JPS6133504B2 - - Google Patents
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- JPS6133504B2 JPS6133504B2 JP19273781A JP19273781A JPS6133504B2 JP S6133504 B2 JPS6133504 B2 JP S6133504B2 JP 19273781 A JP19273781 A JP 19273781A JP 19273781 A JP19273781 A JP 19273781A JP S6133504 B2 JPS6133504 B2 JP S6133504B2
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- piezoelectric element
- diameter
- metal plate
- metal
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- Expired
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R17/00—Piezoelectric transducers; Electrostrictive transducers
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Piezo-Electric Transducers For Audible Bands (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は圧電発音体等として利用されるバイモ
ルフ構成の圧電型電気音響変換器の製造方法に関
する。
ルフ構成の圧電型電気音響変換器の製造方法に関
する。
セラミツク圧電素体と金属板を接合したバイモ
ルフ振動子は圧電発音体として広く民生用、産業
エレクトロニクス用として利用されている。従来
このバイモルフ振動子は第1図に示すように薄い
円板(あるいは角板)形状を有するセラミツク圧
電素体1の両面に例えば銀ペーストを塗布し乾燥
後、700〜800℃で焼き付ける方法で電極2を設
け、分極処理を行なつたのち有機系接着剤にて圧
電素体1より大きい径を有し圧電素体1とほぼ同
等の厚みを有する金属板3に接合して構成され
る。そして電極2と金属板3からそれぞれ引出さ
れたリード線41,42に交流信号を印加するこ
とで発音体となる。
ルフ振動子は圧電発音体として広く民生用、産業
エレクトロニクス用として利用されている。従来
このバイモルフ振動子は第1図に示すように薄い
円板(あるいは角板)形状を有するセラミツク圧
電素体1の両面に例えば銀ペーストを塗布し乾燥
後、700〜800℃で焼き付ける方法で電極2を設
け、分極処理を行なつたのち有機系接着剤にて圧
電素体1より大きい径を有し圧電素体1とほぼ同
等の厚みを有する金属板3に接合して構成され
る。そして電極2と金属板3からそれぞれ引出さ
れたリード線41,42に交流信号を印加するこ
とで発音体となる。
一方最近このバイモルフ発音体は小型低周波化
の要望が強くなりつつある。バイモルフ発音体の
低周波化は直径を大きくすることにより達成する
ことが可能であるが、これは周辺機器の小型化傾
向から限度がある。また低周波化を目的として圧
電素体および金属板が薄板化するに従い従来の接
着剤による接合法が問題になつてきている。
の要望が強くなりつつある。バイモルフ発音体の
低周波化は直径を大きくすることにより達成する
ことが可能であるが、これは周辺機器の小型化傾
向から限度がある。また低周波化を目的として圧
電素体および金属板が薄板化するに従い従来の接
着剤による接合法が問題になつてきている。
即ち、(1)これら薄板同士を従来の接着法で接合
する場合、圧電素体に機械的な圧力を加えて接合
するため、傷などが生じやすく、極端な場合には
圧電素体にヒビ、クラツク、カケが生じ歩留りの
低下をまねいていた。(2)金属板と圧電素体との接
合面に接着剤が十分廻り込まないため空気層を生
じ発音体としての音響特性が低下し、また接着剤
の量により接着後、接着剤がはみ出したり、接着
剤層厚みのばらつきの影響が大となり、同様に音
響特性が低下していた。
する場合、圧電素体に機械的な圧力を加えて接合
するため、傷などが生じやすく、極端な場合には
圧電素体にヒビ、クラツク、カケが生じ歩留りの
低下をまねいていた。(2)金属板と圧電素体との接
合面に接着剤が十分廻り込まないため空気層を生
じ発音体としての音響特性が低下し、また接着剤
の量により接着後、接着剤がはみ出したり、接着
剤層厚みのばらつきの影響が大となり、同様に音
響特性が低下していた。
本発明は上記の如き問題点を解決した圧電型電
気音響変換器の製造方法を提供するものである。
気音響変換器の製造方法を提供するものである。
本発明の方法は、両面に電極が形成された圧電
