JPS6136331Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6136331Y2 JPS6136331Y2 JP1981153900U JP15390081U JPS6136331Y2 JP S6136331 Y2 JPS6136331 Y2 JP S6136331Y2 JP 1981153900 U JP1981153900 U JP 1981153900U JP 15390081 U JP15390081 U JP 15390081U JP S6136331 Y2 JPS6136331 Y2 JP S6136331Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- molding
- rubber
- ceramics
- static pressure
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims description 10
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- -1 plastics or rubber Chemical class 0.000 claims description 3
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Landscapes
- Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
- Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、セラミツクス製造工程において均質
な成形体を得るために用いるセラミクス製造用静
圧成形用型に関するものである。
な成形体を得るために用いるセラミクス製造用静
圧成形用型に関するものである。
従来、セラミツクス製造工程で乾式成形を用い
て大型セラミツクスを製造する場合には、成形時
の加圧差により均質なものが得られず。使用用途
により初期不良が多発し、この改善策として静圧
成形が導入されてきた。この静圧成形をするに
は、次の2通りの方法がある。まず、1つは乾式
成形により一且仮成形し、この仮成形体を氷のう
のようなゴム製の袋に入れ、真空ポンプで吸引後
ゴム袋の口をやはりゴムで結び、これを静圧加圧
装置に入れて1ton/cm2の圧力で均一加圧して成形
する方法である。また、今一つは硬質ゴムで特殊
形状のゴム型をおこし、ゴム型に造粒体を入れて
密封し、それをゴム製の袋に入れ、以下上記と同
様にして成形する方法である。こうして成形され
た成形体をゴム袋から取出して焼成することによ
り、セラミツクスが製造される。
て大型セラミツクスを製造する場合には、成形時
の加圧差により均質なものが得られず。使用用途
により初期不良が多発し、この改善策として静圧
成形が導入されてきた。この静圧成形をするに
は、次の2通りの方法がある。まず、1つは乾式
成形により一且仮成形し、この仮成形体を氷のう
のようなゴム製の袋に入れ、真空ポンプで吸引後
ゴム袋の口をやはりゴムで結び、これを静圧加圧
装置に入れて1ton/cm2の圧力で均一加圧して成形
する方法である。また、今一つは硬質ゴムで特殊
形状のゴム型をおこし、ゴム型に造粒体を入れて
密封し、それをゴム製の袋に入れ、以下上記と同
様にして成形する方法である。こうして成形され
た成形体をゴム袋から取出して焼成することによ
り、セラミツクスが製造される。
しかし、従来のこれらの方法では、ゴム袋を用
いているため仮成形体や成形体の出し入れが難し
く、また真空状態が得たく、大型セラミツクスの
製造においても問題点を有しており、ましてや小
型セラミツクスへの応用はきわめて困難なもので
あつた。
いているため仮成形体や成形体の出し入れが難し
く、また真空状態が得たく、大型セラミツクスの
製造においても問題点を有しており、ましてや小
型セラミツクスへの応用はきわめて困難なもので
あつた。
そこで、本考案は非成形体や成形体の出入れが
容易であり、生産効率を高めることができるセラ
ミツクス製造用静圧成形用型を提供しようとする
ものである。
容易であり、生産効率を高めることができるセラ
ミツクス製造用静圧成形用型を提供しようとする
ものである。
以下、本考案の静圧成形用型について図面と共
にその一実施例を説明する。図に示すように本考
案の型は、くちの部分に上向きの弁部1を有する
上部分2と、下部分3からなる一体化袋物で構成
されている。これらの上部分2、下部分3は硬質
ゴム等のゴムやポリプロピレン等のプラスチツク
スのような弾性を有する高分子化合物から構成さ
れ、凸部と凹部によるチヤツク方式で一体化袋物
とされている。また、上部分2のくちの端部は真
空ポンプ(図示せず)と接合しやすいような形状
の突起部となつている。上記弁部1の動きは第3
図に示す通りであり、真空に引く際には第3図イ
のように弁部1は開き、静圧加圧装置(図示せ
ず)にこの型を入れて均一加圧する時には第3図
ロのように弁部1は圧力で閉じ、静圧成形後は第
3図ハのように弁部1を押して開くことにより空
気を入れる。ここで、セラミツクス製造の際には
上部分2をチヤツク部より外した状態で仮成形体
を下部分3に入れ、ついで上部分2を下部分3と
一体とし、その後上記のように真空ポンプで吸引
後、静圧成形を行い、静圧成形後は弁部1を押し
開くことにより空気を入れて上部分2を下部分3
より外せるようにする。そして、成形の終了した
成形体は上部分2を外して下部分3内に納められ
た状態のままでトンネル焼成炉中で焼成される
か、または型より取出した形で焼成されてセラミ
ツクスが得られる。
にその一実施例を説明する。図に示すように本考
案の型は、くちの部分に上向きの弁部1を有する
上部分2と、下部分3からなる一体化袋物で構成
されている。これらの上部分2、下部分3は硬質
ゴム等のゴムやポリプロピレン等のプラスチツク
スのような弾性を有する高分子化合物から構成さ
れ、凸部と凹部によるチヤツク方式で一体化袋物
とされている。また、上部分2のくちの端部は真
空ポンプ(図示せず)と接合しやすいような形状
の突起部となつている。上記弁部1の動きは第3
図に示す通りであり、真空に引く際には第3図イ
のように弁部1は開き、静圧加圧装置(図示せ
ず)にこの型を入れて均一加圧する時には第3図
ロのように弁部1は圧力で閉じ、静圧成形後は第
3図ハのように弁部1を押して開くことにより空
気を入れる。ここで、セラミツクス製造の際には
上部分2をチヤツク部より外した状態で仮成形体
