JPS6133309B2 - - Google Patents

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JPS6133309B2
JPS6133309B2 JP53005228A JP522878A JPS6133309B2 JP S6133309 B2 JPS6133309 B2 JP S6133309B2 JP 53005228 A JP53005228 A JP 53005228A JP 522878 A JP522878 A JP 522878A JP S6133309 B2 JPS6133309 B2 JP S6133309B2
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JP
Japan
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signal
color
frequency
circuit
carrier
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JP53005228A
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Yoshihiko Oota
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6133309B2 publication Critical patent/JPS6133309B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカラー映像信号再生装置に係り、磁気
テープに記録されたカラー映像信号を再生するに
際し、ヘリカルスキヤンニング方式の磁気録画再
生装置(以下VTRという)の性質を巧みに利用
することにより、簡単な構成により記録されてい
る搬送色信号を、記録カラー映像信号の方式と異
なる方式の搬送色信号となるように変換すると同
時に、フイールド周波数及び水平走査線数につい
てもこの異なる方式のものに変換を伴つて再生し
うる装置を提供することを目的とする。
現在、テレビジヨンの映像信号方式としては、
日本、米国等で用いられているフイールド周波数
60Hz(但し、カラー映像信号の場合、正確には
59.94Hz)で1フイールド内の水平走査線数262.5
本の方式と、欧州等で用いられているフイールド
周波数50Hzで1フイールド内の水平走査線数
312.5本の方式の2つの方式が主流になつてい
る。その他、フイールド周波数と1フイールド内
の水平走査線数の組合せとして、50Hz、202.5本
の方式や、50Hz、409.5本の方式等種々の方式が
採用されてはいるが、カラー放送の本格的普及に
伴い、上記の2つの方式に集約されている。
映像信号方式としては、フイールド周波数と1
フイールド内の水平走査線の違いの他に、色信号
の伝送形態により、更にNTSC方式、PAL方式、
SECAM方式に分類できることは周知の通りであ
る。この色信号の伝送形態の違いについては、電
気的な処理により相互の変換は比較的容易に行な
える。しかし、フイールド周波数と1フイールド
内の水平走査線数とを変換する、いわゆる方式変
換は従来は極めて複雑で大掛りな装置を必要とし
ていた。すなわち、従来はフイールド周波数と水
平走査線数とを変換する、いわゆる方式変換を必
要とするのは、異なつた地域間(例えば欧州と日
本)での国際中継のように、主として放送局相互
の間での問題であつたため、この方式変換は極め
て厳格な規格に合致した変換を行なわなければな
らず、そのため大掛りな電子変換装置が用いられ
ていた。現在の進歩した電子変換装置は、映像信
号を一旦デイジタル信号に変換し、多量のデイジ
タルメモリに記憶した後、必要な順序で読み出
し、元の映像信号に復元させるもので、この記憶
と読み出しの時間比を操作することにより、フイ
ールド周波数と水平走査線数の変換を行なうもの
である。しかるに、この電子変換装置は、極めて
大掛りで高価となるという欠点があつた。
このような電子変換装置が完成する以前には、
幾多の装置が案内され、実用に供されていた。最
も簡単な装置は、A映像信号方式による画像をブ
ラウン管上に出し、その画面をB映像信号方式に
よるテレビジヨンカメラで撮像し、B映像信号を
得るものである。
また磁気記録を利用し、VTRの録・再を繰り
返し、記録と再生間に時間軸関係をずらすことに
より、方式変換を行なう手段も試みられている
(例えば、ヘリカルスキヤンニングVTRにおい
て、記録トラツクと再生トラツクとの位置差が最
も大なる所へ補助ヘツドを設けてフイールド周波
数の変換を行なう特公報38−23713号記載の発
明、あるいはL/mn(Lはm,nの最小公倍数)秒 間に順次L/m個分のトラツクを再生することにより フイールド周波数の変換を行なう特公昭39−1066
号記載の発明、あるいはアンペツクス型VTRで
ヘツドを6(又は5)個で記録し、再生時にはド
ラム径を変えて5(又は6)個のヘツドで再生す
ることにより、水平走査線数を変える特公昭39−
8855号記載の発明等)。しかるに、この手段はフ
イールド周波数の変換と水平走査線の変換を分け
て行ない、目的別に3種類のVTRを用意し、都
合3回の録再の繰り返しにより方式変換を行なう
という大掛りなものとなるという欠点があつた。
しかも、特に方式変換のために、新たに磁気記録
再生を繰り返すので、映像信号のSN比の劣化や
周波数特性の劣化が発生するという欠点があつ
た。
また、ヘリカルスキヤンニング方式のVTRで
は、記録トラツク軌跡がテープ長手方向に対し斜
めに形成されることにより、隣接するトラツク間
では水平走査線の順位が一定値ずれる性質を利用
し、再生軌跡を記録軌跡からずらして走査し、再
生トラツクが隣りのトラツクに乗り移る毎に水平
走査線数が減る(又は増す)と同時に、回転磁気
ヘツドの回転数を変えることにより、フイールド
周波数の変換を同時に行なう手段が従来あつた
(特公昭42−3727号、特公昭42−10350号)。しか
し、この手段は、再生時にトラツクを乗り換える
点で雑音が発生するため、信号の記録方式を選ば
なくてはならない欠点があり、特に現在のVTR
の主流であるFM信号記録方式には適さない。
一方、磁気テープを共通に使用する装置では、
異なる映像信号方式で記録された記録済みテープ
をその記録時と同じ条件で再生し、モニターテレ
ビジヨン受像機もその映像信号方式に合わせて切
換えて受像することが行なわれる。この場合、モ
ニターテレビジヨン受像機は垂直同期と水平同期
を合わせ、画面上の振幅を合わせることにより、
記録時と同じ映像信号方式に合わせることは簡単
にできる。信号がカラー映像信号の場合には、色
信号成分をその地域の色信号方式に近付けるよう
変換する場合もある。
