JPS6136393A - オレフインのエーテル化による高オクタン価炭化水素留分の生成方法 - Google Patents

オレフインのエーテル化による高オクタン価炭化水素留分の生成方法

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JPS6136393A
JPS6136393A JP15334385A JP15334385A JPS6136393A JP S6136393 A JPS6136393 A JP S6136393A JP 15334385 A JP15334385 A JP 15334385A JP 15334385 A JP15334385 A JP 15334385A JP S6136393 A JPS6136393 A JP S6136393A
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olefin
etherifiable
residual
gasoline
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ベルナール・トルク
ピエール・アミーグ
イヴ・グレーズ
アンリ・グランジエツト
ジヤン・ローラン
フレツド・フイトウシ
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IFP Energies Nouvelles IFPEN
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IFP Energies Nouvelles IFPEN
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    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
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    • C10L1/00Liquid carbonaceous fuels
    • C10L1/02Liquid carbonaceous fuels essentially based on components consisting of carbon, hydrogen, and oxygen only
    • C10L1/023Liquid carbonaceous fuels essentially based on components consisting of carbon, hydrogen, and oxygen only for spark ignition
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は不飽和屓ソリン、とりわけクラッキングガソリ
ンのオクタン−を増加させることが出来る方法に関する
。本明細書全体を通して「エーテル化性オレフィン]な
る用WJはメタノールと化合してエーテルを形成し得る
オレフィンを意味する。
従来技術とその問題点 新たな1次エネルギーの出現の結果、来たるべき数年の
間に、石油の需要において重質留分の減少が予想される
為、将来クラッキングガソリンは自動車ガソリンの重要
な部分を成すことになるだろう。
リホーミングおよびアルキル化に比ベニクラッキングガ
ソリンのオクタン価は比較的低い[単味ONR(オクタ
ン価要求値)=90−92、単味ONM−79−80J
。その上、ヨーロッパ各国の法律は、最初の一定期間テ
トラアルキル鉛の含有量を0.150 (pb)/Iに
減少させ、ついで一部の発動機燃料に対して鉛の存在を
禁する計画をたてている。従って、クラッキングガソリ
ンを導入しながら高オクタン1+燃料のオクタン明示を
実行することは、時として難しいことが明らかである。
従って、精製操作をあまり厳格にしたくないときには、
これらのガソリンのオクタンの品質を向上させるための
手段を見い出すことが必要である。
これらクラッキングガソリンは、−1に、精製の必要か
ら軽質部分と重質部分に分離される。
クランキング軽質ガソリンはたとえば30〜40%の大
量の第3オレフィンを含んでおり、これら第3オレフィ
ンの中には、イソアミレン、イソヘキセンおよび、イソ
ヘプテンがある。
これら第3オレフィンは、イソブチンの場合のように、
酸性触媒の存在下に、メタノールのようなアルコールと