素体を、その径より大きい外径を有しその径より
小さい内径を有するリング状の金属薄板と同心的
に接合し、この金属薄板の面およびその孔の部分
に露出する前記圧電素体の電極面に同時に電鋳法
により金属層を形成してバイモルフ振動子を構成
することを特徴とする。本発明によれば、圧電素
体と金属薄板の接合に接着剤を用いても、接着剤
層は圧電素体と金属薄板とのわずかな重なり部分
だけであり、しかもこれは仮接着であつてその
後、バイモルフを構成する金属層を電鋳法により
形成するから、金属層と圧電素体との間の密着性
は良好となり、バイモルフ振動子の信頼性が高
く、また音響特性も優れたものが得られる。
素体を、その径より大きい外径を有しその径より
小さい内径を有するリング状の金属薄板と同心的
に接合し、この金属薄板の面およびその孔の部分
に露出する前記圧電素体の電極面に同時に電鋳法
により金属層を形成してバイモルフ振動子を構成
することを特徴とする。本発明によれば、圧電素
体と金属薄板の接合に接着剤を用いても、接着剤
層は圧電素体と金属薄板とのわずかな重なり部分
だけであり、しかもこれは仮接着であつてその
後、バイモルフを構成する金属層を電鋳法により
形成するから、金属層と圧電素体との間の密着性
は良好となり、バイモルフ振動子の信頼性が高
く、また音響特性も優れたものが得られる。
本発明の実施例を第2図を用いて説明する。図
において、11は円板状のセラミツク圧電素体で
あり、まずこの両面に無電解ニツケルメツキまた
は銀ペーストの焼付け法等により電極121,1
22を設け、分極処理を施こす。次にこの圧電素
体11をその直径より大きい外径を有しその直径
よりわずかに小さい内径を有するリング状の金属
薄板13と同心的に接合する。金属薄板13は例
えば銅、リン青銅、黄銅、ニツケル等の薄板で厚
さは5μmから20μm程度とする。このとき金属
薄板13と圧電素体11の重なり部分Aは、圧電
素体11の電極122と金属薄板13が電気的に
導通する様にたとえば導電性接着剤を介して接合
するか、または導電性のない有機系接着剤を用い
る場合には、重なり部分Aには接着剤を介在せ
ず、圧電素体11の外周面と金属薄板13の面と
の間で接合すればよい。また金属薄板13の外周
径は必要とする外周径にあらかじめ設定するかあ
るいは、必要とする外周径以上の形状にしておき
最終工程で打ち扱い施工しても良い。この様に圧
電素体11と金属薄板13を一体化したのち、メ
ツキ不要部分はマスキングするかあるいはメツキ
キされないような治具に固定し、圧電素体11と
反対側の金属薄板13の面およびその孔の部分に
露出した電極122の面に、電鋳法により必要な
厚さの金属層14を形成する。
において、11は円板状のセラミツク圧電素体で
あり、まずこの両面に無電解ニツケルメツキまた
は銀ペーストの焼付け法等により電極121,1
22を設け、分極処理を施こす。次にこの圧電素
体11をその直径より大きい外径を有しその直径
よりわずかに小さい内径を有するリング状の金属
薄板13と同心的に接合する。金属薄板13は例
えば銅、リン青銅、黄銅、ニツケル等の薄板で厚
さは5μmから20μm程度とする。このとき金属
薄板13と圧電素体11の重なり部分Aは、圧電
素体11の電極122と金属薄板13が電気的に
導通する様にたとえば導電性接着剤を介して接合
するか、または導電性のない有機系接着剤を用い
る場合には、重なり部分Aには接着剤を介在せ
ず、圧電素体11の外周面と金属薄板13の面と
の間で接合すればよい。また金属薄板13の外周
径は必要とする外周径にあらかじめ設定するかあ
るいは、必要とする外周径以上の形状にしておき
最終工程で打ち扱い施工しても良い。この様に圧
電素体11と金属薄板13を一体化したのち、メ
ツキ不要部分はマスキングするかあるいはメツキ
キされないような治具に固定し、圧電素体11と
反対側の金属薄板13の面およびその孔の部分に
露出した電極122の面に、電鋳法により必要な
厚さの金属層14を形成する。
電鋳液として一般に厚膜形成用に使用されるス
ルフアミン酸ニツケル液を使用すれば短時間で50
〜数百μm厚の金属層14を形成することが可能
であり、これによりバイモルフ振動子が完成す
る。
ルフアミン酸ニツケル液を使用すれば短時間で50
〜数百μm厚の金属層14を形成することが可能
であり、これによりバイモルフ振動子が完成す
る。
この実施例によれば、金属薄板13と金属層1
4が一体となり従来の金属板の働きをすることに
なるが、その主要部である金属層14は電鋳法に
より圧電素体11に接合されるため密着性がよ
く、また空気層が介在することもなく、圧力を加
えないから傷、カケ、クラツク等の発生の心配も
なく、従つてバイモルフ振動子の信頼性向上、歩
留り向上が図られる。また、金属層と圧電素体と
の密着性がよく、しかも電鋳液の温度、電流密
度、時間を制御することで金属層の厚みを一定に
することが容易であるため、特性のバラツキが少
ない優れた音響特性が得られる。
