JPS6133337Y2 - - Google Patents

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JPS6133337Y2
JPS6133337Y2 JP1981193200U JP19320081U JPS6133337Y2 JP S6133337 Y2 JPS6133337 Y2 JP S6133337Y2 JP 1981193200 U JP1981193200 U JP 1981193200U JP 19320081 U JP19320081 U JP 19320081U JP S6133337 Y2 JPS6133337 Y2 JP S6133337Y2
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JP
Japan
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transport pipe
hole
valve body
closing valve
pipe
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JP1981193200U
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JPS5899572U (ja
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  • Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、生コンクリートの輸送管に設置さ
れて最適な気抜き弁に関するものである。
生コンクリート輸送管は、例えばコンクリート
ポンプのポツパに接続されて、ホツパから吐出さ
れる生コンクリートを打設現場に導くのに用いら
れる。
ところで、生コンクリート輸送管は、輸送終了
後に必ず輸送管内の残留生コンクリートを洗浄し
なければならず、輸送管の洗浄は、通常下記の方
式により成されている。
(1) 輸送管内にスポンジボールを入れ、そのスポ
ンジボールを圧縮空気で圧送して輸送管内の残
留生コンクリートを押し出して洗浄する、空気
洗浄方式。
(2) 輸送管内にスポンジボールを入れ、そのスポ
ンジボールを高圧水で圧送して輸送管内の残留
生コンクリートを押し出して洗浄する、水洗浄
方式。
ところで、空気洗浄方式の場合、洗浄中に危険
防止のため緊急に輸送管内の圧縮空気を抜く必要
があつても、輸送管の途中で気抜きすることが難
しく、洗浄作業の安全性を確保するために簡単か
つ安全に輸送管の途中で圧縮空気を抜くことが要
望されている。また、水洗浄方式の場合、輸送管
が立上り配管されていると、水洗浄終了時に輸送
管内の残水を途中で抜くことができず、洗浄作業
効率を向上するために簡単に輸送管の途中で抜く
ことが要望されている。
以上の点に鑑みこの考案は成されたものであつ
て、輸送管内の洗浄作業時または洗浄終了時に、
必要に応じて輸送管内の圧縮空気あるいは残水
を、輸送管の任意の位置で簡単かつ安全に抜くこ
とができる生コンクリート輸送管の気抜き弁を提
供することを目的とするものである。
したがつて、この目的を達成するために、この
考案は、生コンクリートの輸送管3の途中に設け
られ、該輸送管の内周面側が大径とされ、かつ輸
送管の外周面に達するテーパ状の抜き穴10と、
該抜き穴の内周部に当接されて該抜き穴を閉鎖す
ると共に、該抜き穴に当接された状態において、
輸送管の管壁内に位置する大きさとされる閉鎖弁
体29と、該閉鎖弁体と一体に形成されて該閉鎖
弁体より突出して設けられ、上記抜き穴から輸送
管の外部に突出された弁棒29aと、該弁棒に連
結される操作部28と、上記閉鎖弁体を抜き穴の
内周部に付勢する付勢手段30と、を少くとも具
備し、上記閉鎖弁体29は、内部に通孔32を有
する円盤形状とされ、該通孔は輸送管の外部から
抜き穴に当接する外周縁に達し、かつ該外周縁は
抜き穴の内周部に合致されるテーパ面とされてい
る生コンクリート輸送管の気抜き弁の構成を特徴
としている。
以下、この考案を図示の一実施例により説明す
る。
第1図は、この考案に係る生コンクリート輸送
管の気抜き弁の設置例を示しておりり、図中1は
生コンクリートが投入されるコンクリートポンプ
のホツパであり、このホツパ1には、交互に吸排
出作動するコンクリートの圧送シリンダ2,2が
接続されていると共に、反対側には生コンクリー
トの輸送管3が接続されている。そしてホツパ1
内の生コンクリートは、上記圧送シリンダ2,2