しかし、この方法は厳密には記録と同じ条件で
再生するものであるから、方式変換ではなく、ま
たモニターテレビジヨン受像機も少なくとも2種
類の映像信号方式が受像できるものであるから特
殊となり、一般的ではない。
本発明は上記の従来の諸欠点を悉く除去すると
共に、他方式による記録済みテープをそのまま再
生すると同時に方式変換を行ない、その地域の一
般のテレビジヨン受像機で受像できるようにした
ものであり、以下図面と共にその各実施例につき
説明する。
第1図は2ヘツド方式のヘリカルスキヤンニン
グ方式のVTRでカラー映像信号及び音声信号を
記録したときの磁気テープ上の記録パターンの一
例を示す。1は磁気テープで、この磁気テープ1
上を走査する2個の回転ヘツド(図示せず)によ
り、交互にカラー映像信号の1フイールド分が、
テープ長手方向上傾斜した1本のトラツクとして
順次記録される。第1図中、2はこのカラー映像
信号記録トラツクを示す。このカラー映像信号記
録トラツク2の或るトラツクの上端部分と次のト
ラツクの下端部分には通常異なる回転ヘツドによ
り同一の映像情報が記録されている。映像信号記
録トラツク2に対応して、テープ下側端部には固
定した磁気ヘツド(図示せず)でコントロール信
号3がパルス状に記録されてコントロールトラツ
ク4が形成されている。5は音声トラツクで、固
定した磁気ヘツド(図示せず)で音声信号が記録
されている。
上記のような周知のヘリカルスキヤンニング方
式のVTRにより形成された記録トラツクパター
ンを有する磁気テープ1を、記録時とは異なるテ
ープ走行速度で再生した場合、単位時間あたりの
再生トラツクの数はテープ走行速度の比に応じて
変ることは明らかである。例えば単位時間あたり
50トラツクで記録したものを、再生時に記録時の
6/5倍のテープ走行速度で走行させると、単位時
間あたり再生される映像信号記録トラツク2の数
は、60本となる。またこの時、コントロールトラ
ツク4から再生されたコントロールパルスは、記
録時の6/5倍の繰り返し周波数となる。
したがつて、再生されるコントロールパルスに
対応したカラー映像信号記録トラツク2を順次走
査すると、再生時には記録時とは異なつたフイー
ルド周波数の映像が得られ、この場合、カラー映
像信号記録トラツク2の重複再生や間引き再生を
せずともフイールド周波数の変換が行われる。
一方、記録された1フイールド分の1本のカラ
ー映像信号記録トラツクに含まれている水平走査
線数は、前述したようにその映像信号方式の種類
によつて異なつている。もし、再生時に1本の記
録トラツクよりも短かい(又は長い)範囲のトラ
ツク部分を1フイールドとして利用したならば、
1フイールド内の水平走査線数はその利用した記
録トラツクの長さの割合で変化する。したがつ
て、現に記録されている1フイールド分が1本の
カラー映像信号記録トラツク2を、その長さ(ト
ラツク長)と異なる長さで再生して1フイールド
分として再生時に利用することにより、水平走査
線数の変換が行なわれる。ただ、この場合には、
再生時に必要な水平走査線数に対して、記録され
ている1本あたりのカラー映像信号記録トラツク
2の水平走査線数が少ない場合と多い場合とが生
ずる。多い場合にはカラー映像信号記録トラツク
2の水平走査線の一部を切り捨てればよいが、少
ない場合には後述する如く回転ヘツドは1本のカ
ラー映像信号記録トラツク2の長さ以上の長さを
走査することとなるので、このカラー映像信号記
録トラツク2が形成されていない磁気テープ1上
を走査した時に再生信号の欠如が生ずるため、後
述する如き電気的な何らかの補正手段が必要とな
る。
本発明装置は以上の点に鑑みてなされたもので
あり、これはヘリカルスキヤンニング方式の
VTRの性質を巧みに利用した極めて自然な形の
方式変換であるから、簡単な構成で方式変換でき
るものである。
本発明の装置のフイールド周波数及び水平走査
線数の変換の動作につき、第1図に示す如き記録
パターンを有する磁気テープを再生する場合を例
にとつて説明する。いま、第1図に示す映像信号
記録トラツク2には、フイールド周波数50Hz、1
フイールド内の水平走査線数312.5本のカラー映
像信号が記録されているものとし、また記録時の
テープ走行速度がS1であるものとする。
この磁気テープをフイールド周波数60Hz、1フ
イールド内の水平走査線数262.5本のカラー映像
信号に変換して再生する場合につき説明するに、
まず再生装置の磁気テープ走行速度S2は S2=6/5S1 に選定される。これにより、単位時間あたり再生
されるカラー映像信号記録トラツク2の数は、記
録時の6/5倍となり、また再生コントロール信号
の繰り返し周波数も記録時の6/5倍になる。従つ
て、コントロール信号に同期して回転ヘツドを駆
動する周知の回転ヘツドサーボにより、各トラツ
クに対し回転ヘツドは1対1で対応する。なお、
上記のテープ走行速度S2の選定により、記録情報
の再生時間は記録時間の5/6倍となる。従つて、
記録再生されるカラー映像信号が特に正確な時間
関係で再生される必要がある場合は問題となる
が、このような場合は極めて稀であり、時間の変
化は記録時の20%以下であり、この程度であれば
実用上殆ど問題とはならない。
次に、1フイールド内の水平走査線数を262.5
本に変換するために、回転ヘツドの回転数を記録
時の6/5倍にし、回転ヘツドドラムの直径値を第
3図BにD2で示す如く、記録時の回転ヘツドド
ラムの直径値(同図AにD1で示す)の262.5/312.
5倍にすると共に、回転ヘツドの走査軌跡角度を
記録時のそれと等しくする。このためには、第3
図Aに示す記録時の磁気テープ1の回転ヘツドド
ラム7の巻付け長さと等しくなるように、同図B
に示す如く、再生時の磁気テープ1の回転ヘツド
ドラム9への巻付け長さ(角度)を調整する。こ
の場合、厳密にはテープ走行速度の相違も考慮に
いれなければならないが、この相違は20%以下と
僅かなので回転ヘツド(第3図A,Bに夫々6
a,6b,8a,8bで示す)の回転停止時にお
ける巻付け長さとして実用上差し支えない。従つ
て、磁気テープ1の回転ヘツドドラムの180゜巻
付け分は、記録時には第1図にW1で示す如き長
さであるのに対し、再生時には第2図にW2で示
す如く短かくなることは、第3図A,Bよりも明
らかである。すなわち、第2図は、上記のように
して設定された再生装置の磁気テープのトラツク
パターンで、回転ヘツド8a,8bは記録された
カラー映像信号記録トラツク上を正確に走査す
る。
したがつて、磁気テープに記録されているフイ
ールド周波数50Hz、1フイールド内の水平走査線
数312.5本のカラー映像信号をフイールド周波数
60Hz、1フイールド内の水平走査線数262.5本の
カラー映像信号に変換する再生装置においては、
機構的に回転ヘツドドラムの直径値を記録時のも
のより262.5/312.5倍にし、回転ヘツドの走査軌
