JPS6134639Y2 - - Google Patents

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JPS6134639Y2
JPS6134639Y2 JP1982112871U JP11287182U JPS6134639Y2 JP S6134639 Y2 JPS6134639 Y2 JP S6134639Y2 JP 1982112871 U JP1982112871 U JP 1982112871U JP 11287182 U JP11287182 U JP 11287182U JP S6134639 Y2 JPS6134639 Y2 JP S6134639Y2
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JP
Japan
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bubble
conductor pattern
memory device
stretching
detector
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JP1982112871U
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JPS5920499U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (1) 考案の技術分野 本考案は電子計算装置またはその端末機等に使
用される磁気バブルメモリデバイスに関し、特に
そのバブル検出器に関するものである。
(2) 技術の背景 従来、磁気バブルメモリデバイスにおいてはそ
のバブル転送路を軟磁性のパーマロイ薄膜により
形成していたが、その製造過程のホトリソグラフ
イ工程において寸法精度に限度があるため、最近
はイオン注入法により転送路を形成し、記憶密度
を高度化する方法が用いられて来ている。このイ
オン注入バブルデバイスは第1図の平面図及び第
2図の断面図に示す如くガドリニウム・ガリウ
ム・ガーネツト(GGG)基板1の上に液相エピ
タキシアル成長させた磁性ガーネツトの薄膜2に
対し、パターン3以外の領域4に水素、ネオン、
ヘリウム等のイオンを注入したものである。この
ようにパターン3を形成した素子はイオンが注入
された領域4の磁化容易軸方向が矢印aの如く面
内方向と一致し、パターン3の磁化容易軸方向は
矢印bの如くもとのままの面内方向と垂直であ
る。従つてバブル5は回転磁界によつてパターン
3の周縁に沿つて矢印cの如く転送される。
このようなバブルメモリデバイスにおいては次
の如きバブル検出器が用いられている。
(3) 従来技術と問題点 第3図は従来のバブル検出器を説明するための
図であり、aはバブル検出器の構造、bはそのコ
ンダクタパターンに印加するパルス電流の波形図
をそれぞれ示している。
このバブル検出器は、バブル転送路6のカスプ
6aを囲むヘアピンループを形成したコンダクタ
パターン7とコンダクタパターンの中央に配置さ
れたパーマロイ薄膜にて形成されたバブル検出素
子8より構成されている。この検出器のバブル検
出動作は、バブルが転送路6上を転送され、カス
プ6aに入つたとき、コンダクタパターン7にb
図の如き電流を印加する。時刻t1からt2まではバ
イアス磁界を弱める方向の電流であり、このため
バブルは伸長してストライプ磁区になる。このと
きバブル検出素子8はその磁気抵抗効果によりバ
ブルの存在を検出する。次に時刻t3において、バ
イアス磁界を強める方向に電流を流しバブルを縮
少または消滅せしめるのである。このような従来
のバブル検出器は両極性の電源が必要であるとい
う欠点があつた。
(4) 考案の目的 本考案は上記従来の欠点に鑑み、両極性の電源
を必要としないバブル検出器を有するバブルメモ
リデバイスを提供することを目的とするものであ
る。
(5) 考案の構成 そしてこの目的は本考案によれば、ストレツチ
用のコンダクタパターンにパルス電流を流してバ
ブル磁区を伸長させるバブルメモリデバイスにお
いて、ストレツチ用コンダクタパターンの周囲に
ストライプ磁区を縮少あるいは消滅させるための
コンダクタパターンを配設したことを特徴とする
バブルメモリデバイスを提供することによつて達
成される。
(6) 考案の実施例 以下本考案実施例を図面によつて詳述する。
第4図は本考案によるバブルメモリデバイスを
説明するための図であり、aは要部の説明図、b
はそのコンダクタパターンに印加するパルス電流
の波形図をそれぞれ示す。同図はバブル検出器を
示すものであり、バブル転送路9のカスプ9aを
囲むヘアピンループを形成したストレツチ用コン
ダクタパターン10と、該コンダクタパターンの
2本のパターンの中央にパーマロイ薄膜にて形成
されたバブル検出素子11とによる構成は第3図
に示した従来例と同様であり、本考案の特徴はス
トレツチ用コンダクタパターン10の周囲に更に
ヘアピンループ状のコンダクタパターン12を設
けたことである。
このように構成された本実施例は、バブルが回
転磁界により転送路9に沿つて転送され、カスプ
9aに来るタイミングでストレツチ用コンダクタ
パターン10にその内部の磁界が低くなるように
b図のAで示すパルス電流を印加する。その結果
バブルは伸長してストライプ磁区となり、検出素
子11によつて検知される。その後コンダクタパ
ターン12にその内部の磁界が高くなるように、
b図のパルスAと同極性のパルスBを反対方向に
印加する。その結果ストライプ磁区は縮少してバ
ブル磁区になるか、あるいは消滅させられる。
なお本実施例は容易に考えられるように外側の
コンダクタパターン12でバブルを伸長させ内側
のコンダクタパターン10でバブルを消滅させる
ように使用することもできる。
(7) 考案の効果 以上詳細に説明したように本考案のバブルメモ
リデバイスはバブル検出器において、バブルスト
レツチ用のコンダクタパターンの他にストライプ
磁区を縮少または消滅するためのコンダクタパタ
ーンを設けた簡単な構成により、単極電源を用い
ることを可能とし、これにより周辺回路が簡単化
され、コストダウンに寄与するといつた効果大な
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のイオン注入バブルデバイスを説
明するための図、第2図は第1図の−線にお
ける断面図、第3図は従来のバブルメモリデバイ
スのバブル検出器を説明するための図、第4図は
本考案によるバブルメモリデバイスを説明するた
めの図である。 図面において、9はバブル転送路、10および
12はコンダクタパターン、11はバブル検出素
子をそれぞれ示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ストレツチ用のコンダクタパターンに電流を流
    してバブル磁区を伸長させるバブルメモリデバイ
    スにおいて、ストレツチ用コンダクタパターンの
    周囲にストライプ磁区を縮少あるいは消滅させる
    ためのコンダクタパターンを配設したことを特徴
    とするバブルメモリデバイス。
JP1982112871U 1982-07-27 1982-07-27 バブルメモリデバイス Granted JPS5920499U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1982112871U JPS5920499U (ja) 1982-07-27 1982-07-27 バブルメモリデバイス

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JP1982112871U JPS5920499U (ja) 1982-07-27 1982-07-27 バブルメモリデバイス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5920499U JPS5920499U (ja) 1984-02-07
JPS6134639Y2 true JPS6134639Y2 (ja) 1986-10-08

Family

ID=30261496

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1982112871U Granted JPS5920499U (ja) 1982-07-27 1982-07-27 バブルメモリデバイス

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6040113B2 (ja) * 1982-09-03 1985-09-09 電子計算機基本技術研究組合 磁気バブル素子
JPH04216762A (ja) * 1990-12-14 1992-08-06 Natl House Ind Co Ltd 階段構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5920499U (ja) 1984-02-07

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