JPS6133724Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6133724Y2
JPS6133724Y2 JP2876280U JP2876280U JPS6133724Y2 JP S6133724 Y2 JPS6133724 Y2 JP S6133724Y2 JP 2876280 U JP2876280 U JP 2876280U JP 2876280 U JP2876280 U JP 2876280U JP S6133724 Y2 JPS6133724 Y2 JP S6133724Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
timer
circuit
switch
reception band
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2876280U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56130362U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2876280U priority Critical patent/JPS6133724Y2/ja
Publication of JPS56130362U publication Critical patent/JPS56130362U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6133724Y2 publication Critical patent/JPS6133724Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Clocks (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は受信バンドをタイマーにより切換えら
れるようにしたタイマー付きラジオに関する。
従来のタイマー付きラジオでは、例えばFM放
送を受信している状態からタイマーをセツトした
場合は、セツトされた時刻になると再びFM放送
が受信されるように成されており、セツトされた
時刻になつたときAM放送を受信することはでき
なかつた。一般のラジオ聴取者について調査を行
つた結果によれば、夜は音楽番組の多いFM放送
を聞く人が多く、朝はニユース番組の多いAM放
送を聞く人が多い。従つて、タイマー付きラジオ
をいわゆる目覚しラジオとして用いる場合、就寝
時にFM放送の受信状態でタイマーをセツトして
も、朝になつてAM放送で目覚しを行うことがで
きれば大変都合がよい。
本考案はこのような要望に応えて成されたもの
で、以下本考案の実施例を図面と共に説明する。
図面において、1はAMアンテナ、2はAMフ
ロントエンド、3はAM中間周波増巾器、検波回
路等を含む回路系、4は電力増巾器、5はスピー
カ、6はFMアンテナ、7はFMフロントエン
ド、8はFM中間周波増巾器、検波回路等を含む
回路系である。また9は制御回路、10はタイマ
ー回路、11に表示装置、12は電源である。制
御回路9は、差動構成されたトランジスタQ1
Q2、電源電圧供給用のトランジスタQ3,Q4、ス
イツチS1,S2及び夫々2個づつの抵抗R1〜R4
により図示のように構成されている。この場合、
一方の1組の抵抗R2,R4によりトランジスタQ1
のベースバイアス回路が構成され、他方の1組の
抵抗R2,R4によりトランジスタQ2のベースバイ
アス回路が構成されている。タイマー回路10
は、タイマーのセツト時刻に、FET(電界効果
トランジスタ)Q5が導通することによつて、電
源電圧VをスイツチS2の可動接点に供給するよう
に成されている。表示装置11はタイマー回路1
0からの表示信号を受けて現在の時刻を表示す
る。
制御回路9において、スイツチS1は通常の受信
時における受信バンドを選択するものであり、ス
イツチS2はタイマーによりセツトされた時刻にな
つたとき受信するバンドを選択するものである。
そしてスイツチS1はその可動接点に電源電圧Vが
常時加えられると共に、FM側固定接点は一方の
抵抗R1を介してトランジスタQ1の上記ベースバ
イアス回路に接続され、AM側固定接点は他方の
抵抗R1を介してトランジスタQ2の上記ベースバ
イアス回路に接続されている。またスイツチS2
FM側固定接点はトランジスタQ1の上記ベースバ
イアス回路に直接に接続され、AM側固定接点は
トランジスタQ2の上記ベースバイアス回路の直
接に接続されている。本実施例では、トランジス
タQ1を導通させてトランジスタQ4を導通させる
ことにより、電源12の電圧VをFM側回路に供
給し、トランジスタQ2を導通させてトランジス
タQ3を導通させることにより、電源電圧VをAM
側回路に供給するようにしている。