跡角度を等しくし、回転の周波数を6/5倍(2ヘ
ツド方式の時は30Hz)にし、更に磁気テープの走
行速度を6/5倍にすることにより、方式変換がで
きる。なお、上記の両方式では、フイールド周波
数と水平走査線数との積が両者ともに極めて近い
ので、このような方式変換の場合に、回転ヘツド
の相対線速度は記録・再生で殆ど同じであり、再
生された信号の周波数の移動がなく、その結果、
カラー映像信号の処理系の構成は楽となる。
第2図において、回転ヘツドの走査開始点が磁
気テープ1上で第1図と同じ位置になるよう設定
してあるが、これは一般に走査の開始点直後にカ
ラー映像信号の垂直同期信号が位置するように記
録されているのに対応させたもので、この結果、
再生時にもこの記録された垂直同期信号をそのま
ま利用できるようにしたものである。したがつ
て、この場合には1本のカラー映像信号記録トラ
ツクの走査の終端位置は、このトラツクの終端で
はなく、これよりも前の位置になるため、画面上
では本来の画面にくらべ下方の画面の情報が欠除
することになる。これを避けるために、再生時の
1フイールド分のトラツク走査範囲をずらし、画
面上で上方及び下方共に等分に情報が欠除するよ
うにしてもよい。このときには、垂直同期信号は
記録されている垂直同期信号は使えないので、別
に擬似垂直同期信号を発生させて再生映像信号に
挿入する必要がある。また、再生装置の回転ヘツ
ドへの磁気テープの巻付け角度を220゜程度と
し、十分なオーバーラツプ再生ができるように
し、再生時に1フイールドの走査トラツク範囲と
して記録トラツク上のどこを利用するか電気的に
可変し、画面の情報内容に応じて下方の情報欠
除、上方の情報欠除を手動操作により任意に選択
することもできる。
第4図は水平走査線数の多いカラー映像信号方
式を水平走査線数の少ないカラー映像信号方式に
変換する場合における本発明装置の要部の一実施
例のブロツク系統図で、第3図Bと同一部分には
同一符号が付してある。第4図において、回転ヘ
ツド8a,8bが180゜対向して配設されている
回転ヘツドドラム9は直流モータ10に直結され
て駆動せしめられるような構成とされており、そ
の回転はマグネツト11と2つの回転パルスヘツ
ド12a,12bとにより検出される。回転パル
スヘツド12a,12bは夫々回転ヘツドドラム
9の1回転につき1つの回転パルスを出力し、こ
の回転パルスは夫々単安定マルチバイブレータ
(以下モノマルチという)13,14に入力さ
れ、夫々の遅延時間が若干調整されて回転パルス
ヘツド12a,12bの取付け位置誤差が修正さ
れる。モノマルチ13,14の各出力パルスはフ
リツプフロツプ15を交互にトリガーして、この
フリツプフロツプ15より第5図Aに示す如き対
称矩形波aを発生させる。
一方、回転ヘツド8aにより再生された信号は
プリアンプ16を経て第5図Bに示す如き再生信
号bとして出力され、回転ヘツド8bにより再生
された信号はプリアンプ17を経て同図Cに示す
如き信号cとして出力される。これらの再生信号
b及びcは第3図B及び第5図B,Cより明らか
なように、かなりの時間重複して同時に信号を再
生している期間があり、スイツチング回路18に
供給される。
スイツチング回路18は前記フリツプフロツプ
15の出力信号aをスイツチング信号として印加
されているため、スイツチング回路18より再生
信号b,cが交互に継ぎ合わされた第5図Dに示
す如き再生信号dが取り出される。この再生信号
dには再生信号b,c中の垂直同期信号部が必ず
含まれている。この再生信号dは復調回路19に
より復調されて映像信号に復元された後、垂直同
期信号分離回路20にて第5図Eに示す如き垂直
同期信号eが分離されて取り出される。この垂直
同期信号eは、モノマルチ21をトリガーする。
これにより、モノマルチ21より取り出される
パルスは第5図Fに示す如きパルスfになる。こ
こで、モノマルチ21の時定数はボリユーム22
により可変されるよう構成されているため、パル
スfの立上り部分が可変される(遅延時間が可変
される)。このボリユーム22による遅延時定数
の可変により、画面上の情報の欠除部分が移動さ
れる。
上記パルスfはゲート回路23により、フリツ
プフロツプ15の出力対称矩形波aと論理積をと
られ、また、これと同時に、パルスfはゲート回
路24により、上記対称矩形波aの極性を反転回
路25で反転して得た矩形波と論理積をとられ
る。ゲート回路23及び24の出力信号はフリツ
プフロツプ26と擬似垂直同期信号発生回路27
に夫々供給される。これにより、フリツプフロツ
プ26より第5図Gに示す如き矩形波gが後述す
る如く前記再生信号b及びcを夫々垂直同期信号
部が含まれないように時系列的に合成するための
スイツチングパルスとして端子28より出力され
る。一方、擬似垂直同期信号発生回路27からは
第5図Hに示す如きパルスhが取り出され、擬似
垂直同期信号として端子29に導かれる。この端
子28,29の両出力信号を用いることにより、
記録されたカラー映像信号方式よりも水平走査線
数の少ない方式のカラー映像信号を再生できる。
次にフイールド周波数60Hz、1フイールド内の
水平走査線数262.5本のカラー映像信号方式によ
つて記録された磁気テープを夫々50Hz、312.5本
のカラー映像信号方式として再生する場合につい
て説明する。
いま、第1図に示す磁気テープ1上の記録パタ
ーンが、フイールド周波数60Hz、1フイールド内
の水平走査線数262.5本のカラー映像信号が磁気
テープ走行速度S1で記録形成されたものとする。
このときの再生装置の磁気テープ走行速度S2は、 S2=5/6S1 に選定される。また、1フイールド内の水平走査
線数を312.5本に変換するために、回転ヘツドド
ラムの直径値を第7図BにD4で示す如く、記録
時の回転ヘツドドラムの直径値(同図AにD3
示す)の312.5/262.5倍にすると共に、回転ヘツ
ドの走査軌跡角度を記録時のそれと等しくするた
めに回転ヘツドドラムに対する磁気テームの巻付
け長さを調整する。すなわち、第7図Aに示す記
録時の回転ヘツドドラム30に巻付けられている
磁気テープ1の長さと等しくなるように、同図B
に示す如く再生時の回転ヘツドドラム32に磁気
テープ1を巻付ける。従つて、磁気テープ1の回
転ヘツドドラムの180゜巻付け分は、記録時には
第1図にW1で示す如き長さであるのに対し、再
生時には第6図にW5で示す如く長くなること
は、第7図A,Bよりも明らかである。なお第7
図A,B中、31a,31bは回転ヘツドドラム
30に180゜対向して取付けられた回転ヘツド、
33a,33bは回転ヘツドドラム32に180゜
対向して取付けられた回転ヘツドである。再生装
置が第6図に示す如きトラツクパターンを形成す
る場合には、回転ヘツド33a,33bの回転数
を記録時の5/6倍(2ヘツド方式の場合25Hz)に
