JPS6135030Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6135030Y2 JPS6135030Y2 JP14199883U JP14199883U JPS6135030Y2 JP S6135030 Y2 JPS6135030 Y2 JP S6135030Y2 JP 14199883 U JP14199883 U JP 14199883U JP 14199883 U JP14199883 U JP 14199883U JP S6135030 Y2 JPS6135030 Y2 JP S6135030Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cup
- bottom plate
- paper
- sheet
- cup case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Confectionery (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は焼成食品用カツプケースに係り、更
に詳述すれば紙製ケース内にパン種を入れて焼き
上げケースを外すことなく市販する焼成食品用カ
ツプケースの改良に関するものである。
に詳述すれば紙製ケース内にパン種を入れて焼き
上げケースを外すことなく市販する焼成食品用カ
ツプケースの改良に関するものである。
従来この種焼成食品用のカツプケースとして
は、パン種中の油の侵出を阻止すること、剥離効
果を上げるために一面にワツクスをコートとした
紙葉を澱粉のりで貼成したカツプケースが用いら
れていた。
は、パン種中の油の侵出を阻止すること、剥離効
果を上げるために一面にワツクスをコートとした
紙葉を澱粉のりで貼成したカツプケースが用いら
れていた。
しかし、カツプケースとして使用前にのりにカ
ビが生えて不衛生であるばかりでなくのりの乾燥
固化に時間が多く掛り、コートした溶融点80℃の
ワツクスが焼成熱（300〜350℃）で侵出し、食品
公害のもとになると共に、侵出により剥離効果が
半減し、パンやケーキがカツプケースに付着し、
更にカツプケースには、その高さ方向にカツプケ
ースを取除く際利用し得るようミシン目が施され
ているが前述のようにカツプケースにパンやケー
キが付着するのでカツプケースの上下端を短絡す
るようなミシン目ではカツプケースを取り除きに
くいと云う欠点があつた。
ビが生えて不衛生であるばかりでなくのりの乾燥
固化に時間が多く掛り、コートした溶融点80℃の
ワツクスが焼成熱（300〜350℃）で侵出し、食品
公害のもとになると共に、侵出により剥離効果が
半減し、パンやケーキがカツプケースに付着し、
更にカツプケースには、その高さ方向にカツプケ
ースを取除く際利用し得るようミシン目が施され
ているが前述のようにカツプケースにパンやケー
キが付着するのでカツプケースの上下端を短絡す
るようなミシン目ではカツプケースを取り除きに
くいと云う欠点があつた。
この考案は上述した欠点を除去することを目的
とするもので、その特徴とするところは、一面に
熱可塑性樹脂薄膜を形成した略矩形で対角線状に
ミシン目を施した紙葉の一縁に該紙葉の両端を連
接し無端状とした際一方の開口部を塞ぐ底板を貼
着する複数個の底貼着片を張設し、かつ、この貼
着片の折目個所にミシン目を施し該貼着片上に底
板を貼着した加工性のよい衛生的な焼成食品用の
カツプケースを提供するものである。以下この考
案を図に示す一実施例について詳述する。
とするもので、その特徴とするところは、一面に
熱可塑性樹脂薄膜を形成した略矩形で対角線状に
ミシン目を施した紙葉の一縁に該紙葉の両端を連
接し無端状とした際一方の開口部を塞ぐ底板を貼
着する複数個の底貼着片を張設し、かつ、この貼
着片の折目個所にミシン目を施し該貼着片上に底
板を貼着した加工性のよい衛生的な焼成食品用の
カツプケースを提供するものである。以下この考
案を図に示す一実施例について詳述する。
第１図ａ，ｂはカツプ主体部１の展開図で、一
面にポリエチレン樹膜を薄くコートしたほぼ矩形
状の紙葉片１１の一縁に連続した半円形状の縁飾
り１２を、前記一縁よりは若干短か目の他縁側に
はこの紙葉片の両端を前記樹脂を利用して加熱加
圧接着して若干テーパを有する円筒状とした際そ
の開口部の半径長に等しいかあるいはその半分程
度の長さで三角形状の内底貼付片１３をそれぞれ
複数個づつ張設し更に対角線状にミシン目１４を
施した本体素材１５を型抜きにより得る。この本
体素材１５は第２図に示すように裁頭円錐状の加
工台５に巻きつけてその両端の重合貼着部７部分
を加熱加圧して接合する。次に内底貼着片１３を
第３図ａ，ｂに示すように加工台５の扁平な頂面
に押し当てるように内側に折曲げてから、この上
に第４図に示すように一面にポリエチレン樹脂を
薄くコートした円板状の内底板２を載せ前記樹脂
を利用して加熱加圧接着せしめる。
面にポリエチレン樹膜を薄くコートしたほぼ矩形
状の紙葉片１１の一縁に連続した半円形状の縁飾
り１２を、前記一縁よりは若干短か目の他縁側に
はこの紙葉片の両端を前記樹脂を利用して加熱加
圧接着して若干テーパを有する円筒状とした際そ
の開口部の半径長に等しいかあるいはその半分程
度の長さで三角形状の内底貼付片１３をそれぞれ
複数個づつ張設し更に対角線状にミシン目１４を
施した本体素材１５を型抜きにより得る。この本
体素材１５は第２図に示すように裁頭円錐状の加
工台５に巻きつけてその両端の重合貼着部７部分
