JPS6133954A - シユリンクフイルム包装体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野： 本発明は熱収縮性合成樹脂フィルムに硬化タイプの合成
樹脂による塗膜を任意の形状に塗着して、容器等に被嵌
せしめて熱収縮させたとき、硬化タイプの樹脂塗膜部分
のみ浮き上ってフィルムが収縮し、容器等の周囲にクッ
ション性を所有した装飾皮膜を装着できるようにしたシ
ュリンクフィルム包装体に関するものである。

従来技術と発明の背景： 従来、容器等の外装に熱収縮フィルムを使用する方法が
汎用されている。しかし乍ら、従来の熱収縮フィルムに
よる包装手段は外装、外装と封緘とを兼ねる包装などに
採用されているだけで、在米の容器に対する直接の印刷
やラベルの貼付に代えて合理的に処理する手段を主目的
としており、従ってたと、ｔばガラス製のａｆｘどでは
これに所要の液体や粉体などを充填して商品としての包
装を行う際、瓶に対して別途にコルゲート状のパツキン
材を巻付けたり、段ポールシートで囲ったり、或いはそ
の他のクッション材を周囲に配する等の処理をして運搬
その他取扱時外力を受けて破瓶するのを防止する対応策
’ｋＸじており、その分だけ余分な資材を芯型とするは
力・りか、手数を要し、全体に包装箱も大きく嵩張るこ
とで運賃も嵩むなど不都合なことが多い。

また、近時は多くの容器包装がその最終のケース包装ま
でを自前化する傾向にあり、その之めに前記したような
りッション材もしくけパツキン材を包装時使用する作業
は自動化を阻むことになつて作業の合理化を阻害する欠
点がある。しかし容器に入った商品の運搬時における安
全性を考慮すｎば、すべてを自動化するばかりでなく商
品を安全確夫に包装することに重点をおかざるを得す、
七の点で人手をはふいて作業性を高めるようにすること
が望まれている。

発明の目的： 本発明は斯かる状況に鑑みてなされたものであって、容
器の外装装飾性と包装後における商品の安全性とが併せ
得らｎる、合理的なシュリンクフィルムによる容器の外
装体を提供することにある。

発明の構成： 所かる目的を達成するために１本発明にては、熱収縮性
合成樹脂フィルムの一側面または両面に一常温硬化もし
くは紫外線硬化性の樹脂を主成分とするインキで任意模
様を印刷し、該フィルムの熱収縮に際して前記硬化性樹
脂塗置部が浮き出すよう圧して彼包装物の表面にクッシ
ョン層を形成できるようにしたシュリンクフィルム包装
体である。

夫施例： 以下不発Ｆ！Ａを一実施例について詳述すれば、第一１
図に示すように包装体Ｉｌｌとしてのベースフィルム（
２）Ｖｉ塩化ビニル樹脂、ポリプロピレン樹脂等の熱収
縮性樹脂フィルムに、その」側面たとえば表面に紫外線
硬化性樹脂を主成分とするインキに７より所要の図柄（
３）（たとえば適宜間隔をおいて細幅の続柄、波形模様
、水玉模様、螺旋模様など）を印刷して硬化層（４）を
形成し、乾燥させたものとし、こＡを目的の容器の胴部
などに被嵌できるよう筒状に所要長さで端部を接着して
供給するようになす。

而して熱収縮性樹脂フィルム（２）に対して印刷する紫
外線硬化性インキとしては、変性アクリルオリゴマーを
主成分としたものを用いるのである。

変性アクリルオリゴマーとしてはポリエステル変性、ウ
レタン変性、エポキシ変性したアクリルオリゴマーから
選んだ１種または２種以上が用いられる。くれに塗膜の
強度を増すため、多官能アクリル単量体、たとえばペン
タエリスリトールテトラアクリレート、トリメチロール
プロパントリアクリレート、ネオペンチルグリコールジ
アクリレートなどを添加し、更に反応開始剤として、ベ
ンジルベンゾフェノン、ジェトキシアセトフェノンその
他公知のものを加えたものが、上記紫外線硬化性インキ
として用いらルる。

このような紫外線硬化性インキによる印１ｉｉ１は公知
の印刷手段にエリ行うのであり、印刷後は紫外線源によ
って極く短時間照射して硬化させる。

斯かる紫外線硬化性インキのほかに、常温硬化型樹脂イ
ンキを使用して前記と同様の印刷をし、印刷されたイン
キは常温で硬化させる。

而してこの常温硬化型樹脂インキとしては、たとえばア
クリルポリオールとインシアネート、エポキシ変性ポリ
オールとインシアネート、或いはポリエステル変性ポリ
オールとインシアネートなどフレタン結合を有するもの
を主成分としたものが採用できる。