することにより、回転磁気ヘツド33a,33b
は再生コントロール信号に対応して記録トラツク
2上を正確に走査する。
第6図において、1フイールド分の再生トラツ
ク長さは、記録トラツクの長さよりも長くなる。
したがつて、再生時において、1本の記録トラツ
ク走査時の始まり付近と終り付近では再生信号が
欠如することになる。相隣る記録トラツクにおい
て、カラー映像信号の同一情報部分が記録されて
いる部分が短かい場合は、この欠如期間が長くな
るので、そこに発生する雑音等を抑圧すると共
に、水平同期信号を補充することが望ましい。
また、磁気テープ1に記録されている垂直同期
信号を再生時に利用すると、モニターテレビジヨ
ン受像機では、画面の下方に情報の欠除期間が現
れることになる。そこで、画面の上方と下方に等
分の欠除期間が現れるようにするには、再生され
る垂直同期信号より以前に有効な擬似垂直同期信
号を挿入するとよい。
第8図は水平走査線数の少ないカラー映像信号
方式を水平走査線数の多いカラー映像信号方式に
変換する場合における本発明装置の要部の一実施
例のブロツク系統図で、第4図及び第7図Bと同
一部分には同一符号を付してある。プリアンプ2
6,27の出力信号は、回転ヘツド33a,33
bにより再生された信号であるから、第6図及び
第7図Bより明らかなように、第9図A,Bに示
す如き再生信号a,bとなる。再生信号a,bに
は、第9図A,Bに示す如く、垂直同期信号部が
1回の回転ヘツド33a,33bの走査毎に夫々
2個所含まれている場合がある。また、モノマル
チ13,14の出力は第9図D,Eに示すパルス
d,eとなり、従つてフリツプフロツプ15の出
力は同図Fに示す如きパルスfとなる。スイツチ
ング回路34はこのパルスfをスイツチングパル
スとして印加されるから、その出力信号は第9図
Cに示す如く、再生信号aとbとが交互に継ぎ合
わされた再生信号cとされ、復調回路35により
復調されて元の映像信号とされる。この復調回路
35の再生映像信号は、第9図Mにmで示す如く
信号の欠如期間(この期間で雑音が発生する)と
垂直同期信号(記録オーバーラツプにより、再生
時2つある場合がある)とが含まれている。
この再生映像信号mは、同期分離回路36に供
給され、ここで水平、垂直の複合同期信号が分離
された後垂直同期分離回路37及びゲート回路3
8に夫々供給される。垂直同期分離回路37によ
り複合同期信号から垂直同期信号が分離されてゲ
ート回路39に供給される。
一方、前記モノマルチ13,14の出力パルス
d,eは、モノマルチ40をトリガーし、更にこ
のモノマルチ40の出力によつてモノマルチ41
をトリガーして、これより第9図Gに示す如く、
再生信号cの垂直同期信号部に対応する位相関係
のパルスgが取り出される。このパルスgはゲー
トパルスとして前記ゲート回路39に印加される
一方、モノマルチ42に印加され、その立下りで
これをトリガーする。従つて、ゲート回路39よ
り回転ヘツド33a又は33bが記録トラツクを
1本走査する毎に第9図Hに示す如く所定位相の
垂直同期信号hのみが取り出され、縦続接続され
たモノマルチ43,44により正確にインターレ
ースさせるため、約1フイールド弱の期間に相当
する時間遅らされたパルスとされた後、次の擬似
垂直同期信号発生回路45により第9図Iに示す
如きパルスが擬似垂直同期信号iとして得られ
る。この擬似垂直同期信号iは合成回路46に供
給され、ここで後述する水平同期信号発生回路4
8よりの水平同期信号と合成される。
前記同期分離回路36より取り出された複合同
期信号は、ゲート回路38にも供給され、ここで
モノマルチ42よりの第9図Jに示すゲートパル
スjによりその正側の期間のみ通過せしめられ
る。従つて、ゲート回路38より第9図Kに示す
如き水平同期信号kが得られ、この水平同期信号
kは、内部に自動周波数制御AFCを含む同期結
合発振回路47に供給される。この同期結合発振
回路47は入力の水平同期信号kが欠除している
期間も直前の位相で連続して発振する回路であ
る。この同期結合発振回路47の発振出力は、水
平同期信号発生回路48で位相とパルス幅等が調
整され、映像信号の水平同期信号と等化の信号
(擬似水平同期信号)を作成し、前述の合成回路
46において擬似垂直同期信号iと合成される。
この合成回路46の出力信号は第9図Lに示す如
き擬似同期信号となり、端子49より取り出さ
れる。また前記モノマルチ42の出力パルスjは
端子50より後段回路に導かれる。この端子50
の両出力信号を用いて復調回路35の出力復調信
号に端子49の出力信号を挿入することにより、
記録されたカラー映像信号方式よりも水平走査線
数の多い方式のカラー映像信号(本実施例ではフ
イールド周波数50Hz、1フイールド内の水平走査
線数312.5本のカラー映像信号)に変換再生でき
る。
次に本発明装置による色信号の処理について説
明する。
現在、色信号の伝送形態によつてカラー映像信
号は、NTSC方式、PAL方式、SECAM方式の3
つに大別される。これらの方式の共通点は、色副
搬送波を2種類の色差信号で変調し、これによつ
て得た搬送色信号を輝度信号に多重している点で
あるが、その色副搬送波周波数や変調方法等では
全く異なつていることは周知の通りである。
一般にヘリカルスキヤンニング方式のVTRで
は、どの方式に対応する装置でもこの色信号成分
(搬送色信号)を輝度信号と分離した後に、周波
数変換等により低域周波数に変換し、輝度信号は
周波数変調を行い、両信号を合成して磁気テープ
に記録する、いわゆる輝度信号―FM記録、搬送
色信号―低域変換直接記録方式が用いられること
が多い。したがつて、磁気テープ上では搬送色信
号の帯域は原信号のそれと異なつているが、搬送
色信号のもつ性質は原信号と同じ形態を保つてい
る。
本発明装置における色信号処理動作は、このよ
うに低域周波数に変換されている搬送色信号を磁
気テープより再生した後、他方式の搬送色信号に
変換するものである。
本発明装置の色信号の処理動作につき説明する
前に、まずカラー映像信号の一般的な記録方法に
ついて説明するに、第10図はヘリカルスキヤン
ニング方式VTRで一般に用いられているカラー
映像信号の記録系の一例のブロツク系統図を示
す。51は入力端子で、これより入来したカラー
映像信号はAGC回路52にてそのレベル差を補
正するよう、自動利得制御され、次の低域フイル
タ53、帯域フイルタ54に夫々供給される。低
域フイルタ53より輝度信号が取り出され、この
輝度信号は振幅に応じて発振周波数が変化する電
圧―周波数の変換回路であるFM変調回路55に
よりFM変調された後合成回路56に供給され
る。
一方、帯域フイルタ54より搬送色信号が取り
出される。この搬送色信号の帯域は、カラー映像
信号の方式に応じて異なり、NTSC方式の場合は
約3〜4MHz、PAL方式やSECAM方式では約3.8
