JPS6135411Y2 - - Google Patents

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JPS6135411Y2
JPS6135411Y2 JP15606781U JP15606781U JPS6135411Y2 JP S6135411 Y2 JPS6135411 Y2 JP S6135411Y2 JP 15606781 U JP15606781 U JP 15606781U JP 15606781 U JP15606781 U JP 15606781U JP S6135411 Y2 JPS6135411 Y2 JP S6135411Y2
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JP
Japan
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screw
torque
torque limiter
tightening
caliper
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JP15606781U
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JPS5859580U (ja
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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は例えばデイスクブレーキのキヤリパ
にブリードバルブスクリユーをねじ込み締付ける
際のねじ締付装置に関する。
例えば、自動車に用いられるデイスクブレーキ
のキヤリパにはブリードバルブスクリユーがねじ
込まれている。このブリードバルブスクリユーは
中心に貫通小孔を有するボルト状のもので、この
貫通小孔よりブレーキ液を流出させ同時にエア抜
きを行なうもので、アルミニウム等の軽金属で製
造されたキヤリパに対し締付け過ぎるとねじ部を
破壊して液漏れを生じ、またキヤリパに対し締付
け方が緩いとやはりねじ部より液漏れが生じ易
い。このため従来、ブリードバルブスクリユーを
キヤリパにねじ込んで所定の締付力で締付けるべ
く、ブリードバルブスクリユーの頭部に嵌合され
たソケツトにスプリング、クラツチを介してエア
モータを連結し、このエアモータを回転駆動して
ブリードバルブスクリユーをキヤリパにねじ込ん
で締付けるものが知られている。このものでは、
スプリングの変位が設定値に到るとクラツチが作
動してソケツトと、エアモータとの連結が断たれ
てエアモータが空転し、締付けトルクの所定のリ
ミツト値よりも大きなトルクでブリードバルブス
クリユーをキヤリパに締付けることがないように
なされている。
しかしながら、従来のこのようなねじ締付装置
にあつては、スプリングの変位によりクラツチが
作動する時期にバラツキがあり、このため、ブリ
ードバルブスクリユーのキヤリパへの締付けトル
クにバラツキが生じ易く、締付け精度が悪いとい
う欠点があつた。
この考案は前記事情に鑑みてなされたもので、
キヤリパにわずかねじ込まれたねじを前記キヤリ
パに締付ける回転駆動部に、該回転駆動部の締付
けトルクのリミツト値を決定するようにトルクリ
ミツタ部を連結し、かつトルクリミツタ部にシヨ
ツクセンサーを係合させることにより、このシヨ
ツクセンサーでトルクリミツタ部より発せられる
振動を検知してその検知信号により回転駆動部の
回転を停止させることができ、これにより締付け
トルクの所定のリミツト値よりも大きな締付けト
ルクでねじを被ねじ締付体に締付けるのを防止す
ることができ、かつねじの締付けトルクのバラツ
キが極めて少なく高精度の締付けトルクでねじを
締付けることができるねじ締付装置を提供するこ
とを目的とする。
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。図中1は基台であり、基台1は上板2、
下板3及び下板3上に設けられた支持部4を有し
ており、支持部4にはデイスクブレーキのキヤリ
パ(被ねじ締付体)5が支持される。キヤリパ5
には、頭部を有しかつ中心に貫通小孔を有するブ
リードバルブスクリユー(ねじ)6がねじ込まれ
る。また、上板2上にはシリンダ機構7が取り付
けられ、このシリンダ機構7のピストンロツド8
は上板2を貫通して上下動自在とされている。
また、基台1にはガイド柱9,9が離間して立
設されている。ガイド柱9,9には中空部10が
形成されたユニツト11が上下動自在に嵌合され
て取り付けられている。このユニツト11は突出
部12を有し、この突出部12はシリンダ機構7
のピストンロツド8に連結されている。また、ユ
ニツト11には貫通孔13,14が形成され、ユ
ニツト11の上面には回転軸16を有するエアモ
ータ(回転駆動部)15が取り付けられている。
エアモータ15の回転軸16は貫通孔13,14
を貫通して下方に延ばされ、その下端にはブリー
ドバルブスクリユー6の頭部に嵌合するソケツト
17が設けられている。回転軸16にはトルクリ
ミツタ部(トルクトレンチ部)18のヘツドに設
けられた軸部19が同軸的に連結されている。ト
ルクリミツタ部18の尾部には連結具20,21
を介してシリンダ機構22が回動自在に連結され
ている。このシリンダ機構22はユニツト11に
取り付けられていたブラケツト23に回動自在に
取り付けられている。なお、トルクリミツタ部1
8にはシヨツクセンサ24が取り付けられてい
る。このシヨツクセンサ24にはマイクロフオン
(図示せず)が内蔵されており、このマイクロフ
オンにより、トルクリミツタ部18から発せられ
る振動音が検知され、その検知信号によりシリン
ダ機構22の作動を停止させることができるよう
になされている。なお、シリンダ機構22にはこ
のシリンダ機構22のオーバーランを防止する機
構(図示せず)が付設されていると共に、シリン
ダ機構22が停止した後、このシリンダ機構22
を元の位置に急速復帰させる機構が付設されてい
る。