の反応によってエーテルに変換され得る。このエーテル
化は次のような利点がある。すなわち、エーテルはその
元となるオレフィンよりも高いオクタン価を有するが故
に、ガソリンのオクタン価の向上、ガソリンのオレフィ
ン含有量の減少、遊離メタノールに基因する問題の全く
ない高オクタン価燃料中のメタノールの価値付与である
最も普通のエーテルはメチルターシャリブチルエーテル
(以下、これをMTBEと略記する)およびメチルター
シャリアミルエーテル(以下、これをTAMEと略記す
る)である。
メタノールと第3オレフィンとの反応は平衡しており、
従って高い変換率を得るのが難しいことが知られている
。さらに、オレフィンの分子量が高ければ高い程、エー
テル形成の方向に向きにくい。従って、イソブチンの場
合において、触媒上を単に通過することにより、約93
〜98%の変換率に達することが可能であれば、大量す
ぎないメタノールの過剰の使用を望まなければ、イソア
ミレンの場合には変換率は65〜75%に制限された状
態にある。
発動機燃料への遊離メタノールの導入はターシャリブチ
ルアルコールのような補助溶媒の存在下でしか許可され
ていないので、反応器を出たメタノールの残留含有量は
もう一つの重要な問題である。
従って、第3オレフィンの満足すべき変換率を得たい時
番よ、化学量論量に対して極めて高い過剰のメタノール
を使用する必要が分る。しかしその際、炭化水素との共
沸蒸留やフランス特許第2411881号に記載された
反応器への循環使用のような従来の方法により容易に取
り除かれるには大小すぎる滲のメタノールを含む流出液
が存在する。
従って、もし前記特許に記載されたように共沸蒸留によ
りメタノールを完全に取り除くことを望むならば、反応
器の入口で使用されるメタルール/オレフィンのモル比
を制限する必要がある。前記特許に記載されたような共
沸蒸留物のペンタン、ペンテン、メタノールの一部の反
応器への循環使用では、イソアミレンの比較的低い変換
率、すなわち約70%にしか得られない。 本発明の目
的は、高オクタン価の炭化水素留分を生成する方法を提
供するにある。
問題点の解決手段 本発明による高オクタン価炭化水素留分の生成方法は、
上記の目的の達成のために、少なくとも1つの飽和炭化
水素と、4〜6の炭素原子数(n)を有する少なくとも
1つのエーテル化性第1オレフィンと、エーテル化性第
1オレフィンよりも多い炭素原子数を有する少なくとも
1つのエーテル化性l1i2オレフィンとを含む炭化水
素混合物からの高オクタン化炭化水素留分の生成方法に
おいて、 (a)  前記炭化水素混合物をメタノールと、第1反
応ゾーン内でエーテル化触媒との接触下に反応させて、
エーテルと残留エーテル化性オレフィンと未反応メタノ
ールとを含む第1反応混合物を形成し、 (b)  得られた反応混合物を蒸留によって頂部生成
物と底部生成物に分留し、頂部生成物には、エーテルが
本質的に取り除かれ、かつ残留メタノールの少なくとも
70%と、炭素原子数(n)を有する残留エーテル化性
オレフィンの少なくとも70%と、最多のFA素原子数
をイjlる残留1−−デル化牲オレフィンの30%以下
とを含み、底部生成物は、工程(a)で形成された全−
Cのエーテルと、残留メタノールの30%以下と、炭素
原子数<n>を有する残留エーテル化性オレフィンの3
0%以下と最多の炭素原子数をイjする残留1− フル
化性オレフィンの少なくとも70%とを木質的に含み、 (c)  頂部生成物をメタノールと、第1反応ゾーン
とは別の第2反応ゾーン内で]ニーチル化触媒との接触
下に反応させて、少なくとも1つのエーテルと未反応メ
タノールを含む第2反比況合物を形成し、 (dl  第2反比況合物の未反応メタノールの少なく
とも大部分を分離し、 (el  含まれていたメタノールの少なくとも大部分
が取り除かれた、工程(d)の生成物の少なくとも一部
を、T程Tb)の底部生成物の少なくとも一部と混合し
て、高オクタン価炭化水素留分を形成する、 諸工程を具備することを再循環する、。
このようにして、直接発動機燃料として使用可能な、十
分にメタノールが取り除かれたエーテル化ガソリンが得
られる。さらに本明細書に記載されているような不飽和
ガソリンのエーテル化は、エーテル形態下にあるより大
量のメタノールをハイオクタンガソリンに変えることを
可能ならしめる。
たとえば、接触クララ1ングの軒質ガソリンは、60〜