〜4.8MHzの帯域になる。この帯域フイルタ54
で分離波された搬送色信号は、ACC回路57
で振幅を一定に制御された後、周波数変換回路5
8に供給され、ここで局部発振器59よりの安定
な局部発振周波数と周波数変換される。周波数変
換回路58より低域フイルタ60を経て取り出さ
れる搬送色信号は、ACC回路57の出力搬送色
信号と局部発振周波数の差の周波数の低域周波数
に変換されたものであり、この低域変換搬送色信
号は合成回路56に供給され、ここで前記のFM
変調された輝度信号と合成された後、記録増幅器
61を経て磁気ヘツド62により磁気テープ(図
示せず)に記録される。なお、上記の低域変換搬
送色信号の色副搬送波周波数は約0.7MHz程度に
一般には選定され、磁気テープ上で発生する混変
調(スプリアス妨害)雑音が画面上で最小になる
よう、変換された色副搬送波周波数の2倍が周波
数インターリーブする関係に選定するのが一般的
である。
第11図は前記の局部発振器59の代りに水平
同期信号を基にして周波数変換用の局部発振周波
数を得る記録系の要部のブロツク図を示す。この
構成は特に磁気ヘツドにアジマス角度の異なる2
個の回転ヘツドを用いる、いわゆるアジマス記録
によるガードバンドレス方式のVTRで、色信号
処理でクロストーク妨害を除去する場合に行われ
るものである。
第11図において、位相比較回路63には、記
録されるべきカラー映像信号から分離した水平同
期信号が入力端子64より印加される。65は電
圧制御発振器(以下VCOという)で、水平同期
信号の40倍の周波数で自走発振し、その発振出力
は分周回路66により1/40に分周され、前記の位
相比較回路63に供給される。位相比較回路63
はこれらの両信号を位相比較して得た誤差電圧を
出力してVCO65の発振周波数を制御し、一定
誤差電圧になるように自動周波数制御AFCが行
われる。
上記のループにより、VCO65の発振周波数
は正確に水平走査周波数の40倍の周波数となり、
位相推移回路67に供給され、ここで1水平区間
毎に90゜ずつ位相が推移され、更にこの位相推移
方向は1フイールド毎に異ならしめられる。
このようにして位相推移を受けたVCO65の
発振出力は、周波数変換回路68に供給され、こ
こで局部発振器69よりの一定周波数信号と周波
数変換され、両信号の和の周波数とされて取り出
され、第10図の周波数変換回路58に供給され
る。局部発振器69の発振周波数は、搬送色信号
の色副搬送波周波数に等しく選定しておくことに
より、低域周波数に変換された搬送色信号の色副
搬送波周波数は、水平走査周波数の40倍となり、
かつ、1水平区間毎に90゜ずつ位相推移を受け、
1フイールド毎に位相推移方向が反転された信号
となる。
カラー映像信号の記録に際し、搬送色信号を低
域周波数に変換して記録する方法について、第1
0図若しくは一部が第11図のような構成による
手段を説明したが、この他にも細部に亘つては異
なる手段が用いられる場合がある。
再生時に記録された搬送色信号とは異なる方式
の搬送色信号に変換して得るにあたつては、記録
時の記録の手段が明確でなくてはならないことは
当然であり、したがつて再生時の色信号の処理に
ついては記録時の手段に対応して異なつてくる。
第12図は本発明装置の搬送色信号の処理を示
す一実施例のブロツク系統図を示し、第4図及び
第8図と同一部分には同一符号を付してある。本
実施例は記録カラー映像信号がPAL方式(又は
NTSC方式)であり、再生時に得るカラー映像信
号がNTSC方式(又はPAL方式)であり、しかも
第10図に示す如き周知の方法で記録された磁気
テープを再生する装置にのみ有効な手段であり、
簡易的に搬送色信号の方式を変換しているため、
再生画面上の色相は厳密には記録時のものと一致
しない点があるが、肌色に着目して色相を合わせ
ることにより、その実用性は高い。この実施例
は、PAL方式、NTSC方式共に2つの色差信号を
直角二相変調により搬送色信号を得ているという
共通点を利用したもので、相互に方式上の相違点
のみ再生時に変換するものである。
第12図において、スイツチング回路34に
は、記録カラー映像信号がPAL方式の場合には
第4図の端子28より、また記録カラー映像信号
がNTSC方式の場合には第8図のフリツプフロツ
プ15からスイツチングパルスが印加される。こ
のスイツチング回路34から取り出された再生信
号は、高域フイルタ70により周波数変調されて
いる輝度信号が取り出され、低域フイルタ71に
より低域周波数に変換されている搬送色信号が分
離される。高域フイルタ70よりの再生被周波数
変調輝度信号は復調回路72でFM復調された後
同期信号プロセス回路73に供給される。この同
期信号プロセス回路73には、記録カラー映像信
号がPAL方式の場合には、第4図に29で示す
端子より擬似垂直同期信号が印加されてフイール
ド周波数及び水平走査線数が変換された再生輝度
信号に挿入され、一方NTSC方式の場合には、第
8図に49で示す端子より取り出された信号を、
同図に50で示す端子から取り出された信号の負
極性側期間のみゲートして得た擬似垂直同期信号
が再生輝度信号に挿入される。
一方、低域フイルタ71より取り出された再生
低域変換搬送色信号は、ACC回路74で振幅が
一定となるよう利得制御された後、周波数変換回
路75に供給され、ここで後述する周波数変換回
路76より帯域フイルタ(図示せず)を介して供
給される周波数変換用信号により、色副搬送波周
波数(カラーバースト信号の周波数)がf2なる周
波数の搬送色信号とされる。この周波数f2は記録
カラー映像信号がPAL方式の場合はNTSC方式の
色副搬送波周波数3.58MHzに、また記録カラー
映像信号がNTSC方式の場合にはPAL方式の色副
搬送波周波数4.43MHzである。この再生搬送色
信号は帯域フイルタ(図示せず)を介してバース
ト抜取り回路77、スイツチング回路78、軸変
換回路79に夫々供給される。
上記のバースト抜取り回路77で抽出されたカ
ラーバースト信号は、位相比較回路80により基
準発振回路81よりのf2の周波数と位相比較さ
れ、その位相差に応じた誤差電圧に変換された後
VCO82に印加され、その発振周波数(連続
波)を再生カラーバースト信号に同期するように
制御する。このVCO82の中心発振周波数は磁
気テープから再生された低域変換搬送色信号の色
副搬送波周波数f0に一致しており、記録時の低域
変換搬送色信号のそれとは異なつている。これ
は、前述したようにフイールド周波数及び水平走
査線数の変換再生のために、記録時と再生時とで
テープ・ヘツド間の相対線速度を異ならせている
ためであり、このVCO82は自動的にその差を
補正するように動作する。
上記VCO82の出力信号と基準発振回路81
よりのf2の周波数の信号は、周波数変換回路76
で両者の和の周波数の信号となり、前述の周波数