により輸送管3を経て、打設現場に圧送される様
になつている。
ところで、上記輸送管3は、その下流側が上流
側に比べて立上りに配管されており、略S字形を
成している。この輸送管3の途中の任意の場所す
なわちこの設置例では、輸送管3の上流側及び下
流側の位置の合計2箇所に、気抜き弁4,5が設
置されている。
しかして、実施例の気抜き弁24,25は、第
2図に示す様に、輸送管3の外周面3aに溶接な
どで固着された固定パイプ26と、該固定パイプ
26の内周面にねじ込まれたガイドパイプ27
と、該ガイドパイプ27に内挿され、ガイドパイ
プ27の軸方向、すなわち、輸送管3の半径方向
に上下動される操作部としての円柱状の操作ヘツ
ド28と、該操作ヘツド28の下端面にねじ込ま
れて取り付けられ、輸送管3の抜き穴10を閉鎖
する閉鎖弁体29と、該閉鎖弁体29の弁棒29
aに外挿され、操作ヘツド28の下面と輸送管3
の外周面3aとの間に設けられた圧縮コイルバネ
30とにより構成されている。上記抜き穴10
は、外周面3aから輸送管3の半径方向に、輸送
管3の管壁の途中まで形成されている。
上記ガイドパイプ27の内径は、操作ヘツド2
8の外径より大とされており、閉鎖弁体29の弁
棒29aの外径は、抜き穴10の案内穴部10a
の内径より小とされている。また、上記閉鎖弁体
29は、円盤形状を成しており、テーパ穴部10
bのシート面10cに当接する外周縁29bはテ
ーパ面となつている。そしてこの閉鎖弁体29が
抜き穴10を閉鎖した状態において、この閉鎖弁
体29の下面29cは輸送管3の内周面14と面
一となる様に、下面29bが曲面に形成されてい
る。
さらに、操作ヘツド28の側部には、グリスを
注入するニツプル31が装着されており、このニ
ツプル31から通孔としてのグリス案内孔32が
閉鎖弁体29の弁棒29aを経て、供給部である
テーパ穴部10bのシート面10cに至るまで形
成されていて、その中にはグリスがみたされ、シ
ート面10c及び閉鎖弁体29の外周縁29bに
はグリスが常に付着されている。ただし、操作ヘ
ツド28の上面にはグリス抜き穴が形成されてい
て、この穴には蓋33が取り付けられており、ま
たガイドパイプ27は、上記ニツプル31が上下
動する部分だけ切り欠かれている。
上述した構成の作用を次に説明する。
ホツパ1内の生コンクリートが圧送シリンダ2
及び輸送管3を経て打設現場に諭送され、その輸
送作業が終了すると、輸送管3内の残留生コンク
リートを、空気洗浄方式あるいは水洗浄方式で洗
い出す。
空気洗浄方式で輸送管3内を洗浄する場合は、
必要に応じて操作ヘツド28を圧縮コイルバネ3
0のバネ力に抗して押して、閉鎖弁体29とシー
ト面10cとを離せば、高圧縮空気は、弁棒29
aと案内穴部10aとの間、及び操作ヘツド28
とガイドパイプ27との間を経て、外部へ簡単か
つ安全に抜くことができる。また水洗浄方式で洗
浄する場合は、それが終了した時点で、低い位置
にある上流側の気抜き弁24の操作ヘツド28を
上述の場合と同様に押して、輸送管3内の残水を
抜き穴10から簡単に抜くことができる。
また、シート面10cと閉鎖弁体29の外周縁
29bにグリスが付着されることから、その部分
にセメント分が付着しにくく、また閉鎖弁体29
の内端面が閉鎖状態で輸送管3の内周面14に面
一となることから、生コンクリートの流れを妨げ
るといつたことがない。
さらに、閉鎖弁体29は常に抜き穴10を輸送
管3の内側より完全に閉鎖していることになり、
弁棒29aを押動しないかぎり、洗浄作業中に用
いる高圧縮空気あるいは高圧水があやまつて抜け
てしまうとうつたおそれは全くない。
さらに、上記気抜き弁24,25に操作レバー
を付設して、操作レバーにより閉鎖弁体29を開
閉操作する構成としてもよい。
以上説明したようにこの考案によれば、生コン
クリートの輸送管の途中に設けられ、該輸送管の
内周面側が大径とされ、かつ輸送管の外周面に達
するテーパ状の抜き穴と、該抜き穴の内周部に当
接されて該抜き穴を閉鎖すると共に、該抜き穴に
当接された状態において、輸送管の管壁内に位置
する大きさとされる閉鎖弁体と、該閉鎖弁体より
突出して設けられ、上記抜き穴から輸送管の外部
に突出された弁棒と、該弁棒に連結される操作部
と、上記閉鎖弁体を抜き穴の内周部に付勢する付
勢手段と、を少くとも具備する構成としたので、
輸送管内の洗浄作業時または洗浄終了時に、必要
に応じて輸送管内の圧縮空気あるいは残水を、輸
送管の任意の位置で簡単かつ安全に抜くことがで
き、洗浄作業の安全性及び効率を大幅に向上でき
る効果があると共に、生コンクリートを圧送する