を下部分3に入れ、ついで上部分2を下部分3と
一体とし、その後上記のように真空ポンプで吸引
後、静圧成形を行い、静圧成形後は弁部1を押し
開くことにより空気を入れて上部分2を下部分3
より外せるようにする。そして、成形の終了した
成形体は上部分2を外して下部分3内に納められ
た状態のままでトンネル焼成炉中で焼成される
か、または型より取出した形で焼成されてセラミ
ツクスが得られる。
また、成形を連続的に行つたり、多量に行いた
い時には、上部分2と下部分3のチヤツク部を介
して型を連続してつなぎ、製造することにより量
産が可能である。ここで、この型の厚みである
が、弁部1およびチヤツク部を除いて十分薄いこ
とが望ましく、試作品としては0.1mm以下とし
た。この型を用いて40mmφ,20mmtのサーミスタ
ブロツクを静圧成形したところ、静圧成形用型と
して従来の氷のうを用いての作業(非成形体や成
形体の出し入れに関する作業)では、サーミスタ
ブロツク1個当り5分必要であつたが、本考案に
よる型(硬質ゴム使用)を用いた場合には約2
分、すなわち上部分2と下部分3のチヤツク部の
取外しの時間だけで終つた。またチヤツク部から
の浸水が懸念されたが20個中の1個の発生でこれ
もチヤツキングミスからのもので、基本的な欠陥
ではないことを明らかとなつた。反つて氷のうを
用いた方が、くちの部分に残つた水分が試料の取
出し時につき、焼成型のサーミスタブロツクのク
ラツクに結びつくことがあつた。
い時には、上部分2と下部分3のチヤツク部を介
して型を連続してつなぎ、製造することにより量
産が可能である。ここで、この型の厚みである
が、弁部1およびチヤツク部を除いて十分薄いこ
とが望ましく、試作品としては0.1mm以下とし
た。この型を用いて40mmφ,20mmtのサーミスタ
ブロツクを静圧成形したところ、静圧成形用型と
して従来の氷のうを用いての作業(非成形体や成
形体の出し入れに関する作業)では、サーミスタ
ブロツク1個当り5分必要であつたが、本考案に
よる型(硬質ゴム使用)を用いた場合には約2
分、すなわち上部分2と下部分3のチヤツク部の
取外しの時間だけで終つた。またチヤツク部から
の浸水が懸念されたが20個中の1個の発生でこれ
もチヤツキングミスからのもので、基本的な欠陥
ではないことを明らかとなつた。反つて氷のうを
用いた方が、くちの部分に残つた水分が試料の取
出し時につき、焼成型のサーミスタブロツクのク
ラツクに結びつくことがあつた。
以上のように、静圧成形時に本考案の型を用い
ると造粒粉体あるいは仮成形体を型に導入後、き
わめて容易に成形用型内の真空挽きを可能にし、
また高圧加圧下での液体媒体の侵入を防ぎ、さら
には加圧後の大気圧導入および成形体の脱型をき
わめて容易にでき、全体としての作業時間を短縮
できるだけでなく、成形型を連続させることによ
り大量生産も容易にならしめるものであり、産業
上の意義は大きいものである。
ると造粒粉体あるいは仮成形体を型に導入後、き
わめて容易に成形用型内の真空挽きを可能にし、
また高圧加圧下での液体媒体の侵入を防ぎ、さら
には加圧後の大気圧導入および成形体の脱型をき
わめて容易にでき、全体としての作業時間を短縮
できるだけでなく、成形型を連続させることによ
り大量生産も容易にならしめるものであり、産業
上の意義は大きいものである。
第1図は本考案に係る静圧成形用型の一実施例
を示す断面図、第2図は同要部拡大断面図、第3
図イ,ロ,ハは同弁部の状態を示す要部断面図で
ある。 1……弁部、2……上部分、3……下部分。
を示す断面図、第2図は同要部拡大断面図、第3
図イ,ロ,ハは同弁部の状態を示す要部断面図で
ある。 1……弁部、2……上部分、3……下部分。
Claims (1)
- プラスチツクスもしくはゴムのような弾性を有
する高分子化合物から構成され、上部分と下部分
に別れた一体化袋物の前記上部分のくちの部分に
上向きの弁部を有する構成としたセラミツクス製
造用静圧成形用型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15390081U JPS5858504U (ja) | 1981-10-15 | 1981-10-15 | セラミクス製造用静圧成形用型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15390081U JPS5858504U (ja) | 1981-10-15 | 1981-10-15 | セラミクス製造用静圧成形用型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5858504U JPS5858504U (ja) | 1983-04-20 |
JPS6136331Y2 true JPS6136331Y2 (ja) | 1986-10-22 |
Family
ID=29946501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15390081U Granted JPS5858504U (ja) | 1981-10-15 | 1981-10-15 | セラミクス製造用静圧成形用型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5858504U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4213654Y1 (ja) * | 1965-09-09 | 1967-08-03 | ||
JPS4218448Y1 (ja) * | 1966-01-19 | 1967-10-25 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5742839Y2 (ja) * | 1977-03-03 | 1982-09-21 |
-
1981
- 1981-10-15 JP JP15390081U patent/JPS5858504U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4213654Y1 (ja) * | 1965-09-09 | 1967-08-03 | ||
JPS4218448Y1 (ja) * | 1966-01-19 | 1967-10-25 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5858504U (ja) | 1983-04-20 |
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