変換回路75へ周波数変換用信号として供給され
る。このAPCループにより、周波数変換回路7
5より取り出された再生搬送色信号は色副搬送波
周波数がf2で、再生時の時間軸変動誤差が取り除
かれ、カラーバースト位相が基準発振回路81の
出力信号位相に一致した再生搬送色信号となる。
次に、再生搬送色信号は軸変換回路79におい
て、2逓倍回路83よりの基準発振回路81の出
力基準信号周波数f2を2逓倍して得た信号によ
り、周波数変換されて周波数はf2であるが上側波
帯と下側波帯とが入れ代えられて(軸変換され
て)スイツチング回路78に印加される。またこ
のとき、軸変換された再生搬送色信号のカラーバ
ースト位相は、軸変換される前のカラーバースト
位相に一致するように、軸変換用の2f2の信号の
位相を調整する必要がある(軸変換回路79の入
力再生搬送色信号がPAL方式のものである場合
には、周知のように2種類のカラーバースト位相
があり、これをA,Bとすると、軸変換回路79
の入力カラーバースト位相がAの時、出力のカラ
ーバースト位相がBに、また入力カラーバースト
位相がBの時、出力カラーバースト位相はAにな
るようにする。)。
このようにして軸変換された再生搬送色信号
は、スイツチング回路78により、入力端子84
よりの水平同期信号より作成した水平走査周波数
の1/2の周波数(パルス幅1/2H)のスイツチング
パルスに応じて1水平走査期間(1H)毎に、周
波数変換回路75よりの再生搬送色信号と交互に
出力される。これにより得られた再生搬送色信号
は次のような性質の信号となる。すなわち、低域
に変換されて記録されていた搬送色信号がPAL
方式の場合、PAL方式では周知のように、90゜
の位相差がある2つの色副搬送波を2つの色差信
号で夫々平衡変調するに際し、一方の色副搬送波
の位相を1H毎に180゜移相しており、このように
して得られた被変調波を合成して搬送色信号を得
る、直角二相変調方式が採られている。このよう
な搬送色信号から実施例の如き手段で得た再生搬
送色信号は1H毎の移相が無くなり、すべての水
平走査期間で同一の性質の搬送色信号に変換され
る。すなわち、NTSC方式の直角二相変調による
搬送色信号と同一の信号形態となる。
一方、低域周波数に変換されているNTSC方式
の搬送色信号を再生する場合は、1H毎に一方の
色副搬送波を180゜移相して合成して得た搬送色
信号、すなわちPAL方式の搬送色信号と同一の
信号形態の信号がスイツチング回路78より取り
出される。ただ、カラーバースト信号については
どちらの変換の場合も使えないので、後述する如
き処理をする。
このようにして、スイツチング回路78の出力
にはカラー方式の変換された再生搬送色信号が得
られるが、カラーバースト信号部分は変換されな
いので、次段のバーストすげ替え回路87でカラ
ーバースト信号を変換する。変換するカラーバー
スト信号は基準発振回路81の出力周波数f2の信
号バースト作成回路85に供給して作成する。変
換再生して得る信号がNTSC方式の場合、バース
ト作成回路85は水平同期信号の直後の位置にな
るような時間関係で約8サイクル分のカラーバー
スト信号に等しい周波数信号を作成する。一方、
PAL方式に変換再生する場合には、バースト作
成回路85は1H毎に相互に90゜の位相差のある
カラーバースト信号を作成する。このようにして
作成されたカラーバースト信号は、位相調整回路
86により再生搬送色信号の位相に合致させられ
た後バーストすげ替え回路87に供給されて再生
搬送色信号の所定位置ですげ替えられる。
このようにして、カラー方式の変換された再生
搬送色信号は合成回路88に供給され、ここで前
記の同期信号プロセス回路73よりの再生輝度信
号と帯域共用多重化された後、映像出力回路89
を経て出力端子90より方式変換された再生カラ
ー映像信号として出力される。
ここで、PAL方式からNTSC方式あるいはその
逆に方式変換した場合、本実施例では搬送色信号
の形態は完全に変換されるのであるが、その搬送
色信号を作るもとの色差信号の性質がPAL、
NTSCの両方式では異なつているため、画面上の
色相は厳密には記録時と方式変換された再生時と
では一致しない。すなわち、もともとNTSC方式
ではI信号、Q信号の2つの色差信号を用いる
が、この信号成分とPAL方式で用いるU信号、
V信号で表わされる2つの色差信号の成分とは一
致していないからである。しかし、位相調整回路
86で例えば肌色等が再現できるように調整して
おくことにより、上記の色相の不一致は実用上殆
ど問題はない。
第13図は本発明装置の搬送色信号の処理を示
す他の実施例のブロツク系統図を示し、第11図
及び第12図と同一部分には同一符号を付し、そ
の説明を省略する。本実施例は第11図に示す如
き方法で記録された磁気テープを再生する装置に
のみ有効な手段であり、第11図に示す記録系と
異なる点は局部発振器69の代りに可変周波数発
振回路91を設け、位相比較回路80よりの位相
比較誤差電圧により、この出力発振信号の位相が
再生カラーバースト信号の位相に同期するように
可変制御されるようにした点である。本実施例
は、再生されたカラー映像信号の水平同期信号を
入力端子64に印加してVCO65を制御してい
るために、方式変換に伴うテープ・ヘツド間の相
対線速度の変化は、この部分で吸収されてしま
い、特に考慮しなくてよいという特長を有する。
なお、クロストーク妨害の除去は、位相推移回路
67の出力あるいは周波数変換回路75の出力又
は入力を1H又は2H遅延する装置と、この遅延装
置の入力信号と出力信号とを混合する回路とより
行なうが、その詳細は本発明とは直接関係がない
ので省略する。
以上のようにして、PAL方式とNTSC方式の相
互変換については簡易的に行なうことができる
が、SECAM方式との相互変換を行なうには、そ
の搬送色信号の形態がNTSC方式やPAL方式と根
本的に異なるので上記のような簡易的な手段で変
換することはできない。
そこで、第14図又は第15図に示す再生方式
によりPAL方式(又はNTSC方式)とSECAM方
式との相互変換を行うが、PAL方式とNTSC方式
の相互変換の場合についても厳密に行うには次に
述べる実施例による場合の方が優れている。
第14図は第10図に示す如き方法で磁気テー
プに記録されているSECAM方式カラー映像信号
を、NTSC方式カラー映像信号に再生を伴つて変
換する場合の搬送色信号の再生系の一実施例のブ
ロツク図で、第12図と同一部分には同一符号を
付し、その説明を省略する。局部発振器92は第
10図の記録時の局部発振器59の発振周波数
に、ヘツド・テープ間の相対線速度の変化分を補
正した安定な固定周波数を周波数変換回路75に
供給する。これにより、周波数変換回路75より
再生低域変換搬送色信号が記録時と同じ帯域の搬
送色信号に周波数変換されて取り出され、
SECAM復調回路93に供給される。SECAM復