140℃になり1りる最終蒸留点をわし、従って5.6
および7個の炭素原子数を有する炭化水素を有している
。これらの炭化水素の中には、メタノールが反応してメ
チル第3アルキルエーテルを作る、第3級の二重結合を
有するオレフィンがある。
第1図によって例証されている次の記述により、オレフ
ィンガソリンの処理、あるいはオレフィンガソリンとイ
ソブチンを含む留分C4との混合物に適応され得る本発
明をよりよく理解することが可能である。
i)イソオレフィン05〜C7を含むオレフィンガソリ
ンの処理の揚台、ガソリンはライン(10)によって反
応器(1)に注入される。すなわち複数の反応物を含む
全体は、反応後に残ったメタノールの少なくとも70%
の量(好ましくはこのメタノールの全部)およびライン
(11)から来るメタノールと共に、イソアミレンのエ
ーテル化により生じたエーテルの沸点よりも低い沸点を
有する炭化水素によってガソリンから取り除かれてもよ
い。
イソアミレンのエーテル化に対応するエーテルとイソヘ
プテンとイソヘプテンとを含む反応器(1)の流出液は
、ライン(13)により蒸留塔(3)に送られ、TAM
Eの沸点よりも低い沸点を有するC5およびCeの炭化
水素との共沸により、メタノールがライン(14)によ
って分離される。この塔(3)は低圧で稼働させるのが
有利である。なぜなら、共沸混合物中のメタノール含有
量は圧力と共に増加し、従って反応器(1)の入口でよ
り大量のメタノールを使用することが出来、イソオレフ
ィンおよびエーテルに変換された大量のメタノールのよ
り大きい変換率を得ることが出来るからである。蒸留塔
(3)の底部から、反応器(旬で形成された本質的にす
べてのエーテルを含み、かつ過剰エタノールの一部また
は好ましくは全部が取り除かれたガソリンの一部が、ラ
イン(15)によって抜き出される。
このガソリンの一部は直接発動機燃料として使用されて
もよい。場合によっては、ガソリン中にメタノールが残
されていることもある。なぜなら、発動機燃料に関する
法律が、それを許可しているかまたは法律で定義されて
いるような補助溶媒を規定しているからである。この峙
メタノールの過剰分の一部をライン(15)により外に
出すこともある。この場合、反応器(1)の入口でさら
により大量のメタノールを有していてもよい。
メタノールと共に塔(3)の蒸留物を構成しているC5
とそ8の炭化水素は、イソアミンと反応器(1)での未
反応イソヘキセンの一部とを含んでいる。この蒸留物は
ライン(14)により反応器(2)に送られ、これらイ
ソオレフィンはエーテルに変換され、エーテル変換され
るメタノールの量が増加される。変換率はメタノール/
イソオレフィンのモル比が大きい程それだけ高くなる。
反応器(2)の流出液は、ここでは水と炭化水素の向流
で機能する水による抽出塔で代表される洗浄塔(8)へ
、ライン(16)によって送られる。
塔(8)の底部から出たメタノール水溶液は、ライン(
6)によって蒸留塔(4)に送られ、同浴(4)で蒸留
される。場(4)の頂部から出たメタノールは、ライン
(12)によって反応器(1)(または反応器(2))
に再循環される。この塔の底部から出かつメタノールが
取り除かれた水は、ライン(19)によって洗浄塔(8
)へ再循環される。
エーテルを含みかつメタノールが取り除かれたガソリン
のC5およびCe留分は、ライン(17)によって送ら
れ、発動機燃料として使用されるために、ライン(16
)内で重質留分と混合される。
エーテル形態下で価値付与されたメタノールの導入後、
容積の増加したこの発動礫燃料は、最初のガソリンより
も高いオクタン価により特徴付けられる。
11)  オレフィンガソリンおよびイソブチンを含む
留分C4を混合して処理する場合、混合物は混合物は好
ましい量のメタノールと共に反応器(1)に注入される
。ここでメタノールの量は、反応後に残 った過剰分が
、最も軽質のエーデ。
ルMTBEから炭化水素を分前出来る沸点を有づる炭化
水素、づなわらC4およびC5の炭化水素により取り除
かれ得るような量である。
従って、反応器(1)の流出液は、ガソリンと蒸留物に
分離され、ガソリンは、MTBEとTAMEとエーテル
ライン(15)によって蒸留塔(3)の底部から出たC
6およびC7のオレフィンに対応するニーデルとを含み
、蒸留物は、C4の炭化水素とC6の炭化水素の一部と
の共沸により同伴されるメタノールを含む。イソブチン
と未反応イソアミレンを含むこの蒸留物は、ライン(1