今、通常の受信時にスイツチS1がAM側に閉ざ
されたとする。これによつて電圧Vがこのスイツ
チS1から抵抗R1,R4,R2で分圧されてトランジ
スタQ2のベースに加えられる。尚、このとき、
タイマー回路10は非動作状態にあり、FETQ5
は不導通状態となつている。従つてスイツチS2
は電圧Vは加えられていない。従つてこの場合の
トランジスタQ2のベース電圧VB2は、 VB2=R/R+R+R×V となる。またこのときトランジスタQ1のベース
電圧VB1はゼロであるから、トランジスタQ2
導通し、トランジスタQ1が不導通となる。従つ
て、トランジスタQ3が導通して、電源電圧Vが
AMフロントエンド2及びAM回路系3に供給さ
れてAM受信状態となる。尚、この場合電力増巾
器4には図示せずも別の伝送路を通じて電源電圧
Vが加えられるものとする。
次にこの状態でスイツチS2をFM側に閉ざして
タイマーを希望時刻にセツトする。これによつ
て、AM側回路に加えられていた電圧Vが一旦遮
断される。次にセツトされた時刻になると、電圧
Vが再びスイツチS1を通じて加えられると共に、
FETQ5が導通して、電圧VがこのFETQ5からス
イツチS2を通じてトランジスタQ1のベースに加
えられる。このときベース電圧VB1は VB1=R/R+R となつてVB1>VB2となるため、トランジスタ
Q1が導通して、トランジスタQ2は不導通とな
る。従つてトランジスタQ4が導通し、電圧Vが
FMフロントエンド7及びFM回路系8に加えら
れて、FM受信状態となる。
尚、スイツチS1をFM側に閉ざした状態から、
タイマーをセツトし、スイツチS2をAM側に閉ざ
した場合は、上述と逆の動作が行われる。その場
合は前述した目覚しラジオにおける要望を充たす
ことができる。またスイツチS1及びS2がAM側に
閉ざされた場合は、トランジスタQ2のみが導通
し、スイツチS1及びS2がFM側に閉ざされた場合
はトランジスタQ1のみが導通して、夫々のバン
ドが受信される。
以上によれば、タイマーによりセツトされた時
刻になれば、スイツチS1の状態に拘らず、スイツ
チS2で選択されたバンドと対応するトランジスタ
Q1又はQ2が優先的に導通することにより、その
バンドの受信を行うことができる。
本考案は、第1の受信バンド(例えばFMバン
ド)回路系と第2の受信バンド(例えばAMバン
ド)回路系とを有するタイマー付きラジオにおい
て、差動構成された第1及び第2のトランジスタ
Q1,Q2と、上記第1のトランジスタQ1のコレク
タ出力により制御されて、上記第1の受信バンド
回路系に電源電圧Vを与える第3のトランジスタ
Q4と、上記第2のトランジスタQ2のコレクタ出
力により制御されて上記第2の受信バンド回路系
に電源電圧Vを与える第4のトランジスタQ3
と、上記第1のトランジスタQ1にベース電圧を
与える第1のバイアス回路R2,R4と、上記第2
のトランジスタQ2にベース電圧を与える第2の
バイアス回路R2,R4と、その可動接点に所定の
電圧Vが加えられると共に、通常の受信時に上記
第1及び第2の受信バンド回路系の一方を選択す
るための第1のスイツチS1と、上記第1のスイツ
チS1の一方の固定接点FMと上記第1のバイアス
回路R2,R4との間に接続された第1の抵抗R1
と、上記第1のスイツチS1の他方の固定接点AM
と上記第2のバイアス回路R2,R4との間に接続
された第2の抵抗R1と、その可動接点に上記タ
イマー10により設定された時刻に所定の電圧V
が加えられると共に、上記タイマー10により設
定された時刻において上記第1及び第2の受信バ
ンド回路系の一方を選択するための第2のスイツ
チS2とを設けて成り、上記第2のスイツチS2の一
方の固定接点FMは上記第1のバイアス回路R2
R4に接続され、他方の固定接点AMは上記第2の
バイアス回路R2,R4に接続されていることを特
徴とするタイマー付きラジオに係るものである。
従つて本考案によれば、上記第2のスイツチS2
により、上記第1のスイツチS1の状態に拘らず、
上記第1及び第2のトランジスタQ1,Q2を選択
的に動作させて上記第1又は第2の受信バンド回
路系に選択的に電源を供給することができる。こ
れによつてタイマーセツト時における受信バンド
を、セツトされた時刻には他の受信バンドに自動
的に切換えることができるので、斯種タイマー付
きラジオの使い勝手を一層便利なものにすること
ができる。また上記の作用、効果を差動回路を用
いた比較的簡単なトランジスタ回路により実現す
ることができ、しかも動作を確実に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示す回路図である。 また図面に用いられている符号において、1…
…AMアンテナ、2……AMフロントエンド、3
……AM回路系、6……FMアンテナ、7……FM
フロントエンド、8……FM回路系、9……制御
