JPH0432951Y2 - - Google Patents

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JPH0432951Y2
JPH0432951Y2 JP14259487U JP14259487U JPH0432951Y2 JP H0432951 Y2 JPH0432951 Y2 JP H0432951Y2 JP 14259487 U JP14259487 U JP 14259487U JP 14259487 U JP14259487 U JP 14259487U JP H0432951 Y2 JPH0432951 Y2 JP H0432951Y2
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JP
Japan
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cup
connecting plate
ring connecting
side plate
baked
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JP14259487U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は焼成食品用容器に係り、更に詳述す
れば焼菓子等の焼成時や販売時に用いて有用な容
器に関するものである。
[従来の技術] 一般に焼菓子類には生地より型抜きしたものあ
るいは絞り出しにより型を整えたものを直接天板
上に載せて焼くクツキー、ビスケツトや生地を金
属や陶器あるいは金属箔や薄い紙で作られた容器
内に入れて焼くカツプケーキ、マドレーヌまたは
プリオツシユ等がある。
特に1個単位でも商品として販売するものとし
てはマドレーヌやプリオツシユ等は、金属箔や薄
い紙で作られた一般に紙ケースと称されるカツプ
をそのまま付けた状態で売られている。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、このような焼菓子等に用いられるカツ
プは円板状の材料(金属箔や薄紙)の中央に底と
その外側部分に襞を付けることにより側板を構成
したカツプ状としたものであるため焼菓子用の生
地等の流動性の内容物を入れると側面の襞が内容
物の質量で外側に開いてしまい容器外に内容物が
溢出したり流出してしまうため従来では襞付容器
を金枠に1個1個嵌入して襞が開かないようにし
てから流動性内容物を入れ焼成固化した後、固化
内容物が収納された襞付容器を金枠から1個ずつ
取出すという面倒な作業をしていた。
また、この点を解決したものとして従来例えば
実公昭61−41576号公報に示されたもの、すなわ
ち底板と該底板と一体な襞をもつて形成した側板
とで構成されたカツプに、該カツプの側板外側に
嵌合し、前記側板の全部あるいは一部を覆うと共
に外側に文字や絵等の模様を旋した平坦な面を有
する筒状の外枠を取付けたことを特徴とする焼成
食品用容器が提案されている。
ところがこのものでは前記筒状の外枠を作る必
要があり、コスト高になるし組立作業が面倒であ
るというような次点のほかに、1個ずつ焼成食品
容器が独立しているため、運行炉で焼成する必要
がある上に、その搬入と焼成後の処理や運搬に当
り、大変面倒であつた。
この考案は上述した欠点を除去することと、菓
子よりカツプを剥取ることが容易でかつ焼上時の
菓子の形状を保形し得る連続容器を安価に提供す
ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この考案の上述した目的は、底板と該底板と一
体な襞をもつて形成した側板と、この側板に連設
した鍔とで構成された複数のカツプに、これら各
カツプの側板の外側にそれぞれ孔で嵌合する扁平
リング連結板を前記の鍔の下面に取付けてなる焼
菓子等の焼成食品用容器を提供することで達成さ
れる。
[作用] 前記襞付カツプの鍔の下面に定着した扁平リン
グ連結板の孔により焼菓子の焼上時に菓子生地の
膨脹によるカツプの上部変形を阻止できる作用
と、多数のカツプケーキ生地や焼成品を前記リン
グ連結板により一挙に持ち運びできるという作用
がある。
[実施例] この考案の焼菓子等の容器10は予じめ第1図
に示すように、アルミ箔やセロフアン紙のような
薄手で腰のある紙葉を円板状に切断し、その中央
に底板1を、その周囲の部分に多数の襞2を付け
て起し、側板3と鍔4とを形成したカツプ5を用
意する。
また予じめ第2図および第3図に示すように前
記側板3の内側と略同じ大きさの孔6を有し鍔4
の外周に略一致する外径の紙などで作ったミシン
目8付きの扁平リング連結板7を準備する。
そして第1図に示す前記カツプ5に第2図に示
す扁平リング連結板7をその孔6で第5図および
第6図に示すように上記カツプ5に嵌合し、扁平
リング連結板7をカツプ5の鍔4の下面に貼着固
定して多数のカツプ5,5が縦横に連結した容器
10として使用する。
この考案の容器10は、以上のような構成であ
つて、焼菓子用の生地を多数のカツプ5内に適量
入れてから連結状態のまま炉で焼き上げる。この
焼き工程で生地は膨張しカツプ5の開口側に破線
で示すようにスノーボール状に膨出するが、カツ
プ5の鍔に扁平リング連結板7が貼着してあるの
でカツプ5の形が崩れない。
菓子焼上り後は、カツプ5より扁平リング連結
板7を外すことなく、そのまま商品として陳列棚
に並べることができ、購入者はこの焼菓子9を食
する際、ミシン目8から扁平リング連結板7をち
切つて各カツプ5毎に分離した後、上記連結板7
とカツプ5の鍔4とをち切つて剥離し易いあるい
は破り易いカツプ5を襞2を利用して側板3の部
分を拡げることにより菓子部分のみ取出して食す
ことが出来る。
[考案の効果] この考案は前記問題点を解決するための手段を
採用したので、底板1と該底板1と一体な襞2を
もつて形成した側板3と、この側板3に連設した
鍔4とで構成されたカツプ5に、このカツプ5の
側板3の外側に嵌合する扁平リング連結板7を前
記の鍔4の下面に取付けたので、組立作業性良好
で特に焼成時多数のカツプケーキ生地や焼成品を
前記リング連結板で一度で持ち運び可能であるか
ら焼成作業性もよく、自動組立でき、著しくコス
ト安に大量提供できるとともに、襞を有する薄手
の保形性の悪いカツプに対し、その保形を扁平リ
ング連結板で行ない得るので焼始めから焼上げま
では勿論のこと購入者が食するまでカツプ保形が
出来、生地のみ一様に入れることで、格好の均一
な焼菓子が得られる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図はいずれもこの考案の一実施例を示すもの
で、第1図はカツプの斜視図、第2図は扁平リン
グ連結板の平面図、第3図は扁平リング連結板の
拡大斜視図、第4図は扁平リング連結板をカツプ
に取付けた状態の平面図、第5図はカツプに扁平
リング連結板を取付けた状態の拡大断面図、第6
図は他の実施例を示す扁平リング連結板の平面図
である。 1……底板、2……襞、3……側板、4……
鍔、5……カツプ、6……孔、7……扁平リング
連結板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底板1と該底板1と一体な襞2をもって形成し
    た側板3と、この側板3に連設した鍔4とで構成
    された複数のカツプ5に、これら各カツプ5の側
    板3の外側にそれぞれ孔6で嵌合する扁平リング
    連結板7を前記の鍔4の下面に取付けてなる焼菓
    子等の焼成食品用容器。
JP14259487U 1987-09-18 1987-09-18 Expired JPH0432951Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14259487U JPH0432951Y2 (ja) 1987-09-18 1987-09-18

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14259487U JPH0432951Y2 (ja) 1987-09-18 1987-09-18

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JPS6445980U JPS6445980U (ja) 1989-03-22
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JP14259487U Expired JPH0432951Y2 (ja) 1987-09-18 1987-09-18

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JP2018050614A (ja) * 2016-09-29 2018-04-05 一夫 戸村 防災用長期保存パン

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JPS6445980U (ja) 1989-03-22

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