4)によって反応器(2)に送られる。
この反応器(2)の流出液は、洗浄塔(8)へ送られ、
メタノールが回収され、メタノールは反発器(1)に再
循環される。メタノールが取り除かれた流出液はライン
(18)によって蒸留塔(5)へ送られ、底部から出て
M T’ B EおよびT’ A MEを含む留分C5
(ライン(7)によっτ発動機燃料タンクに送られる)
ど、イソ1テンが取り除かれた留分C4により構成され
る(ライン(9)によって頂部から出る)蒸留分とに分
離される。
実  施  例 次の各実施例は、本発明を例証している。割合を表わす
部は特別の指示がない限り重Φ部で示される。
実施例1(比較) 最終蒸留点が135℃である接触クラッキングの軽質ガ
ソリンは、主にC5、C1IおよびC7の炭化水素を含
んでおり、その中で重量%で2−メチル−1−ブテン7
.4%、イソヘキセン2.4%およびイソヘプテン2%
がメタノールによりニーデル化可能である。
エーテル化は、樹脂AMBERLYSTI 5(登録商
標)のようなスルフォン化樹脂の固定床を入れた反応器
内で行なわれる。
ガソリンは、エーテル化性オレフィンの総量に対してメ
タノールモル比が4になるようにして、メタノールと共
に反応器内に導入される。
反応器の温度は70℃に維持され、ガソリン仕込物+メ
タノールの流量はv、 v、 h、が2であるような流
量である。
反応器の流出液は向流で機能する洗浄塔に直接送られて
、メタノールが取り除かれる。取り除かれたメタノール
は蒸留により水から分離された後、反応器に再循環され
る。
メタノールの除去およびx−プル形態下のメタノール導
入の結果、世が4.1重量%増加したガソリンは、TA
ME8.3%、イソヘキセンのメチルエーテル3.7%
およびイソへブテンのメチルエーテル1.3%を含んで
いる。イソペンテン、イソヘキセンおよびイソヘプテン
の変換率はそれぞれ80.70および50%である。軽
質ガソリンのエーテル化により得られたオクタン価の増
加は1.5である。
実施例2 本実施例は、実施例1と比べて、図面に示された方法に
従ってエーテル化を行なうことにより、ガソリン中によ
り多くの化合形態下のメタノールを導くことが出来、か
つ水洗浄により処理すべきより少量のガソリンを有しな
がらも、より高いオクタン価を有するガソリンを得るこ
とが出来ることを示している。実施例1で使用されたガ
ソリンと同じ接触クランキング軽質ガソリン100部と
メタノール13.8部が、■。
v、hが3.6であるようにして、70℃で反応器(1
)に導入される。エーテル化性オレフィンの総量に対す
るメタノールモル比は2.3である。
残留エーテル化性オレフィンを含んでいる反応器(1)
の流出液は、8バールabsで機能する蒸留塔(3)へ
ライン(13)によって送られる。メタノールが一部取
り除かれ、かつエーテル化性残留オレフィンC7の95
%とエーテル化性残留オレフィンC5の3%とを含むガ
ソリン56゜5部分が、底部から抜き出される。
頂部から出た蒸留物は、ガソリンの軽質部分47部とメ
タノール410部とから成る。蒸貿物はエーテル化性オ
レフィンC5を95%とエーテル化性オレフィンC7を
5%含んでいる。
本質的にエーテルが取り除かれたこの蒸留物は、v、v
、h、 2 、2 テライン(14)によって反応器(
2)へ送られる。反応器(2)の温度は70℃に維持さ
れる。この反応器(2)内において、残留イソアミレン
の大部分が、この反応器(2)の入口でのイソアミレン
に対するメタノールの高いモル比(8,2)の結果、高
い変換率でTAMEに変換される。
反応器(2)の流出液は洗浄塔(8)に送られ、メタノ
ールが取り除かれる(9.1部)。取り除かれたメタノ
ールは蒸留塔(4)での蒸留の後、反応器(1)に再循
環される。ライン(17)によって出かつメタノールが
取り除かれたガソリンは、蒸留塔(3)の底部から抜き
出されかつエーテルとC6およびC7の炭化水素とを含
むガソリン(ライン(15))に混合される。このよう
にしてガソリン104.7部が回収される。エーテル形
態下で導入されたメタノール4.7部の量は、実施例1
の場合よりも多量である。
さらに、イソアミレンの総変換率は93.6%である。
イソヘキセンおよびイソへブテンの変化率はそれぞれ6
5%および40%である。
ライン(16)によって出かつメタノールが取り除かれ
たガソリンは、TAME9.6%、イソヘキセンのメチ
ルエーテル4.3%およびイソヘプテンのメチルエーテ