回路、10……タイマー回路、12……電源、
Q1,Q2……トランジスタ、S1,S2……スイツチ
である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 第1の受信バンド回路系と第2の受信バンド回
    路系とを有するタイマー付きラジオにおいて、 差動構成された第1及び第2のトランジスタ
    と、 上記第1のトランジスタのコレクタ出力により
    制御されて上記第1の受信バンド回路系に電源電
    圧を与える第3のトランジスタと、 上記第2のトランジスタのコレクタ出力により
    制御されて上記第2の受信バンド回路系に電源電
    圧を与える第4のトランジスタと、 上記第1のトランジスタにベース電圧を与える
    ための第1のバイアス回路と、 上記第2のトランジスタにベース電圧を与える
    ための第2のバイアス回路と、 その可動接点に所定の電圧が加えられると共
    に、通常の受信時に上記第1及び第2の受信バン
    ド回路系の一方を選択するための第1のスイツチ
    と、 上記第1のスイツチの一方の固定接点と上記第
    1のバイアス回路との間に接続された第1の抵抗
    と、 上記第1のスイツチの他方の固定接点と上記第
    2のバイアス回路との間に接続された第2の抵抗
    と、 その可動接点に上記タイマーにより設定された
    時刻に所定の電圧が加えられると共に、上記タイ
    マーにより設定された時刻において上記第1及び
    第2の受信バンド回路系の一方を選択するための
    第2のスイツチとを設けて成り、 上記第2のスイツチの一方の固定接点は上記第
    1のバイアス回路に接続され、他方の固定接点は
    上記第2のバイアス回路に接続されていることを
    特徴とするタイマー付きラジオ。
JP2876280U 1980-03-05 1980-03-05 Expired JPS6133724Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2876280U JPS6133724Y2 (ja) 1980-03-05 1980-03-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2876280U JPS6133724Y2 (ja) 1980-03-05 1980-03-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56130362U JPS56130362U (ja) 1981-10-03
JPS6133724Y2 true JPS6133724Y2 (ja) 1986-10-02

Family

ID=29624680

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2876280U Expired JPS6133724Y2 (ja) 1980-03-05 1980-03-05

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6133724Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56130362U (ja) 1981-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2739494B2 (ja) ステレオ伸張回路
JPS6133724Y2 (ja)
JPH0339929Y2 (ja)
JPS6224993Y2 (ja)
JPS6121881Y2 (ja)
JPS5912839Y2 (ja) Amステレオ用アダプタ
JPS6241482Y2 (ja)
JPS5929410Y2 (ja) 受信器
KR870001305Y1 (ko) 음성다중 방송신호 절환회로
JPH0129865Y2 (ja)
JPS5931074Y2 (ja) 音声切換回路
JPS60165836A (ja) 音響機器
JPH0533080Y2 (ja)
JPS6042536Y2 (ja) 時計付ラジオ受信機
KR870003290Y1 (ko) Sca반송파 신호를 이용한 전원 공급장치
JPH07193517A (ja) 戸別受信機
JPH045715U (ja)
JPS6118650U (ja) 防災無線用個別受信回路
JPS64569Y2 (ja)
KR880000209Y1 (ko) 경보방송 수신장치
JPS593439Y2 (ja) テ−プレコ−ダ
JPS5929428Y2 (ja) テレビ音声多重受信装置付fmステレオ受信装置
JPS6114208Y2 (ja)
JPS61112436A (ja) 緊急放送受信システム
JPS5644230A (en) Urgency information receiving device