を加熱加圧して接合する。次に内底貼着片１３を
第３図ａ，ｂに示すように加工台５の扁平な頂面
に押し当てるように内側に折曲げてから、この上
に第４図に示すように一面にポリエチレン樹脂を
薄くコートした円板状の内底板２を載せ前記樹脂
を利用して加熱加圧接着せしめる。
このあと、第５図に示すように内底板と同じ大
きさ円形底部材３１の外周に複数の飾り片３２を
張設した外底板３を第６図に示すように適当な接
着剤を用いて貼着することにより、第７図に示す
ような外底板付のカツプケース４が完成する。
きさ円形底部材３１の外周に複数の飾り片３２を
張設した外底板３を第６図に示すように適当な接
着剤を用いて貼着することにより、第７図に示す
ような外底板付のカツプケース４が完成する。
この考案のカツプケースは以上のような構成を
なすもので、このカツプケース４はケーキやパン
等の種生地をその中に入れてからこのまま焼成釜
内に入れコートした樹脂の溶融点（400℃）以下
の温度で焼き上げる。
なすもので、このカツプケース４はケーキやパン
等の種生地をその中に入れてからこのまま焼成釜
内に入れコートした樹脂の溶融点（400℃）以下
の温度で焼き上げる。
ケーキやパンが焼き上がると第７図に仮想線で
示すように透明な合成樹脂製の袋６内に入れて市
販に供する。
示すように透明な合成樹脂製の袋６内に入れて市
販に供する。
購入者がカツプ内のケーキやパンを食す場合に
は、第８図に示すようにミシン目１４を利用して
カツプ主体部１を内部のケーキやパンより剥離し
食す。
は、第８図に示すようにミシン目１４を利用して
カツプ主体部１を内部のケーキやパンより剥離し
食す。
以上述べたようにこの考案は一面に熱可塑性樹
脂薄膜を形成した略矩形で対角線状にミシン目を
施した紙葉の一縁に該紙葉の両端を連接し無端状
とした際一方の開口部を塞ぐ底板を貼着する複数
個の貼着片を張設し、かつこの貼着片の折目個所
にミシン目を施し該貼着片上に底板を貼着したの
で、加工性がよくかつ衛生的て、パンやケーキと
の剥離もよく、ミシン目が螺旋状となるのでカツ
プ本体の剥離が容易である等の効果を有する。
脂薄膜を形成した略矩形で対角線状にミシン目を
施した紙葉の一縁に該紙葉の両端を連接し無端状
とした際一方の開口部を塞ぐ底板を貼着する複数
個の貼着片を張設し、かつこの貼着片の折目個所
にミシン目を施し該貼着片上に底板を貼着したの
で、加工性がよくかつ衛生的て、パンやケーキと
の剥離もよく、ミシン目が螺旋状となるのでカツ
プ本体の剥離が容易である等の効果を有する。
図はいずれもこの考案の実施例を示すもので、
第１図ａ，ｂはいずれもカツプ主体部の展開図、
第２図乃至第６図は加工順序を示す説明図、第７
図は焼成食品用カツプケースの完成状態の斜視
図、第８図はカツプ主体部の一部を剥離した斜視
図である。 １……カツプ主体部、１１……紙葉片、１２…
…縁飾り、１３……内底貼付片、１４……ミシン
目、２……内底板、３……外底板、３１……円形
底部材、３２……飾り片、４……カツプケース。
第１図ａ，ｂはいずれもカツプ主体部の展開図、
第２図乃至第６図は加工順序を示す説明図、第７
図は焼成食品用カツプケースの完成状態の斜視
図、第８図はカツプ主体部の一部を剥離した斜視
図である。 １……カツプ主体部、１１……紙葉片、１２…
…縁飾り、１３……内底貼付片、１４……ミシン
目、２……内底板、３……外底板、３１……円形
底部材、３２……飾り片、４……カツプケース。
Claims (1)
- 一面に合成樹脂薄膜を形成した略矩形で対角線
状にミシン目を施した紙葉の一縁に該紙葉の両端
を連接し、無端状とした際一方の開口部を塞ぐ底
板を貼着する複数個の底貼着片を張設し、かつこ
の貼着片の折目個所にミシン目を施し該貼着片上
に底板を貼着したことを特徴とする焼成食品用カ
ツプケース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14199883U JPS6050173U (ja) | 1983-09-13 | 1983-09-13 | 焼成食品用カツプケ−ス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14199883U JPS6050173U (ja) | 1983-09-13 | 1983-09-13 | 焼成食品用カツプケ−ス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6050173U JPS6050173U (ja) | 1985-04-09 |
| JPS6135030Y2 true JPS6135030Y2 (ja) | 1986-10-11 |
Family
ID=30317420
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14199883U Granted JPS6050173U (ja) | 1983-09-13 | 1983-09-13 | 焼成食品用カツプケ−ス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6050173U (ja) |
-
1983
- 1983-09-13 JP JP14199883U patent/JPS6050173U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6050173U (ja) | 1985-04-09 |
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