ル1%を含んでいる。
この場合ガソリンのエーテル化により得られたオクタン
価の増加は2であり、従って、実施例1で得られた増加
よりも高く、反応に使用されたメタノールの量(よより
少ない。
実施例3 本実施例は、同じ装置内で接触クラッキング軽質ガソリ
ンと接触タラツキング装置内で得られた留分C4とをエ
ーテル化することが可能であり、有利でさえあることを
示している。
ガソリン中により多くの化合形態下のメタノールが導入
され、オクタン価の増加は同様により高いことが確認さ
れる。
実施例1で使用したものと同じ接触クララ1ング軽質ガ
ソリン105部と、接触タラツキング留分C4およびイ
ソブチン25%を含む水燕気クラッキング留分C4の混
合物80部と、メタノール21.9部が、v、 v、 
hが2.8になるようにして、触媒としてスルフォン化
樹脂が入った反応器(1)の中に、70℃で導入される
反応器(1)の流出液は、エーテル化性残留オレフィン
を含んでおり、8バールabsで機能する蒸留塔(3)
内にライン(13)によって送られる。
メタノールが取り除かれ、かつMTBEと1−AMEと
C7J5よびC11のエーテルを含んでいるガソリン1
05部が底部から抜き出される。
このガソリンはエーテル化性残留オレフィンC7の99
%と残留イソブチンの2%を含有している。
頂部から出た蒸留物(エーテル化性残留オレフィンC1
の1%および残留イソブチンの98%)は、軽質炭化水
素90.8部およびメタノール7.2部から成る。この
蒸留物はv、v、h、 2 。
4で70℃でライン(14)により反応器(2)に送ら
れる。この反応器(2)において、残留イソブチレンお
よびイソアミレンは、反応器(2)の入口でのエーテル
化性オレフィンに対するメタノ−ルの^いモル比の結束
、高い変換率で” −[、−−Jルに変換される。
この反応器(2)の流出液は洗浄塔(8)に送られて、
メタノールく5.5部)が取り除かれ、取り除かれたメ
タノールは反応器(1)に杓循環される。次にこの流出
液はライン(17)ついぐライン(18)によって蒸留
塔(5)へ送られ、ここでMTBEおよびrAMEを含
むガソリンC5から04(62部)が分離される。この
ガソリンC5は、ライン(15)によつC蒸留塔(3)
を出たガソリンにライン(7)によつ−C混合される。
このようにして、メタノールが取り除かれかつ重量%で
MTBE23.4%とTAME7.4%とイソヘキセン
のメチルエーテル3.3%とイソヘプテンのメチルエー
テル0.97%とを含むガソリン136部が回収される
イソブチン、イソアミレン、イソヘキセンおよびイソヘ
プテンの総変換率はそれぞれ99゜6%、87.2%、
50%および40%である。
ガソリンと留分C4の組合せのエーテル化により得られ
たガソリンのオクタン価の増加は、この場合8である。
エーテル形態下で導入されたメタノールの量は、得られ
たガソリンの11.9%である。
実施例4 一12℃〜60℃で沸騰し、かつC4、C5およびC8
の炭化水素(その中でイソブチン6゜7%、イソアミレ
ン12.5%およびイソヘキセン0.45%である)を
含んでいる接触クランキング装置の流出液の蒸留留分1
00部が、スルフォン化樹脂DUOLITE  C23
(登録商標)が入った反応器に送られる。この留分は、
エーテル化性オレフィンの総量に対するメタノールのモ
ル比が1.61になるように、メタノール15.6部と
共に70℃で反応器(1)内に導入される。全仕込物の
流量は、v、 v、 h、が2゜9になるように設定さ
れる。
反応器(1)の流出液は、8バールabsで機能する蒸
留塔(3)に送られる。メタノールが取り除かれかつM
TBE33%とTAME42%とイソヘキセンのメチル
エーテル1%と残留エーテル化性オレフィンC690%
と残留イソブチン4%とを含む留分の30.5部が底部
から抜き出される。共沸によりもたらされたメタノール
9.3%と残留炭化水素を含む軽質留分85゜4部が頂
部から抜き出される。この蒸留物は■。
v、h、2.1で70℃に保たれた同じ樹脂を入れた反
応器(2)に送られる。
この反応器(2)内で、未変換イソブチンおよびイソア
ミレンは反応器(2)の入口におけるオレフィンに対づ
るメタノールの高いモル比の故に、高い変換率でメタノ
ールよりエーテル化される。この反応器(2)の流出液
はメタノールを取り除< (7,9部)ために洗浄塔(
8)へ送られ、取り除かれたメタノールは蒸留塔(4)