このようにして硬化型樹脂インキ全圧いて所要の図柄に
印刷を施したシュリンクフィルム（２）からなる包装体
１１）は、これを目的の容器叫の胴部（１１）に、巻付
けられるよう筒状に形成しく第２図参照）、こＡを容器
ｔｔｔｍに被嵌して加熱トンネル等を通すか、その他の
、！！Ｏ熱処理に↓リフイルム（２）を熱収縮させｎげ
、硬化型樹脂インキにより印刷された部分の硬化層（４
）が、該硬化型樹脂インキの硬化によって印刷状の′！
！ま固定さ、ｎて、印刷を施されていないベースフィル
ム１２）の部分が熱収縮して容器（ム（２）胴部ｉ１１
に密着し、その結果第３図に示す如く硬化＠（４）形成
部分、即ち印刷部分が突張って浮き上った快感となり、
従ってこの印刷模様をたとえば縞模様にすると丁度表面
がコルゲート状になり、また水玉模様にすると斑状に浮
き上った状態を呈し、多彩な浮き出し柄の表面を有する
容器が得られることＫなる。そしてこのようにして得ら
ｎた製品は浮き出し柄部分は樹脂フィルムとしての機能
を損われることがないので、外力を受けたときクッショ
ン性を有し、緩衝材としての働きも併せ有するのである
。

そＡ故に被包装容器の形状を考慮した図柄全選定して印
刷形成することに工り、美麗にして緩衝性を有する包装
体となし得るのである。

なお、フィルムに対する印刷は、表面或いは裏面のいず
ｎであってもよく、必要に応じて任意選定すｎばよい。

またデザインなどの都合で表裏両面に印刷を施し比もの
を用いても同様の効果が得らｎる。また色彩については
任意着色できることはいうまでもない。

発明の効果： 叙上の如く本発明包装体に工ｎば、シュリンクフィルム
に対して硬化型の樹脂を主成分とするインキを用いて局
部的に所望の模様を印刷したものとし、これを容器等の
所要部分に巻付は被嵌するようにして、熱収縮させるこ
とにエリ硬化型樹脂インキによる印刷部分が浮き出して
図柄を形成すると共に、この浮き出し部分がクッション
性を所有して複数本まとめて包装するに際し外力外らの
保護手段として作用し、従って包装材の簡略化洗役立つ
、多面的な利点を発揮し、合理的な包装ができる工うと
なったのである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明包装体の一部を拡大して示す斜視図、第２
図は容器の胴部に包装体を被嵌した熱収縮前の状態を示
す図、＄３図Ｆｉ熱収縮処理後における包装体の拡大断
面図である。 ＋ｔ１−包５ｋ　　体＋２１…ベースフィルム（シュリ
ンクフィルム） （３）・・・図　　　柄　　　　（４）・・・硬　化　
肩囲・・・容　　　器　　　　（ＩＩ）・・・胴　　　
部第１図 シ 第２図 第３図 手続補正書（方式） 昭和５９年１１月を日 特許庁長官　志　賀　　　学　殿 事件の表示　特許１８６９−１４８３２５号発明の名称
　シュリンクフィルム包装体補正をする者 事件との関係　　　　特許出願人 住所（居所）大阪市域東区放出西２丁目１６の１４氏名
（名称）　　株式会社　ト　−　ビ補正命令の　日付　
昭和５９年１０月９　日補正の対象　明細書の図面の簡
単な説明の欄。 （１）明細書第８頁第１行〜第４行の記載「図面は一一
一一一断面図である。」とあるを 「図面は本発明包装体の一実施例を示すものであって、
第１図は包装体の一部を拡大して示す斜視図、第２図は
容器の胴部に包装体を被嵌した熱収縮前の状態を示す図
、第３図は熱収縮処理後における包装体の拡大断面図で
ある。」と補正します。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 熱収縮性合成樹脂フィルムの一側面または両面に常温硬
   化もしくは紫外線硬化性の樹脂を主成分とするインキで
   任意の模様に印刷し、該印刷済み部分が前記フィルムに
   よる被包装物熱収縮包装時、該被包装物の表面に浮出し
   てクッション層を形成するようにしたことを特徴とする
   シュリンクフィルム包装体。