際には、生コンクリートの流れが妨げない効果が
ある。
さらに、この考案によれば、閉鎖弁体29を、
内部に通孔32を有する円盤形状とし、該通孔3
2は輸送管の外部から抜き穴10に当接する閉鎖
弁体29の外周縁に達し、かつ閉鎖弁体29の外
周縁は抜き穴10の円周部に合致されるテーパ面
となつているので、閉鎖弁体29と抜き穴10の
円周部には上記通孔32を通じて常時グリスを付
着させることが出来、このグリスによりセメント
分が付着せず、閉鎖弁体の作動性が確保され、圧
縮空気あるいは残水を確実に抜くことができる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係る生コンクリート輸送
管の気抜き弁の設置例を示す説明図、第2図は、
同輸送管の気抜き弁の実施例を示す断面図であ
る。 3……生コンクリートの輸送管、4,5,2
4,25……気抜き弁、10……抜き穴、10a
……案内穴部、10b……テーパ穴部、29a…
…弁棒、29……閉鎖弁体、30……付勢手段と
しての圧縮コイルスプリング、28……操作部と
しての操作ヘツド、32……通孔としてのグリス
案内孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 生コンクリートの輸送管3の途中に設けられ、
    該輸送管の内周面側が大径とされ、かつ輸送管の
    外周面に達するテーパ状の抜き穴10と、該抜き
    穴の内周部に当接されて該抜き穴を閉鎖すると共
    に、該抜き穴に当接された状態において、輸送管
    の管壁内に位置する大きさとされる閉鎖弁体29
    と、該閉鎖弁体と一体に形成されて該閉鎖弁体よ
    り突出して設られ、上記抜き穴から輸送管の外部
    に突出された弁棒29aと、該弁棒に連結される
    操作部28と、上記閉鎖弁体を抜き穴の内周部に
    付勢する付勢手段30と、を少くとも具備し、上
    記閉鎖弁体29は、内部に通孔32を有する円盤
    形状とされ、該通孔は輸送管の外部から抜き穴に
    当接する外周縁に達し、かつ該外周縁は抜き穴の
    内周部に合致されるテーパ面とされていることを
    特徴とする生コンクリート輸送管の気抜き弁。
JP19320081U 1981-12-28 1981-12-28 生コンクリ−ト輸送管の気抜き弁 Granted JPS5899572U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19320081U JPS5899572U (ja) 1981-12-28 1981-12-28 生コンクリ−ト輸送管の気抜き弁

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JP19320081U JPS5899572U (ja) 1981-12-28 1981-12-28 生コンクリ−ト輸送管の気抜き弁

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Publication Number Publication Date
JPS5899572U JPS5899572U (ja) 1983-07-06
JPS6133337Y2 true JPS6133337Y2 (ja) 1986-09-29

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ID=30106568

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JP19320081U Granted JPS5899572U (ja) 1981-12-28 1981-12-28 生コンクリ−ト輸送管の気抜き弁

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005323942A (ja) * 2004-05-17 2005-11-24 Sekisui Chem Co Ltd 採血具の逆流防止構造、ルアー針、採血針及び採血ホルダー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5154089Y2 (ja) * 1971-05-13 1976-12-24

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JPS5899572U (ja) 1983-07-06

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