における分離の後、反応器(1)に再循環される。メタ
ノールが取り除かれた流出液は、ライン(17)および
ライン(18)によって蒸留塔(5)へ送られ、MTB
EおよびTAMEを含むガソリンから04 (38部)
が分離される。
このガソリンは、ライン(15)によって蒸留塔(3)
から出たガソリンにライン(7)によって混合される。
このようにして、メタノールが取り除かれかつMTBE
、15%とTAME23.8%とイソヘキセンのメチル
エーテル0.4%とを含むガソリン71部が得られる。
イソブチン、イソアミレンおよびイソヘキセンの総変換
率は、それぞれ99.7%、92゜5%および50%で
ある。
留分C5+該蒸留分のオクタン価の増加は6゜5である
エーテル形態下に導入されたメタノールの量は得られた
ガソリンの13%である。
発明の効果 本発明は以上のとおり構成されているので、高オクタン
価の炭化水素留分を高率で生成することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の方法を示すフローシート(・ある。 (1)(2)・・・反応器、(3)(4)(5)・・・
蒸留塔、(8)・・・洗浄塔。 以上 特許出願人  アシスティテユ・フランセ・デュ・べ1
−ロール

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)少なくとも1つの飽和炭化水素と、4〜6の炭素原
    子数(n)を有する少なくとも1つのエーテル化性第1
    オレフィンと、エーテル化性第1オレフィンよりも多い
    炭素原子数を有する少なくとも1つのエーテル化性第2
    オレフィンとを含む炭化水素混合物からの高オクタン化
    炭化水素留分の生成方法において、(a)前記炭化水素
    混合物をメタノールと、第1反応ゾーン内でエーテル化
    触媒との接 触下に反応させて、エーテルと残留エーテ ル化性オレフィンと未反応メタノールとを 含む第1反応混合物を形成し、 (b)得られた反応混合物を蒸留によつて頂部生成物と
    底部生成物に分留し、頂部生成 物は、エーテルが本質的に取り除かれ、か つ残留メタノールの少なくとも70%と、 炭素原子数(n)を有する残留エーテル化 性オレフィンの少なくとも70%と、最多 の炭素原子数を有する残留エーテル化性オ レフィンの30%以下とを含み、底部生成 物は、工程(a)で形成された全てのエーテルと、残留
    メタノールの30%以下と、炭 素原子数(n)を有する残留エーテル化性 オレフィンの30%以下と最多の炭素原子 数を有する残留エーテル化性オレフィンの 少なくとも70%とを本質的に含み、 (c)頂部生成物をメタノールと、第1反応ゾーンとは
    別の第2反応ゾーン内でエーテ ル化触媒との接触下に反応させて、少なく とも1つのエーテルと未反応メタノールを 含む第2反応混合物を形成し、 (d)第2反応混合物の未反応メタノールの少なくとも
    大部分を分離し、 (e)含まれていたメタノールの少なくとも大部分が取
    り除かれた、工程(d)の生成物の少なくとも一部を、
    工程(b)の底部生成物の少なくとも一部と混合して、
    高オクタ ン価炭化水素留分を形成する、 諸工程を具備することを特徴とする方法。 2)エーテル化性第1オレフィンが炭素原子5を含んで
    いる、特許請求の範囲第1項記載の方法。 3)炭化水素混合物が本質的にC_5〜C_7の留分で
    ある、特許請求の範囲第2項記載の方法。 4)エーテル化性第1オレフィンが炭素原子4を含み、
    工程(c)を終えた第2反応混合物中に存在する炭素原
    子4の炭化水素の少なくとも大部分が、工程(e)に入
    る前に、この混合物から除去される、特許請求の範囲第
    1項記載の方法。 5)工程(d)で水による洗浄を行ない、得られたメタ
    ノールの水性溶液が蒸留され、このように工程(a)ま
    たは工程(c)で分離されたメタノールと、工程(d)
    で回収された水とを再循環する、特許請求の範囲第1〜
    4項のうちいずれか1項記載の方法。
JP15334385A 1984-07-10 1985-07-10 オレフインのエーテル化による高オクタン価炭化水素留分の生成方法 Pending JPS6136393A (ja)

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