しかして、デイスクブレーキのキヤリパ5にブ
リードバルブスクリユー6をねじ込み締付ける場
合には、キヤリパ5に形成されたねじ穴にブリー
ドバルブスクリユー6をねじ山の数で2〜3山ね
じ込む。
次に、このキヤリパ5を支持部4に取り付けて
支持する。
次に、シリンダ機構7を作動させてユニツト1
1を下降させる。すると、ユニツト11と共にエ
アモータ15、トルクリミツタ部18及びシリン
ダ機構22も下降し、ソケツト17がブリードバ
ルブスクリユー6の頭部に嵌合する。
ソケツト17がブリードバルブスクリユー6の
頭部に嵌合すると、図示しない制御装置を介して
エアモータ15が作動してソケツト17を回す。
すると、このソケツト17がブリードバルブスク
リユー6をキヤリパ5にねじ込み、仮締めする。
このとき、ソケツト17はトルクリミツタ部18
の締付けトルクの所定のリミツト値よりも小さい
トルクでブリードバルブスクリユー6をキヤリパ
5に締付け、トルクリミツタ部18の軸部19は
自由回転する。
次いで、シリンダ機構22が作動してそのピス
トンロツドがシリンダ内に退入してトルクリミツ
タ部18を第3図において回転軸16を中心に矢
印A方向に回動させ、このトルクリミツタ部18
によりブリードバルブスクリユー6をキヤリパ5
に締付ける。このとき、トルクリミツタ部18は
その締付けトルクが所定のリミツト値に到達する
までシリンダ機構22により第3図において矢印
A,B方向に往復回動させられる。
そして、前記トルクリミツタ部18の締付けト
ルクが所定のリミツト値に到達すると、トルクリ
ミツタ部18内の切替機構(図示せず)が切替わ
り、この切替わり時にトルクリミツタ部18に振
動が生じる。
トルクリミツタ部18に振動が生じると、これ
をシヨツクセンサー24が検知し、その検知信号
によりシリンダ機構22の作動が停止させられ
る。これにより、ブリードバルブスクリユー6を
キヤリパ5に締付トルクの所定のリミツト値より
大きな締付トルクで締付けるのを防止することが
できる。
なお、前記実施例においてはキヤリパ5にブリ
ードバルブスクリユー6をねじ込み締付けたが、
これに限られることなく、一般のボルト、小ねじ
等を被ねじ締付体に前記実施例同様にねじ込み締
付けてもよい。
以上説明したようにこの考案によれば、キヤリ
パにわずかねじ込まれたねじを前記キヤリパに締
付ける回転駆動部に、該回転駆動部の締付けトル
クのリミツト値を決定するようにトルクリミツタ
部を連結し、かつトルクリミツタ部にシヨツクセ
ンサーを係合させた構成であるから、このシヨツ
クセンサーによりトルクリミツタ部より発せられ
る振動を検知し、その検知信号により回転駆動部
の回転を停止させることができるので、被ねじ締
付体にねじを、その締付けトルクの所定のリミツ
ト値より大きな締付けトルクで締付けるのを防止
することができ、しかもトルクリミツタ部により
ねじの締付けトルクのリミツト値を決定すること
ができるのでねじの締付けトルクのバラツキが極
めて少なく、高精度の締付けトルクでねじを被ね
じ締付体に締付けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す一部切欠縦
断正面図、第2図はその一部省略側面図、第3図
は第1図の−線に沿う横断平面図である。 1……基台、5……キヤリパ(被ねじ締付
体)、6……ブリードバルブスクリユー(ねじ)、
11……ユニツト、15……エアモータ(回転駆
動部)、18……トルクリミツタ部(トルクレン
チ部)、24……シヨツクセンサー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基台と、該基台に支持された被ねじ締付体にわ
    ずかねじ込まれたねじと、前記基台に該ねじの軸
    線方向へ移動自在に取り付けられたユニツトと、
    該ユニツトに支持され前記ねじに嵌合して該ねじ
    を前記被ねじ締付体に締付ける回転駆動部と、該
    回転駆動部に該回転駆動部の締付けトルクのリミ
    ツト値を決定するように連結されたトルクリミツ
    タ部と、該トルクリミツタ部に係合させられ、該
    トルクリミツタ部より発せられる振動を検知し、
    その検知信号により前記回転駆動部の締付けトル
    クのリミツト値よりも大きな締付けトルクによる
    前記ねじの締付けを阻止させるシヨツクセンサー
    とからなることを特徴とするねじ締付装置。
JP15606781U 1981-10-20 1981-10-20 ねじ締付装置 Granted JPS5859580U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15606781U JPS5859580U (ja) 1981-10-20 1981-10-20 ねじ締付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15606781U JPS5859580U (ja) 1981-10-20 1981-10-20 ねじ締付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5859580U JPS5859580U (ja) 1983-04-22
JPS6135411Y2 true JPS6135411Y2 (ja) 1986-10-15

Family

ID=29948619

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15606781U Granted JPS5859580U (ja) 1981-10-20 1981-10-20 ねじ締付装置

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JP (1) JPS5859580U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5859580U (ja) 1983-04-22

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