JPS6135689Y2 - - Google Patents

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JPS6135689Y2
JPS6135689Y2 JP1668581U JP1668581U JPS6135689Y2 JP S6135689 Y2 JPS6135689 Y2 JP S6135689Y2 JP 1668581 U JP1668581 U JP 1668581U JP 1668581 U JP1668581 U JP 1668581U JP S6135689 Y2 JPS6135689 Y2 JP S6135689Y2
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JP
Japan
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water
cooling fan
engine
container
water detection
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JP1668581U
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JPS57129917U (ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車用エンジンの水吸込み防止装置
に関する。
従来の自動車用エンジンでは、エアクリーナの
ダストサイドから延設されたエアダクトの空気吸
込み口を例えばラジエータの上部付近に配置して
いたが、水の深い所へ進入した場合などに、ラジ
エータと冷却フアンとの間に水が入ると、その水
が冷却フアンの回転によりかきあげられ、エアダ
クトの空気吸込み口からエンジン内に吸込まれ
て、エンジンの不調をきたしたり、エンジンの破
損に至るという問題点があつた(例えば昭和52年
6月 日産自動車株式会社発行 NISSANサービ
ス周報 昭和52年6月 第337号(R−36p−
53)ニツサン セドリツク グロリア 第87頁参
照)。
本考案はこのような従来の問題点に着目してな
されたもので、冷却フアンの付近で水の存在を検
知し、該検知時に冷却フアンの回転を停止させる
ことにより、冷却フアンのかき上げ作用による水
の吸込みを防止し得るようにしたものである。
以下、本考案を図示の一実施例に基づいて説明
する。
図において、1はエンジン、2はエアクリー
ナ、3はエアクリーナ2のダストサイドから延設
されたエアダクトであつて、その空気吸込み口3
aはラジエータ4の上部付近に配置されている。
5は冷却フアンであつて、駆動軸6に電磁クラ
ツチ7a付のフアンカツブリング7を介して取付
けられている。
ここで、冷却フアン5の付近、この例ではラジ
エータ4の冷却フアン5側の下部に、アースされ
た導電性の容器8を取付け、その底部から水検知
端子9を立設して、所定の高さまで絶縁体10で
被覆する。また、容器8の底部には水抜きオリフ
イス11を設ける。そして、水検知端子9を水検
知回路12に接続し、この水検知回路12の出力
側を前記電磁クラツチ7aに接続する。
次に作用を説明する。
車が水の深い所に進入した場合など、ラジエー
タ4と冷却フアン5との間に水が入ると、容器8
内に水がたまり、水検知端子9が容器8内の水を
伝わつて電気的に導通状態になることにより、水
の存在が検知される。すると、水検知回路12が
出力信号を発して電磁クラツチ7aを断つ。これ
により冷却フアン5の回転が停止され、冷却フア
ン5による水のかけ上げが回避できるので、エア
ダクト3の空気吸込み口3aから水を吸込むこと
を防止できる。
そして、容器8には水抜きオリフイス11を設
けてあるから、時間がたつと容器8内の水に排水
され、水検知端子9が不導通状態となるので、電
磁クラツチ7aが再びつながり、元の状態に戻
る。
尚、冷却フアンは、機関出力軸から機械的に駆
動されるものに限らず、電動フアンを停止させる
様にすることも出来ることは明らかである。
以上説明したように本考案によれば、冷却フア
ンの付近で水の存在を検知したときは冷却フアン
の回転を停止させるようにしたので、冷却フアン
による水のかき上げによつてエンジンが水を吸込
むことを防止でき、もつてエンジンの破損等を回
避し得るという効果が得られる。
そして、更に、水の吸込みの防止だけでなく、
エンジンルールの上方にある電装品・部品、ハー
ネス・コネクタ部の水かかりに伴う導通不良、シ
ヨート、錆等も防止することができるという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示す概略図である。 1……エンジン、2……エアクリーナ、3……
エアダクト、4……ラジエータ、5……冷却フア
ン、7a……電磁クラツチ、8……容器、9……
水検知端子、12……水検知回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車用エンジンにおいて、冷却フアンの付近
    で水の存在を検知して信号を発する水検知装置
    と、該水検知装置からの信号を受けて作動し冷却
    フアンの回転を停止させる冷却フアン回転停止装
    置とを設けてなる自動車用エンジンの水吸込み防
    止装置。
JP1668581U 1981-02-10 1981-02-10 Expired JPS6135689Y2 (ja)

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JP1668581U JPS6135689Y2 (ja) 1981-02-10 1981-02-10

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JP1668581U JPS6135689Y2 (ja) 1981-02-10 1981-02-10

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JPS57129917U JPS57129917U (ja) 1982-08-13
JPS6135689Y2 true JPS6135689Y2 (ja) 1986-10-17

Family

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JPS57129917U (ja) 1982-08-13

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