JPS6135248Y2 - - Google Patents

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JPS6135248Y2
JPS6135248Y2 JP906282U JP906282U JPS6135248Y2 JP S6135248 Y2 JPS6135248 Y2 JP S6135248Y2 JP 906282 U JP906282 U JP 906282U JP 906282 U JP906282 U JP 906282U JP S6135248 Y2 JPS6135248 Y2 JP S6135248Y2
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JP
Japan
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outer cylinder
steam
opening
cylinder
nozzle
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JP906282U
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JPS58112453U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は蒸気ノズルに係り、更に詳述すれば
吹出口中の全域において、蒸気の吹出し速度を均
一化し、空気中への拡散を良好になし得る加湿器
の蒸気ノズルに関するものである。
従来の加湿装置とりわけ大容量の加湿装置は第
1図に示すように、蒸気発生装置1で発生した蒸
気を蒸気配管2を介して通風ダクト5内に配設さ
れたオリフイス形状のノズル3でダクト内に吹出
するものが一般的である。しかしこのようなノズ
ルの構成では、通風ダクト5内を通る通風により
ノズル3内が冷却され、凝縮水が多くなり凝縮水
回収管4をもつてノズル内に溜つた凝縮水を回収
するようにしても蒸気圧によりその回収が悪く、
加湿効率が低下し、また、蒸気吹出し穴の位置に
より吹出し直後の蒸気の拡散が異なり、低温室に
使用する場合気化せず雪降り現象が発生すると云
う欠点があつた。
この考案は上述した従来の単管オリフイス形状
のノズルにおける欠点を除去することを目的とす
るもので、その特徴とするところは、両端を封止
し上面に帯状の開口を有する外筒と、該外筒内に
一端を封止し、下面に帯状の開口を有する前記外
筒よりも小さい断面積の内筒を配設し、前記外筒
の下面に凝縮水回収口を設けることにより、加湿
効率、加湿効果を高め、かつ一様な蒸気の散布を
可能にした蒸気ノズルを提供するものである。以
下この考案を図に示す一実施例について詳述す
る。
第2図a〜cはこの考案の蒸気ノズルの構成を
示すもので、この蒸気ノズル10は、発生容量や
蒸気を散布しようとする通風ダクトの大きさに応
じ所定の長さで所定の直径の熱伝導の小さい樹脂
製の外筒11の上面に帯状の開口12を開けると
共に、前記外筒よりも小径(断面積が小)で下面
に前記開口と同じ長さの帯状の開口14を開けた
前記外筒より長めで同じ部材で形成された内筒1
3を外筒11の一端を封止する端板15aの中央
に明けた孔1bに一端より外筒の長さだけ挿通し
て前記端板を固定し、更にこれを外筒11内に入
れると共に、前記外筒および内筒の他端に端板1
5bを、外筒の一端に端板15aをそれぞれ固定
し、外筒11の一端側で下面に凝縮水の回収管1
7を取付け、内筒の外側面と外筒の内側面との間
に開口12,14をつなぐ蒸気の通路を構成のも
のである。
この考案の蒸気ノズルは以上のような構成をな
すものであつて、使用に当つては第3図に示すよ
うに用いられる。
この蒸気ノズル10は通風ダクト18内に開口
12が上方に向くように配設され、内筒13の一
端は蒸気配管19を、凝縮水回収管17は同管を
延長する回収管20をそれぞれ介して蒸気発生装
置21に接続される。
蒸気発生装置21で発生した蒸気は蒸気配管1
9を通つて蒸気ノズル10を構成する円筒13の
開口14より外筒11内に吹出し、この吹出蒸気
は第2図b,cに矢印で示すように外筒11の内
面に沿つて上進し、外筒11の開口12より第2
図に示すように通風ダクト18内に放出される。
この場合、円筒13の表面が抵抗板となり、開
口14の全域での蒸気吹出し速度が均一化され
る。
これは蒸気送給の配管径を大きくすることな
く、蒸気の吹出し面積を大きくすることができ、
広い範囲にできるだけ一様に散布できる。蒸気送
給量によつて吹出し速度が変るので、その場合に
は送給路に応じ内筒の形状を変えればよい。
また、外筒11内に溜つた凝縮水は凝縮水回収
管17で除かれるため、開口14より開口12ま
での蒸気通路が凝縮水で塞がれることがない。
以上述べたようにこの考案は両端を封止し、上
面に帯状の開口を有する外筒と、該外筒内に一端
を封止し、下面に帯状の開口を有する前記外筒よ
りも小さい断面積の内筒を配設し、前記外筒の下
面に凝縮水回収口を設けたので、加湿効率、加湿
効果を高め、かつ一様な蒸気の散布を可能にし得
る筒の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は蒸気発生装置の従来の蒸気ノズルの構
成図、第2図a〜cおよび第3図はいずれもこの
考案の一実施例を示すもので、第2図aは蒸気ノ
ズルの上面図、第2図bは第2図aのA−A断線
における横断面図、第2図cは第2図aのB−B
断線における縦断面図、第3図は使用状態の斜視
図である。 10……蒸気ノズル、11……外筒、12,1
4……開口、13……内筒、15a,15b……
端板、17……凝縮水回収管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端を封止し上面に開口を有する外筒と、該外
    筒内に一端を封止し、下面に開口を有する前記外
    筒よりも小さい断面積の内筒を配設し、前記外筒
    の下面に凝縮水回収口を設けたことを特徴とする
    蒸気ノズル。
JP906282U 1982-01-26 1982-01-26 蒸気ノズル Granted JPS58112453U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP906282U JPS58112453U (ja) 1982-01-26 1982-01-26 蒸気ノズル

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP906282U JPS58112453U (ja) 1982-01-26 1982-01-26 蒸気ノズル

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Publication Number Publication Date
JPS58112453U JPS58112453U (ja) 1983-08-01
JPS6135248Y2 true JPS6135248Y2 (ja) 1986-10-14

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ID=30021729

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JP906282U Granted JPS58112453U (ja) 1982-01-26 1982-01-26 蒸気ノズル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6806831B2 (ja) * 2019-04-11 2021-01-06 新晃工業株式会社 蒸気加湿器

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Publication number Publication date
JPS58112453U (ja) 1983-08-01

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