4が一体となり従来の金属板の働きをすることに
なるが、その主要部である金属層14は電鋳法に
より圧電素体11に接合されるため密着性がよ
く、また空気層が介在することもなく、圧力を加
えないから傷、カケ、クラツク等の発生の心配も
なく、従つてバイモルフ振動子の信頼性向上、歩
留り向上が図られる。また、金属層と圧電素体と
の密着性がよく、しかも電鋳液の温度、電流密
度、時間を制御することで金属層の厚みを一定に
することが容易であるため、特性のバラツキが少
ない優れた音響特性が得られる。
第3図は本発明の別の実施例によるバイモルフ
振動子であり、金属薄板13の両面に電鋳法によ
り金属層141,142を設けた点が第2図と異
なる。この実施例によれば先の実施例と同様の効
果が得られる他、例えば金属薄板13として銅、
黄銅等を用いたとき金属層141,142として
ニツケル層を用いることにより、金属薄板13の
酸化を効果的に防止することができる。
振動子であり、金属薄板13の両面に電鋳法によ
り金属層141,142を設けた点が第2図と異
なる。この実施例によれば先の実施例と同様の効
果が得られる他、例えば金属薄板13として銅、
黄銅等を用いたとき金属層141,142として
ニツケル層を用いることにより、金属薄板13の
酸化を効果的に防止することができる。
以上のように本発明によれば、圧電素体に対し
てリング状の金属薄板の仮接着と金属層の電鋳に
よりバイモルフ振動子を構成することにより、信
頼性が高く、音響特性のすぐれた電気音響変換器
を得ることができる。
てリング状の金属薄板の仮接着と金属層の電鋳に
よりバイモルフ振動子を構成することにより、信
頼性が高く、音響特性のすぐれた電気音響変換器
を得ることができる。
第1図は従来のバイモルフ振動子を示す斜視
図、第2図は本発明の一実施例によるバイモルフ
振動子の断面図、第3図は別の実施例によるバイ
モルフ振動子の断面図である。 11……セラミツク圧電素体、121,122
……電極、13……金属薄板、14,141,1
42……金属層。
図、第2図は本発明の一実施例によるバイモルフ
振動子の断面図、第3図は別の実施例によるバイ
モルフ振動子の断面図である。 11……セラミツク圧電素体、121,122
……電極、13……金属薄板、14,141,1
42……金属層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 両面に電極が形成された圧電素体を、その径
より大きい外径を有しその径より小さい内径を有
するリング状の金属薄板と同心的に接合し、この
金属薄板の面およびその孔の部分に露出する前記
圧電素体の電極面に同時に電鋳法により金属層を
形成することを特徴とする圧電型電気音響変換器
の製造方法。 2 金属層は金属薄板の両面に形成する特許請求
の範囲第1項記載の圧電型電気音響変換器の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19273781A JPS5895496A (ja) | 1981-12-02 | 1981-12-02 | 圧電型電気音響変換器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19273781A JPS5895496A (ja) | 1981-12-02 | 1981-12-02 | 圧電型電気音響変換器の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5895496A JPS5895496A (ja) | 1983-06-07 |
JPS6133504B2 true JPS6133504B2 (ja) | 1986-08-02 |
Family
ID=16296219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19273781A Granted JPS5895496A (ja) | 1981-12-02 | 1981-12-02 | 圧電型電気音響変換器の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5895496A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USRE35893E (en) * | 1989-10-19 | 1998-09-08 | Valentine Enterprises, Inc. | Defoaming composition |
-
1981
- 1981-12-02 JP JP19273781A patent/JPS5895496A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5895496A (ja) | 1983-06-07 |
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