調回路93は内部に、いわゆる逆ベル特性フイル
タ、リミツタ、1H遅延線、スイツチヤ、2つの
FM復調回路、ブランキングプロセス、色判別回
路等を含んだ標準のSECAM方式搬送色信号のデ
コーダで、この動作や構成についてはSECAM方
式カラーテレビジヨン等で周知の技術である。
このSECAM復調回路93によつて復調されて
取り出されたB―Y,R―Yの2つの色差信号
は、マトリクス回路94によりNTSC方式に準拠
したI信号、Q信号に変換される。すなわち、
NTSC方式のI信号とQ信号は I=−0.27(B―Y)+0.74(R―Y) Q=0.41(B―Y)+0.48(R―Y) で表わされ、上記の2つの色差信号B―Y,R―
Yが夫々上記式の割合で合成される。マトリクス
回路94より取り出されたI信号とQ信号は、内
部にI変調回路、Q変調回路の2つの平衡変調回
路を有しているNTSC変調回路95に供給され、
ここで基準発振回路96より周波数f2(ここでは
3.58MHz)の安定な信号を搬送波として直角二
相変調された後加算回路98に供給される。基準
発振回路96の出力信号はバースト作成回路97
に供給され、ここで水平同期信号の直後の時間的
位置に約8サイクル程度のバースト波に変換され
た後、カラーバースト信号として加算回路98に
供給される。これにより、加算回路98より
NTSC方式の搬送色信号が得られ第12図の合成
回路88へ出力される。このNTSC方式の搬送色
信号を得る手段は通常のカラーテレビジヨンカメ
ラ等で行われるエンコード手段と同じであり、一
般的な技術である。
以上のような手段により、SECAM方式の記録
カラー映像信号をNTSC方式のカラー映像信号に
変換して再生することができる。
次に記録されたカラー映像信号がNTSC方式に
よるもので、再生後にSECAM方式の搬送色信号
に変換する場合について第15図と共に説明す
る。第15図中、第12図と同一部分には同一符
号を付し、その説明を省略する。第15図におい
て、周波数変換回路76よりの周波数変換用信号
によつて周波数変換される結果周波数変換回路7
5より帯域フイルタ(図示せず)を介して取り出
される信号は、記録時と同じNTSC方式の再生搬
送色信号であり、NTSC復調回路99、バースト
抜取り回路77に夫々供給される。NTSC方式の
再生搬送色信号は、NTSC復調回路99におい
て、基準発振回路100よりの安定な単一周波数
3.58MHzの基準信号により2つの色差信号に復
調される。この復調回路99の構成は、一般のカ
ラーテレビジヨン等で行なわれている手段と同じ
でよいが、2つの色差信号としてはI信号、Q信
号に復調しても、R―Y,B―Yの色差信号に復
調してもよく、更には別の形態の色差信号に復調
してもよい。
復調された2つの色差信号はマトリクス回路1
01に供給され、ここで適宜合成されてSECAM
方式に準拠した2つの色差信号に合成される。ま
た、これとは別にSECAM方式に必要な色判別信
号がマトリクス回路101に供給され、2つの
SECAM方式の色差信号に加算される。これらの
信号は次にSECAM変調回路102に供給され、
ここでSECAM方式に準拠した周波数変調が行わ
れる。
このようにして再生された搬送色信号は、
SECAM変調回路102よりSECAM方式の搬送
色信号に変換して取り出され、前記第12図の合
成回路88で再生輝度信号と合成されてSECAM
方式カラー映像信号となる。
なお、第15図ではSECAM方式への変換を例
にとつて説明したが、PAL方式への変換の場合
にはマトリクス回路101及びSECAM変調回路
102を夫々PAL方式に準拠した構成にすれば
良い。またマトリクス回路101へは復調された
2つの色差信号の他に必要ならば再生復調された
輝度信号を用いてもよい。
また第15図の構成は、記録時はPAL方式で
再生時にはNTSC方式の場合にも、同様な考え方
で変換ができる。
上述の如く、本発明になるカラー映像信号再生
装置は、フイールド周波数F1、1フイールド内
の水平走査線数N1、色副搬送波周波数f1のカラー
映像信号から分離した搬送色信号を低域周波数に
変換してこの低域変換搬送色信号を周波数変調さ
れた輝度信号と共に、記録時S1の速度で走行せし
められるテープの長手方向に対して傾斜したトラ
ツクに回転ヘツドにより記録されたテープを、再
生時のテープ走行速度S2と再生時の回転ヘツドの
1フイールド分の走査軌跡長さとが、 S2=(F2/F1)S1 =(N2/N1 となるようにテープ走行速度S2、回転ヘツドドラ
ム径及び該回転ヘツドドラムへのテープ巻付角度
を選定すると共に(但し、は記録時のヘツド
の1フイールド分の走査軌跡長さ、F2は再生さ
れたカラー映像信号のフイールド周波数、N2
再生されたカラー映像信号の1フイールド内の水
平走査線数)、該走査軌跡長さを走査する時
間が1/F2となる回転速度で回転せしめられる
回転ヘツドにより再生する装置と、上記テープか
ら再生された低域変換搬送色信号を色副搬送波周
波数f2の搬送色信号に変換する回路とよりなる装
置で再生するようにしたため、既記録低域変換搬
送色信号をフイールド周波数F2、1フイールド
内の水平走査線数N2、色副搬送波周波数f2のカラ
ー映像信号の搬送色信号に変換して再生すること
ができ、記録済テープから再生された低域変換搬
送色信号が、この時点ですでにフイールド周波数
及び水平走査線数が変換されて得られるので、こ
れから色副搬送波周波数f2なる搬送色信号を得る
ための回路構成を簡単にできPAL方式、SECAM
方式あるいはNTSC方式の相互変換ではフイール
ド周波数と水平走査線数の積が両者共に極めて近
いために、記録時と再生時のテープ・ヘツド間の
相対線速度が略等しくなり、再生される低域変換
搬送色信号の移動が少なく、そのためその後の信
号処理の際に周波数関係や帯域関係に無理を生ぜ
しめることがなく、方式変換のための新たな記
録・再生をする必要が全くなく、したがつて再生
カラー映像信号のSN比の劣化や周波数特性の劣
化は殆どせず、従来にくらべて高品位の再生カラ
ー映像信号を得ることができ、また、前記記録さ
れている低域変換搬送色信号はPAL方式(又は
NTSC方式)カラー映像信号の信号であり、前記
色副搬送波周波数f2の搬送色信号に変換する回路
を、上記低域変換搬送色信号中のカラーバースト
信号を周波数f2の基準信号と同期するように色副
搬送波周波数f2の搬送色信号に周波数変換する回
路手段と、1水平走査期間毎にこの周波数変換回
路手段からの再生搬送色信号の上側波帯と下側波
帯とを転換する軸変換回路と、上記周波数変換回
路手段と軸変換回路からの両出力信号を1水平走
査期間毎に交互に選択出力するスイツチング回路
と、上記基準信号より作成した周波数f2のバース
ト波を上記スイツチング回路の出力搬送色信号の
カラーバースト信号とすげ替える回路とより構成
