件費
の大幅な削減を図る事ができ、省力化が期待で
きる。
う様にしたから、この種作業の効率化と人件費
の大幅な削減を図る事ができ、省力化が期待で
きる。
第1図は、本考案に係るロードグラブの構造を
示し一部を破断した平面図。第2図は、その側面
図。第3図は、一部を断面して示す正面図。第4
図は、除去機構を拡大して示す拡大図。第5図
は、除去機構に用いられる昇降シリンダの縦断面
図。第6図は、番線等の結束材に依り締結された
故紙等の扱物を示す斜視図である。 1……ロードグラブ、2……固定体、3……左
可動体、4……右可動体、5……クランプシリン
ダ、6……左クランプアーム、7……右クランプ
アーム、8……切断機構、9……除去機構。
示し一部を破断した平面図。第2図は、その側面
図。第3図は、一部を断面して示す正面図。第4
図は、除去機構を拡大して示す拡大図。第5図
は、除去機構に用いられる昇降シリンダの縦断面
図。第6図は、番線等の結束材に依り締結された
故紙等の扱物を示す斜視図である。 1……ロードグラブ、2……固定体、3……左
可動体、4……右可動体、5……クランプシリン
ダ、6……左クランプアーム、7……右クランプ
アーム、8……切断機構、9……除去機構。
Claims (1)
- 固定体と、これに対して左右方向に横動自在な
左右の可動体と、前記固定体に対して左右の可動
体を駆動する為のクランプシリンダと、前記左右
の可動体の夫々に付設されて扱物を掴持し得る左
右のクランプアームと、一方のクランプアームに
設けられて扱物の結束材を切断し得るカツタを備
えた切断機構と、他方のクランプアームに設けら
れて結束材を挾持し得る一対の爪を備えた除去機
構とから構成した事を特徴とするロードグラブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5487682U JPS58158097U (ja) | 1982-04-14 | 1982-04-14 | ロ−ドグラブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5487682U JPS58158097U (ja) | 1982-04-14 | 1982-04-14 | ロ−ドグラブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58158097U JPS58158097U (ja) | 1983-10-21 |
JPS6136556Y2 true JPS6136556Y2 (ja) | 1986-10-23 |
Family
ID=30065483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5487682U Granted JPS58158097U (ja) | 1982-04-14 | 1982-04-14 | ロ−ドグラブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58158097U (ja) |
-
1982
- 1982-04-14 JP JP5487682U patent/JPS58158097U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58158097U (ja) | 1983-10-21 |
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