したため、上記すげ替え回路より擬似NTSC方式
(又はPAL方式)の搬送色信号を得ることがで
き、よつて比較的簡単な回路構成によりPAL方
式とNTSC方式との相互変換ができ、また更に、
前記記録されている低域変換搬送信号がSECAM
方式(又はNTSC方式若しくはPAL方式)の場合
には、前記色副搬送波周波数f2の搬送色信号に変
換する回路を、上記低域変換搬送色信号を
SECAM方式(又はNTSC方式若しくはPAL方
式)の2つの色差信号に復調する回路と、少なく
ともこの復調された2つの色差信号を適宜合成し
て得た新たな2つの色差信号を変調しNTSC方式
若しくはPAL方式(又はSECAM方式)に準拠し
た色副搬送波周波数f2の搬送色信号を作成する回
路とより構成したため、記録されたカラー映像信
号の色相と同一の色相でかつ異なる方式のカラー
映像信号として再生することができ、更に現在の
ヘリカルスキヤンニング方式VTRの技術を利用
した簡単な構成べあるため、放送局仕様のものし
かなかつた従来のものにくらべて、極めて安価で
小型でしかも実用的であり、VTRがカセツト式
テープの記録、再生装置の形態をとり、同一形態
のカセツト式テープが世界的に普及しつつある現
在、互いに異なる映像信号方式を採用する各地域
間のテープ交換等が望まれているが、この要求に
対し記録済みテープの相互使用を行いうる本発明
装置による方式変換は極めて有効でVTRの利用
価値を一層高揚せしめることができる等の数々の
特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はヘリカルスキヤンニング方式VTRに
より映像信号及び音声信号を記録した時の磁気テ
ープ上の記録パターンの一例を示す図、第2図及
び第6図は夫々本発明装置を説明するための再生
装置による磁気テープ上のトラツクパターンの各
例を示す図、第3図A,Bと第7図A,Bとは
夫々本発明装置を説明するための記録時及び再生
時の回転ヘツドドラム直径と磁気テープ巻付長さ
との関係の各例を示す概略図、第4図は本発明装
置の要部の第1実施例のブロツク系統図、第5図
A〜Bは夫々第4図の各部の波形を示すタイムチ
ヤート、第8図は本発明装置の要部の第2実施例
のブロツク系統図、第9図A〜Mは夫々第8図の
各波の波形を示すタイムチヤート、第10図及び
第11図は夫々本発明装置により再生されるべき
カラー映像信号の一般的な記録系のブロツク系統
図、第12図乃至第15図は夫々本発明装置によ
る色信号処理系の各実施例を示すブロツク系統図
である。 1……磁気テープ、27,45……擬似垂直同
期信号発生回路、28……スイツチング信号出力
端子、49……擬似同期信号出力端子、58,6
8,75,76……周波数変換回路、67……位
相推移回路、79……軸変換回路、90……擬似
NTSC(又はPAL)方式カラー映像信号出力端
子、93……SECAM復調回路、95……NTSC
変調回路、99……NTSC復調回路、102……
SECAM変調回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 フイールド周波数F1、1フイールド内の水
    平走査線数N1、色副搬送波周波数f1のカラー映像
    信号から分離した搬送色信号を低域周波数に変換
    してこの低域変換搬送色信号を周波数変調された
    輝度信号と共に、記録時S1の速度で走行せしめら
    れるテープの長手方向に対して傾斜したトラツク
    に回転ヘツドにより記録されたテープを、再生時
    のテープ走行速度S2と再生時の回転ヘツドの1フ
    イールド分の走査軌跡長さとが、 S2=(F2/F1)S1 =(N2/N1 となるようにテープ走行速度S2、回転ヘツドドラ
    ム径及び該回転ヘツドドラムのテープ巻付角度を
    選定すると共に(但し、は記録時のヘツドの
    1フイールド分の走行軌跡長さ、F2は再生され
    たカラー映像信号のフイールド周波数、N2は再
    生されたカラー映像信号の1フイールド内の水平
    走査線数)、該走査軌跡長さを走査する時間
    が1/F2となる回転速度で回転せしめられる回
    転ヘツドにより再生する装置と、上記テープから
    再生された低域変換搬送色信号を色副搬送波周波
    数f2の搬送色信号に変換する回路とよりなる装置
    で再生することにより、既記録低域変換搬送色信
    号をフイールド周波数F2、1フイールド内の水
    平走査線数N2、色副搬送波周波数f2のカラー映像
    信号の搬送色信号に変換して再生することを特徴
    とするカラー映像信号再生装置。 2 前記記録されている低域変換搬送色信号は、
    PAL方式(又はNTSC方式)カラー映像信号の搬
    送色信号を低域周波数に変換したものであり、前
    記色副搬送波周波数f2の搬送色信号に変換する回
    路を、再生した上記低域変換搬送色信号中のカラ
    ーバースト信号を周波数f2の基準信号と同期する
    ように色副搬送波周波数f2の搬送色信号に周波数
    変換する回路手段と、該周波数変換回路手段から
    の再生搬送色信号の上側波帯と下側波帯とを1水
    平走査期間毎に転換する軸変換回路と、該周波数
    変換回路手段と軸変換回路からの両出力信号を1
    水平走査期間に交互に選択出力するスイツチング
    回路と、上記基準信号より作成した周波数f2のバ
    ースト波を該スイツチング回路の出力搬送色信号
    のカラーバースト信号とすげ替える回路とより構
    成し、該すげ替え回路より擬似NTSC方式(又は
    PAL方式)の搬送色信号として取り出すことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のカラー映
    像信号再生装置。 3 前記記録されている低域変換搬送色信号は、
    SECAM方式(又はNTSC方式若しくはPAL方
    式)カラー映像信号の搬送色信号を低域周波数に
    変換したものであり、前記色副搬送波周波数f2
    搬送色信号に変換する回路を、再生した上記低域
    変換搬送色信号をSECAM方式(又はNTSC方式
    若しくはPAL方式)の2つの色差信号に復調す
    る回路と、少なくともこの復調された2つの色差
    信号を適宜合成して得た新たな2つの色差信号を
    変調しNTSC方式若しくはPAL方式(又は
    SECAM方式)に準拠した色副搬送波周波数f2
    搬送色信号を作成する回路とより構成したことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のカラー映
    像信号再生装置。
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